今年もなんとか入荷しました(苦笑もできない)・・・ですが相変わらずトップ・キュヴェの日本入荷は極々少量です・・・ピゾーニ・ワイナリー

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年10月4日配信

なんとか今年も入荷しました(苦笑もできない)・・・

ですが相変わらずトップ・キュヴェの日本入荷は極々少量です・・・

《 PISONI VINEYRDS & WINERY ピゾーニ 》

“カリフォルニアのラ・ターシュ” と例えられる、ご存じピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールを造り出している「ピゾーニ・ファミリー・ヴィンヤーズ」です。

 pisoni

サンフランシスコの南、モントレーの奥地に広がるサンタ・ルチア・ハイランズゲーリー・ピゾーニはこの地に3代続く農家に生まれました。ピゾーニ・ファームを営んでいた父親の代にはレタス、アスパラガス、ブロッコリーなどの栽培で成功を収めていましたが、ゲーリー・ピゾーニはワイン用の葡萄栽培を始めたい思いに駆られ、1982年に父親が購入していた山腹の土地に葡萄を植えました。僅か2haの畑です。サンタ・ルチア・ハイランズの最南端に近い、標高300~400mの高地です。モントレー湾からの冷たい風と霧は有名ですが、ここは霧は滞留せず冷たい風のみが吹き込みます。やや日照が長いのも特徴です。

当初はその土地にどの品種が合うか判らず、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー等多くの品種を植えましたが、なかでもピノ・ノワールはブルゴーニュの至宝 DRC ラ・ターシュのクローンが用いられました。6回に渡って井戸を掘り、畑内に水源を探し当て灌漑が可能になるまでは毎日水を運ぶ苦労を重ねました。1991年に遂に畑内に水源を探し当てました。1990年代に入ると、ピーター・マイケル、パッツ&ホール、シドゥーリ、オーハイなどの有名ワイナリーがこの畑の葡萄(特にピノ・ノワール)を使うようになり、一気にピゾーニ・ヴィンヤードの名前は有名になりました。

1988年ゲーリー・ピゾーニは自らピノ・ノワールの醸造を手がけました。最初の2年間は多くのカルトワインに携わり自らもカルトワインを有するマーク・オベールがワインメーカーを務めましたが、以降はゲーリー・ピゾーニ自らが醸造を行いました。ピゾーニ・エステートの誕生です。そして1998年からは次男のジェフ・ピゾーニがワインメーカーを務めました。長男のマーク・ピゾーニヴィンヤード・マネージャーを務めました。DRC ラ・ターシュのクローンから誕生したピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールは2008年ヴィンテージがパーカー98点を獲得し、現在カリフォルニアを代表するピノ・ノワールの1つとなっています。現在もピゾーニ・ファミリー・ヴィンヤーズは自社醸造と限られたワイナリーにのみ葡萄を供給しています。

(ワイン・エンスージアスト誌の「アメリカにグランクリュ格付があればどの畑が選ばれるか」という特集で選ばれた5つの畑は、「Allen」「Hirsh」「Garys’」「Pisoni」「Shea」でした。アレンはロキオリ、ウイリアムズ・セリエムなどで有名なルシアン・リヴァー・ヴァレーの畑、ハーシュはキスラー、シドゥーリなどで有名なソノマ・コーストの畑、シェアはシン・クア・ノンなどで有名なオレゴン州の畑です。そしてゲーリーズピゾーニです。)

Pisoni Vineyard
Santa Lucia Highlands
 Pisoni Vineyard

2022年ピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールが入荷です。そして超久しぶりにピゾーニ・ピゾーニ・シャルドネも入荷です。ですが相変わらず極々少量の入荷です。売り切れ御免です。ピゾーニ・ワイナリーの主力ワインである3つの自社畑から造られるルシアも入荷です。

 Pisoni Estate Chardonnay Santa Lucia Highlands 2022
★ピゾーニ エステート シャルドネ サンタ・ルチア・ハイランズ 2022 ¥17,820 新ヴィンテージ 希少限定品 販売条件あり
 Pisoni Estate Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2022
ピゾーニ エステート ピノ・ノワール サンタ・ルチア・ハイランズ 2022 ¥21,230 WI97 新ヴィンテージ 希少限定品 販売条件あり

