ご存じコングスガードです・・・そのコングスガードから新ワインが誕生しました・・・コングスガード

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年10月18日配信

ご存じコングスガードです・・・

そのコングスガードから新ワインが誕生しました・・・

 KONGSGAARD コングスガード 

マーカッシン、キスラー、オベール、ピーター・マイケルと共に、”カリフォルニア・シャルドネの5本指” と言われる、ご存じ「コングスガード」です。(マーカッシン、キスラー、コングスガードで3本指です・・・)

ジョン・コングスガードは、若かりし日に目指したクラシック音楽家としての将来を断念し、ナパ・ヴァレーで5世代続く稼業(農業や造園業)を家族と共に継いでいくことを妻のマギーと決断しました。ナパ市街の東に位置するクームスヴィルのアルタ・ハイツ山頂にある、祖父が岩を切り出し販売する家業を行っていた土地を開墾し、白品種の葡萄を植えました。1975年のことです。その当時隣人であった伝説のワインメーカー、アンドレ・チェリチェフから「岩だらけで、遮るものもない丘の上の、強い風が通るこの土地から、絶対無二のものができる」とアドバイスを受けたからです。その畑は、20年以上に亘りナパの高等裁判所の判事であった父に敬意を表し、ザ・ジャッジ・ヴィンヤード The Judge Vineyardと名付けられ、後にここから伝説のワインが生み出されることになります。コングスガードを興すまでは、この畑の葡萄はニュートンで使われ、ジョン・コングスガードは「カリフォルニア最高峰のノン・フィルター・シャルドネの造り手」として知れわたりました。

1996年コングスガードとして初ヴィンテージをリリース。ナパ・ヴァレーの中でも最高の畑のオーナーたち(リー・ハドソンラリー・ハイドなど)と契約を結び、オーダーメイドで葡萄を注文する(低収量に制限する)ことを始めた第一人者です。コングスガードのワインを造るかたわら、ニュートン、ルナ、リビングストーン、アリエッタなどでワインメーカーを務め、その名声は広く知られるようになりました。彼と一緒に働いた人々は、多くを学び、大きな影響を受け、師と仰ぎ、その影響は伝播していきました。フリッツ・ハットン(アリエッタ)、アンディ・エリクソン(パーカー100点スクリーミング・イーグルのワインメーカー、ファヴィア、オーヴィッド)、リュック・モレ(モレ)、ニック・ペイ(ペイ)、スティーブ・マサイアソン(マサイアソン)、トレント・モフェット(モフェット)、ブレア・ウォルター(フェルトン・ロードNZ)などの多くのワインメーカーを育て上げました。現在はコングスガードに専念し、息子のアレックスと共に、もう1つの自社畑のあるアトラス・ピークの急峻な斜面と山中の岩をくり抜いた非常に冷涼なセラーでこだわりのワインを造り続けています。

アトラス・ピーク
ナパ・ヴァレー
 アトラスピーク

2015年12月コングスガードは遂にパーカー100点を獲得しました。2013年ザ・ジャッジ・シャルドネです。暫定100点(WA97-100)を獲得していましたが、歴代初の100点を獲得しました。残念ですが、今回もザ・ジャッジ・シャルドネの入荷はございません。ナパ・ヴァレー・シャルドネのご紹介です。そしてコングスガードから新ワインが誕生しました。希少限定入荷です。速攻での売り切れ御免です。

 Kongsgaard Chardonnay Napa Valley 2022
★コングスガード シャルドネ ナパ・ヴァレー 2022 ¥37,400 新ヴィンテージ 数量限定品

数量限定入荷です・・・売り切れ御免です・・・

カーネロスのグランクリュ畑、ハドソンとハイドのブレンドから造られるナパ・ヴァレー・シャルドネです。一度味わったら止められない、間違いなく虜になってしまう逸品の1つです。

