新体制に変わり2度目のリリースです・・・あのアンディ・エリクソンがコンサルタントを務めます・・・アルファ・オメガ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年10月22日配信

新体制に変わり2度目のリリースです・・・

あのアンディ・エリクソンがコンサルタントを務めます・・・

《 ALPHA OMEGA アルファ・オメガ 》

アルファ・オメガ」は、ロビン・バジェットエリック・スクラーによって2006年に設立されたブティック・ワイナリーです。“次世代のライジング・スター“ と呼ばれました。

ロビン・バジェットはエドナ・ヴァレーに800エーカーの畑を所有するヴィンヤード・オーナーで、かつてサン・ルイ・オビスポ・ヴィントナーズの理事長を5年務めました。エリック・スクラーはナパのトップ・ワイナリーに30年以上も葡萄を供給してきたグロワー・ファミリーに生まれた生粋の栽培家です。ロビンとエリックはワールド・クラスの、最高品質のワインを造り出すために精力的にナパ全域の特級畑の葡萄を買い付けています。

アルファ・オメガを造り出すのがボルドーで修業したジーン・ホフリガー。そしてコンサルタントとしてアルファ・オメガに参加するミシェル・ロランです。巨匠ミシェル・ロランの旧世界ワインのエレガンスさと、気鋭のワインメーカーであるジーン・ホフリガーが生み出す新世界の躍動感、それらが見事なまでの醸造スタイルとして融合されたワインとなります。

元々アルファ・オメガのシングル・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨンは高い評価を受けていましたが、フラッグシップであるエラ Era Red Blend の2012年がパーカー98点を獲得し、アルファ・オメガはますます注目を浴びました。また2017年2月の Premiere Napa Vally のオークションではカルトの新帝王と呼ばれるスケアクロウに次いで2番目の金額でアルファ・オメガは落札されました。このようにアルファ・オメガは近年のもの凄い人気で、ワイナリーでもリリース直後に全てのワインが完売になるという状況です。

アルファ・オメガ

そのアルファ・オメガの秘蔵ワインが「Ⅱ レッドワイン」という赤ワインです。アルファ・オメガの秘蔵ワイン「Ⅱ」はさらなる向上を目指し、2016年ヴィンテージでリニューアルとなりました。「Ⅱ」からさらなる進化を約束されたワインは、Ⅱの2乗という意味を表した「Ⅱスクエアー」に変わりました。そして2019年ヴィンテージから新体制に変わりました。ミシェル・ロランとジーン・ホフリガーが抜けて、醸造コンサルタントにあのアンディ・エリクソンが就任しました。新体制に代わり2度目のリリースです。最新ヴィンテージの2021年ヴィンテージが入荷しました。残念ですがまたまた値上がりです。

 Alpha Omega Ⅱ Square Red Wine Napa Valley 2021
アルファ・オメガ  スクエアー (レフト・バンク) レッドワイン ナパ・ヴァレー 2021 ¥12,100 新ヴィンテージ またまた値上げ(涙)

 Alpha Omega Ⅱ Square Red Wine Napa Valley 2019
アルファ・オメガ  スクエアー (レフト・バンク) レッドワイン ナパ・ヴァレー 2019 ¥9,680 売り切れ
 Alpha Omega Ⅱ Square Red Wine Napa Valley 2018
アルファ・オメガ  スクエアー (レフト・バンク) レッドワイン ナパ・ヴァレー 2018 ¥9,240 売り切れ
 Alpha Omega Ⅱ Square Red Wine Napa Valley 2017
アルファ・オメガ  スクエアー (レフト・バンク) レッドワイン ナパ・ヴァレー 2017 ¥8,800 売り切れ
 Alpha Omega Ⅱ Square Red Wine Napa Valley 2016
アルファ・オメガ  スクエアー (レフト・バンク) レッドワイン ナパ・ヴァレー 2016 ¥8,800 リニューアル 売り切れ

ライジング・スターと呼ばれた「アルファ・オメガ」が造る秘蔵のワイン「Ⅱ」です!

「Ⅱ」はさらなる向上を目指しリニューアルとなりました。「Ⅱ」からさらなる進化を約束されたワインは、Ⅱの2乗という意味を表した「Ⅱスクエアー」に変わりました。

Ⅱレッドワインは、旧世界ワインの巨匠コンサルタントのミシェル・ロランと、気鋭のワインメーカーのジーン・ホフリガーの2人の醸造士を表しているコンセプト・ワインです。絶対に切り離すことのできない2人、1人でも欠けるとこのワインは存在しないという固い絆を表しています。また表裏一体性として、ワイナリーの名前でもあるギリシャ文字の始終アルファオメガ、そして旧世界新世界、という意味も含まれています。(ミシェル・ロランがコンサルタントを退任する時に絶版となる時限付きのワインです。)

