コカ・コーラのお話が続きます・・・
ある方から譲っていただいたものですが・・・ディスプレイ用に作られたものでしょうか・・・よくわかりません(笑)・・・
左が通常の瓶です。この巨大コカ・コーラ、ワインの6リットルボトルより大きいんです(笑)・・・ |
現在でも販売されているコカ・コーラのボトルは「コンツアーボトル」と呼ばれています(コンツアーは輪郭ですね・・・)。1916年からこのボトルが使用されました。当時かなりの量のコカ・コーラの偽物が出回ったため、「暗闇で触った時にもそれがコカ・コーラのボトルとわかるもの」という条件の元で生み出されました。独特のくびれを持つこのボトルは、大英百科事典に描かれていた挿し絵のカカオ豆にインスピレーションを得てデザインされたとか・・・
コンツアーボトルはアメリカでボトルとして初めて登録商標が認められました。コカ・コーラはこのコンツアー・ボトル以降いろいろな世界に影響を与えることになります。政治、芸術、映画、報道広告などあらゆる世界にコカ・コーラが登場します。たとえば、コカ・コーラは民主党、ペプシは共和党と言われ、大統領が変わるとホワイトハウスの中のコーラが変わるとか・・・3代目シボレー・コルベット(1970年代)は、その形状がコカ・コーラを連想させることからコークボトルというニックネームを付けられたとか・・・伝説や逸話は数限りなくあります。
ちなみにコカ・コーラの名前の由来ですが・・・コカはなんとあのコカインです。法律で禁止されるまで(1903年)当時は微量ながら本当に使用されていたとのことです。コーラはアフリカのコーラ・ナッツという植物とかで、カフェインの元になったものとのことです。このコカやコーラ、そしてナツメグ、シナモン、コリアンダーなどをアルコールで抽出したシロップがコカ・コーラの原液?として誕生しました。今でいう栄養ドリンク?とか食欲増進ドリンク?として発明されたのですが、ある時このシロップをソーダで割ったら(間違って割ったのですが・・・)、スカッとさわやか(笑)で大人気になったとうことです・・・ちなみに1杯5セントだったとか・・・
画像ご覧ください。こんなボトルもあります。ある工芸アーティストの人がお遊びで作ったようですが、その方いわく、「コカ・コーラのガラスって凄く品質がいいんです。このガラスだから出来ました。他のボトルでは出来ないかもしれません。」と。
通常のコーラのボトルです・・・中央部分を引き延ばしてさらにツイストさせているんです・・・ |
ちなみにこの巨大ボトルとツイストボトル、当店で自由にお触りできます(笑)・・・