久しぶりに正式にご紹介できることとなりましたが・・・ですが相変わらずの極少量の入荷です・・・ピゾーニ・ピゾーニ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2022年1月11日配信

久しぶりに正式にご紹介できることになりましたが・・・

ですが相変わらず極少量の入荷です・・・売り切れ御免です・・・

《 PISONI VINEYRDS & WINERY ピゾーニ 》

“カリフォルニアのラ・ターシュ” と例えられる、ご存じピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールを造り出している「ピゾーニ・ワイナリー」です。

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サンフランシスコの南、モントレーの奥地に広がるサンタ・ルシア・ハイランズゲーリー・ピゾーニはこの地に3代続く農家に生まれました。父親の代にはレタス、アスパラガス、ブロッコリーなどの栽培で成功を収めていましたが、ゲーリーはワイン用の葡萄栽培を始めたい思いに駆られ、1982年父親が牧畜用に購入していた山腹の土地に葡萄を植えました。

当初はその土地にどの品種が合うか判らず、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー等多くの品種を植えましたが、なかでもピノ・ノワールはDRCラ・ターシュのクローンが用いられました。6回に渡って井戸を掘り、灌漑が可能になるまでは毎日水を運ぶ苦労を重ねました。1990年代に入ると、ピーター・マイケル、シドゥーリなどの有名ワイナリーがピゾーニの葡萄を使うようになり、一気にピゾーニ・ヴィンヤードの名前は有名になりました。

1998年自らピノ・ノワールの醸造を手がけました。最初の2年間は多くのカルトワインに携わり自らもカルトワインを有するマーク・オベールがワインメーカーを務めましたが、以降はゲーリー自らが行い、現在は次男のジェフ・ピゾーニがワインメーカーを務めています(長男のマーク・ピゾーニはヴィンヤード・マネージャーを務めています)。DRCラ・ターシュのクローンから誕生したピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールは2008年ヴィンテージがパーカー98点を獲得し、現在カリフォルニアを代表するトップ・ピノ・ノワールとなっています。

Pisoni Vineyard Vineyard-option-1-Pisoni-Vineyards

2019年ピゾーニ・ピゾーニ入荷です。ですが相変わらず極少量の入荷です。売り切れ御免です。申し訳ありませんが、販売に条件がございます。

 Pisoni Estate Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2019
★ピゾーニ エステート ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2019 ¥18,700 JD97 希少数量限定品

現ピゾーニ・ワイナリーのオーナー、ゲーリー・ピゾーニ氏がパンツの中に隠し持ちこんだというブルゴーニュの至宝ラ・ターシュのクローンから生まれたのがサンタ・ルシア・ハイランズのピゾーニ・ヴィンヤードです。(このエピソードは笑い話として軽くお流しください・・・苦笑)

サンタ・ルシア・ハイランズは、1991年にAVA(栽培指定地域)として認定されました。ピゾーニ・ヴィンヤードは、ゲイリー・ピゾーニ氏によって1982年に5エーカーに入植され、現在は約40エーカーに広がっています。海抜1,300フィートに位置し、南東に面した斜面で、土壌はグラナイトとサンディロームで構成されています。

ピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄のポテンシャルを最大限に引き出すことが出来る生産者にだけ葡萄が供給されます。その選ばれた生産者は、「アルカディアン」「キャピオー」「ミウラ」「パッツ&ホール」「ポール・ラトー」「ピーター・マイケル」「ロアー」「シドゥーリ」「タンタラ」「テスタロッサ」などの超一流の生産者達です(現在生産していない生産者もあります)。そして、ピゾーニ・ヴィンヤードの最上のブロックの最上の葡萄を使うのはやはり本家本元のピゾーニ・ワイナリーです

ピゾーニ・ワイナリーはグラヴィティ・フロー(重力移動)にて醸造しています。伝統的なブルゴーニュの手法にて醸造。ピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールは天然酵母にて発酵後、厳選された100%フレンチオーク(新樽比率約60%)にて熟成後、アンフィルター&アンファインにてボトリングされます。生産量は近年700ケース前後です。ワイン・アドヴォケイト誌における最高得点は2008年ヴィンテージの98点。近年の評価は、2017年は95点、2016年は94点、2014年は95点、2013年は96+点、2012年は96点、2011年は96点です。前年の2018年はピゾーニ・ピゾーニ20周年記念ワインでした(当店へは残念ながら入荷なし)。前回のご紹介は2015年ヴィンテージでしたので、3ヴィンテージ飛んでの、2019年ヴィンテージのご紹介です。