2016年ヴィンテージでリニューアルとなったⅡスクエアーは、スタイリッシュなエチケットとボトルは変わらずです。エチケットにはさらなる進化を約束されたワインを表すTwo Squared の文字と、Ⅱの2乗という意味を表したスクエアー型のⅡが描かれています。味わいは今まで以上にバランスのとれたスタイリッシュな味わいとなりました。また2017年ヴィンテージからボルドー右岸スタイルのワインが誕生しました。ライト・バンクはカベルネ・フランとメルローから造られます。葡萄は、Newton やFlora Springs などナパ・ヴァレーの厳選された畑から。

2015 Ⅱ Red Wine 180106_1613

そしてこの度Ⅱスクエアーは新体制に変わりました。2006年より深い絆でタッグを組んだミシェル・ロランとジーン・ホフリガーが抜け、2019年からアンディ・エリクソンが醸造コンサルタントとして、そしてマット・ブレインが醸造責任者(ワインメーカー)としてアルファ・オメガのワイン造りを行います。(アンディ・エリクソンは2018年ヴィンテージのファイナル・ブレンドを担当しています。)

2007年スクリーミング・イーグルを再びパーカー100点に導いたアンディ・エリクソン。アンディ・エリクソンはインディアナ出身で、サンフランシスコで働き出してからワインに興味を持ち出しました。たまたまアルゼンチンでの収穫に参加したアンディはそこでポール・ホッブスに出会います。それが縁で、ニュートンでジョン・コングスガードに出会い、ハーランでボブ・レヴィの元でアシスタントワインメーカーを務めました。その後スタッグリン・ファミリー、アリエッタ、ハートウェルなどでもワイン造りに携わり、2006年にハイジ・バレットの後任としてスクリーミング・イーグルのワインメーカーに就任しました。彼が造り上げた2007年スクリーミング・イーグルは久しぶりにパーカー100点を獲得しました。その後、オヴィッド、ダラ・ヴァレ、そしてトゥ・カロン・ワイン・カンパニーのハイエスト・ビューティーでワインメーカーを務めます。マット・ブレインはカナダのオンタリオ州出身で、生物学の博士号を持つ秀才な方です。ワインメーカーになる夢を持ちカリフォルニアへ。UC デイヴィスで醸造学を終了し、ブルゴーニュ系ワイナリーのトローサでアシスタント・ワインメーカーを務めました。分子レベルまで突き詰める期待のワインメーカーです。

ちなみに2018年ヴィンテージはジンファンデルを使用したことで話題になりましたが、新体制のスタートとなった2019年ヴィンテージはジンファンデルは不使用で本来のボルドーブレンド(左岸スタイル)に戻りました。2020年は山火事のため生産なしです。新着の2021年ヴィンテージもボルドースタイル(左岸スタイル)です。2021年は、萌芽寸前の春先まで降った雨と湿気が霜害の心配をさせましたが大事には至らず、その後春は理想的な幕開けとなりました。数年続いた干ばつの影響も和らぎ、春から夏へ。夏にインディアンサマーが幾度かあったため、早摘みのエリアと遅摘みのエリアが生まれましたが結果としてメリハリが生まれ、特にヴェレゾン期が長くとれたエリアは理想的なクオリティとなりました。熟成のポテンシャルを大いに発揮できるであろうヴィンテージとなりました。葡萄は、長い付き合いのある、ラザフォード、オークヴィル、オークノール、アトラス・ピーク、スプリング・マウンテンなどの畑から。2021年Ⅱスクエア―・レッドワイン(レフト・バンク)は、91%カベルネ・ソーヴィニヨン、4%メルロー、3%マルベック、2%プティ・ヴェルドの、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いセパージュとなりました。フレンチオーク(20%新樽)で9ヶ月熟成。ブラックチェリー、プラムのアロマ。樽由来のトースト。グラファイト系のミネラル。アロマやブーケが入り混じる凝縮した果実味。いかにもカリフォルニアという風格をまとった味わいに仕上がりました。熟成のポテンシャルがありそうです。

91%カベルネ・ソーヴィニヨン、その他
フレンチオーク(20%新樽)にて9ヶ月熟成
ALC14,2%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)

【ご紹介のヴィンテージから新体制に変わりました・・・醸造コンサルタントにあのアンディ・エリクソンが就任しました・・・】(2023年3月14日配信)

【スーパーカップルのアンディさんとアニーさんが久しぶりに来日しました!(ファヴィア)】(2023年3月23日配信)

週末1063-10

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

 シェイファー3

こちらもどうぞ・・・

いわゆるセカンド的サード的存在のワインですが、クオリティーは素晴らしいものです・・・

 Shafer TD-9 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2022
★シェイファー TD-9 カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2022 ¥18,150 新ヴィンテージ 新スタイルで2度目のリリース ラベル変更
 Shafer TD-9 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★シェイファー TD-9 カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥14,850 新リリース 初リリース

