Anything but Chardonnay と言われる昨今ですが・・・極上のシャルドネが届いております(苦笑)・・・オー・ボン・クリマ、パルメイヤー、リヴァース・マリー

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年6月11日配信

Anything but Chardonnay と言われる昨今ですが・・・

極上のシャルドネが届いております(苦笑)・・

Grgich Hills Estate
Paris Tasting Commemorative Chardonnay
 週末1034-1

濃厚ですが上品です・・・

 Au Bon Climat Nuits-Blanches “ Foresight ” Chardonnay Santa Maria Valley 2021
★オー・ボン・クリマ ニュイ・ブランシュ “フォーサイト“ シャルドネ サンタ・マリア・ヴァレー 2021 ¥7,700 新ヴィンテージ
 Au Bon Climat Nuits-Blanches “ Hindsight ” Chardonnay Santa Maria Valley 2020
★オー・ボン・クリマ ニュイ・ブランシュ “ハインドサイト“ シャルドネ サンタ・マリア・ヴァレー 2020 ¥7,700 残少

改めて哀悼の意を表します。「オー・ボン・クリマ」です。

アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを“カリフォルニアのコート・ドール”と言わしめたオー・ボン・クリマのオーナー兼ワインメーカーのジム・クレンデネン氏。カリフォルニアでブルゴーニュ・スタイルのワインを造り上げた先駆者です。1982年アダム・トルマック(オーハイ)と共同でオー・ボン・クリマを創業。残念ですがジムさんは2021年5月に他界されました。

ニュイ・ブランシュ・シャルドネはオー・ボン・クリマが造る白のトップキュヴェ。元々は、樽樽しい濃厚な味わいのワインに高得点を付ける某著名ワイン評論家に反抗挑戦するため、あえて自分のスタイルを壊して造り上げたワインです。ですが2000年以降は自分のスタイルに戻しています(後にその評論家はオー・ボン・クリマを世界ベストワイナリーの1つに選んでいます。)。毎年ワインにユニークなニックネームが付けられています。近年は漢字のタイトルが。大の親日家であったジムさん。そして長女イザベルさんも長男ノックスさんも日本の文化をよく知ります。2015年は無二、17年は唯一、そして19年は独歩でした。

新着の2021年ニュイ・ブランシュ・シャルドネは「フォーサイト(先見の明)」と名付けられました。(樽樽の風味ではない、秀逸な酸を持った繊細な風味の、)過去からこのスタイルを周到し続けたが今やスタンダードとなった、ということを表しました。イザベルさんが命名しました。葡萄はワイナリーの前に広がる銘醸畑ビエン・ナシードと自社畑ル・ボン・クリマから。90%はビエン・ナシードで、1970年代に植樹されたUCデイヴィスのクローン 4。10%はル・ボン・クリマで、クローン 76 と 96。ブルゴーニュのトップバレルのフランソワ・フレールのみ使用。100%樽発酵。100%新樽で18ヶ月熟成。100%マロラクティック発酵。人工的な清澄なし。濾過なし。醸造データを見る限りではいかにも濃厚そう。ところが違います。綺麗な酸の上に濃縮した果実味をちょこんと乗せたような感じ。アルコール度数はなんと13,5%です。

100%シャルドネ
ALC13,5%
輸入元定価¥8,580(税抜¥7,800)

2020年ハインドサイトはこちらからどうぞ・・・

【久しぶりにカリフォルニアからたくさんの生産者が来日されました・・・「California Wine ALIVE Tasting 2023」】(2023年3月3日配信)

週末1049-5

これぞナパのシャルドネですね・・・

 Pahlmeyer Chardonnay Napa Valley 2022
★パルメイヤー シャルドネ ナパ・ヴァレー 2022 ¥24,750 新ヴィンテージ 希少限定品

 Pahlmeyer “Jayson” Chardonnay Napa Valley 2022
★パルメイヤー “ジェイソン” シャルドネ ナパ・ヴァレー 2022 ¥12,760 新ヴィンテージ 数量限定品
 Pahlmeyer “Jayson” Chardonnay Napa Valley 2021
★パルメイヤー “ジェイソン” シャルドネ ナパ・ヴァレー 2021 ¥11,550 数量限定品 売り切れ

カリフォルニアのムートンを目指し創業した「パルメイヤー」です。

創業者のジェイソン・パルメイヤーは元弁護士。法律の専門書よりワインの専門書を読んでいる時間のほうが長いことにある日ふと気づきました。そしてカリフォルニアでシャトー・ムートンと同じレベルのワインを造ることを決意しました。ジェイソン・パルメイヤーはボルドー大学で醸造学を学び、ボルドー大学の栽培学&醸造学の教授のアドバイスを得て、クラシカルなボルドーワインを生み出すクローン、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベックを入手し、1980年ナパ・ヴァレーの東の丘陵地に植えました。(ジェイソン・パルメイヤーはボルドーの有名なシャトーからカベルネ・ソーヴィニヨンの樹を隠し持ち帰ったとのこと。マルベックはなんとあのムエックスから譲ってもらったようです。そしてUCデイヴィスに預けて培養したとのことです。)