現ピゾーニ・ワイナリーのオーナーのゲーリー・ピゾーニ氏がパンツの中に隠し持ちこんだというブルゴーニュの至宝ラ・ターシュのクローンから生まれたのがサンタ・ルチア・ハイランズピゾーニ・ヴィンヤードです。(このエピソードは笑い話として軽くお流しください・・・苦笑)

サンタ・ルチア・ハイランズは、1991年にAVA(栽培指定地域)として認定されました。ピゾーニ・ヴィンヤードは、ゲイリー・ピゾーニ氏によって1982年に5エーカー(約2ha)に入植され、現在は40エーカー(約16ha)に広がっています。海抜1,300フィート(約400m)に位置し、南東に面した斜面で、土壌はグラナイトとサンディロームで構成されています。畑は30のブロックに分かれていて、100%サスティナブル農法を実践しています。

ピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄のポテンシャルを最大限に引き出すことが出来る生産者にだけ葡萄が供給されます。その選ばれた生産者は、「アルカディアン」「キャピオー」「ミウラ」「パッツ&ホール」「ポール・ラトー」「ピーター・マイケル」「ロアー」「シドゥーリ」「タンタラ」「テスタロッサ」などの超一流の生産者達です(現在生産していない生産者もあります)。そして自らもボトリングします。ピゾーニ・ヴィンヤードの最上のブロックの最上の葡萄を使うのはやはり本家本元のピゾーニ・ワイナリーです

久しぶりにピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネのご紹介です。希少限定品です。申し訳ありません、販売条件があります。

ピゾーニ・ヴィンヤードの一番高い場所にシャルドネの小さな区画があります。岩の多い土壌はがっしりとした骨格や、葡萄の成熟度そして複雑味をもたらします。2022年は冬の雨が前年までの乾燥した畑に潤いをもたらし、春から夏にかけては穏やかな天候が続きました。9月初旬の猛暑により収穫を早めることになりましたが、順調に育った葡萄は無事に収穫されました。収量は減少しましたが、果実と酸のバランスのとれた凝縮した葡萄となりました。2022年は2つのブロックをブレンドしました。手摘みで収穫。厳しい選果。2022年ピゾーニ・ヴィンヤード・シャルドネは、100%シャルドネで、クローンはオールド・ウェンテそしてスーツケース・セレクションズです。天然酵母のみで発酵そしてフレンチオーク(40%新樽)で12ヶ月熟成。バトナージュは最低限に抑え、緊張感のある仕上がりを求めました。レモンの皮、ネクタリン、洋なしのタルトのアロマ。生き生きとした果実味ながら非常にリッチで豊満。石のような塩のようなミネラルのニュアンスが印象的です。長く複雑なフィニッシュ。生産量は4樽の、僅か105ケースです。しばらく現物を見ておりませんでした(苦笑できない)。エチケットが変わりました。

100%シャルドネ
ALC14,2%
輸入元定価¥18,700(税抜¥17,000)

 週末1061-2

そして “カリフォルニアのラ・ターシュ” と例えられる、ご存じピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールです。希少限定品です。申し訳ありません、販売条件があります。

2022年は冬の雨が前年までの乾燥した畑に潤いをもたらし、春から夏にかけては穏やかな天候が続きました。9月初旬の猛暑により収穫を早めることになりましたが、ピノ・ノワールは全てのブロックを希望通りの完熟のタイミングで収穫することが出来ました。2022年は例年よりも凝縮度が高く、生き生きとしたアロマを持つ葡萄となりました。手摘みで収穫。厳しい選果。ヴィンテージ毎に一番ピゾーニ・ピゾーニらしいブロックをセレクトして醸造しています。2022年は6つの区画を選びました。ピゾーニ・ワイナリーはグラヴィティ・フロー(重力移動)にて醸造しています。伝統的なブルゴーニュの手法にて醸造。2022年ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは、100%ピノ・ノワールで、天然酵母のみで発酵で、45%を全房発酵しました。厳選されたフレンチオーク(65%新樽)で10ヶ月熟成。落ち着かせてからアンフィルター&アンファインにてボトリング。スミレ、ブラックチェリーのアロマ。華やかなスパイスのニュアンスも。ピゾーニらしい、リッチで凝縮感のある黒系ベリーの果実味ですが、エレガントさを持ち合わせます。740ケースの生産です。

