いつもお世話になります。
例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません（２００８年１０月２３日配信）。

またまた、またまた、カルトワインの入荷です！

ここのワイナリー・ツアーは凄い人気です！かわいいタッカー（犬）ちゃんがお出迎えしてくれます。人気＆実力共にナパ・ヴァレーでトップクラスのワイナリーです！

《　SHAFER　シェイファー　》

パーカー１００点満点生産者「シェイファー」です。

「シェイファー」 ナパ･ヴァレー スタッグス･リープ地区

シェイファーの創始者で、現在は会長となったジョン・シェイファー氏がシカゴでのキャリアを離れ、第二の人生を求めてカリフォルニア、ナパ・ヴァレーにやってきたのが１９７２年です。

スタッグス・リープ地区の８０ヘクタールに及ぶ土地を購入したジョン・シェイファー氏は、１９２０年代にその地に作られた葡萄畑を復活させ、７８年に初めてのカベルネ・ソーヴィニヨンを１０００ケース造りました。

（この最初のカベルネは、のちに１９８８年ドイツで開催された国際的なブラインド・テイスティングで、ボルドー・グラン・クリュのシャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・パルメなどを破り、見事１位に輝きました。）

８２年には良質のロットからリザーブ・ワインを生産しました。８３年にはこのリザーブ・ワインに名前を付けて販売しました。それが「ヒルサイド・セレクト」です。

シェイファーを代表するワイン「ヒルサイド・セレクト・カベルネ」は過去幾度とロバート・パーカー氏より１００点満点にあと一歩の９９点を獲得していましたが、２００２年ヴィンテージでついにパーカー氏より１００点満点を頂戴し、今や完全にカルト・ワインに仲間入りし、カリフォルニアを代表するワインの１つになりました。

最新ヴィンテージ２００４年のヒルサイド・セレクトが到着しました！

Shafer Hillside Select Cabernet Sauvignon Napa
★シェイファー　ヒルサイド・セレクト　カベルネ・ソーヴィニヨン　ナパ　２００４　￥３４，６５０　ＷＡ９７

上出来！なんとパーカー９７点です！

過去１０年の得点は・・・
９４年９９点、９５年９９点、９６年９８点、９７年９９点、９８年９４点、９９年９５点、００年９３点、
０１年９９点、０２年１００点、０３年９５点です。

（ちなみに、パーカー９９点以上を５回以上獲得したのはシェイファーとハーラン・エステートだけです・・・）

たしかに最近かなり値上がりが厳しいのですが（涙）、シェイファーの人気と実力はとどまるところを知りません・・・

The 2004 spring was a bit warmer than average and provoked an early budbreak. The remaining summer was long and cool, creating ideal circumstances for rich fruit development. A jolt of late season heat brought on a fast-paced harvest.

ワイナリーを取り囲むヒルサイドの自社畑は１３ほどに分けられ、それぞれ名前が付けられています。ヒルサイド・セレクトはその年のベストの畑の葡萄をブレンドして造られます。ゆえにヒルサイド・セレクトに使われるロット（畑）は毎年違うものが使われています。

１００％ヒルサイドのエステート・ヴィンヤードから （　Sunspot, John’s Folly, Venado Illegal, Rattler　の畑　） １００％カベルネ・ソーヴィニヨン アリエ産及びトロンセ産の１００％新樽にて３２ヶ月熟成 さらに瓶熟１２ヶ月の約４年の熟成を経て出荷 生産量約２，０００ケース 輸入元定価￥４２，０００

ワインメーカー、イライアス・フェルナンデス氏のコメントです・・・

This is a classic Hillside Select striking a balance of dark, lush, jammy fruit with youthful elegance. These are the enduring aromas and flavors of our hillside grapes – loads of blackberry, cassis, dark chocolate, black cherry, black pepper integrated nicely with oak, char and vanilla all tied up in a bow of silky, firm, easy-to- enjoy tannins. In terms of its weight and style, this one is a close relative of the 1999 vintage.

