いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年3月19日配信)
輸入元主催の春の試飲会があちこちで行われています・・・
新入荷のワインや新ヴィンテージのワインや興味深いワインのご紹介です・・・
3月11日(月)にリエゾンさんの試飲会に参加しました・・・
こちらはちょこちょこご紹介しておりますが(苦笑)・・・
Block Nine Caiden’s Vineyard Pinot Noir California 2021
★ブロック・ナイン カイデンズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール カリフォルニア 2021 ¥2,970
コスパに優れた旨いピノ・ノワールです。「ブロック・ナイン」です。
ラリー・レヴィンは UC デイヴィスで醸造学の学位を取得し、その後長きに亘りドライ・クリーク・ヴィンヤードでワイン造りに携わりました。また、ニュージーランド、オーストラリア、チリでもワイン造りに携わりました。近年では、マウント・ヴィーダー、フランシスカン、クインテッサで醸造長を務めています。そのラリー・レヴィンが立ち上げたのがブロック・ナインです。ワイン・アドヴォケイト誌は低価格で味の評価が高いベストバイワイン #1 rated Value Pinot Noir under $25 に数度選んでいます。
ご紹介の2021年カイデンズ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは90%ピノ・ノワール、10%シラーで、フレンチオークで熟成しました。初期は100%ピノ・ノワールで造り上げていましたが、近年はシラーをブレンドしています。この10%シラーというのがピノ・ラヴァーにとって物議を醸しそうなのですが(苦笑)、言わなければおそらく分からないと思いますし(再苦笑)、とにかく旨いのです。少し値上がりしましたが、週末にお家で楽しむ1本としては十分なお味だと思います。怖いもの見たさ好きの方は是非どうぞ(苦笑)。
ALC13,5%
輸入元定価¥3,300(税抜¥3,000)
昨年クリスティーナ・ターリー女史が初来日しましたね・・・
Turley Wine Cellars Juvenile Zinfandel California 2021
★ターリー ジュヴナイル ジンファンデル カリフォルニア 2021 ¥5,940 WA92 新ヴィンテージ
Turley Wine Cellars Old Vine Zinfandel California 2021
★ターリー オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2021 ¥6,930 WA93 新ヴィンテージ
Turley Wine Cellars Old Vine Zinfandel California 2020
★ターリー オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2020 ¥6,380 WS93 残少
Turley Estate Vineyard Zinfandel Napa Valley 2020
★ターリー エステート・ヴィンヤード ジンファンデル ナパ・ヴァレー 2020 ¥9,900 数量限定品 残少
カリフォルニア最上最強のパーカー5★のジンファンデル生産者の「ターリー・ワイン・セラーズ」です。
創業者はラリー・ターリー。ラリー・ターリーはジョン・ウイリアムズとフロッグス・リープを立ち上げましたが、その後フロッグス・リープをジョン・ウイリアムズに委ね、1993年にターリー・ワイン・セラーズを立ち上げました。スタートはラリーの姉である(カリスマワインメーカーと言われた)ヘレン・ターリーがワインメーカーを務めましたが、その後エーレン・ジョーダン(現フェイラ・ワインズ)が引き継ぎました。
現在ワインメーカーを務めるのはティーガン・パサラクア。2015年にサンフランシスコ・クロニクル紙でモーガン・ピーターソン(ベッドロック)と共に ”ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー” に選出された今注目のワインメーカーの1人です。そしてラリー・ターリーの娘クリスティーナ・ターリーが加わり、ターリー・ワイン・セラーズは世代交代となりました。しかし変わらないのは相変わらずの高い評価でしょうか。昨年クリスティーナ・ターリー女史が来日されました。彼女の影響か、近年ターリーは非常に優雅な味わいになりました。大昔のターリー(強烈な90年代とか)を知る方にはちょっともの足りないような優雅な味わいです(苦笑)。また、ご紹介の2021年から、ブショネの原因となるトリクロロアニソールを除去した新しいコルクを採用しました。
