お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか・・・新着ワインのご紹介です・・・オー・ボン・クリマ、リース

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2022年8月18日配信

9月中旬まではクール便をご利用ください。通常便配送によるワインの劣化は責任を負えません。クール便到着後ワインをすぐに低温の場所に置いてください。急激な温度変化を与えたことによる液漏れやラベルの不良化の返品や交換はお受けできませんのでお気をつけください。

お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか・・・

新着ワインのご紹介です・・・希少限定品もございますので・・・

オー・ボン・クリマ
旧ラベル
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ご存じ白のトップキュヴェです・・・19年は独歩です・・・

 Au Bon Climat Nuits-Blanches “ Doppo ” Chardonnay Santa Maria Valley 2019
★オー・ボン・クリマ ニュイ・ブランシュ “独歩“ シャルドネ サンタ・マリア・ヴァレー 2019 ¥6,600 新ヴィンテージ

 Au Bon Climat Isabelle Pinot Noir California 2018
★オー・ボン・クリマ イザベル ピノ・ノワール カリフォルニア 2018 ¥7,040 JD95 新ラベル
 Au Bon Climat Isabelle Pinot Noir California 2017
★オー・ボン・クリマ イザベル ピノ・ノワール カリフォルニア 2017 ¥7,040 旧ラベル 売り切れ

あれから1年になります。改めて哀悼の意を表します。「オー・ボン・クリマ」です。

アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを “カリフォルニアのコート・ドール” と言わしめたオー・ボン・クリマのオーナー兼ワインメーカーのジム・クレンデネン氏。カリフォルニアでブルゴーニュ・スタイルのワインを造り上げた先駆者です。1982年アダム・トルマック(オーハイ)と共同でオー・ボン・クリマを創業。残念ですがジムさんは昨年5月に他界されました。

ニュイ・ブランシュ・シャルドネはオー・ボン・クリマが造る白のトップキュヴェ。元々は、樽樽しい濃厚な味わいのワインに高得点を付ける某著名ワイン評論家に反抗挑戦するため、あえて自分のスタイルを壊して造り上げたワインです。ですが2000年以降は自分のスタイルに戻しています(後にその評論家はオー・ボン・クリマを世界ベストワイナリーの1つに選んでいます。)。毎年ワインにユニークなニックネームが付けられています。近年は漢字のタイトルが。大の親日家であったジムさん。そして長女イザベルさんも長男ノックスさんも日本の文化をよく知ります。2015年は無二、2017年は唯一、そして最新ヴィンテージの2019年は「独歩」です

ワイナリーの前に広がる銘醸畑ビエン・ナシードと自社畑ル・ボン・クリマの葡萄から。90%はビエン・ナシードで、1970年代に植樹されたUCデイヴィスのクローン 4。10%はル・ボン・クリマで、クローン 76 と 96。ブルゴーニュのトップバレルのフランソワ・フレールのみ使用。100%樽発酵。100%新樽で18ヶ月熟成。100%マロラクティック発酵。人工的な清澄なし。濾過なし。醸造データを見る限りではいかにも濃厚そう。ところが違います。綺麗な酸の上に濃縮した果実味をちょこんと乗せたような感じ。多くの方が「美味しい」と言ってくれること間違いなしのお味です。

100%シャルドネ
ALC13,5%
輸入元定価¥7,150(税抜¥6,500)

【これぞニュー・カリフォルニアワインといったお味でしょうか・・・】(5月24日配信)

そして、ご存じオー・ボン・クリマのトップキュヴェの1つである、長女の名を冠したイザベル・ピノ・ノワールです。デビューは1994年。初期の生産では、師匠アンリ・ジャイエの教えを破り、オレゴンとカリフォルニアのピノ・ノワールをブレンドしたことでも有名になりました。現在はオー・ボン・クリマが造るワインのベスト・バレルをブレンドしています。葡萄は、ワイナリーのあるサンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑ビエン・ナシード、サンタ・リタ・ヒルズの歴史的銘醸畑サンフォード&ベネディクト、アロヨ・グランデ・ヴァレーのタリー・リンコン、そしてメンドシーノのアンダーソン・ヴァレーやソノマのルシアン・リヴァー・ヴァレーからも。ステンレスタンクで発酵。手作業のパンチダウン。ブルゴーニュのトップ・バレルのフランソワ・フレールで熟成。そして最後にブレンド。カリフォルニアを代表する畑からのマルチ・ヴィンヤーズ・ピノ・ノワールはカリフォルニア最高峰のピノ・ノワールと言えます。

慣れ親しんだイザベル・ピノ・ノワールのエチケットがこの2018年から変わりました。イザベルさんはずいぶん前から「もう子供じゃないからこの絵を変えてよ」とジムさんにお願いしていたそうです。新しいラベルにはイザベルさんがワインを飲みながらくつろぐ姿が描かれています。これはイザベルさんのデザインです。2018年イザベル・ピノ・ノワールにジェブ・ダナックが95点を付けました。現在イザベルさんはセールスを中心にワイナリーの運営に携わっています。もう1つのトップキュヴェであるノックス・アレキサンダー・ピノ・ノワールの名の由来である長男ノックスさんは日本の大学での勉強を終え、今夏の終わりに帰国するようです。

【こちらも日本市場に復活しました・・・久しぶりのご紹介になります・・・ピーター・フラヌス】(2021年11月16日配信)

【残念ですがブランドを売却しました・・・最終在庫となります・・・】(2021年5月25日配信)

