いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2012年10月2日配信)。
もうしばらくクール便をご利用ください!通常便配送によるワインの劣化は責任を負えません。クール便到着後ワインをすぐに低温の場所に置いてください。急激な温度変化を与えたことによる液漏れやラベル不良の返品や交換はお受けできませんのでお気をつけください。
今回はちょっとお話が長いですが、長いお話が必要なのです・・・
そのお話は100年以上遡り、始まります・・・
《 INGLENOOK イングルヌック 》
ナパ伝説のワイナリー「イングルヌック」が復活!
ヨーロッパ各地から夢を求めてアメリカに渡ってきた人々が19世紀後半にカリフォルニアのナパ・ヴァレーで葡萄を育て、ワインを造り始めました。
1879年フィンランド人の船長で、アラスカで毛皮の販売をしていたグスタフ・ニーバムがナパ・ヴァレー、ラザフォードのイングルヌックという畑を購入し、ワインを造り始めました。最高の畑にボルドーから持ち込んだ品種を植え、当時としては驚嘆するような設備を整えたシャトーを建設しました。ナパ伝説のワイナリーと言われる「イングルヌック」の誕生です。カリフォルニアで初めて正統派ヨーロッパスタイルのワインを造り出したワイナリーとしても有名です。ナパの黎明期と言われるこの時代には他に、ナパ最初のワイナリーであるチャールズ・クリュッグ(1861年)、べリンジャー、ボーリューなどがワイン造りを始めました。
イングルヌックの最初のヴィンテージは1882年です。88年に醸造場が完成しました。ヴィクトリア様式の石造りの4階建てで、幅200フィート、奥行70フィートの巨大な建物です。91年にはホワイトハウスでイングルヌックのワインがサーブされました。1900年代に入り、世界の偉大なワインと肩を並べるワインを造り上げ、ナパ・ワインの一時代を築き上げました。やがて禁酒法の時代が訪れますが、禁酒法執行期間中も畑の手入れを怠ることはなかったと言われています。
1908年グスタフ・ニーバム死去。ワイナリーは一時期閉鎖されましたが、ニーバム夫人とジョン・ダニエルSrによってリオープンされました。1933年禁酒法撤廃後、母親の叔母がニーバム夫人にあたるジョン・ダニエルJrが1936年に正式にワイナリーを受け継ぎました。スタンフォード大学卒のジョン・ダニエルJrはパイロットになることが夢でしたが、父親ジョン・ダニエルSrの命令で彼はワイン造りを学んでいました。
当時バルクワイン全盛期にジョン・ダニエルは瓶詰のファインワインにこだわり続けました。テイスティングの結果、最高のバルクだけを使い、基準にもれたバルクはただ同然の値段で売り払うという、採算度外視の経営をしていたとも言われています。販売や利益よりも伝統や歴史を重んじるワイナリーでした。妥協を許さないジョン・ダニエルのワインは当然カリフォルニア州のワインコンテストで1位を独占し、本場フランスでも高い評価を得るようになりました。ジョン・ダニエルのワインを飲んで、いずれカリフォルニアワインがフランスワインを追い越す時が来ると予言?したフランス人もいたようです。また、ボトルに生産地の「ナパ」という名称と、生産した「年号」を入れたのもイングルヌックが最初でした。
しかし、栄光の時間は永遠には続きません。その裏にはジョン・ダニエルが抱える苦悩や挫折ももちろん存在しました。ジョン・ダニエルはやがて病に倒れ、ワイナリーはとうとう巨大企業の単なる所有物?として買収(1964年)されてしまいました。
時は流れ・・・
1975年ハリウッドの巨匠、フランシス・フォード・コッポラがイングルヌックの屋敷と一部の畑を購入しました。イタリアの血が流れるコッポラはナパでワインを造ることを決心し、ロバート・モンダビに相談したところ、「もちろん、そうすべきです」と勧められました。イングルヌックの創業者ニーバムの名前を入れ、「ニーバム・コッポラ・エステート」が誕生しました。
78年には、ナパで最も影響力のあったワインメーカー、トニー・ソータの援助を得て、ニーバム・コッポラ最高峰のワイン、ルビコンが誕生しました。コッポラは売却されたイングルヌックの畑を少しずつ買戻し、2002年には全ての畑が有機栽培の認証(CCOF)を受け、2006年には「ルビコン・エステート」と改名し、ワイナリー支配人にアメリカ№1ソムリエのラリー・ストーンを迎えました。また、コッポラは昔ジョン・ダニエルが造っていたようなワインを再現しようと試みました。ただ、ワイナリーにはナパの象徴ワイナリーであった「イングルヌック」というブランド名の所有権はなく、その名前を使うことはできませんでしたが、2011年4月コッポラは遂に「イングルヌック」の商標権をザ・ワイン・グループから取得しました。ルビコン・エステートは遂に歴史ある名称「イングルヌック」として生まれ変わりました。