今イメチェン(ラベル変更)しています。パーカー100点生産者の「シェイファー」です。

シェイファーの創始者ジョン・シェイファーがシカゴでのキャリアを離れ、第2の人生を求めてカリフォルニア、ナパ・ヴァレーにやって来たのが1972年です。スタッグス・リープ地区の80haに及ぶ土地を購入したジョン・シェイファーは、1920年代にその地に作られた葡萄畑を復活させ、1978年に初めてのカベルネ・ソーヴィニヨンを1,000ケース造りました。その後 UC デイヴィスで醸造を学んだ息子ダグ・シェイファーが加わり、ダグと同級生であったイライアス・フェルナンデスがワインメーカーとして参加します。以後この3人のコンビがシェイファー・ヴィンヤーズを不動の位置に押し上げました。

2022年2月シェイファー・ヴィンヤーズは韓国の新世界プロパティにブランドを売却しました。金額は2億5千万ドルとか。ダグ・シェイファーはスーパーバイザーとしてしばらくシェイファーに残ります。イライアス・フェルナンデスはそのままシェイファーでワインメーカーを務めます。スタッフもそのまま残りました。

シェイファーの人気ワインであったナパ・ヴァレー・メルローが生産を止め、2015年ヴィンテージで新たに誕生したのがメルロー主体の TD-9 レッドワインでした。TD-9 は、創業者ジョン・シェイファーが畑を開拓するために購入した最初のトラクターの名前です。その TD-9 レッドワインが2021年ヴィンテージでスタイル(セパージュ)を変えました。自社畑とナパ・ヴァレーの厳選した畑からのカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とするワインに変わりました。サードワイン的存在となるのでしょうか。新着の2022年 TD-9 カベルネ・ソーヴィニヨンは、75%カベルネ・ソーヴィニヨン、18%メルロー、4%マルベック、10%プティ・ヴェルドで、フレンチオーク(100%新樽)で18ヶ月熟成。プラムやブラックベリーのアロマ。シェイファーらしい、濃縮した赤黒の果実味となめらかなタンニンを持つ、美味いカベルネ・ソーヴィニヨンです。この価格帯にも100%新樽っていかにもシェイファーらしいですね。シェイファーは今イメチェンしています。この TD-9 だけでなく、全てのラインナップのラベルが変更になりました。微妙な違いですがお分かりになりますか(苦笑)。

ALC15,3%
輸入元定価¥19,800(税抜¥18,000)

【いろいろ入荷しております・・・(入荷しておりました・・・苦笑)】(1月25日配信)

【シェイファーの新社長が初来日しました!(シェイファー・ヴィンヤーズ)】(2023年9月14日配信)

 週末1063-2

 Rivers-Marie Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★リヴァース・マリー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥18,150 新ヴィンテージ 数量限定品 3月にご紹介済み

あのトーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造る「リヴァース・マリー」です。

ナパのカルト・カベルネを牽引する4大ワインメーカーの1人である、ご存じトーマス・リヴァース・ブラウンです。現在ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を持つワインメーカーです。ヘレン・ターリーの下で修行し、シュレイダー・セラーズに抜擢されました。シュレイダー・セラーズではシュレイダーのナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンの他に、アストンそしてボアズ・ヴューというソノマ・コーストのピノ・ノワールを造り出しました。こちらも高い評価を得ています。(現在、ボアズ・ヴューは単独ブランドとして独立し、アストンはトーマス・リヴァース・ブラウンが運営しています) シュレイダー・セラーズ以外では、アウトポストやマイバッハでもパーカー100点を獲得し、“ニューワールドで最も偉大なカベルネ生産者” と言われています。

そのトーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造る「リヴァース・マリー」です。ブランド名は2人のミドルネームから。リヴァース・マリーはトゥルー・ソノマ(真のソノマ)の1つであるオキシデンタル地区のシャルドネとピノ・ノワールに特化したブランドです。スーマ(現在自社畑)、プラット、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、ティエリオなどの一流畑からワインを造り出しています。また、ナパ・ヴァレーからはお得意のカベルネ・ソーヴィニヨンを造り出しています。

2021年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、オークヴィルの東の丘陵地に位置するブゼリ・ヴィンヤードとオークヴィル・テラスに位置する畑が主で、10%だけセントヘレナのパネク・ヴィンヤードの葡萄がブレンドされています。AVA オークヴィルと言えるカベルネ・ソーヴィニヨンです。100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、フレンチオーク(50%新樽)で15ヶ月熟成。途切れ目のないなめらかな旨味を持ちます。ナパ・カベの完成品とも言える出来栄えです。シュレイダー・セラーズのカベルネは日本では6万円以上。ところがリヴァース・マリーのカベルネはなんと1万円そこそこです(共に値上がりしておりますが)。安価で入手できるリヴァース・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨンはマストバイのワインだと思います。お見逃しなく。ちなみにこのヴィンテージからラベルが変わりました。

ALC14,9%
輸入元定価¥19,800(税抜¥18,000)

【輸入元主催の春の試飲会があちこちで行われています・・・新入荷のワインや新ヴィンテージのワインや興味深いワインのご紹介です・・・】(3月19日配信)

やはり希少なピノ・ノワールはこちらからどうぞ・・・

【 Anything but Chardonnay と言われる昨今ですが・・・極上のシャルドネが届いております(苦笑)・・・】(6月11日配信)

 週末1039-8

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