というのが例年の紹介文句ですが、新着の2022年ヴィンテージは、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの創業者ウォーレン・ウイニアスキークームスヴィルに植えた葡萄が加わりました。まだ詳しいデータが届いておりません。ジョン・コングスガード氏のコメントでは「より洗練された味わいになった」とのことです。データーが届き次第ホームページにアップします。残念ですが前年2021年ヴィンテージから大幅に値上げとなりました。

ナパ・ヴァレー・シャルドネは常に高い評価を得ています。近年のワイン・アドヴォケイト誌では、2012年はパーカー95点、2013年は当時歴代最高のパーカー96点、2014年はパーカー95点でのちに94+点に修正、2015年はWA96-98点、2016年はWA96-98点、2017年はWA94-96点、2018年はWA93-95点です。2019年はワイン・スペクテーター誌が97点を付けました。前年2021年はヴィノスが97点を付けました。とにかく高い評価です。

Our historic blend of the Hudson and Hyde vineyards is augmented in 2022 with fruit from the spectacular Coombsville estate planted by Warren Winiarski for a wine of both energy and opulence. In line with the previous bottlings, the wine is defined by the tension of citrus and honeyed aromas over a vibrant, saline, mineral finish. When Robert Parker was visiting, he called this the Bâtard-Montrachet of Napa.

ALC14,1%
輸入元定価¥41,800(税抜¥38,000)

【2020年(山火事)も生産されました・・・ご存じコングスガードです・・・】(2022年10月7日配信)

週末1062-2

 Kongsgaard Estate White Wine Napa Valley 2023
★コングスガード エステート ホワイトワイン ナパ・ヴァレー 2023 ¥41,800 初リリースワイン 希少限定品

コングスガードから新ワインが誕生しました・・・エステート・ホワイトワインです・・・

この2023年ヴィンテージが初リリースになります。エステート・ホワイトワインです。アトラス・ピークの東端にある自社畑でオーガニック栽培されているヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネをブレンドしたワインです。ヴィオニエが主体となります。セパージュの比率は不明(非公開)です。かつてVioRous ヴィオルスという、ヴィオニエとルーサンヌをブレンドしたワインを造っていましたが、そのイメージを念頭にさらに進化させ、この度エステート・ホワイトワインとして造り上げました。3つの品種の個性を際立たせるために、粘土製のアンフォラと数年使用のフランス産樽で発酵。そのまま10ヶ月熟成です。ボトルはナパ・ヴァレー・シャルドネと同一のものです。テイスティングしておりませんので、味わいのコメントはできません。ありません。

ジョン・コングスガードは2004年にアトラス・ピークの標高の高い場所に60haの土地を購入。息子のアレックスと一緒に岩盤を掘り抜き、セラーを作り上げました。そこから少し上ると自宅と自社畑(2haで、2008年と2009年に植樹)があります。南はサン・パブロ湾からセントラル・ヴァレーを見渡せ、西はナパのヴァレー・フロアーを見下ろし、マウント・ヴィーダーが同じ目線で連なります。標高760mの畑はナパ・カウンティの中でも最も標高の高い3つの畑の1つで、ワイナリーも一番標高の高いところにあるワイナリーです。畑は、赤い土のエイケン堆積土壌と、崖が落ち込んでできた白い破砕されたスレートが混じる土壌です。南北と西に開け、様々な角度のある区画に適した品種を植えています。西を向いた斜面の中でも比較的暖かい区画でカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランを低収量で栽培。ナパ・ヴァレーに一番近い、西の端などの比較的涼しい区画でシャルドネ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨン・ブラン、ルーサンヌなどを栽培。2013年ヴィンテージからこの畑単独のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランを1樽だけ造り上げています。この地から出来上がるワインは土壌から来る鉄分や鉱物を感じるミネラルの要素が力強いとのことです。この地は標高が高いため、サン・パブロ湾の霧はここまで届かず、朝晩はヴァレー・フロアーより若干暖かいが全体的に涼しく、日中は十分な日照を確保しますが涼しい風により乾燥します。なぜアトラス・ピークに土地を購入したかと言うと、お隣の畑の樹齢40年のカベルネ・ソーヴィニヨンに惚れ込んだからだそうです。