ご紹介の2009年ヴィンテージより、イングルヌックの名前が記載され、ラベルが一新しました。歴史的ヴィンテージのこのワイン、どうぞお見逃しなく・・・
We know Inglenook made great wine 50 years ago, and we know it made great wine 100 years ago. So the aim is to make sure we follow in that tradition. (Francis Ford Coppola)
Inglenook Rubicon Red Wine Rutherford Napa Valley
★イングルヌック ルビコン レッド ラザフォード ナパ 2009 ¥17,325
78年ナパで最も影響力のあったワインメーカー、トニー・ソータの援助を得て、ニーバム・コッポラ最高峰のワイン、ルビコン(赤い川)が誕生。
「賽は投げられた・・・」とジュリアス・シーザーが渡ったのは北イタリアの小さな川でしたが、その歴史的意味は大きかった。同じように後戻りできないような重要な決断と行動を意味するコッポラの意志を表したワインです。
ルビコン 1996 |
現在ワイナリー支配人兼醸造家としてシャトー・マルゴーのエステート・ディレクターを長年務めたフィリップ・バスコールを迎え、歴史あるイングルヌックの再生を誓い、世界の偉大なワインと肩を並べられるワイン造りを実践しています。
グスタフ・ニーバムがボルドーから持ち込んだクローン29のカベルネが栽培される特別なブロックの葡萄を主体に造られます。元々華やかな赤と黒の果実味を持ち、パワーとエレガントさを持ち合わすルビコンですが、2009年は上品で柔らかな仕立てになり、よりボルドーの雰囲気を感じさせる味わいになりました。
96%カベルネ・ソーヴィニヨン、3%カベルネ・フラン、1%メルロー
100%フレンチオークにて17ヶ月熟成
ALC14,8% 輸入元定価¥19,950
イングルヌック ルビコン 2009 |
Inglenook Cask Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley
★イングルヌック カスク カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ 2009 ¥9,030
カスクは、イングルヌックの輝かしい歴史とワイン造りの伝統を表現したワインです。グスタフ・ニーバムの又甥であるジョン・ダニエルが1900年代中期に造ったカベルネ・ソーヴィニヨンは評論家の間で当時最高峰のカベルネと言われました。そのワインを再現すべく造り上げられたワインがこのカスクです。1995年がファースト・ヴィンテージ。コルク材を使ったユニークなラベルでしたが、ご紹介の2009年からラベルが一新しました。
カスク カベルネ 1998 |
カスクの醸造は100%アメリカンオーク(大樽)で行われ、どちらかと言うとナパらしいカベルネの味わいがありましたが、2009年からフレンチオークを併用したことでこちらも味わいに柔軟さが加わりました。
95%カベルネ・ソーヴィニヨン、5%プティ・ヴェルド
新樽と古樽のフレンチ&アメリカンオークで18ヶ月熟成
ALC14,8% 輸入元定価¥10,500
イングルヌック カスク カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 |
Rubicon Estate Rubicon Red Wine Rutherford Napa Valley
★ルビコン・エステート ルビコン レッド ラザフォード ナパ 2007 ¥17,325 2本
Rubicon Estate Rubicon Red Wine Rutherford Napa Valley
★ルビコン・エステート ルビコン レッド ラザフォード ナパ 2005 ¥17,325 WS93 WE96 1本
ルビコンは、2005年ヴィンテージからボトルが一新しました。エンボス加工された、ビックで超カッコいいボトルです。
2007年は、94%カベルネ・ソーヴィニヨン、4%プティ・ヴェルド、2%カベルネ・フランで、フレンチオーク100%新樽で20ヶ月熟成です。
2005年は、98,5%カベルネ・ソーヴィニヨン、1,5%プティ・ヴェルドで、フレンチオーク100%新樽で22ヶ月熟成です。ワイン・エンスージアスト誌で96点獲得。
ルビコン 2005 |
Niebaum-Coppola Rubicon Red Wine Napa Valley