ついでに（笑）パーカー氏のコメントです・・・

The 2004 Cabernet Sauvignon Hillside Select is showing even better than it did last year. A much sexier, opulent, flamboyant style of wine with notes of black currant liqueur intemixed with toasty new oak, charcoal, smoke, barbecue spices, and oodles of fruit, this wine has fabulous richness in an exuberant, sexy style, and long, heady layered finish with nothing out of balance. The integration of acidity, tannin, wood, and alcohol are brilliant. This is a great wine to drink over the next two decades, if not longer. – Wine Advocate #174 –

２００４　ヒルサイド・セレクト カベルネ・ソーヴィニヨン

こちらもどうぞ！
Shafer One Point Five Cabernet Sauvignon Stags Leap District Napa
★シェイファー　ワン・ポイント・ファイブ　カベルネ・ソーヴィニヨン　スタッグス・リープ　２００５　￥１１，３４０

シェイファーから新しい「カベルネ」が誕生しました。

その名前は・・・　「ワン・ポイント・ファイブ」です！

ナパ・カベルネは２００３年ヴィンテージで生産を終了しました。
２００４年ヴィンテージから「ワン・ポイント・ファイブ」の名前になりました。

新しいカベルネ、ワン・ポイント・ファイブの名前の由来は、父であるジョン・シェイファー氏が築いたワイナリーを息子のダグ氏が引き継ぎ、守り続けていくという、シェイファー家の意志を表しています。ジョン氏がワン（１世代）で、ダグ氏がポイント・ファイブ（２世代目のまだ半分？）で、父から子へ受け継がれる現在のシェイファーの１，５世代状態？を意味しています。

しかし、ワン・ポイント・ファイブは、今までのナパ・カベルネにただサブ・タイトルをつけただけのカベルネではありません。このカベルネには「ワイナリーの原点への帰還」という意味も込められています。

ジョン氏が葡萄を植え、育て、ワインを作り出したスタッグス・リープ地区というホームタウンを再認識するという意味があります。今までのナパ・カベルネはスタッグス・リープ地区以外の葡萄も使われていましたが、ワン・ポイント・ファイブはジョン氏のスタート地点であり、シェイファーのホームタウンであるスタッグス・リープ地区のみの葡萄から造られます。

シェイファーのフラッグシップ、ヒルサイド・セレクトはエステートのカベルネのベスト・バレルから作られますが、ワン・ポイント・ファイブもエステートとスタッグス・リープ地区にある自社畑の葡萄から造られます。いままでのナパ・カベルネより、質も格もアップしたことは間違いありません。ゆえに、ヒルサイド・セレクトに少し近づいたカベルネと言えるかもしれません。ヒルサイド・セレクトのシスター・ラベルと言っても過言ではないかも・・・

ロバート・パーカー氏は、WA誌１６２号でワン・ポイント・ファイブを「it will probably be one of the more forward Hillside Select Cabernet Sauvignon」と予想し、１６８号では「Medium-bodied and pure with terrific intensity and a degree of opulence characteristic of the vintage」と述べています。

ご紹介は２回目のリリースとなる２００５年です！

黒が多く見える濃厚なルビー色。ブラックベリー、ブラックチェリー、ドライ・ハーブ、スモークの香り。スタッグス・リープらしい、リッチでエレガントな香りです。非常に濃縮した、ボリュームのあるアタック！それは非常にリッチでエレガントです！美味しい！
フレーヴァー豊かで、丸みのあるタンニン。素晴らしい長いフィニッシュ。笑顔になれます（喜）。ライプな果実味ながら、樽の風味と非常に溶け合った、素晴らしい味わいがシェイファーの特徴です。

葡萄は主にスタッグス・リープ地区の２つの区域から
シェイファーのワイナリーを取り囲むヒルサイドの「エステート・ヴィンヤード」から、そしてワイナリーから２マイルほど南に位置する「ボーダーライン」から

９８％カベルネ・ソーヴィニヨン、２％プティ・ヴェルド
７０％の新樽で２０ヶ月熟成
半分はフレンチオーク（アリエとトロンセ）
半分はアメリカンオーク（ミズーリ）

ALC１４，９％　輸入元定価￥１２，６００
WA９０ポイント

Shafer Red Shoulder Ranch Chardonnay Carneros Napa
★シェイファー　レッド・ショルダー・ランチ　シャルドネ　カーネロス　ナパ　２００６　￥６，９３０

シェイファーは有機栽培をしていますが、州公認の完全なオーガニック・ワイナリーとしては認められていません。現在ナパ・ヴァレーのトップ・ワイナリーが行なう「サスティナブル・アグリカルチャー（環境保全農業）」の先駆者であり、代表者です。

