いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2023年3月17日配信)
最新ヴィンテージのピノ・ノワールが到着しました・・・
今までとはちょっとスタイルが違います・・・僅か50ケースの生産です・・・
《 MABOROSHI WINERY 幻(マボロシ) 》
ラベルに(シャガール調で)ムートン(シャトー・ムートン)とイーグル(スクリーミング・イーグル)が描かれたご存じ「幻(マボロシ)」です。
ラ・ターシュに魅了され、ワイン造りへの道をまっすぐに突っ走った私市(きさいち)友宏さん。夢を求めてフランスに旅立ち、そして夢を実現させるためにカリフォルニアに移住しました。
1999年にメルローでデビュー。2004年には念願のピノ・ノワールが誕生しました。ワインを造るなんて、そんなこと “夢か幻みたいな話” と言われたことが自身のワインの名前になりました。
(幻の詳しいお話は下記 URL からご覧ください・・・)
幻(マボロシ)から最新ヴィンテージ2021年のピノ・ノワールが到着しました。今までとはちょっとスタイルが違うピノ・ノワールです。
Maboroshi Maboroshi Vineyard Pinot Noir Biodynamic Clone 115 Russian River Valley 2021
★マボロシ マボロシ・ヴィンヤード ピノ・ノワール バイオダイナミック クローン115 ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥17,820 新ヴィンテージ
Maboroshi Maboroshi Vineyard Pinot Noir Russian River Valley 2018
★マボロシ マボロシ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2018 ¥13,640 残少
Maboroshi Maboroshi Vineyard Pinot Noir Russian River Valley 2017
★マボロシ マボロシ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2017 ¥13,640 売り切れ
Maboroshi Maboroshi Vineyard Pinot Noir Russian River Valley 2016
★マボロシ マボロシ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥12,540 売り切れ
自社畑マボロシ・ヴィンヤードからのマボロシ・ピノ・ノワールです。2004年がファースト・ヴィンテージです。
ルシアン・リヴァー・ヴァレーのセバストポールに位置するマボロシ・ヴィンヤード。マボロシ・ヴィンヤードは2012年にバイオダイナミック(ビオデナミ)の認証を取得しました(2016年ヴィンテージから認証シールが付けられました・・・)。ソノマにおけるバイオダイナミック農法の先駆者として、デローチなどの他ワイナリーへも葡萄を供給しています。その葡萄のクオリティの高さは各品評会でも高い評価を得ています。マボロシ・ピノ・ノワールはブルゴーニュ・ファンに飲んでいただきたいピノ・ノワールです。
新着の2021年ピノ・ノワールですが、初リリース以来ピノ・ノワールはディジョンクローン115と667のブレンドで醸造されていますが、2021年はディジョンクローン115だけを使用して醸造しました。
自社畑マボロシ・ヴィンヤードは2つのディジョンクローン、115と667から成ります。115は小粒でアントシニアン(色素)が高く、華やかなブラックフルーツの風味を醸し出すクローンで、667は樹勢が強く、豊かなタンニンを持つ熟成タイプのワインを生み出すクローンです。ワイナリーを挟んで、東側に1番から57番の畝に667が、西に58番から115番の畝に115が植樹されています。2021年は115だけを使用して醸造しました。フレンチオーク(25%新樽)で10ヶ月熟成。生産量は僅か50ケースです。そして日本入荷は120本のみです。
私市さんのコメントです・・・
「2021年は穏やかな春に始まり芽吹きも早めとなりました。特に大きな問題もなく、温暖な気候が続き、早めに熟した葡萄は通常よりも小さめですが、凝縮した味の果実となりました。幸運なことに8月から9月にかけて涼しい霧の降りる日があったので、この畑のピノ・ノワールの熟成は少し長めに取れ、9月下旬まで収穫時期を延ばすことが出来ました。その結果、柔らかなタンニンとほどよい酸を持つ、とてもバランスが取れた葡萄を収穫することが出来ました。収穫した葡萄は丁寧に手作業でクラッシュし、2つのクローンを別々に発酵しました。このピノ・ノワールは115の葡萄のみを使用。数日間低温浸漬をした後自然酵母で発酵。マロラクティック発酵を行い、25%を新樽で、残りを2年目のフレンチオークで10ヶ月熟成しました。できる限りSO2 の添加を控えた自然な造りです。濾過なしです。華やかなビングチェリー(アメリカンチェリー)やラズベリー、そしてスミレの香りにかすなかシナモンの香りが重なります。続いて口の中に綺麗なチェリー、ブラックラズベリー、杉のフレーバーや、キャラメルをまぶしたストロベリータルトを思わせる美しい味わいが広がります。2021年のピノ・ノワールは希に見るほど素晴らしい酸、タンニン、そして口触りのバランスが際立ったワインとなっています。ビオデナミ農法を取り入れた畑ならではの、繊細な中にしっかりとした果実の味わいがあるピノ・ノワールです。7年から10年以上の長期熟成も楽しみなピノ・ノワールです。少し火を入れたマグロの料理とか豚ヒレ肉を使った温かい料理などとの組み合わせがおすすめです。(私市友宏)」
2021年ピノ・ノワール(クローン115のみ)は例年に比べて、色合いはやや明るめで、味わいはとても華やかです。なぜに2021年はディジョンクローン115だけなのか、私市さんは口を閉じているようです(苦笑)。
100%ピノ・ノワール
ALC13,1%
生産量50ケース
輸入元定価¥19,800(税抜¥18,000)
【またまた新アイテムが誕生しました・・・生産量は僅か50ケースです・・・】(2022年3月3日配信)
幻(マボロシ)の詳しいお話はこちらからどうぞ・・・