★ニーバム・コッポラ ルビコン レッド ナパ 2000 ¥15,750 WA91-93 1本
こちらは慣れ親しんだラベルです(笑)・・・
でもこのラベルは今後お宝になるかも(笑わない)・・・
93%カベルネ・ソーヴィニヨン、3%プティ・ヴェルド、2%メルロー、2%カベルネ・フランで、フレンチオーク(93%新樽)にて28ヶ月熟成です。
ルビコン 2000 |
Rubicon Estate Blancaneaux Rutherford Napa Valley
★ルビコン・エステート ブランカヌー ナパ 2010 ¥5,250
“白いルビコン”と呼ばれるブランカヌーです・・・
フラッグシップ、ルビコンのパートナーとして1995年に誕生した白ワイン、ブランカヌーです。ブランカヌー用のわずか2,6haの畑で有機栽培された葡萄から造られます。アプリコット、ハニーサックルを感じさせる完熟した果実味、そして複雑味のある果実味を持ちます。2010年は、35%ルーサンヌ、33%マルサンヌ、32%ヴィオニエで、ステンレスの小さいタンクで6ヶ月シュール・リー状態で熟成です。
ブランカヌー 2010 |
Francis Coppola Diamond Collection Claret California
★フランシス・コッポラ ダイアモンド・コレクション クラレット 2010 ¥3,570
Francis Coppola Diamond Collection Chardonnay Monterey
★フランシス・コッポラ ダイアモンド・コレクション シャルドネ 2010 ¥2,625
Coppola Rosso & Bianco Rosso California
★コッポラ ロッソ&ビアンコ ロッソ 2010 ¥1,785
Coppola Rosso & Bianco Pinot Grigio California
★コッポラ ロッソ&ビアンコ ピノ・グリージョ 2010 ¥1,785
2006年コッポラはソノマにワイナリーを購入し、「フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー」をスタートさせました。フラッグシップのルビコンやカスクはナパのワイナリーで造り、それ以外のワインをここで造っています。
コッポラの定番主力ワイン、ダイアモンド・コレクションです。クラレットは、79%カベルネ・ソーヴィニヨン、13%プティ・ヴェルド、5%マルベック、3%カベルネ・フランで、フレンチオークにて11ヶ月熟成。輸入元定価¥4,179です。シャルドネは、モントレー産シャルドネ100%で、50%フレンチオークで発酵&MLF、50%ステンレスタンクで発酵。輸入元定価¥3,129です。センスの良い味わいはさすがコッポラです。
コッポラが子供の頃の食卓にあったワインをイメージして造ったロッソ&ビアンコです。ロッソは、33%ジンファンデル、26%シラー、24%カベルネ・ソーヴィニヨン、17%プティ・シラーです。ビアンコは、90%ピノ・グリージョ、5%ソーヴィニヨン・ブラン、5%シャルドネです。赤白共に輸入元定価¥2,205です。コスパのあるエブリデイ・ワインです。ラベルが変わりました(ビアンコはまだ変わっていません・・・)。
こちらもどうぞ・・・
Francis Coppola SOFIA Blanc de Blancs Monterey
★フランシス・コッポラ ソフィア ブラン・ド・ブラン 2011 ¥2,940
フランシス・フォード・コッポラの愛娘と言えば・・・もうみなさまもご存じのソフィア・コッポラですね・・・
「ゴッドファーザー パート3」のラストシーンでマイケルの愛娘メリー役を熱演したソフィア。彼女は父譲りの優秀な血を受け継ぎ、1998年衝撃的なデビュー作品「ヴァージン・スーサイズ」で監督としてスクリーン界にデビューしました。思春期の少女の心情を書き上げた脚本をソフィア自らが監督を務めました。日本でロケを行った2作目「ロスト・イン・トランスレーション」は、アカデミー賞主要部門の監督賞、作品賞、主演男優賞、脚本賞にノミネートされました(脚本賞受賞)。3作目「マリー・アントワネット」ではソフィアの色彩感覚がスクリーンで見事に開花しました。マカロンで有名なパリの老舗LADUREEのスイーツがたくさん登場しましたね。そして、2010年4作目「サムホウェア Somewhere」はヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞しました。映画監督、脚本家、女優、写真家として活躍するソフィアです。
