マイケル・ホニッグ氏来日!(ホニッグ・ワイナリー)

ナパのベストバリューワインとして高い評価を受けている「ホニッグ・ヴィンヤード&ワイナリー」から3代目オーナーのマイケル・ホニッグ氏が初来日しました。輸入元主催の試飲会に参加しました。

with Mr. Michael Honig

ホニッグ2

1964年ルイ・ホニッグはラザフォードに土地を購入し、ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニョンを植えました。1981年オレンジ・カウンティのコンクールでソーヴィニヨン・ブランがゴールドメダルを獲得し、ホニッグの名は一躍注目されました。1984年から孫のマイケル・ホニッグがワイナリーを引き継ぎました。現在自社畑ではサスティナブル・アグリカルチャー(環境保全型農業)を実践しています。ホニッグはラザフォードのベストバリューワインの1つとして高く評価されています。また養蜂でも有名で、6万匹のミツバチが巣箱に集まります。ホニッグはドイツ語で蜂蜜の意味です(ラベルに蜂が)。

ホニッグ4
ホニッグ3

試飲会会場で小セミナーが開催されました。マイケルさんからワイナリーについてお話がありました。今回出品されたワインは下記の4アイテムです。(価格は輸入元上代税抜き価格です。)

- Honig -

 Sauvignon Blanc Napa/Lake County 2023
★ソーヴィニヨン・ブラン ナパ / レイク・カウンティ 2023 ¥ 4,000
 Reserve Sauvignon Blanc Napa Valley 2022
★リザーブ ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー 2022 ¥6,500
 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥8,800
 Bartolucci Vineyard Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★バルトルッチ・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥19,000

ホニッグが作るのはソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨンの2つだけです。典型的なラザフォード・ダストの風味を持つカベルネ・ソーヴィニヨンも素敵ですが、やはりホニッグを支えるのはソーヴィニヨン・ブランです。スタンダードなソーヴィニヨン・ブランは自社畑とワイナリー周辺の畑の葡萄から生産していましたが(2018年ヴィンテージまで)、現在はラザフォードの葡萄にレイク・カウンティやソラノ・カウンティの葡萄を加えています。2023年ソーヴィニヨン・ブランは、58%ナパ・カウンティ、42%レイク・カウンティで、98%ソーヴィニヨンブラン、1%セミヨン、1%ミュスカです。ステンレスタンクで低温発酵そして熟成です。柑橘系果実の風味を持つ爽やかな味わいです。裏ラベルの裏(表から見える)に美しいラザフォードの風景が描かれています。リザーブ・ソーヴィニヨン・ブランは自社畑の選りすぐりのブロックの葡萄から。2022年リザーブ・ソーヴィニヨン・ブランは、89%ソーヴィニヨン・ブラン、11%セミヨンです。全体の63%はステンレスタンクで低温発酵後数年使用のフレンチオークで8ヶ月の熟成。残りの37%はフレンチオーク新樽で発酵そして8ヶ月の熟成です(100%マロラクティック発酵)。最後にブレンドしボトリングです。エキゾチックな柑橘系果実のアロマ。樽に由来するバニラ・ビーンズなども。樽の風味が漂う、クリーミーでリッチな味わいです。僅か364ケースの生産です。

ホニッグ5

ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは自社畑とワイナリー周辺の畑の葡萄から。2021年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、85,1%カベルネ・ソーヴィニヨン、5,3%メルロー、4,6%マルベック、2,4%プティ・ヴェルド、1,4%カベルネ・フラン、1,2%プティ・シラーで、フレンチオーク(25%新樽)とアメリカンオーク(20%新樽)で熟成。チェリーやラズベリーのアロマ。スパイスも。ラザフォードらしいバランスのとれたミディアムボディです。バルトルッチ・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンはバルトルッチ・ファミリーが3代に亘り栽培している畑から。この地を代表する銘醸畑のスポッツウッドやマドロナ・ランチの近くの、セントヘレナ西の丘陵地に位置します。2021年バルトルッチ・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンは、100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、28日間醸しを行いプレスし、フレンチオーク(100%新樽)で20ヶ月熟成。ブラックベリーのアロマ。燻した紅茶やリコリスなども。熟したベリー系の果実味と力強いタンニンを持ちます。

ホニッグ8 ホニッグ7

実はホニッグのお隣は溺愛ワイナリーのフロッグス・リープです(苦笑)。ということで?なかなかホニッグをご紹介できず(苦笑できない)。でもスタイルが違いますので是非お試しください。

ホニッグ1

試飲会場に入り、すぐにマイケルさんのところに。「あのう、お見せしたいものがあります。」「どうぞ。」「ジャイアンツです(苦笑)。全てワイナリーのオーナーとワインメーカーのサインです。ステファニーさんのサインもあります。」「おお!素晴らしい!」例のジャイアンツのお見せしたらマイケルさん驚いて。「写真撮ろう!」って、私より先に自分のスマホで写真撮ってくれと輸入元さんに頼んでました(苦笑)。

ホニッグ9

サインは画像中央の袖の近くに。セールス・ディレクターを務めていた(元)オーナー夫人のステファニーさんと初めてお会いしたのは2010年です。ノリノリでキャーキャー騒ぎながらサイン書いてくださいました(YAY GIANTS! です。)。その後2012年、そして2015年にもお会いできました。めっちゃチャーミングで可愛い方です。

#Honig Vineyard
#Honig Winey
#Sauvignon Blanc
#Cabernet Sauvignon
#Rutherford
#Napa Valley

【ステファニー・ホニッグさんと再々会!(ホニッグ)】(2015年11月17日)

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。