ジュヴナイルとオールド・ヴァインは共にターリーの入門編?とも言えるワインですが、ターリーを十分に堪能することができるワインです。ジュヴナイルは、古樹の区画に再入植した若樹の葡萄から造られたジンファンデルです。樹齢は6年から25年ほどです。2021年は100%ジンファンデルで、スムースなアタックの果実味で、非常にのど越しの良い味わいに仕上がりました。ワイン・スペクテーター誌が92点を付けました。
ALC15,2%
輸入元定価¥6,600(税抜¥6,000)
オールド・ヴァインは、カリフォルニアの様々なエリアからの葡萄で、その樹齢は50年からなんと130年に及びます。2021年は95%ジンファンデルで、残りはマタロ―(ムールヴェードル)、アリカンテ・ブ―シュ、プティ・シラー、グルナッシュなどです。フレンチオークとアメリカンオークで熟成(10%新樽)。凝縮した果実味ですが、優雅な味わいに仕上がりました。ワイン・スペクテーター誌が93点を付けました。
ALC15,2%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)
【日本初入荷です・・・非常に洗練された味わいのジンファンデルです・・・】(2023年9月26日配信)
クリスティーナさん来日のお話は下記からどうぞ・・・
ブログ【クリスティーナ・ターリー女史来日!(ターリー・ワイン・セラーズ)】(2023年6月5日)
13日(水)は中川ワインさんの試飲会に参加しました・・・試飲は90アイテムですが、最後は吐き出せない(苦笑)素晴らしいワインが並んでいるのです・・・
再入荷しました・・・ここの白は希少です・・・
Bedrock Sauvignon Blanc Sonoma Valley 2022
★ベッドロック ソーヴィニヨン・ブラン ソノマ・ヴァレー 2022 ¥5,500 数量限定品
カリフォルニアの大物中の大物醸造家の1人で、レイヴェンズウッドの創業者ジョエル・ピーターソンの息子モーガン・ピーターソンが2007年に立ち上げた「ベッドロック」です。
モーガン・ピーターソンは、2015年にサンフランシスコ・クロニクル紙で ”ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー” を受賞。時間の問題と言われていたように、2016年10月にベッドロックのワインはパーカー100点を獲得しました。2017年のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインではオールド・ヴァイン・ジンファンデルが12位にランクイン、そして2018年の年間トップ100ワインではフラッグシップワインとも言えるザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインが10位にランクインし、遂にトップ10入りを果たしました。カリフォルニアのワインメーカーでは初となるマスター・オブ・ワインを取得しています。話題の尽きないモーガン・ピーターソンです。
ソーヴィニヨン・ブランの日本正規入荷はこのヴィンテージが2度目になります。自社畑ベッドロック・ヴィンヤードを含む3つの畑から。100%ソーヴィニヨン・ブランで、3つの発酵槽(ストッキンジャー、シガーバレル、ステンレスタンク)を使い醸造しました。印象的なレモンオイルのアロマ。リッチでボリュームがあり、粘性のあるしっかりとした辛口の味わいです。
ALC14,1%
輸入元定価¥6,050(税抜¥5,500)
【いろいろ入荷しております・・・これからの時期にピッタリなワインです・・・】(2023年4月25日配信)
アルマ・デ・カトレアのソーヴィニヨン・ブラン(2022年で¥4,730です)も再入荷しました・・・下記からどうぞ・・・
【いろいろ入荷しております・・・これからの時期にピッタリなワインです・・・】(2023年4月25日配信)
希少入荷品です・・・これはいつも販売店で奪い合いです(苦笑)・・・
Lewis Cellars Vin Gris Rose (Syrah) Napa Valley 2022
★ルイス・セラーズ ヴァン・グリ ロゼ (シラー) ナパ・ヴァレー 2022 ¥6,050 希少限定品 新着
2016年にワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得した「ルイス・セラーズ」です。