ワイン・アドヴォケイト誌 WA における最高得点は2008年ヴィンテージの98点です。近年の評価は、2012年はWA96点、2013年はWA96+点、2014年はWA95点、2016年はWA94点、2017年はWA95点です。2018年はピゾーニ・ピゾーニ20周年記念ワインでした(残念ながら当店へは入荷なし)。2019年はワイン・エンスージアスト誌が96点を、ジェブ・ダナックが97点を付けました。昨年秋にご紹介した2021年はワイン・エンスージアスト誌が94点を付けました。そして2022年は元ワイン・アドヴォケイト誌編集長のリサ・ぺロティ・ブラウン MW が運営する The Wine Independent ワイン・インディペンデントが97点をつけました

100%ピノ・ノワール
ALC14,1%
輸入元定価¥22,000(税抜¥20,000)

 週末1025-0

【輸入元が変わりました・・・ですが相変わらずトップキュヴェの日本入荷は極々少量です・・・】(2023年10月3日配信)

週末1061-6

そしてルチア(ルチア by ピゾーニ)です・・・

 Lucia by Pisoni Chardonnay Estate Cuvee Santa Lucia Highlands 2022
★ルチア シャルドネ エステート・キュヴェ サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥9.570 新ヴィンテージ 
 Lucia by Pisoni Pinot Noir Estate Cuvee Santa Lucia Highlands 2022
★ルチア ピノ・ノワール エステート・キュヴェ サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥10,120 新ヴィンテージ

 Lucia by Pisoni Soberanes Vineyard Syrah Santa Lucia Highlands 2022
ルシア ソベラネス・ヴィンヤード シラー サンタ・ルシア・ハイランズ 2022 ¥12,540 新ヴィンテージ 希少限定品
 Lucia by Pisoni Garys’ Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2021
★ルシア ゲーリーズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2021 ¥14,630 残少 希少限定品

ピゾーニ・ワイナリーのもう1つのブランドである「ルチア」です。。

ルチアはピゾーニ・ワイナリーのもう1つのブランドです。ピゾーニ・ワイナリーのトップ・ブランドが上述のピゾーニ・ピゾーニなら、主力となるブランドがルチアです。2000年に新プロジェクトとしてスタートしました。葡萄はもちろん自社畑ピゾーニ・ヴィンヤード(1982年植樹)、ゲーリーズ・ヴィンヤード(1997年植樹)、そして新しい自社畑ソベラネス・ヴィンヤード(2008年植樹)から。ピゾーニ・ピゾーニのシャルドネやピノ・ノワール同様ゲーリー・ピゾーニの2人の息子、UCデイヴス出身の長男マーク・ピゾーニ(ヴィンヤード・マネージャー)と、UCフレスノ出身の次男ジェフ・ピゾーニ(ワインメーカー)によって造られます。(畑の位置は下記のサンタ・ルチア・ハイランズの地図からご覧いただけます。)

それら自社畑から造られるシャルドネ・キュヴェ・エステートです。これまではシャルドネ・サンタ・ルチア・ハイランズという名称でしたが、完全にエステートの葡萄から、ということを強調した名称となりました。2022年は冬の雨が前年までの乾燥した畑に潤いをもたらし、春から夏にかけては穏やかな天候が続きました。9月初旬の猛暑により収穫を早めることになりましたが、シャルドネは早めの8月後半には収穫をスタートしていました。順調に育った葡萄は無事に収穫されました。収量は減少しましたが、果実と酸のバランスのとれた凝縮した葡萄となりました。2022年シャルドネ・エステート・キュヴェは、ピゾーニ・ヴィンヤードとソベラネス・ヴィンヤードのブレンドとなりました。手摘みで収穫。厳しい選果。天然酵母のみで発酵そしてフレンチオーク(35%新樽)で12ヶ月熟成。柑橘系果実のアロマ。クリーム・ブリュレのニュアンスも。ピゾーニからは白桃とレモンオイルのまろやかな風味が醸し出され、ソベラネスからは石のようなミネラル感が醸し出されました。上物のピュリニー・モンラッシェのよう。生き生きとした果実味ながら深みと複雑さを持ち合わせます。