Estate White is the first vintage of a co-fermented blend of Viognier, Sauvignon blanc, and Chardonnay organically grown in our volcanic vineyards surrounding the winery on the eastern rim of Napa Valley. The wine was fermented and aged for 10 months in clay amphora and very old barrels, allowing this exotic blend to shine with all its luscious, hedonistic glory. The best qualities of the three varieties, unified by their common mountain terroir, are joined with breathtaking harmony. Look for orange zest, stone fruit and marzipan aromas floating over the luxurious corresponding flavors. Those who know the Kongsgaard history will recall the VioRous, conceived in a similar spirit.

ALC14,1%
輸入元定価¥44,000(税抜¥40,000)

【2020年(山火事)も生産されました・・・ご存じコングスガードです・・・】(2022年10月7日配信)

週末1062-1

こちらもどうぞ・・・希少入荷です・・・

 Aubert Chardonnay Sonoma Coast 2022
★オベール シャルドネ ソノマ・コースト 2022 ¥23,100 新ヴィンテージ 希少限定品

マーカッシン、コングスガード、キスラー、ピーター・マイケルと共にカリフォルニア・シャルドネの5本指と言われるご存じ「オベール」です。

マーク・オベールはナパ生まれのナパ育ちという生粋のナパっ子です。ラザフォード・ヒルなどのワイナリーで働いていましたが、ある日運命の出会いがありました。ヘレン・ターリー女史と出会いました。。その後ヘレン・ターリーのアシスタントとしてピーター・マイケルに参加。2000年に彼女の後を受け継ぎワインメーカーに昇進しました。その後もヘレン・ターリーの後を受け継ぎ、コンサルタントとしてスローン、コルギン、ブライアント・ファミリーなどの超トップ・ワイナリーでワイン造りに携わりました。1999年に「オベール・ワインズ」を設立。スタートから高い評価を得ましたが、2012年ヴィンテージで4アイテムがパーカー暫定100点を獲得。翌年2013年ヴィンテージも3アイテムがパーカー暫定100点を獲得。最終的に2013年イーストサイド・シャルドネがパーカー100点を獲得しました。

オベールはシングル・ヴィンヤード・ワインに特化した生産者として有名ですが、ヴィンテージによってレジョナル・ワイン(ソノマ・コースト)をリリースします(2010年頃から生産し始めました)。シングル・ヴィンヤードのシャルドネを造る畑の若木を中心に、シングル・ヴィンヤードのシャルドネとなるべき樹齢の高い葡萄ながら樽セレクションで早飲みした方が良いと判断したキュヴェをレジョナル・ワインとしてセレクトします。自社畑(ローレン、パウダーハウス、CIX)を含む、ソノマ・コーストの契約畑から厳選したキュヴェをブレンドします。オベールのスタイルながら、若々しい魅力に溢れたワインです。ご紹介のソノマ・コースト・シャルドネは2019年ヴィンテージ以来の、3年振りの入荷です。希少限定入荷です。

【北と南から素敵なワインが到着しました・・・希少限定入荷品です・・・売り切れ御免です・・・】(8月6日配信)

週末1054-1

こちらもどうぞ・・・南の産地から・・・

 Paul Lato “East of Eden” Pisoni Vineyard Chardonnay Santa Lucia Highlands 2022
★ポール・ラトー “イースト・オブ・エデン” ピゾーニ・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥22,000 JD97 希少限定品
 Paul Lato “Lancelot” Pisoni Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2022
★ポール・ラトー “ランスロット” ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥24,200 JD96 希少限定品

ロバート・パーカーが選ぶ最高峰エクストラ・オーディナリーの17のピノ・ノワール生産者の1人である「ポール・ラトー」です。

ポール・ラトー氏はポーランド生まれ。カナダでソムリエをしていましたが、ある日飲んだオー・ボン・クリマのシャルドネに心惹かれ、自分の手でワインを作りたいという思いに駆られました。ジム・クレンデネンの招きでセントラル・コーストへ。オー・ボン・クリマ、キュぺなどでワイン造りを学び、2002年に6樽の自身初めてのワインを生産しました。その後まもなくロバート・パーカーから高評価を受け、一躍注目されました。