ランディ・ルイスはフォーミュラー3などのレーシング・ドライバーとして23年間に亘り活躍した方です。ヨーロッパを転戦した時に各地で出会ったワインに魅了されました。彼の妻のデビ―・ルイスはワインの流通やワインバーの経営に長きに亘り携わった方で、また実家は100年の歴史を誇る農場を経営していました。ランディは妻デビ―のアドバイスを受けてルイス・セラーズを設立。創業間もなくポール・ホッブスをワインメーカーに迎え、ルイス・セラーズは一気に頂点へと上り詰めました。2016年にワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで見事第1位に選ばれました。ワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは上級キュヴェではなくなんと普及品のナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンでした。
ルイス・セラーズの主力はやはりカベルネ・ソーヴィニヨンで、綺麗な味わいのソーヴィニヨン・ブランやナパらしい味わいのシャルドネも人気ですが、シラーも人気アイテムの1つなのです。ヴァン・グリ・ロゼは100%シラーで、僅か5樽の生産です。発酵途中で果汁を抜き、ステンレスタンクとフレンチオークでアルコール発酵を終了させ、そして3~4ヶ月熟成しました。グアバなどのパッションフルーツのニュアンス。ロゼというより赤に近いロゼですが、鮮明な果実味がとても素晴らしいです。日本入荷は極々少量です。
ALC14,5%
輸入元定価¥6,600(税抜¥6,000)
【新旧ワイナリーからいろいろとご紹介です・・・年末年始のお料理と楽しんでみたいワインです・・・】(2022年12月6日配信)
アミューズ・ブ―シュのユニークなロゼワイン(2022年で¥10,450です)が再入荷しました・・・下記からどうぞ・・・
【カリフォルニアワイン協会主催による「インスタグラム・キャンペーン」が開催されています・・・】(2023年4月14日配信)
カベルネよりメルローのほうが美味しいかも(苦笑)・・・
Napa Highlands Cabernet Sauvignon Napa Valley 2022
★ナパ・ハイランズ メルロー ナパ・ヴァレー 2022 ¥4,730 新ヴィンテージ 新着
Napa Highlands Cabernet Sauvignon Napa Valley 2022
★ナパ・ハイランズ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2022 ¥5,830 新ヴィンテージ
ご記憶の方も多いと思いますが。日本全国で大騒動を引き起こしたあの「ナパ・ハイランズ」です。
2017年暮れに明石家さんまが「ホンマでっかTV」で、”2017年買って良かった物ベスト10” の第3位にナパ・ハイランズのカベルネ・ソーヴィニヨン(2014年ヴィンテージ)を挙げました。「オパス・ワンというとんでもなく高いワインに似た味わい」とコメントしました。その直後から大騒動の始まり始まり。輸入元も放映翌日に完売となり、日本市場から姿を消しました。2016年秋に日本初入荷したナパ・ハイランズです。ナパ・ハイランズは、ナパ・ヴァレーの葡萄栽培農家と密接な関係を築き、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさを生み出すべく、非常に評価の高い中心的な2つの AVA であるオークヴィル地区とラザフォード地区の葡萄をブレンドして造り出されたワインです。以後ヴィンテージ毎にこのワインに最適な葡萄を選択しています。
新ヴィンテージの2022年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは昨年10月に日本入荷しております。2022年ナパ・ヴァレー・メルローが入荷しました。葡萄は、カリストガ、セントヘレナ、ヨントヴィル、オーク・ノールから。100%メルローで、50%フレンチオークと50%アメリカンオークで30ヶ月の長い熟成をしました。プラムやブラックチェリーのアロマ。ハーブやタバコのニュアンスも。控えめな樽の風味、しなやかでエレガントな果実味、ソフトなタンニン。カベルネ・ソーヴィニヨン同様に実にうまく出来たメルローだと思います。カベルネ・ソーヴィニヨンは値上げとなりましたが、メルローは価格据え置きです。
ALC14,5%
輸入元定価¥5,280(税抜¥4,800)
【昨年ワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得したダブル・ダイアモンドです・・・そのダブルダイアモンドから新ワインが誕生しました・・・】(2023年10月5日配信)
少し値上がりしておりますが、マストバイ・ワインだと思います・・・
Rivers-Marie Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★リヴァース・マリー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥18,150 新ヴィンテージ 新着
トーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造る「リヴァース・マリー」です。
ナパのカルト・カベルネを牽引する4大ワインメーカーの1人である、ご存じトーマス・リヴァース・ブラウンです。現在ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を持つワインメーカーです。ヘレン・ターリーの下で修行し、シュレイダー・セラーズに抜擢されました。シュレイダー・セラーズではシュレイダーのナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンの他に、アストンそしてボアズ・ヴューというソノマ・コーストのピノ・ノワールを造り出しました。こちらも高い評価を得ています。(現在、ボアズ・ヴューは単独ブランドとして独立し、アストンはトーマス・リヴァース・ブラウンが運営しています)シュレイダー・セラーズ以外では、アウトポストやマイバッハでもパーカー100点を獲得し、“ニューワールドで最も偉大なカベルネ生産者”と言われています。
そのトーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造るのがリヴァース・マリー(2人のミドルネームから)です。リヴァース・マリーはトゥルー・ソノマ(真のソノマ)の1つであるオキシデンタル地区のシャルドネとピノ・ノワールに特化したブランドです。スーマ(現在自社畑)、プラット、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、ティエリオなどの一流畑からワインを造り出しています。また、ナパ・ヴァレーからはお得意のカベルネ・ソーヴィニヨンを造り出しています。
2021年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、オークヴィルの東の丘陵地に位置するブゼリ・ヴィンヤードとオークヴィル・テラスに位置する畑が主で、10%だけセントヘレナのパネク・ヴィンヤードの葡萄がブレンドされています。AVA オークヴィルと言えるカベルネ・ソーヴィニヨンです。100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、フレンチオーク(50%新樽)で15ヶ月熟成。途切れ目のないなめらかな旨味を持ちます。ナパ・カベの完成品とも言える出来栄えです。シュレイダー・セラーズのカベルネ・ソーヴィニヨンは日本では8万円ほど。ところがリヴァース・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨンはなんと1万円台です(共に値上がりしておりますが)。安価で入手できるリヴァース・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨンはマストバイのワインだと思います。お見逃しなく。ちなみにこのヴィンテージからラベルが変わりました。
ALC14,9%
輸入元定価¥19,800(税抜¥18,000)
【セカンドワインが日本初入荷です・・・そのトップ・キュヴェも久しぶりに入荷しました・・・】(2022年8月4日配信)
初めてのご紹介になります・・・
La Pelle Cabernet Sauvignon Napa Valley 2019
★ラ・ペレ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2019 ¥12,100 WE95
初めてのご紹介になります。「ラ・ペレ」です。
3人のコラボレーション・ワインです。母国イスラエルで栽培と醸造の免許を取得し、トップ・ワイナリーでキャリアを積んだ後カリフォルニアへ渡り、スクリーミング・イーグル、ダラ・ヴァレで修行した、今注目のワインメーカーであるマーヤン・コシツキ氏。メルカ、レイル、ダナなどの小規模プレミアムワイナリーの栽培管理をする栽培会社の経営者のピート・リッチモンド氏。パルメイヤー、アトリエ・メルカなどでワイン造りも経験している葡萄栽培家のミゲル・ルナ氏。2016年に3人はラ・ペレを立ち上げました。ラ・ペレはフランス語でシャベルの意味です。マーヤン・コシツキ氏は、現在アトリエ・メルカで、フィリップ・メルカの片腕としてワイン・ディレクターを務めます。また、新鋭カルトワインのブリリアント・ミステイクでもワインメーカーを務めます。
ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、ピート・リッチモンドが経営するシルバラード・ファーミング・カンパニーが管理する複数の畑から。クームスヴィル、オーク・ノール、セントヘレナからの6つの畑のブレンドです。ほぼカベルネ・ソーヴィニヨンで、僅かなプティ・ヴェルドをブレンド。フレンチオーク(50%新樽)で20ヶ月熟成。6ヶ月の瓶熟成。ほどよく熟した黒系の果実味。ジューシーでバランスが取れ、クラシックスタイルとモダンスタイルの中間のようなスタイルです。ワイン・エンスージアスト誌が95点を付けました。
ちなみに、みなさまスラムダンクという人気ワインをごぞんじですよね。そのスラムダンクを造り上げたのがマーヤン・コシツキです。日本入荷当時はメイヤン・コスチスキーと明記し紹介しましたが、マーヤン・コシツキが本来の発音に近いようです。
ALC14,5%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)
マーヤン・コシツキ氏がこの試飲会に参加しました。私、マーヤン・コシツキ氏が試飲会に参加するのをすっかり忘れてしまい、例のジャイアンツのジャージを持って行くのを忘れてしまいました。大失態です(苦笑)。
ラ・ペレ、ブリリアン・ミステイクはこちらからどうぞ・・・
ブログ【マーヤン・コシツキ氏来日!(ラ・ペレ)】(3月13日)
14日(木)はワイントゥスタイルさんの試飲会に参加しました・・・試飲は330アイテムで、うちアメリカワインは約半分の150アイテムでした・・・
あのボニー・ドゥーンが日本市場に復活しました・・・
Bonny Doon Vineyard Picpoul Central Coast 2022
★ボニー・ドゥーン ピクプール セントラル・コースト 2022 ¥2,970
Bonny Doon Vineyard Le Cigare Orenge Central Coast 2023
★ボニー・ドゥーン ル・シガール オレンジ セントラル・コースト 2023 ¥2,970
Bonny Doon Vineyard Le Cigare Volant Central Coast 2021
★ボニー・ドゥーン ル・シガール ヴォラント セントラル・コースト 2021 ¥3,575
ローヌ・レンジャーのパイオニアである「ボニー・ドゥーン・ヴィンヤード」です。日本市場に復活です。
ランダル・グラハムは1982年にサンタ・クルーズ・マウンテンにボニー・ドゥーン・ヴィンヤーズを創業。フランス・ローヌ系品種やイタリア系品種からユニークなワインを造り出し、そのワイン造りから、変人、奇人、そして天才と呼ばれました。インパクトのあるユニークなラベル、メジャー品種に傾倒しないワイン造り、シンセティックコルクやスクリューキャップの導入など、多くの生産者に多大な影響を与えました。その後バイオダイナミックに移行し、40万ケースの巨大ワイナリーから2万ケースの自然派小規模生産者に大転身しました。2021年にブランドを売却しましたが、現在もワインメイキング・ディレクターとしてワイン造りに携わっています。(10数年前に、ランダル・グラハムがワシントン州で立ち上げたパシフィック・リムというブランドをご紹介しております。)
ピクプールはフランス・ラングドック古来の葡萄です。単一品種ワインとして造られることは希で、ほとんどはブレンドされる品種です。ボニー・ドゥーンのピクプールは、88%ピクプール、12%ヴェルメンティーノです。ステンレスタンクで低温発酵後、ブレンドして2~4ヶ月澱と共に熟成。自然な酸を活かしたいためマロラクティック発酵はしません。爽やかで繊細な味わいです。
ALC10,5%
輸入元定価¥3,190(税抜¥2,900)
オレンジワインは赤ワイン製法で作られた白ワインです(僅かに色付きあり)。ボニー・ドゥーンのル・シガール・オレンジは、44,5%グルナッシュ・ブラン、25%ピノ・グリ、14%グルナッシュ・グリ、9,5%オレンジ・マスカット、7%シュナン・ブランです。回転型発酵槽で果皮や種子と共に低温浸漬し、その後スキンコンタクトを行いました。アプリコットやオレンジのニュアンスを持つ軽快な味わいです。
ALC11,5%
輸入元定価¥3,190(税抜¥2,900)
ル・シガール・ヴォラント(空飛ぶ葉巻)はボニー・ドゥーンのフラックシップワインと言えるワインです。シャトーヌフ・デュ・パプへのオマージュワインとして造られました。1950年代に北米と欧州で UFO 目撃が社会現象となり、当時のシャトーヌフ・デュ・パプの村長が村の上空と畑へのエイリアン侵入を禁止するという奇想天外な条例を制定した出来事にちなんで命名されました。65%グルナッシュ、18%シラー、15%サンソ―、2%プティ・シラーです。この2021年に初めてサンソ―がブレンドされました。樽は不使用で、ステンレスタンクで低温発酵、そして澱と共に10ヶ月の熟成です。ふくよかな濃縮した果実味ですが、重みは感じられません。ラベルは以前とはかなり違った印象ですね。
ALC14,4%
輸入元定価¥3,850(税抜¥3,500)
