いつもお世話になります。
例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2009年2月17日配信)。
すいません、本日のワインは入荷の限られたワインではありません・・・でも、カエル(フロッグス・リープ)と同じくらい私が溺愛するワインなんです・・・
(この話をさんざん聞かされている方も多いと思います・・・笑えないですね・・・でも新しくメルマガにご登録いただいた方のためにまたお話させていただきます・・・)
《 RABBIT RIDGE ラビットリッジ 》
「ラビットリッジ」が初めて当店にやってきたのは1997年でした。まさに運命的な出会いでした(大袈裟かな・・・笑)。
「ラビットリッジ」
ソノマ、ルシアン・リヴァー・ヴァレー
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ある日のこと、輸入元から送られてきたFAXを見ると「ウサギ」が・・・かわいいラベルじゃん!と喜び、「とりあえず1ケース送ってください」と速攻で返事してしまいました。
まだかまだかと到着を心待ちにし、お店の前で宅急便屋さんを待ちました。「おー!来たー!箱にもウサギのイラストがあるー(喜)!」一緒に届いた他のワインには目もくれず、ラビットリッジの箱を開け、思わず頬擦り(笑)・・・
この日はサッサと仕事を終わりにして、ラビットリッジを自宅へお持ち帰り。コルクを抜くと、「コルクにもウサギがいるー」と大喜び。一口飲んで「超うまーい!」とまたまた大喜びでした。
これは神のお導きか・・・その時我が家には本物のウサギがいたのです。カリフォルニア・ワイン好きの私達夫婦がつけた名前は「うさうさ」。「USAUSA」と書いて「うさうさ」と読みます。当時は凄い美人の女の子でした。美人薄命と言いますが、その子は残念ながら3年半でお月様へ帰ってしまいました。
今の子は2代目うさうさです。1999年1月1日生まれのおめでたい男の子で、今年の元旦で10歳になりました。もう私達夫婦より年が上です(笑)。小さい頃はすごーいわんぱくでしたが、最近は涎を垂らして寝ています(笑えない)。それでもおかげさまでとても元気です!
(ちなみに現在ワイン仲間から私は「うさお」、妻は「うさこ」と呼ばれている夫婦でございます・・・)
楽しいテイスティング・ルーム
反対側の棚にはウサギのグッズがいっぱいです(喜)・・・
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1981年オーナー兼ワインメーカーのエリック・ラッセル氏と、パートーナーのダリル・シモンズ氏がわずか4樽の醸造からはじめたのが「ラビットリッジ」です。場所はソノマ・カウンティーの銘醸地ルシアン・リヴァー・ヴァレー。ロキオリやウイリアムズ&セリエムが立ち並ぶウエストサイド・ロードに位置します。
ラッセル氏の学生時代のあだ名が「ラビット」。陸上の選手で足が速かったことからそう呼ばれていたそうです。ルシアン・リヴァーの小高い丘(リッジ)の上にワイナリーを建てたので「ラビット・リッジ」と名づけられました。
1989年に正式にリリースされるまではほとんど無名のワイナリーでしたが、そのコストパフォーマンスは瞬く間に全米に知れ渡りました(なぜかハワイで凄く人気があったとか・・・)。
イタリア・ワイン好きのエリック氏は、当時人気のあったシャルドネやカベルネなどのメジャー品種だけにこだわらず、フランスやイタリアの品種からもたくさんのワインを作り上げました。南仏系のヴィオニエ、シラー、カリニャン、イタリアのサンジョヴェーゼやバルベーラなどを使ったワインです。そして、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのトップ・キュヴェも作り上げましたが、そのなかでも創立以来大人気だったのがジンファンデルです。ジンファンデルは全生産量の3分の1を占めました。
(ちなみに当時当店では17アイテムのラビットリッジを取り扱いしていました・・・よくもまあ買い込んだもんです・・・笑)
ファースト・ヴィンテージの1981年です!
ウサギさん走ってます(笑)・・・
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ラビットリッジはセントラル・コーストのちょうど中央に位置する、パソ・ロブレスにワイナリーを移転しました。現在はセントラル・コーストの葡萄を主体にワイン造りを続けています。
ルシアン・リヴァー・ヴァレーにはテイスティング・ルームが残されています。とても楽しいところですよ。かわいいイラスト入りのグッズがいっぱいあります。ウサギ好きにはたまらないところです(笑)・・・
ワイン&スピリッツ誌ではベスト・ワイン・オブ・ザ・イヤーに輝き、ワイン・スペクテーター誌やワイン・アドヴォケイト誌(ロバート・パーカー)でもベストバイ・ワインとして紹介され、コノシュアーズ・ガイド誌でも高得点評価。そして数多くのコンペでトロフィーを獲得している「ラビットリッジ」です。
このピックアップ、めちゃくちゃカッコ良かった・・・
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現在日本入荷は下記の3アイテムです・・・
Rabbit Ridge Zinfandel Barrel Cuvee Central Coast
★ラビットリッジ ジンファンデル バレル・キュヴェ 2007 ¥1,995
我が家のハウス・ワインです(笑)!息子のウサウサも舐めるほどの美味しいジンファンデルです(再笑)! 最新ヴィンテージ2007年が入荷しました!