自然環境への負担を最小限にし、他の生態系との調和を重視する栽培を行なっています。代表例の１つがこのシャルドネです。

畑にはリスやネズミなどの葡萄の外敵がいます。シェイファーでは、これらの駆除に毒を使わず、鷹や梟を飼うことで防御しています。シェイファーの畑には彼らの巣箱が設置されています。鷹（レッド・ショルダー）は昼、梟（バーン・オウル）は夜、シェイファーの畑を見張ります。

「これらの猛禽類の仕事が非常に効果的であるので、私達は彼らを光栄に思うため、シャルドネの畑をレッド・ショルダー・ランチと名づけました」と、ダグ・シェイファー氏は語っています。

ＭＬＦをしないことで有名なシャルドネです！

初めてのシャルドネにロバート・パーカー氏はとんでもなく低いポイントをつけたそうですが（その点数はダグさんから直接聞きましたが、内緒です・・・笑）、今やシェイファーの堂々としたラインナップの１つです。

ハニーサックル、グリーン・アップル、アプリコット。エキゾチックでトロピカルな香りです非常にボリュームのある果実味です！トーストしたオークの風味やミネラル感も十分に感じられます！クリーミー！お肉に負けない白とは、シェイファーのような白のことを言うんでしょうか（笑）・・・・・

ナパ、カーネロスに位置する自社畑「レッド・ショルダー・ランチ」から
１００％シャルドネ
ホール・クラスター・プレス（全房のままプレス）
天然酵母にて発酵
０％ＭＬＦ（乳酸発酵）
６５％の新樽で１４ヶ月熟成で、８０％はフレンチオーク（アリエとボーグ）、
２０％はアメリカンオーク（ミズーリ）を使用
残り１５％は１年使用のフレンチオークと２０％ステンレスタンクで熟成

ＡＬＣ１４，９％　輸入元定価￥８，１９０
ＷＡ９０－９２ポイント

こちらも人気アイテムです！

Shafer Merlot Napa 2005
★シェイファー　メルロー　ナパ　２００５　￥７，３５０　ＷＡ８８

カベルネのイメージが強いシェイファーですが、実はメルローも非常に評価が高い、シェイファーの人気アイテムなのです！

８６％メルロー、８％カベルネ、６％フラン フレンチオーク（６０％NEW）にて２０ヶ月熟成 輸入元定価￥８，７１５

The 2005 Merlot is a sensual, elegant style of wine. Soft, richy fruity, with notes of harbs, mocha, coffee bean, and plenty of berry fruit, the wine has crisp acidity and a good finish. Drink it over the next 7-8 years.

ダグさんと一緒に・・・ （２００８年４月）

金額は全て税込価格です。
クール代は送料とは別途ご請求になります。

１９８３年にジョン・シェイファー氏の息子であり、現在社長を務めるダグ・シェイファー氏がUCデイヴィス卒業後にシェイファーのワイン作りに参加しました。最初はデイヴィスで習ったことを忠実に行なっていたのですが、なかなか良い結果が出なかったようです。

翌年に現在もワインメーカーを務めるイライアス・フェルナンデス氏がシェイファーに入社しました。ダグ氏とイライアス氏は机上の理論に頼るのではなく、いろいろなことにトライし、ジョン氏の下でシェイファーのワインを確立させました。

いつもお話していますが、シェイファーのダグさんにも本当にいろいろお世話になっています。楽しい方ですよ（笑）。またシェイファーにも挨拶に行かなくては・・・

いよいよメジャー・リーグではワールド・シリーズがはじまりますね！ダグさんがジャイアンツ同様に応援しているシカゴ・カブスはプレー・オフで敗れてしまいましたね。今年は１００年ぶりのワールド・チャンピオンを狙っていたのですが残念でした。ダグさんショックで泣いてるかもしれませんので、久しぶりにメールしてみます（笑）。

（左）ダグさんのサインは右側の下から２番目です・・・
「Beat LA 」ジャイアンツの敵ドジャースをやっつけろ！

（右）「My Hometown! Go! Cubs」
ダグさんの心の中には故郷シカゴのカブスも！

この内容は、アドレスを頂戴した方にＨＰ公開前にメールでお送りしています。
ゆえにＨＰ公開時にはすでに売切れのワインもございます。