ドイツワイン・ファンに飲ませたいワインです(苦笑)・・・
Tatomer Steinhügel Riesling Santa Lucia Highlands 2022
★タトマー スタインヒューゲル リースリング サンタ・ルチア・ハイランズ 2022 ¥4,180 新ヴィンテージ 新着
Tatomer Meeresboden Gruner Veltliner Santa Barbara County 2020
★タトマー ミーレスボーデン グリュナー・フェルトリーナー サンタ・バーバラ・カウンティ 2020 ¥5,280 新着
リースリングのスペシャリストの「タトマー」です。
ドライ・リースリングに魅せられたグラハム・タトマーは大学卒業後オーストリアへ。オーストリアでも屈指のドライ・リースリングの造り手であるエメリッヒ・クノールに師事しました。帰国後の2008年にタトマー・ワインズを立ち上げ、残糖度の低い極辛口のリースリングを造り出しました。2014年サンフランシスコ・クロニクル紙にて「今最も注目すべき生産者」として取り上げられました。
サンタ・バーバラに拠点を置くタトマーですが、スタインヒューゲル・リースリングはサンタ・ルチア・ハイランズから。スタインヒューゲルはドイツ語で「石の多い丘」で、葡萄はビオデナミ栽培の畑が主体となります。100%リースリングで、一部を全房プレスで発酵、ステンレスタンクと大樽で熟成。残糖度は 5g/L 前後です。華やかでクリスプなライトボディです。
ALC12,5%
輸入元定価¥4,620(税抜¥4,200)
そしてオーストリアを起源とするグリュナー・フェルトリーナーです。こちらも新着ですが、ヴィンテージは2020年です。データがまだ届いておりませんが、通常ミーレスボーデンは、ダイアトメイシャス(珪藻土)を有する John Sebastiano と、リースリングの銘醸畑として知られる Kick-on Ranch のブレンドです。なんと9つの発酵槽を使うとか。残糖度は 1g/L です。華やかで繊細で綺麗な果実味です。
ALC12,5%
輸入元定価¥5,830(税抜¥5,300)
【コテコテの自然派ではありませんが・・・繊細で優しい旨味を持つワインです・・・】(2021年7月27日配信)
そして今月上旬に来日したスティーブ・マサイアソン氏のワインです・・・
Matthiasson White Wine Napa Valley 2021
★マサイアソン ホワイトワイン ナパ・ヴァレー 2021 ¥7,700 新ヴィンテージ 数量限定品
Matthiasson Chardonnay Linda Vista Vineyard Napa Valley 2021
★マサイアソン シャルドネ リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー 2021 ¥7,040 新ヴィンテージ 数量限定品
Matthiasson Rose California 2022
★マサイアソン ロゼ カリフォルニア 2022 ¥4,290 新ヴィンテージ 数量限定品
Matthiasson Cabernet Franc Phoenix Vineyard Napa Valley 2020
★マサイアソン カベルネ・フラン フェニックス・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー 2020 ¥11,990 数量限定品
Matthiasson Sweet Vermouth No.6 Napa Valley
★マサイアソン スイート・ヴェルモット No.6 ナパ・ヴァレー 375ml ¥7,590 新リリース 希少限定品
まさに「ワインは畑で作られる」を実践するスティーブ・マサイアソンが造る「マサイアソン」です。
スティーブ・マサイアソンはナパ・ヴァレー屈指のヴィンヤード・コンサルタントです。30年に亘り Regenerative Agriculture 環境再生型農業を実施しています。クライアントリストにはアローホ、シャペレ、スポッツウッドなどのトップ・ワイナリーの名も連ねます。優れたバランスを持つワインを探究する団体 IPOB のメンバーでした。2014年にサンフランシスコ・クロニクル紙の Winemaker of The Year に選ばれています。スティーブ・マサイアソンは醸造家というよりまさに栽培家という感じの方ですが、自身の醸造では、強い抽出をしない、アルコール度数の低い、しっかりとした酸を持つ、かつ旨味のある綺麗な果実味を持つワインを造り出しています。個人的にはイタリアワインが好きとのことで、イタリア原産の希少品種であるリボッラ・ジャッラやスキオッぺッティーノなどのワインも造り出しています。
