いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2021年12月26日配信)
今年最後のメルマガです・・・年末スペシャルです・・・
長熟型ナパの次は長熟型ソノマです・・・希少限定入荷です・・・
《 VERITE ヴェリテ 》
「ぺトリュスと同じくらいに、あるいはそれ以上に良好な、世界級のメルローを造る。(ロバート・パーカー)」
ご存じソノマのアイコンワインの1つで、”現代の伝説” と言われる「Veriteヴェリテ」。ヴェリテは、ジャクソン・ファミリーの創業者ジェス・ジャクソンが “カリフォルニア最高のテロワールからボルドーを超えるワインを造りたい” という思いから、ボルドー出身の醸造家ピエール・セイヤンを招き入れ、1998年にナパとソノマを隔てるマヤカマス山脈の麓のアレキサンダー・ヴァレーに設立したブティックワイナリーです。
ヴェリテが造り出すのは、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のラ・ジョワ(ポイヤック・スタイル)、メルロー主体のラ・ミュゼ(ポムロール・スタイル)、カベルネ・フラン主体のル・デジール(サンテミリオン・スタイル)の3つのワインです。2001年ラ・ミュゼがソノマワイン史上初のパーカー100点を獲得し大きな注目を浴びました。ヴェリテはフランス語で「真実」という意味。旧世界で培われたワイン造りの経験値と新世界の優れたテロワールによって育まれた果実を掛け合わすことで生まれたワインです。小さな区画から収穫された葡萄を個別に醸造し、区画ごとのユニークなテロワールの持ち味を余すところなく引き出しブレンドすることで絶妙な味わいを造り出します。
ピエール・セイヤンはガスコーニュ出身で、メドックやサンテミリオンで7つのシャトーの醸造責任者を務めました。フランスのイベントでジェス・ジャクソンと意気投合したピエール・セイヤンはボルドーを超えるワインを造るためにカリフォルニアへやって来ました。2001年にロバート・パーカーによりジョン・コングスガードやポール・ホッブスらと共に「ワイン・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、“アメリカで最も見事なボルドーブレンドを生むプロデューサーの1人” として賞賛されました。カリフォルニアワインの歴史を変えた “現代の伝説” と言われています。
ロバート・パーカーのヴェリテに対する評価は非常に高いです。2017年と2007年は3つのキュヴェ全てがパーカー100点満点を獲得しました。2013年は2つのキュヴェがパーカー100点で、3つのキュヴェの総得点は299点です。2012年は2つのキュヴェがパーカー100点で、3つのキュヴェの総得点は297点。2008年は2つのキュヴェがパーカー100点で、3つのキュヴェの総得点は299点。あと一歩?の98点や99点はザラにあります。
成熟度において優れた果実が収穫でき、グレート・ヴィンテージとなった2018年のヴェリテが入荷しました。2018年は100点と98点と97点+です。稀少限定入荷です。(封印されておりますので、実物のラベル画像はございません。)
Verite La Joise Red Wine Sonoma County 2018
★ヴェリテ ラ・ジョワ レッドワイン ソノマ・カウンティ 2018 ¥69,300 WA98 JD98+ JS99 希少数量限定品
16度のパーカー100点を獲得している「ヴェリテ」です。
ラ・ジョワはフランス語で「歓喜」という意味で、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のポイヤック・スタイルのワインです。パーカー100点は、2005年、2007年(3アイテム全て100点)、2012年、2013年、2017年(3アイテム全て100点)です。ちなみに2002年は98点、2004年は99点、2008年は99点、2014年は97+点です。
葡萄は、アレキサンダー・ヴァレー(カベルネ・ソーヴィニヨン)、ベネット・ヴァレー(メルロー)、ナイツ・ヴァレー(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)、チョーク・ヒル(メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド)の自社畑から。2018年ラ・ジョワは、76%カベルネ・ソーヴィニヨン、9%メルロー、7%カベルネ・フラン、5%プティ・ヴェルド、3%マルベックで、フレンチオーク(95%新樽)にて16ヶ月熟成。偉大なるポイヤックの赤ワインにインスピレーションを受け、ソノマのカベルネ・ソーヴィニヨンが持つ、ストラクチャー、深み、力強さを引き出しました。贅沢なテクスチャーを持つワインです。ワイン・アドヴォケイト誌が98点、ジェブ・ダナックが98+点、ジェームス・サックリングが99点を付けました。2018年は20周年記念のヴィンテージでもあります。