カリフォルニアのカベルネの代名詞とも言われるケイマスのワインを確立させた、当時ナパ・ヴァレーで№1と言われた醸造家ランディ・ダンを迎え入れ、1986年パルメイヤーはボルドースタイルのワインを造り上げました(後にシャルドネは現ハーラン・エステートのワインディレクターであるボブ・レヴィによって造り上げられました。)。1993年からは数々のトップ・ワイナリーに携わり、自らもカルトワインのマーカッシンを造り出したヘレン・ターリー女史を迎え入れ、パルメイヤーは瞬く間にナパのトップ・ワイナリーに仲間入りしました。1994年に公開されたマイケル・ダグラス、デミー・ムーア共演の映画「ディスクロージャー」では、パルメイヤーのシャルドネがストーリーの展開を大きく左右する重要な小道具として使われ、その名前は世界中に広がりました。

パルメイヤーの白のトップ・キュヴェのナパ・ヴァレー・シャルドネです。カリフォルニアのシャルドネの最高峰の1つと言っても過言ではありません。2017年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインでトップ10(第9位)入りの実績を持ちます。葡萄は、パルメイヤーの自社畑の Water Ranch ウォーター・ランチ、イタリアのアンティノリが所有する Antica アンティカ・ヴィンヤード、アトラス・ピークの銘醸畑の Stagecoach ステージコーチ、そしてナパ・カーネロスのグランクリュ畑の Hyde ハイド・ヴィンヤードなどから。手摘みで収穫。全房のまま優しくプレス。一晩置いてから上積み部分を樽に移し、自然酵母で発酵。100%新樽のフランソワ・フレールで12ヶ月熟成です。アンフィルターそしてアンファイン。生き生きとし、非常にリッチ。グラマラスな無敵のシャルドネです。この2022年にデキャンタ誌が「2023年に試飲した中でトップ10に入る」と高評価し、95点を付けました。

100%シャルドネ
ALC14,4%
輸入元定価¥26,400(税抜¥24,000)

 週末1049ー1

そしてパルメイヤーのセカンドワイン的存在のジェイソン・シャルドネです。1992年から生産されました。ジェイソン・シャルドネは自社畑の葡萄(トップ・キュヴェのロットの残り)と買い付け葡萄のブレンドです。フレンチオークで発酵そして熟成です。主にトップ・キュヴェの1~2年使用樽で12ヶ月の熟成。新樽も36%使用しています。艶のある黄金色。蜂蜜の風味。そしてバニラの風味も。凝縮した果実味の、カリフォルニアのクラシカルなスタイルのシャルドネです。ちなみに、2002年にジェイソン・パルメイヤー氏のゴージャスなご自宅でのディナーに招待された際に、プールサイドで乾杯したのがこのジェイソン・シャルドネです。思い出深いワインです。

100%シャルドネ
ALC14,3%
輸入元定価¥13,750(税抜¥12,500)

※パルメイヤーは2019年に E&Jガロにブランドを売却しました。その影響か、現在パルメイヤーの日本入荷は少量です。

 週末1049-2

売切れておりますが、2021年ジェイソン・シャルドネはこちらからどうぞ・・・

【いろいろ入荷しております・・・(入荷しておりました・・・苦笑)】(1月25日配信)

週末1049-7

久しぶりにシャルドネが入荷しました・・・

 Rivers-Marie Chardonnay Sonoma Coast 2022
★リヴァース・マリー シャルドネ ソノマ・コースト 2022 ¥7,590 新ヴィンテージ 数量限定品
 Rivers-Marie Pinot Noir Sonoma Coast 2022
★リヴァース・マリー ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2022 ¥7,590 新ヴィンテージ 数量限定品

 Rivers-Marie Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★リヴァース・マリー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥18,150 新ヴィンテージ 3月にご紹介済み

あっという間に完売になると思います(笑えない)。「リヴァース・マリー」です。

今カリフォルニアのカルト・カベルネを牽引するワインメーカーと言えば・・・ハーラン、ボンドのボブ・レヴィ。スクリーミング・イーグル、ダラ・ヴァレ、オヴィッドのアンディ・エリクソン。ブライアント・ファミリー、ハンドレッド・エーカー、ダナのフィリップ・メルカ。そしてシュレイダー、アウトポスト、マイバックのトーマス・ブラウンの4人でしょうか。トーマス・ブラウンはシュレイダーで同一銘柄で3年連続パーカー100点を獲得するなど、ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を獲得したワインメーカーです。

そのトーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造るワインが「リヴァース・マリー(2人のミドルネームから)」です。トゥルー・ソノマ(真のソノマ)の1つであるオキシデンタル地区のシャルドネとピノ・ノワールに特化したブランドです。スーマ(自社畑)、プラット、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、ティエリオなどの一流畑からワインを造り出しています。また、ナパ・ヴァレーからはカベルネ・ソーヴィニヨンも生産しています。シュレイダーとは大違いの安価で入手できるリヴァース・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨンはマストバイのワインだと思います。

 週末1049-3

お待たせ致しました。リヴァース・マリーのシャルドネピノ・ノワールのレジョナルワイン(地区ワイン)の新ヴィンテージが入荷しました。シャルドネの入荷は2019年ヴィンテージ以来となります。残念ながら新ヴィンテージのデータがまだ届いておりません。入手次第おしらせ致します。ちなみに、前回入荷の2019年ソノマ・コースト・シャルドネはリドル・ランチからのシングル・ヴィンヤード・ワインでした(100%ウエンテ・クローン)。そして昨年ご紹介の2021年ソノマ・コースト・ピノ・ノワールはジョイ・ロード、オキシデンタル・リッジ、そして自社畑スーマのブレンドで、あの注目のリースがアンダーソン・ヴァレーに所有する畑ベアワローを少量ブレンドしました。シングルヴィンヤード・ワインは希少入荷です。とにかくこちらを抑えましょう(苦笑)。シャルドネとピノ・ノワールは同じ価格です。

100%ピノ・ノワール
ALC14,3%
輸入元定価¥8,250(税抜¥7,500)

 週末1049-4

売切れておりますが、2021年ピノ・ノワールはこちらからどうぞ・・・

【カリフォルニアワイン協会主催による「インスタグラム・キャンペーン」が開催されています・・・】(2023年4月14日配信)

新着の2021年カベルネ・ソーヴィニヨンはこちらからどうぞ・・・

【輸入元主催の春の試飲会があちこちで行われています・・・新入荷のワインや新ヴィンテージのワインや興味深いワインのご紹介です・・・】(3月19日配信)

週末1049-8

希少限定入荷です・・・

 Grgich Hills Estate Paris Tasting Commemorative Chardonnay Estate Grown Napa Valley 2020
★ガーギッチ・ヒルズ・エステート パリ・テイスティング・コメモラティブ・シャルドネ エステート・グロウン ナパ・ヴァレー 2020 ¥20,900 希少限定品

「パリスの審判」の翌年に創業しました。「ガーギッチ・ヒルズ・エステート」です。

ご存じ、1976年パリ・ブラインドテイスティング(パリスの審判)の白ワイン部門で優勝したのが「シャトー・モンテレーナ」の1973年ナパ・ヴァレー・シャルドネ。このワインを造ったのがミリェンコ・マイク・ガーギッジです。

ご紹介のシャルドネは、ミリェンコ・マイク・ガーギッチ生誕100年に敬意を表して造られた、生誕100周年記念ラベルのシャルドネです。Celebrating Miljenko’s 100th Birthday の文字が刻まれています。ミリェンコ・マイク・ガーギッチ氏は昨年享年100歳を迎えました。お元気そうな様子が SNS で伝えられておりましたが、昨年12月13日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り致します。

詳しくはこちらからどうぞ・・・

【今年最初のご紹介は・・・ガーギッチ・ヒルズ・エステート】(1月5日配信)

週末1034

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

Ms. チェルシー・バレット(左)
Ms. キャリン・ハリソン(右)
マテッラ5

ナパ・ヴァレー南部の冷涼地区オーク・ノールのエステート・ヴィンヤードから、ナパらしい、かつ抑制された綺麗な味わいのワインを作り出している「キューナット・ファミリー・ヴィンヤーズ」。そのキューナット・ファミリー・ヴィンヤーズからワインメーカーのチェルシー・バレットさんと統括ディレクターのキャリン・ハリソンさんが初来日しました。ワイン名は Materra マテッラです。実はマテッラは数年前まで日本市場に存在していましたが、この度輸入元が変わりました。ということでオーナー夫人も来日されました。

(2019年からキューナット・ファミリー・ヴィンヤーズでワインメーカーを務めるチェルシー・バレットさん。バレットと聞いて、あ!っと思うあなたはカリフォルニアワイン通です。。。)

【オーナー夫人とワインメーカーが来日!(キューナット・ファミリー・ヴィンヤーズ)】(6月6日)

マテッラ3

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