【このピノ・ノワールも本当に美味しいです・・・「幻」の私市さんが来日しました・・・】(2018年4月3日配信)
ブログ【「幻」の私市さんが来日しました!(マボロシ)】(2018年3月28日)
こちらもどうぞ・・・
Maboroshi Methode Champenoise Blanc de Blancs Sparkling Wine 2019
★マボロシ メソッド・シャンプノワーズ ブラン・ド・ブラン スパークリングワイン ノース・コースト 2019 ¥7,920 残少
幻(マボロシ)からまたまた新アイテムが誕生しました。ブランド・ブラン・スパークリングワインです。
2015年の秋にマボロシ初めてのスパークリングワイン(ロゼ)をご紹介しておりますが、久しぶりに新しいスパークリングワインが誕生しました。今回は伝統的な醸造方法(シャンパーニュ製法)で造り上げた100%シャルドネのスパークリングワインです。50ケースのみの限定生産です。奥様のレベッカさんは他ワイナリーでスパークリングワインの生産を経験済みですが、このスパークリングワインがとてもお気に入りのようです。私市さんもその出来上がりに満足のようです。
【またまた新アイテムが誕生しました・・・生産量は僅か50ケースです・・・】(2022年3月3日配信)
その他カリフォルニアの日本人醸造家のワインはこちらから・・・
2月28日に行われたカリフォルニアワイン協会のイベントで久しぶりにアキコさんとお会いできました・・・
Freeman Yu-ki Estate Pinot Noir Sonoma Coast 2018
★フリーマン ユーキ・エステート ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2018 ¥10,780 JD92 AG94 WE95 残少
Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2018
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2018 ¥11,990 JD93 AG93 WE92 残少
Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2016
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2016 ¥11,990 売り切れ
カリフォルニアにおける日本人女性醸造家のパイオニアであるアキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。
ユーキ・エステート・ピノ・ノワールは2007年にソノマ・コーストに購入した、2番目の自社畑 Yu-ki Estate ユーキ・エステートから。アキコさんの甥っ子の名前を付けました。この畑にはお気に入りのピノ・ノワールのヘリテージとディジョン・クローンを植えました。昨年春にリリースされた、ワイナリー創業20周年記念のスパークリングワインはこの畑に僅かに植えられたシャルドネから造られました。創業年から造られているフリーマンのフラッグシップワインのアキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールもどうぞ。2018年アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールに、ジェブ・ダナックが93点、アントニオ・ガローニが93点、ワイン・エンスージアスト誌が92点を付けました。
【ご存じフリーマン・ワイナリーが創業20周年を記念してスパークリングワインを造りました・・・】(2022年4月12日配信)
2月28日に行われたカリフォルニアワイン協会のイベントのため園枝さんも久しぶりに一時帰国されました・・・
Six Cloves Alder Springs Vineyard Pinot Noir Mendocino County 2021
★シックス・クローブズ アルダー・スプリングス・ヴィンヤード ピノ・ノワール メンドシーノ・カウンティ 2021 ¥9,020 新ヴィンテージ
Six Cloves Linda Vista Vineyard Chardonnay Oak Knoll Napa Valley 2020
★シックス・クローブズ リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード シャルドネ オーク・ノール ナパ・ヴァレー 2020 ¥7,370 残少
Six Cloves Linda Vista Vineyard Chardonnay Oak Knoll Napa Valley 2019
★シックス・クローブズ リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード シャルドネ オーク・ノール ナパ・ヴァレー 2019 ¥6,490 残少
日本人女性醸造家平林園枝さんがカリフォルニアで立ち上げた「シックス・クロ―ヴズ」です。
5度目のリリースとなる2021年のシックス・クローブは、メンドシーノ・カウンティ北部に位置するアルダー・スプリングス・ヴィンヤードからのピノ・ノワールです。1993年植樹のこのクローン459は栽培が難しく、色や風味が淡いため、カリフォルニアではあまり植えられていないクローンです。古くからカリフォルニアワインを知る方はご存じだと思いますが、この畑を有名にしたのはパッツ&ホールやマーカッシンです。現在では、リース、ベッドロック、クルーズ・ワイン、パックスなどの新しい注目の生産者がこの畑の葡萄を使用しています。生産量は僅か157ケースです。
【9月中旬から輸入元主催の試飲会がガンガン行われております・・・ということであれこれご紹介です・・・】(2022年10月21日配信)
桃井さんもカリフォルニアワイン協会のイベントに参加されていたのですがお会いできず(涙)・・・
Arthur Cellars Chardonnay Russian River Valley
★アーサー・セラーズ シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥5,280 残少