1999年6月ソフィアの結婚のために父親コッポラがスパークリングワインを造りました。シャンパンの強いガス感が苦手なソフィアの望み通り、“シャンパンのようでシャンパンほどガスっぽくなく、値段も高すぎないワイン”という優しくて親しみやすい味わいに造り上げました。
コッポラが愛娘ソフィアの結婚を記念して造ったスパークリングワイン!その名は彼女の名前どうりの「ソフィア」!お洒落でシンプルなボトル、チャーミングなエチケット、誰もが素直に楽しめる味わい。ホーム・パーティー、バースデー・パーティー、そしてクリスマス・パーティーやイヤーエンド・パーティーなどのこれからのシーズンにちょっと人の集まるところへ持って行けば注目度№1のスパークリングです!(ボトルはピンク色のセロファン紙に包まれています・・・)
74%ピノ・ブラン、16%リースリング、10%マスカット
ALC12,0% 輸入元定価¥3,654
もう1つお話があります・・・
ナパ伝説のワイナリー「イングルヌック」の伝統を受け継ぐ、もう1つのワイナリーが「レイル・ヴィンヤーズ」です。
オーナーのロビン・レイル女史は、イングルヌックの全盛期のオーナー兼ワインメーカー、ジョン・ダニエルの次女です。彼女はロバート・モンダビのワイン啓蒙活動の手助けをしたり、今や世界最大級のオークションとなったナパ・ヴァレー・オークションの開催にも力を尽くしました。また、ハーラン・エステートのビル・ハーランらと共にメリーヴェルというヴェンチャー的ワイナリーを立ち上げたり、ハーラン・エステートの立ち上げにも協力しました。しかし、レイル女史はいつも愛する亡き父親の意志を何か形にできないものかと考えていました。
当時カリフォルニアへの進出を企てていたボルドー右岸の名門ムエックスのクリスチャン・ムエックスは、ロバート・モンダビのアドバイスを受け、ロビン・レイル女史とのジョイント・ヴェンチャーを計画しました。唯一父親から受け継いだナパ、ヨントヴィルの銘醸畑ナパヌックを所有していた彼女は、クリスチャン・ムエックスと1982年に「ドミナス・エステート」を設立しました。
しかしながら、ロビン・レイルは、愛する亡き父親ジョン・ダニエルの意志を引き継ぐために1994年にドミナスの持ち分を全てムエックスに売却し、「レイル・ヴィンヤーズ」を95年に設立しました。そして、ドミナスを生み出すナパヌック畑はムエックスに譲渡しましたが、彼女はナパヌック畑の最高のブロックだけは売却せずに手元に残しました。このブロックと、ハウエル・マウンテンに購入した新しい畑から、ナパの誇り高き一族の象徴であった、愛する父親の名前を付けたジョン・ダニエル・キュヴェという赤ワインを造り出しました。
ワインメーカーは、今やナパで人気&実力トップクラスのフランス人醸造家フィリップ・メルカです。ボルドーで生まれ育ったメルカはボルドー大学で栽培学と醸造学の修士を修め、1991年に初めてナパを訪れ、ドミナスでワイン造りを学びました。その後オーストラリア、イタリアを経てフランスに戻り、JPムエックスでさらに経験を重ねました。フランスでは、シャトー・オーブリオン、シュヴァル・ブラン、ペトリュスでも醸造に携わっています。
94年再びナパに戻ったメルカは、小さいながらも高品質なワインを造り出しているシーヴィ―、コンスタント、マーストン、クインテッサ、ヴィンヤード29、そしてレイルなどでコンサルタントを務め、「California’s New Generation (WS誌)」としてその名を高めました。ロバート・パーカーも「ナパ・ヴァレーで最上と言えるコンサルタントとしての評判を急速に確立しつつあるワインメーカー」と紹介しました。2002年10月にはカリスマ・ワインメーカー、ヘレン・ターリーの後継者として、カルトワインの1つ、ブライアント・ファミリーとワインメーカーとしての契約を結び、大きな話題を呼びました。また注目のカルトワイン、ハンドレッド・エーカーでもワインメーカーを務め、2007年アーク・ヴィンヤード・カベルネでパーカー100点を獲得。また2005年ヴィンテージでデビューしたダナでは2007年ロータス・ヴィンヤード・カベルネでパーカー100点を獲得しています(ハンドレッド・エーカー、ダナはお問い合わせください・・・)。
「the very finest wines in the world」に全ての情熱を注ぎ、ナパ・ヴァレーで代々続く“家族愛”を大切にするレイル・ヴィンヤーズです。
Lail J.Daniel Cuvee Cabernet Sauvignon Napa Valley
★レイル ジョン・ダニエル・キュヴェ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2006 ¥17,325 WA95 1本