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今最もブルゴーニュに近い?ワインの1つでしょうか・・・

 Rhys Vineyards ALESIA Chardonnay Santa Cruz Mountains 2019
★リース アリージア シャルドネ サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2019 ¥7,590 AG91 JD92 日本初入荷 5月にご紹介済み
 Rhys Vineyards ALESIA Pinot Noir Santa Cruz Mountains 2018
★リース アリージア ピノ・ノワール サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2018 ¥8,250 AG92 JD93 日本初入荷

 Rhys Vineyards Horseshoe Vineyard Chardonnay Santa Cruz Mountains
★リース ホースシュー・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2018 ¥18,700 AG96 JD97 新ヴィンテージ 限定入荷品
 Rhys Vineyards Horseshoe Vineyard Pinot Noir Santa Cruz Mountains
★リース ホースシュー・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2018 ¥20,900 AG97 JD95 新ヴィンテージ 限定入荷品

カリフォルニアらしからぬ風味を持つシャルドネとピノ・ノワールを造り出している「リース・ヴィンヤーズ」です。

ベンチャー・キャピタルで成功を収めたオーナーのケヴィン・ハーヴェイはブルゴーニュワインやイタリアワインのコレクター。自身が造るワインの聖地にサンタ・クルーズ・マウンテンズを選択しました。リース・ヴィンヤーズはサンフランシスコの南の冷涼地サンタ・クルーズ・マウンテンズに6つの自社畑と栽培管理する1つの契約畑を持ちます。バイオダイナミック(ビオデナミ)、ドライファーミングで厳しいまでの高品質の葡萄を求めます。本物志向のプレミアムなシャルドネピノ・ノワールを造り出しています。メーリングリストのみで販売され、アメリカ国内でもその姿を見かけることはほとんどありません。2012年ヴィンテージから極少量が日本正規入荷となりました。

アリージアはリースのセカンド・セレクション。リースがアンダーソン・ヴァレー(メンドシーノ・カウンティ)に所有する自社畑ベアワロー・ヴィンヤードから造るアリージアは2019年9月にご紹介しておりますが、今回初の日本入荷となったアリージアはリースの本拠地サンタ・クルーズ・マウンテンズの自社畑から造られたものです。

5月に日本初入荷した、2019年アリージア・シャルドネは、45%マウント・パジャロ・ヴィンヤード、35%ホースシュー・ヴィンヤード、20%アルパイン・ヴィンヤードのブレンドです。特注のフレンチオークで樽発酵そして樽熟成。瓶詰め前にステンレスタンクで追加熟成しました。アントニオ・ガローニが91点、ジェブ・ダナックが92点を付けました。(このシャルドネは5月にご紹介しました。詳しくは下記URL からどうぞ。)

そしてサンタ・クルーズ・マウンテンズからのピノ・ノワールが入荷しました。2018年アリージア・ピノ・ノワールは、やはりマウント・パジャロ、ホースシュー、アルパインのブレンドです。区画ごとに発酵できるよう小さなオープントップのステンレスタンクで発酵。天然酵母使用。25%全房発酵。4年間天然乾燥のフレンチオークで約1年半熟成。ベリーやチェリーの赤系果実の風味。ローズマリーなどのハーブやスパイスも。アントニオ・ガローニが92点、ジェブ・ダナックが93点を付けました。シャルドネもピノ・ノワールも共にトップ・キュヴェに近いワインで、地区アペラシオンワインとしてはかなり高いクオリティを持ちます。

※アリージアのラベルが変わりました。今回入荷した2018年のピノ・ノワールは旧ラベルで、ALESIA の文字が大きく書かれていますが、2019年のシャルドネはワイナリー名の Rhys が大きく書かれていて、その下にアリージアと書かれています。

100%ピノ・ノワール
ALC13,2%
輸入元定価¥8,800(税抜¥8,000)

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リースがサンタ・クルーズ・マウンテンズに所有する自社畑の1つであるホースシュー・ヴィンヤードからのシャルドネとピノ・ノワールです。標高1,500フィートに位置する3,5エーカーほどの畑です。リースのコンセプトを代表するワインです。カリフォルニアらしからぬエレガントな果実味と綺麗な酸を持ちます。カリフォルニアワインのイメージを覆す逸品です。

新着の2018年ホースシュー・ヴィンヤード・シャルドネは優しく全房プレス後に特注のフレンチオークで樽発酵し、約1年のアルコール発酵を行いました。瓶詰め前にステンレスタンクで澱と一緒に4~6ヶ月の追加熟成。アンフィルター&アンファイン。火打石のアロマ。上物のブルゴーニュを思わせる堅固な凝縮感とミネラル感が特徴です。アントニオ・ガローニが96点、ジェブ・ダナックが97点を付けました。

新着の2018年ホースシュー・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは区画ごとに発酵できるよう小さなオープントップのステンレスタンクで発酵。約20%全房発酵。フレンチオーク(30%新樽)にて17ヶ月熟成。アンフィルター&アンファイン。赤系果実とスパイスの芳醇なアロマ。フリンティ(石っぽさ)な風味も。ストレートにではなくしたたかに旨味が広がる官能的な味わいです。アントニオ・ガローニが97点、ジェブ・ダナックが95点を付けました。2018年は素晴らしいヴィンテージとなりました。

シャルドネは輸入元定価¥19,800(税抜¥18,000)で、ピノ・ノワールは輸入元定価¥22,000(税抜¥20,000)です。

【ここは希少入荷のアイテムばかりです・・・注目すべき日本初入荷ワインのご紹介です・・・】(5月12日配信)

【密かに期待していましたが、やっぱりシャルドネも造っていたんですね・・・】(3月15日配信)

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