熟したプラムやブルーベリーの果実味を、ちょっとスパイシーな風味が全体を引き締めます!美味しいスペアリブが食べたいです!(トニー○ーマに持ち込みたーい・・・)
ALC14,8% 輸入元定価¥2,415 |
Rabbit Ridge Cabernet Sauvignon Paso Robles
★ラビットリッジ カベルネ・ソーヴィニヨン パソ・ロブレス 2005 ¥2,835
パソ・ロブレスに移り、ラベルはブルーからゴールド・イエローに!ウサギさんもブルーからエンジに変りました。
カシスやスパイス系の濃厚な果実味をローストしたような風味があります!強烈な(笑)タンニンです!大きな塊のお肉が入った、ビーフシチューが食べたいです!
ALC14,9% 輸入元定価¥3,570 |
Rabbit Ridge Chardonnay Paso Robles
★ラビットリッジ シャルドネ パソ・ロブレス 2006 ¥2,310
パソ・ロブレスに移り、ラベルはブルーからゴールド・イエローに!ウサギさんもブルーからエンジに変りました! この2006年は設立25周年の記念ラベルです!
トロピカルな風味ながら、濃縮した果実味を持ちます!ドライでシャープな辛口です!ムニエルやチキンが食べたいです!
ALC14,9% 輸入元定価¥2,940 |
ウサギを愛してくれる方だけにお譲りします(笑)・・・
Rabbit Ridge OVZ Reserve Zinfandel Sonoma
★ラビットリッジ OVZ ジンファンデル ソノマ 1997 ¥4,200
ラベルには黄金のウサギが(笑)・・・ 「OVZ」はオールド・ヴァイン・ジンファンデルで、 ソノマ時代のまさにフラッグシップ・ワインです! (95年はコノシュアーズ・ガイドで3パフ獲得) |
Rabbit Ridge Syreh Paso Robles
★ラビットリッジ シラー パソ・ロブレス 2001 ¥4,200
Rabbit Ridge Zinfandel Paso Robles
★ラビットリッジ ジンファンデル パソ・ロブレス 2001 ¥4,200
シラーやジンファンデルの生産地として 有名なパソ・ロブレスからのシリーズです! 濃厚、凝縮の果実味で、なかなか個性的なウサギさんです・・・ |
金額は全て税込価格です。
クール代は送料とは別途ご請求になります。
2000年2月ラビットリッジの輸入元であるカリフォルニア・ワイン・トレーディングさんがナパ、ソノマのワイナリーのオーナー、ワインメーカー、セールス・マネージャーをお招きして、東京アメリカンクラブで「グランド・テイスティング」というイベントを開催しました。
ナパからはケイマス、ニーボム・コッポラ、フロッグス・リープ、シャペレなどが、ソノマからは、ケンウッド、シュグ、ラビットリッジなどが、セントラル・コーストからはサンフォード、サンタ・バーバラ・ワイナリー、ジャスティンなどが参加しました。
そして、なんと特別ゲストとして幻のワインとも言われたグレース・ファミリーも参加していたのです。「ホントに来てるの?」「私達みたいな人に会ってくれるの?」ちょっと疑っていましたが・・・恐る恐る(笑)グレース・ファミリーのブースを覗いたのですが、ちょうど誰もいない時間帯だったようです。テーブルの上にラベルが描かれたポスターがありました(あ!黙って持って帰ったりしてませんので・・・)
でも、その時はグレース・ファミリーはどうでもよかったのです(失礼)。一番の目的は「ラビットリッジ」。当時ラビットリッジでゼネラル・マネージャーとアシスタント・ワインメーカーを兼任していたスージー・セルビーさんにお会いすることでした。金髪の美人さんです。スージーさんはラビットリッジでワインメークしながら、自身のブランド「セルビー」でワインを造っていました。
「私はウサギが好きです」といきなりスージーさんに言ってしまいました。「あなたが造ったワインが好きです」と言おうとしたのですが(笑)。でもスージーさんは笑顔でワインを注いでくれました。通じたのかな(喜)。もちろん2ショットで記念撮影。これも私の大切なお宝写真です。
スージー・セルビーさんです・・・ |
この日はテイスティングの他に、参加ワイナリーが提供してくれたマグナム・ボトルやダブルマグナム・ボトルなどがゲットできるチャリティ・オークションが行なわれました。オーナーやワインメーカーのサイン入りです。ケイマスも欲しい・・・フロッグス・リープも欲しい・・・グレース・ファミリーは手が出ない(笑えない)・・・
「でもやっぱり今日はラビットリッジだぁー」
ラビットリッジが提供してくれたのは、おそらく市場にはほとんど出なかったと思われる「シラーズ・ポート1997」のレギュラー・ボトルが2本です。1本にはオーナーのエリック・ラッセル氏のサイン、もう1本にはスージー・セルビーさんのサインが入っています。
またまた悪い癖が出て(意地)、私見事に「ラビットリッジ」落札しました(喜)・・・
そしてまたしばらくお小遣いはなしになりますが(涙)・・・
(オー・マイ・ゴット!グレース・ファミリーのブースに戻るのすっかり忘れてしまったぁ・・・帰りの電車の中で気がつきましたが・・・)
Selby Pinot Noir Russian River Valey
★セルビー ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2004 ¥6,300
2005年の訪問ではヒールズバーグの町にあるセルビーさんのテイスティング・ルームを訪ねましたが、お会いできませんでした。お店にいた方に名刺と日本で記念撮影した2ショット写真をお渡しして帰りました。その後お返事なし(涙)・・・
濃縮感がありながらも上品さもある、ルシアン・リヴァーらしいピノ・ノワールです! |
息子のうさうさです・・・
おかげさまで今年の1月1日で10歳になりました・・・
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この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。
ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。