そのポール・ラトーが造る、ピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネとピノ・ノワールです。イースト・オブ・エデンの名が付いた、ポール・ラトーのピゾーニ・ヴィンヤード・シャルドネです。ピゾーニ・ヴィンヤード・シャルドネを造るのは本家本元のピゾーニ・ワイナリーとポール・ラトーだけです。僅か4樽の、1,200本の生産です。ジェブ・ダナックが97点を付けました。そして、ランスロットの名が付いた、ポール・ラトーのピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールです。通常ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールを造る生産者にはビッグ・ブロックという一番大きな区画の葡萄が供給されますが、ポール・ラトーにはオールド・ブロックの葡萄が供給されています。オールド・ブロックはゲーリー・ピゾーニが最初に植えた区画で、本家本元のピゾーニ・ワイナリーが使う区画です。こちらは10樽の、約3,000本の生産です。ジェブ・ダナックが96点を付けました。

【そうなるかなと思っておりましたが・・・やはりそうなりました・・・】(9月13日配信)

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こちらは売り切れました・・・ありがとうございました・・・

 Pisoni Estate Chardonnay Santa Lucia Highlands 2022
★ピゾーニ エステート シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥17,820 新ヴィンテージ 売り切れ
 Pisoni Estate Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2022
ピゾーニ エステート ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥21,230 WI97 新ヴィンテージ 売り切れ

“カリフォルニアのラ・ターシュ”と例えられる、ご存じピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールを造る「ピゾーニ・ファミリー・ヴィンヤーズ」です。

ピゾーニ・ファミリー・ヴィンヤーズの現オーナーであるゲーリー・ピゾーニはサンタ・ルチア・ハイランズで3代続く農家に生まれました。1982年から葡萄栽培を開始。たくさんの品種を植えましたが、なかでもピノ・ノワールは(パンツの中に隠し持ちこんだ?という)ブルゴーニュの至宝 DRC ラ・ターシュのクローンを植えました。そのピノ・ノワールは、ピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄のポテンシャルを最大限に引き出すことが出来る生産者にだけに供給されました。その選ばれた生産者は、「アルカディアン」「キャピオー」「ミウラ」「パッツ&ホール」「ポール・ラトー」「ピーター・マイケル」「ロアー」「シドゥーリ」「タンタラ」「テスタロッサ」などの超一流の生産者達です(現在は生産していないワイナリーもあります)。自らもボトリングします。ピゾーニ・ヴィンヤードの最上のブロックの最上の葡萄を使うのはやはり本家本元のピゾーニ・ワイナリーです。

久しぶりの入荷です。ピゾーニ・ヴィンヤードシャルドネです。ピゾーニ・ヴィンヤードのピノ・ノワールよりある意味レアな存在でしょうか。ピゾーニ・ヴィンヤードの一番高い場所にシャルドネの小さな区画があります。生産量は4樽の、僅か105ケースです。私もしばらく現物を見ていませんでした。エチケットが変わりましたね。そして“カリフォルニアのラ・ターシュ”と例えられる、ご存じピゾーニ・ヴィンヤードピノ・ノワールです。パンツの中に隠し持ち込んだ(苦笑)ラ・タ―シュのクローンから誕生したピノ・ノワールです(笑い話として軽くお聞きください)。こちらは704ケースです。この2022年ヴィンテージに元ワイン・アドヴォケイト誌編集長のリサ・ぺロティ・ブラウン MW が運営する The Wine Independent ワイン・インディペンデントが97点を付けました。

【今年もなんとか入荷しました(苦笑もできない)・・・ですが相変わらずトップキュヴェの日本入荷は極々少量です・・・】(10月4日配信)

週末1061-6

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。