100%シャルドネ
ALC14,1%
輸入元定価¥10,450(税抜¥9,500)

 週末1061-4

こちらもそれら自社畑から造られるピノ・ノワール・エステート・キュヴェです。こちらもこれまではピノ・ノワール・サンタ・ルチア・ハイランズという名称でしたが、完全にエステートの葡萄から、ということを強調した名称となりました。2022年は冬の雨が前年までの乾燥した畑に潤いをもたらし、春から夏にかけては穏やかな天候が続きました。9月初旬の猛暑により収穫を早めることになりましたが、ピノ・ノワールは全てのブロックを希望通りの完熟のタイミングで収穫することが出来ました。2022年は例年よりも凝縮度が高く、生き生きとしたアロマを持つ葡萄となりました。2022年ピノ・ノワール・エステート・キュヴェは、ピゾーニ・ヴィンヤード(70%)、ゲイリーズ・ヴィンヤード(14%)、ソベラネス・ヴィンヤード(16%)のブレンドとなりました。手摘みで収穫。厳しい選果。天然酵母のみで発酵で、15%を全房発酵しました。厳選されたフレンチオーク(53%新樽)で11ヶ月熟成。魅惑のルビー色。プラムやブラックチェリーのアロマ。セージやクローヴなどのスパイスが相乗効果を上げます。ほのかなバニラも。果実は濃すぎず、十分な果実味と秀逸な酸の、非常にバランスの取れた味わいです。グランクリュ級の畑のブレンド、しかも半分以上がピゾーニ・ヴィンヤードからとは。マストバイ・ピノ・ノワールだと思います。

100%ピノ・ノワール
ALC14,1%
輸入元定価¥11,000(税抜¥10,000)

 週末1061-3

そして自社畑からの希少キュヴェです。

ピゾーニ・ワイナリーが所有する自社畑の中では一番新しいソベラネス・ヴィンヤードからのシラーです。ソベラネス・ヴィンヤードは、2008年に植樹された畑で、ゲーリー・ピゾーニ(ピゾーニのオーナー)とゲーリー・フランシオーニ(ロアーのオーナー)が共同で所有そして栽培管理する畑です。サンタ・ルチア・ハイランズの中央部に位置し、標高40~130mの、東向きのなだらかな斜面の約15ヘクタールの畑で、砂質ローム層の土壌に巨石が埋まっています。同じく自社畑のゲイリーズ・ヴィンヤードの南に隣接します。18世紀にポルトーラ探検隊と共にメキシコからモントレーに入ったホセ・マリア・ソベラネスから命名。現在シャルドネ、ピノ・ノワール、そしてシラーが栽培されています。

2022年ソベラネス・ヴィンヤード・シラーは、100%シラーで、手摘みで収穫され、厳しい選果の後、天然酵母のみで発酵しました。100%全房発酵です。厳選されたフレンチオーク(35%新樽)で17ヶ月の熟成。紫色も見える、深いルビー色。深みのあるスミレの香り。ブラックベリーのジャム。アニスなどのドライハーブ。トーストしたバニラビーンズ。芳醇な印象的なアロマです。ダークチョコレートや挽きたてのコーヒーの風味を持つ、インパクトのある凝縮した果実味です。全房発酵によるスパイシーさもあり、しっかりとしたタンニンを持つミディアム~フルボディですが、上品さや繊細さも持ち合わせます。オールド・ワールドとニュー・ワールドの両方の特徴を持っていると思います。抜栓後ゆっくりと空気に触れさせてください。デカンタがおすすめです。