Lail Blueprint Cabernet Sauvignon Napa Valley
★レイル ブループリント カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2008 ¥7,980 WA90
Lail Blueprint Sauvignon Blanc Napa Valley
★レイル ブループリント ソーヴィニヨン・ブラン ナパ 2010 ¥6,300 2本
ジョン・ダニエル・キュヴェは、ロビン・レイル女史の愛する亡き父親の名を冠したレイルのフラッグシップワインです。ワインメーカーはナパで人気&実力トップクラスのフランス人醸造家フィリップ・メルカです。
葡萄はハウエル・マウンテン、オークヴィル、セントヘレナから。100%カベルネ・ソーヴィニヨン。75%程度の新樽フレンチオークにて熟成。パーカーはこのヴィンテージに対して「20年超は美味しさを保つであろう」とコメントしています。
ブループリント・カベルネは、ジョン・ダニエル・キュヴェの若木から造られるセカンドワインです。85%カベルネ・ソーヴィニヨン、15%メルローで、フレンチオーク(50%新樽)にて20ヶ月熟成。バランス良く、親しみやすいですが、官能的な味わいを持ちます。
レイルは白を持ちます。白のトップ・キュヴェはジョージアという名前のソーヴィニヨン・ブランです。「これはまさしくオーブリオン・ブランだ(スティーブン・スパリエ)」「最高級のグラーブ白を彷彿させる(ロバート・パーカー)」
ブループリント・ソーヴィニヨン・ブランは、そのセカンド的ワインです。100%ソーヴィニヨン・ブランで、生産量は1,010ケース。 柑橘系のフルーツ・フレーバーを持ちながらも、ピーンと引き締まったクリスプな味わい。オーブリオンの醸造に携わったメルカならではの味わいです。
ジョージアはお問い合わせください・・・
【遂に日本入荷!レイルのジョージア】(2010年7月13日配信)
ついでにこちらもどうぞ・・・
Dominus Red Wine Napa Valley
★ドミナス レッド ナパ 2005 ¥14,490 WA96 1本
Dominus Red Wine Napa Valley
★ドミナス レッド ナパ 1994 ¥35,700 WA99 2本
Napanook Red Wine Napa Valley
★ナパヌック レッド ナパ 2007 ¥4,725 WA91 残少
イングルヌックの血を受け継ぐロビン・レイル女史との共同経営で始まった「ドミナス」です。カリフォルニアで造られるメリテージュ(ボルドースタイル)の筆頭銘柄の1つです。
2005年は、92%カベルネ・ソーヴィニヨン、5%カベルネ・フラン、3%プティ・ヴェルドで、フレンチオーク(40%新樽)にて14ヶ月熟成。生産量は7,000ケースです。
1994年は、ドミナス歴代最高のパーカー・ポイント99点です。75%カベルネ・ソーヴィニヨン、13%メルロー、9%カベルネ・フラン、3%プティ・ヴェルドで、フレンチオーク(40%新樽)にて16ヶ月熟成。
ドミナスのセカンドワイン、ナパヌックです。ドミナス同様ナパヌック・ヴィンヤードから造られます。1996年がファースト・ヴィンテージ。2007年は、85%カベルネ・ソーヴィニヨン、8%カベルネ・フラン、7%プティ・ヴェルドで、フレンチオーク(20%新樽)にて15ヶ月熟成。
金額は全て税込価格です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
スーパーマーケットやディスカウントショップで「イングルヌック」と記されたワインを見かけたことありませんか?このワインはナパ伝説のワイナリー、イングルヌックの名前を持つだけで、歴史あるイングルヌックの伝統を受け継いだワインではありません。
1940年~60年代前半に造られた全盛期のイングルヌックのワインは現在でも美味しく飲めるというレポートを読んだことがあります。カリフォルニアの歴史の中でも最高峰の評価を与えられたワインでした。飲んでみたいです(涎)。
週末ともなればイングルヌック(旧ルビコン・エステート)の駐車場は大型の観光バスでいっぱいです。駐車場に近いワイナリーの一角にはバスの運転手さん?の憩の場所?、なんとコーヒー・スタンドがあります。
私はここでコカ・コーラ(瓶)買いましたけど(笑)・・・
イングルヌック (旧ルビコン・エステート) |
お時間あればこちらもどうぞ・・・
ブログ【「ルビコン」から「イングルヌック」へ・・・】(9月7日)
ワイナリーに飾られているイングルヌックのボトル(2005年撮影) |
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