Arthur Cellars KR Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★アーサー・セラーズ ケーアール・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥6,380 残少
Arthur Cellars Gloria Vineyard Pinot Noir Russian River Valley
★アーサー・セラーズ グロリア・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥7,920 残少
桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「アーサー・セラーズ」です。
シャルドネはラベルにあえて葡萄の出所(畑名)は明記しておりませんが、葡萄はソノマ最高のシャルドネ畑と言っても過言ではない、トップ・グロワーのチャールズ・ハインツの畑から。ピノ・ノワールは、ピノ・ノワール生産者なら誰もが憧れる、その葡萄を欲しがる畑であるルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑ケーアール・ランチ(旧名キーファー・ランチ)からと、フリーマン・ワイナリーの自社畑(2005年取得)のルシアン・リヴァー・ヴァレーのサブ・アぺレーションであるグリーン・ヴァレーに位置するグロリア・ヴィンヤードから。桃井さんのワインは和むワインです。
【どうぞこの方のお忘れなく(苦笑)・・・お待たせ致しました・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・】(2022年5月6日配信)
アキコさん、園枝さんとのご対面はこちらからどうぞ・・・
【 California Wines ALIVE Tasting 2023 】(2月28日)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
こちらもどうぞ・・・
Vivier Pinot Noir Sonoma Coast 2020
★ヴィヴィアー ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2020 ¥9,240 新ヴィンテージ
Vivier Van der Camp Vineyard Pinot Noir Sonoma Mountain 2019
★ヴィヴィアー ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・マウンテン 2019 ¥13,640 日本初入荷 希少限定品
(2013年ヴィンテージから取り扱っていますが、)近年非常に注目されている「ヴィヴィアー」です。
ナパ・カーネロスの2大グランクリュ畑の1つであるハイド・ヴィンヤードを所有するラリー・ハイドと、ブルゴーニュのトップ・ドメーヌのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの元当主オヴェール・ド・ヴィレーヌが2000年に立ち上げたのが「 HdV ハイド・ド・ヴィレーヌ」。ここで醸造責任者を務めるフランス人ステファン・ヴィヴィアーが造り出すワインが「ヴィヴィアー」です。ステファン・ヴィヴィアーはディジョンの大学で栽培と醸造の学位を取得。スイス、ニュージーランドなどでワイン造りに携わり、2002年ハイド・ド・ヴィレーヌに参加しました。ピノ・ノワール造りには絶対の自信があるようで、ハイド・ド・ヴィレーヌでもオベールから全般の信頼を寄せられています。完璧な職人肌とワイン哲学を持ったピノ・プロフェッショナルです.。
大規模な山火事のあった2020年ですが、定番のソノマ・コースト・ピノ・ノワールはなんとか造り上げることが出来ました。2020年は乾燥した冬で降雨量は通常の半分でした。穏やかな春が過ぎやや暑い夏となりましたが、冷たい風や霧の影響を受けてゆっくりと熟成しました。収穫は8月24日と31日に。2020年のソノマ・コースト・ピノ・ノワールは葡萄の出所が変わり今回は2つの畑から。1つは、「パリスの審判」でブルゴーニュのシャルドネを打ち負かしたご存じシャトー・モンテレーナのシャルドネの出所であるBacigalupi バチガルピ・ヴィンヤードから50%。もう1つは、ペタルマに位置する、樹齢30年を超える樹が生い茂る Flocchiniフロッキーニ・ヴィンヤードから50%。25%を全房発酵。フレンチオーク(10%新樽)で14ヶ月熟成。アンフィルター&アンファイン。とてもフローラルで、例年と比べても遜色のない、はっきりとした輪郭を持つ味わいです。アルコール度数は12,8%です。残念ですが、2020年は上級キュヴェは生産なしです。
100%ピノ・ノワール
ALC12,8%
輸入元定価¥10,230(税抜¥9,300)
そして昨年秋にヴィヴィアーから日本初入荷となったヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールです。ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードは1952年に植樹された畑で、ソノマ・マウンテンの頂上付近(標高500m)に位置する、ソノマでは最も古いピノ・ノワール畑として知られています。フラワーズ、シドゥーリ、ラ・フォレなどが使用したことで有名になりました。今回特別に60本の日本入荷です。売り切れ御免です。
ちなみに、ハイド・ド・ヴィレーヌはロマネ・コンティとの関連付けを嫌ってピノ・ノワールを生産しませんでしたが、2012年に遂にピノ・ノワールを造り上げました。オヴェール・ド・ヴィレーヌ氏の妻パメラ(ラリー・ハイドの従兄弟)の出身であるフェアバンクス家の一族の家長の名前 Ysabelイザベルの名を付けました。葡萄はハイド・ヴィンヤードからではなく、ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードの葡萄を使用しました。一昨年に2016年ヴィンテージのピノ・ノワールが希少入荷しましたがすでに売り切れております。
【こちらもセカンドワインが誕生しました・・・希少入荷です・・・売り切れ御免です・・・】(2022年11月4日配信)
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。