いつもお世話になります。
例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2009年5月19日配信)。
またまたジョンさんのレアものが入荷です(喜)!過去に1度だけ(2003年春に)極々少量日本に入荷されましたが、このワインも現地ワイナリーでしか入手できないレアものです。
久しぶりの入荷ですが、なんとこのヴィンテージで生産をやめるとのことです(涙)・・・
《 FROG’S LEAP フロッグス・リープ 》
もうお話しなくてもいいですよね(笑)・・・
「フロッグス・リープ」
ナパ・ヴァレー、ラザフォード地区
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カエルが元気にジャ~ンプしているラベルで有名な、当店ではお馴染みのワイナリー「フロッグス・リープ」です。
ナパのバイオダイナミック&オーガニックの第一人者である、オーナー兼ワインメーカーのジョン・ウイリアムズ氏。
1981年フロッグス・リープは、かつて蛙の養殖場であったセントヘレナのミル・クリーク沿いに設立されました。100年前この養殖場の蛙はサンフランシスコのグルメ・レストランに1ダース33セントで売られていたそうです。現在ラザフォードにあるワイナリーは、もともと1884年にワイナリーとして建てられた建物で、「レッドバーン」と呼ばれる歴史ある建物です。ワイナリーの屋根には「風見鶏」ならぬ「風見蛙」があります(笑)。
風見鶏ならぬ風見蛙(笑)! |
ジョンさんは「Time is fun when you are having flies !」とサインしてくれます。「Time flies when you are having fun(楽しい時は時間を忘れる)」という諺をパロッて「カエルの立場から言うと、ハエを食べている時が最高だ」とサインするんです。これはもうワイン界の名言の1つです(笑)。エリートなキャリアを持ちながらも、けっしてユーモアを忘れない方です。
今回のジョンさんのレアものはこちらです ↓
Aardvark Pinot Noir Carneros
★アードヴァーク ピノ・ノワール カーネロス 2007 ¥4,200
なんとジョンさんのレアものは、ピノ・ノワールです!
2003年春に極々少量日本に入荷しましたが、久しぶりの日本入荷になりました・・・
「カエル」のラベルではなく、ジョンさんのプライベート・ラベルになっています。
名前の由来ですが、ラベルに描かれたアードバークは南アフリカの穴蔵に住む土豚(つちぶた)という哺乳動物で、毛むくじゃらの体で大きな耳と長い鼻と穴を掘るための爪を持っています。
しかし、そんなことより、ワインリストに載せた時、一番最初(AA)になるようにこう名づけたとのことです・・・(ジョンさんってそんなに目立ちたがり屋だったのでしょうか・・・笑)
葡萄は、カーネロスの老舗ワイナリー「トルシャード」から・・・
トルシャード・ファミリーは、フランスからの移民であったトルシャード神父が1887年にワイナリーを設立したのがはじまりで、禁酒法以降1974年にトニー・トルシャード氏がカーネロスで葡萄栽培を始めたことでファミリーによるワイン造りが再開されました。
現在カーネロスに約400エーカーに及ぶ土地を所有し、ナパやソノマの一流ワイナリーに葡萄を供給しています。全生産量の85%は他のワイナリーに供給し、残りの15%から自らのブランド「トルシャード」のワインを造り出しています。
アードバークのピノ・ノワール、そしてフロッグス・リープのシャルドネやシラー(日本未輸入)もトルシャードからのものです。ジョンさんも絶対の信頼を寄せるグローワーです。
パープルが主張する赤紫色。スミレ、ラズベリー、プラム、ワイルドベリーの香りがあります。アンフィルターから来る濃縮した果実味を感じます。アタックは甘く、柔らかい風味で、強く主張する酸ではありませんが、心地よい酸が全体をエレガントにまとめています。フレーヴァーを伴う長い余韻が続きます。
ブルゴーニュ・オーク(トロンセ主体)使用
生産量約300ケース
ALC13,7%
輸入元定価¥5,250
アードバークは、ナパのあのフレンチ・ランドリー、あのオーベルジュ・ド・ソレイユ、ドン・ジョヴァーニなどのエリート・レストランだけに供給されています。
「フロッグス・リープ」ブランドに集中するため、残念ながらこの2007年ヴィンテージで生産を終了することになりました(涙)・・・
ジョンさんのピノ・ノワールを体験できるのはこれが最後です!日本入荷96本のみ!
秘蔵のピノ・ノワール、アードヴァーク
残念ながらこれが最後です(涙)・・・
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こちらもジョンさんのレアものです!
Frog’s Leap Frogenbeerenauslese Late Harvest Liesling
★フロッグス・リープ フロッケンべーレンアウスレーゼ 2006 ハーフボトル ¥4,830 残少
こちらも本当にレアものです!
トロッケンべーレンアウスレーゼならぬ、「フロッケンべーレンアウスレーゼ」です!
ジョンさん、相変らず笑わせてくれますねぇ・・・
とろける蜜のような舌触り・・・たまりません(涎)・・・
100%リースリング、100%ラザフォード
樹齢70年 収穫糖度32Brix
残糖度9,8% ALC9,7%
生産量はわずか490ケースです!日本入荷は72本のみ!
輸入元定価¥5,670
こちらも超レアもの!
トロッケンベーレンアウスレーゼならぬ、
フロッケンベーレンアウスレーゼです(笑)! |
金額は全て税込価格です。
クール代は送料とは別途ご請求になります。
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4月初めに「フロッグス・リープ」のゼネラル・マネージャー、ジョーナ・ビアー氏が来日しました。日本初来日でした。
ビアー氏はシカゴ出身。ナパ・ヴァレーを訪れ、そこで口にしたフロッグス・リープのワインに一目惚れ。ほとんど居座るようにフロッグス・リープで働き始めました。最初の仕事はワイングラス拭きだったとか。
いつも通りジャイアンツのジャージにサインを頂戴しました(笑)。「ジョンさんの隣にサインください」「OK!OK!このジャージにサインできるなんて光栄だよ」「ありがとうございます!ジョンさんによろしくお伝えください」「ジョンがナパで待ってるよ!」「ありがとうございます(嬉涙)!」
フロッグス・リープへの思いは誰にも負けないビアー氏でした。
ゼネラル・マネージャーのジョーナ・ビアー氏と
背番号00の右にサインを頂戴しました(嬉)・・・
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ちなみに私もワイナリーでジョンさんに言ったことがあります・・・
私(鶏小屋の前で)「この鶏の世話をしますから、ここで働かせください・・・」
ジョンさん「ははは・・・」
それってイエス!だったの?ノー!だったの?
みなさんも是非「フロッグス・リープ」を訪問してみてください。もしジョンさんがいたら、「あなたの名前が書かれたジャイアンツのユニフォームを着ている日本人は友達です」と言ってください。きっとお茶くらい出ますよ(笑)。
ジョンさんです! |
追伸
ゴールデンウイーク明けから続々とカリフォルニアから生産者が来日しております。
先々週はベリンジャーで30年に渡りワイン造りを続けるエド・スブラジア氏が昨年春に続き2度目の来日(CWGさんでお食事)。先週はボンドの新ディレクターでマスター・ソムリエのポール・ロバーツ氏が来日(銀座でお食事)。昨日はシェイファーのダグ・シェイファー氏とお会いしてきました(関西にも行くのでマスクをプレゼント・・・笑えない)。木曜日は幻の私市友宏氏とお会いしてきます。順次ご報告したいと思います。
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。
ゆえに、HP公開時にはすでに売切れのワインもございます。