ホワイトワインは、イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリアの白ワインにインスピレーションを受けて造り出したワインです。これこそが究極の白ワインであるという意味を込めてホワイトワインと命名しました。2つの畑の4つの葡萄をブレンドしています。2021年ホワイトワインは、46%セミヨン、29%リボッラ・ジャッラ、23%ソーヴィニヨン・ブラン、2%フリウラーノです。発酵後すぐにブレンド。マロラクティック発酵なし。通常白ワインには新樽を使用しませんが、このホワイトワインは新樽を使用しました。しっかりとした酸を持つ、そしてミネラル感のあるふくよかな味わいです。
ALC12,0%
輸入元定価¥8,470(税抜¥7,700)
リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤードのシャルドネは、あのベリンジャー・ヴィンヤーズが入植したシャルドネで、2011年からスティーブ・マサイアソンが借用し、オーガニック栽培に切り替えて栽培を続けていました。冷涼地のため3週間かけて収穫します。2021年リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード・シャルドネは、全房プレスで、発酵と熟成はフレンチオークの旧樽で行います。2/5 をマロラクティック発酵で。バトナージュ(攪拌)なし。ステラージュ(澱引き)なし。柑橘系果実のアロマを伴う綺麗な果実味です。
ALC12,5%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)
ロゼワインは、ロゼワイン用に栽培している葡萄だけを使用しています。鮮明な果実味をキープしたいために、スパークリングワイン同様に収穫はヴェレゾン直後に行っています。2022年ロゼワインは、34%グルナッシュ、32%バルべーラ、16%クノワーズ、14%ムールヴェードル、4%その他赤品種です。全房プレス後タンクで落ち着かせてから発酵。澱と一緒にステンレス樽で熟成。酸を残すためマロラクティック発酵はしません。清涼感や爽快感を感じさせます。強い抽出を避けるマサイアソンならではのロゼです。オールマイティにお料理に合いますが、個人的には和食に合わせたいロゼです。
ALC12,0%
輸入元定価¥4,730(税抜¥4,300)
スティーブ・マサイアソンは、自身のワイナリーのあるオーク・ノールの西側、マヤカマス山脈の麓のとある畑を栽培管理していたのですが、その畑のお隣にあったのがフェニックス・ヴィンヤードでした。1982年に入植された畑でしたが、その後荒廃し、スティーブさんが譲り受けることでオーガニック栽培で再生復活させました(現在マサイアソンの自社畑で、そこに新しいワイナリーを建設しました)。2020年フェニックス・ヴィンヤード・カベルネ・フランは、100%カベルネ・フランで、50%全房発酵後、ニュートラルのパンチョン(500L樽)で10ヶ月の熟成です。スミレやカシスのアロマ。華やかで十分な果実味をスパイシーな風味が包み込みます。
ALC11,0%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)
最後に魅惑のベルモットです。6度目の生産です。ベースとなる葡萄はフローラ Floraと呼ばれている品種で、UC デイヴィスの伝説的存在であるハロルド・オルモ博士によってセミヨンとゲヴュルツトラミネ―ルを交配させた品種です。この葡萄は元々晩熟で(Brix は45まで上げます)、貴腐菌が付着してレーズン化した粒を選果します。全房で発酵。No.6 においてはやはりレーズン化したヴィオニエを全房で発酵したものを加えています。120から170グラムの残糖を目安に自然に発酵を止めます。プレスし、コニャックの熟成に使われた25年の樽へ。香り付けに自家製のブラッドオレンジ、サワーチェリー、コリアンダーシードなどを、苦み付けに自家製のカルドン、ニガヨモギなどを添加。無濾過でボトリング。華やかな香りととろりとしたアタック。美味です。日本入荷は60本のみとか。ヴェルモットは下記写真の一番右です。375mlの可愛いボトルです。
ALC17%
輸入元定価¥8,250(税抜¥7,500)
スティーブ・マサイアソン氏はこの度7年振りの来日となりました。輸入元主催のセミナーに参加しました。サインは前回来日の2017年に頂戴しております。「これ覚えてますか?」とお話すると「サインどこだっけ?」と。「ここです!」と指さすと「それ写真撮るから。。。」と(苦笑)。笑顔が可愛いスティーブさんです。
マサイアソンのセミナーはこちらからどうぞ・・・
ブログ【スティーブさんと2度目のご対面です!(マサイアソン)】(3月6日)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。