2018年に続き、2019年も excellent year になりました。冷涼な年ではありましたが、ピノ・ノワールにとってはかえって良い効果をもたらし、美しく仕上がりました。ロバート・パーカーの後継者と言われた、元ワイン・アドヴォケイト誌のジェブ・ダナックが2019年ヴィンテージに97点を付けました。久しぶりに正式にご紹介できることとなりましたが、相変わらずの希少入荷のため、申し訳ありませんが、下記のゲーリーズ・ピノ・ノワールと抱き合わせ販売(各1本の計2本での販売)とさせていただきます。

Another beautiful vintage for this cuvée, the 2019 Pinot Noir shows a more elegant, pure, classic style than some previous years, which were slightly richer and more bombastic. The 2019 reveals a medium ruby/purple hue (it’s semi-opaque) to go with a gorgeous nose of ripe cherries, raspberries, and blueberries, followed by classic Pisoni minerality, brambly herbs, violets, and forest floor. As always, this site imparts an incredible sense of rocky, mineral-like nuances, and there’s a liqueur of rock-like sensation on the finish. It needs an hour in the decanter if drinking any time soon and will have 15-20 years of prime drinking. (Jeb Dunnuck)

ALC14,1%
輸入元定価¥19,800(税抜¥18,000)

【2015年ピゾーニ・ピゾーニ入荷!】(2018年1月30日配信)

 Pisoni Estate Pinot Noir 2019

 Lucia Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2019
★ルシア ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2019 ¥9,460 JD93 新ヴィンテージ 値上がり
 Lucia Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2018
★ルシア ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥8,745 JD94 売り切れ

 Lucia Garys’ Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2018
★ルシア ゲーリーズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥11,440 JD96 AG95 WE94 WS93 新ヴィンテージ 数量限定品

“カリフォルニアのラ・ターシュ” と例えられる、ご存じピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールを造り出している「ピゾーニ・ワイナリー」です。

ルシアは、ピゾーニ・エステートのもう1つのブランドです。葡萄はもちろん自社畑ピゾーニ・ヴィンヤードゲーリーズ・ヴィンヤード、そして新しい自社畑ソベラネス・ヴィンヤードから。ピゾーニ・エステート・ピノ・ノワール同様ゲーリー・ピゾーニの2人の息子、UCデイヴス出身の長男マーク(ヴィンヤード・マネージャー)と、UCフレスノ出身の次男ジェフ(ワインメーカー)によって造られます。

2019年サンタ・ルシア・ハイランズ・ピノ・ノワールが到着しました。葡萄は、52%ピゾーニ・ヴィンヤード、18%ゲイリーズ・ヴィンヤード、30%ソベラネス・ヴィンヤードから。なんとフラッグシップワインが生れるピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄が半分以上を占めます。自然酵母で発酵(20%を全房発酵)。100%フレンチオーク(40%新樽)にて11ヶ月熟成。正統派の王道の味わいです。ジェブ・ダナックが93点を付けました。

ルシアのゲーリーズ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは一昨年に続いて昨年も日本入荷しました(一昨年久しぶりの日本入荷でした)。ゲーリーズ・ヴィンヤードは、ゲーリー・ピゾーニ(ピゾーニのオーナー)とゲーリー・フランシオーニ(ロアーのオーナー)が共同で所有そして栽培管理する畑です。ワイン・エンスージアスト誌が「アメリカにグランクリュ畑があるとすればどの畑か」という特集では5つの畑が選ばれ、ピゾーニ・ヴィンヤードとゲーリーズ・ヴィンヤードが選ばれました。

2018年ゲーリーズ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは天然酵母で発酵し(4%全房発酵)、100%フレンチオーク(52%新樽)で11ヶ月熟成。生産量は850ケースです。複雑味のあるふくよかなフルーツとしっかりとしたストラクチャー。単一畑の個性を持った、スケールの大きいピノ・ノワールです。ジェブ・ダナックが96点、アントニオ・ガローニが95点、ワイン・エンスージアスト誌が95点、ワイン・スペクテーター誌が93点を付けました。

【こちらはある程度の数量が日本入荷しておりますが、やはり市場から消えるのは早いと思います・・・】(2021年12月7日配信)

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【2015年ピゾーニ・ピゾーニ入荷!】(2018年1月30日配信)

ブログ【ジェフ・ピゾーニ氏来日!】(2014年4月10日)

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その他ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは・・・

 Miura Pisoni Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2016
★ミウラ ピゾーニ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2016 ¥13,750 数量限定品 残少
 Paul Lato “Lancelot” Pisoni Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands 2017
ポール・ラトー “ランスロット” ピゾーニ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2017 ¥16,500 数量限定品 売り切れ