100%シラー
ALC14,1%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)

そしてやはり希少キュヴェのゲーリーズ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールです。ゲーリーズ・ヴィンヤードは、1997年に植樹された畑で、ゲーリー・ピゾーニ(ピゾーニのオーナー)とゲーリー・フランシオーニ(ロアーのオーナー)が共同で所有そして栽培管理する畑です。サンタ・ルチア・ハイランズの中央部に位置し、東向きのなだらかな斜面で、ほとんどがピノ・ノワールで、少しのシラーが植えられています。ワイン・エンスージアスト誌が「アメリカにグランクリュ畑があるとすればどの畑か」という特集では5つの畑が選ばれ、ピゾーニ・ヴィンヤードゲーリーズ・ヴィンヤードが選ばれました。2021年ゲーリーズ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは昨年10月にご紹介したものです。下記 URL からご覧ください。残り僅かです。

週末1061-5

【輸入元が変わりました・・・ですが相変わらずトップキュヴェの日本入荷は極々少量です・・・】(2023年10月3日配信)

週末1061-7

赤い丸印をお探しください。ピゾーニが所有するピゾーニ・ヴィンヤード(左上)とソベラネス・ヴィンヤード(右下)。ロアーと共同管理するゲーリーズ・ヴィンヤード(右下)。そしてロアーが所有するロゼラズ・ヴィンヤード(右上)です。

ピゾーニ・ワイナリーと並び賞される「ロアー・ワインズ」はこちらからどうぞ・・・

【あのピゾーニ・ワイナリーと並び賞されるご存じロアー・ワインズです・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・】(9月27日配信)

S

 

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

 Pico Bianco

こちらもどうぞ・・・新ヴィンテージが到着しました・・・

 Lucy Pico Blanco White Wine Monterey County 2023
★ルーシー ピコ・ブランコ ホワイトワイン モントレー・カウンティ 2023 ¥5,280 新ヴィンテージ 3度目のリリース

ピゾーニ・ワイナリーが造るお手頃ブランドの「ルーシー」です。

ピゾーニ・ワイナリーの柱となるブランドが上述のルチアのワイン。自社畑の葡萄から素晴らしいシャルドネやピノ・ノワールなどを造り出しています。そのルチアのシスター・ブランドと言えるのが「ルーシー」です。ルーシーは若木や(トップ・キュヴェの)格落ち?の葡萄樹から造られます。ジェフ・ピゾーニの妻でり、あのパルメイヤーでワインメーカーを務めた、そして自身は「カトレア」というブランドを持つ、ビビアナ・ゴンザレス・レーヴもワインメーカーとして参加しています。

そのルーシーの中で新しく誕生したのがピコ・ブランコです。この2023年ヴィンテージが3度目のリリースとなります。ピコ・ブランコの葡萄はサンタ・ルチア・ハイランズとアロヨ・セコから。2023年ピコ・ブランコは、86%ピノ・グリ、14%ピノ・ブランのブレンドです。全房でプレス。優しくエグミのない果汁を絞り、数年使用のフレンチオークで発酵そして熟成しました。エレガントな白い花の香り。洋梨、白桃、リンゴの風味。旨味を持ちながらも、重くない、甘くない、爽やかな果実味です。砕いた石や海の塩、そしてチョークのようなミネラル感もあり。カリフォルニアらしからぬ味わいで(苦笑)、バランス良く、シンプルに美味しいワインです。

ルーシーは地域社会に貢献するワインブランドとしても有名で、このピコ・ブランコはモントレー湾の海洋環境保護団体に収益の一部を寄付しています。ルーシーと言えばご存じの方は多いと思いますが、ロゼ・オブ・ピノ・ノワールは女性の疾患研究に収益の一部を寄付しています。ロゼは桜のラベルで有名になりましたね。。。

86%ピノ・グリ、14%ピノ・ブラン
ALC14,1%
輸入元定価¥5,720(税抜¥5,200)

【輸入元が変わりました・・・ですが相変わらずトップキュヴェの日本入荷は極々少量です・・・】(2023年10月3日配信)

ルーシー

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。