表にはMIURAの文字だけ、裏には赤い目をした闘牛が描かれた印象的なボトル。マスターソムリエの資格を持つエマニュエル・ケミチが造る「ミウラ・ヴィンヤーズ」です。

世界で239名(2017年10月)しかいないマスターソムリエの称号を持つ、元リッツ・カールトン・サンフランシスコの名物ソムリエだったエマニュエル・ケミチは、UCデイヴィスのルームメイトだったセインツベリー(カーネロスの老舗)のワインメーカーのバイロン・コスギの協力を得て、1997年に「ミウラ」を立ち上げました。ミウラはスペインの伝説的な闘牛の調教師の名前から。ボトル裏には赤い目をした闘牛が描かれています。残念ながらミウラは詳しい醸造データを公開していません。葡萄はピゾーニ・ヴィンヤードの特別なブロックからで、約3分の1を全房発酵しました。

そして、ロバート・パーカーが選ぶ最高峰エクストラオーディナリーの17のピノ・ノワール生産者の1人である「ポール・ラトー」です。

ポール・ラトーはポーランド生まれ。カナダに移り住みソムリエとして働いていましたが、オー・ボン・クリマのシャルドネに心惹かれ、ジム・クレンデネンに弟子入り。2005年に造り上げたワインにパーカーが高得点を付け、一躍注目を浴びました。“最強のピゾーニ・ピノ・ノワール” と言われるポール・ラトーのランスロット・ピノ・ノワールです。ポール・ラトーも詳しい醸造データは公開しておりません。ポール・ラトーが使う葡萄は、ピゾーニ・ヴィンヤードの最も重要な区画であるオールド・ブロック(ゲーリー・ピゾーニが最初に植えたオリジナルの区画)から。ゲーリー・ピゾーニ氏お気に入りの生産者ということですね。

【すでにご紹介済みですが、「ミウラ」の説明の補足です・・・】(2018年10月16日配信)

【北(ソノマ)と南(サンタ・バーバラ)から美味なピノ・ノワールが到着しました・・・】(2021年9月21日配信)

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金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

ついでに北のあの畑のワインも・・・

 Failla Pinot Noir Sonoma Coast 2019
★フェイラ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2019 ¥5,940
 Failla Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley 2019
★フェイラ キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥8,800

長きに亘りあのカルト・ジンファンデル「ターリー」でワインメーカーを務めたエーレン・ジョーダンが立ち上げた「フェイラ・ワインズ」です。

エーレン・ジョーダンは実地でワイン造りを学ぶためフランス・ローヌへ渡りました。カリフォルニアに戻り、「ネイヤーズ」の立ち上げメンバーとしてワイン造りに携わりました。そしてヘレン・ターリーに出会い、ヘレンの後継者として「ターリー」のワインメーカーに就任しました。1998年にエーレン・ジョーダンは妻アン・マリー・フェイラと「フェイラ・ジョーダン」を立ち上げ、ソノマ・コーストに自社畑を購入しました。フェイラのワインは、ターリーで造られていた濃厚なスタイルとは全く反対の、酸やミネラルを重視するエレガントなスタイルのワインです。バランスを重視したワインを追及するグループ IPOB にも属しました。2008年にはサンフランシスコ・クロニクル紙にて Winemaker of the Year を受賞、同年ワイン・エンスージアスト誌では Wine of the Year を受賞しました。後にブランド名を「フェイラ」と改名しました。

現在フェイラは、フォート・ロス・シーヴューとルシアン・リヴァー・ヴァレーの自社畑、そしてハ―シュ、オキシデンタル・リッジ、キーファー・ランチ、ハドソン、サヴォイ(アンダーソン・ヴァレー)などの超一流畑の葡萄からワインを造り出しています(そして現在オレゴン州でもワインを造り出しています)。フェイラは詳しい醸造データは公表していません。2019年ソノマ・コースト・ピノ・ノワールは、自社畑の葡萄を25%使用で、残りはソノマ他の一流畑の葡萄をブレンドしています。30%を全房発酵で、フレンチオーク(15%新樽)にて熟成。冷涼感のある魅惑的な赤い果実味です。そしてルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑キーファー・ランチからの2019年キーファー・ランチ・ピノ・ノワールは赤黒い(やはり黒よりも赤に近い)美しい果実味を持ちます。フレンチオーク(25%新樽)にて熟成。心和む味わいのフェイラです。2019年も2018年に続きグッドな年になりました。そして以前ご紹介した時よりお値段お安くなっております。

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ブログ【エーレン・ジョーダン氏来日!(フェイラ・ワインズ)】(2016年5月26日)

こちらもどうぞ・・・やはり素敵なキーファー・ランチです・・・

【ピノ・ノワール・ファンが喜ぶピノ・ノワールです・・・なぜかご紹介のヴィンテージは特別価格なのです・・・】(2021年11月2日配信)

久しぶりにターリーも入荷しております・・・

【久しぶりの入荷です・・・これがチアーズにないとちょっとさみしいとおっしゃってくださる方も(苦笑)・・・】(2021年12月24日配信)

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この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。