ALC13,9%
輸入元定価 オープン価格
Verite La Muse Red Wine Sonoma County 2018
★ヴェリテ ラ・ミュゼ レッドワイン ソノマ・カウンティ 2018 ¥69,300 WA100 JD99 JS98 希少数量限定品
16度のパーカー100点を獲得している「ヴェリテ」です。
ラ・ミュゼはフランス語で「詩の女神」という意味で、メルロー主体のポムロール・スタイルのワインです。パーカー100点は、2001年(ソノマ初の100点)、2007年(3アイテム全て100点)、2008年、2013年、2014年、2017年(3アイテム全て100点)です。ちなみに2002年は99点、2004年は98点、2005年は98点です。
葡萄は、アレキサンダー・ヴァレー(カベルネ・ソーヴィニヨン)、ベネット・ヴァレー(メルロー)、ナイツ・ヴァレー(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)、チョーク・ヒル(メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド)の自社畑から。2018年ラ・ミュゼは、90%メルロー、6%カベルネ・フラン、4%マルベックで、フレンチオーク(95%新樽)にて16ヶ月熟成。しなやかな果実味とスパイスの風味。絶妙なバランスと素晴らしく長い余韻。ソノマの最高のテロワールが生み出す果実味が世界最高クラスにあることを証明しています。極上のポムロールとサイド・バイ・サイドで味わってみたいワインです(ちなみに個人的には3つの中で一番好きです)。ワイン・アドヴォケイト誌が100点、ジェブ・ダナックが99点、ジェームス・サックリングが98点を付けました。2018年は20周年記念のヴィンテージでもあります。
ALC14,3%
輸入元定価 オープン価格
Verite Le Desir Red Wine Sonoma County 2018
★ヴェリテ ル・デジール レッドワイン ソノマ・カウンティ 2018 ¥69,300 WA97+ JD98+ JS97 希少数量限定品
16度のパーカー100点を獲得している「ヴェリテ」です。
ル・デジールはフランス語で「欲望」という意味で、カベルネ・フラン主体のサンテミリオン・スタイルのワインです。パーカー100点は、2005年、2007年(3アイテム全て100点)、2008年、2012年、2017年(3アイテム全て100点)です。
葡萄は、アレキサンダー・ヴァレー(カベルネ・ソーヴィニヨン)、ベネット・ヴァレー(メルロー)、ナイツ・ヴァレー(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)、チョーク・ヒル(メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド)の自社畑から。2018年ル・デジールは、82%カベルネ・フラン、12%メルロー、6%マルベックで、フレンチオーク(95%新樽)にて16ヶ月熟成。凝縮感がありながらもしなやかな果実味とエキゾチックなスパイスの風味が特徴的です(カベルネ・フラン由来か)。スミレ、プラム、ブラックチェリーの芳醇なアロマと共に贅沢なテクスチャーが層をなして口中に広がります。ワイン・アドヴォケイト誌が97+点、ジェブ・ダナックが98+点、ジェームス・サックリングが97点を付けました。2018年は20周年記念のヴィンテージでもあります。
ALC14,3%
輸入元定価 オープン価格
下記は、現在取り扱いはありませんが、やはりピエール・セイヤンが造る注目の「アナコタ」です。ヴェリテでのワイン造りを通し、ソノマのテロワールを見てきたピエール・セイヤンはヴェリテに使用するカベルネ・ソーヴィニヨンが生まれるナイツ・ヴァレーのテロワールに魅せられました。「この地は特別だ」と確信を持ったピエール・セイヤンが次に挑んだのがナイツ・ヴァレーの100%カベルネ・ソーヴィニヨンで造るアナコタでした。
【2度目の日本入荷・・・通算13度のパーカー100点を獲得している醸造家の集大成のワインです・・・】(2017年9月12日配信)
こちらもどうぞ・・・話題のワインです・・・
Cenyth Red Wine Sonoma County 2015 Magnum Bottle
★セニス レッドワイン ソノマ・カウンティ 2015 マグナムボトル ¥10,450 WA91-93 AG92 希少数量限定品
世界的醸造家ピエール・セイヤンの娘エレーヌ・セイヤンが造る「セニス」です。
「ペトリュスと同じくらいに、あるいはそれ以上に良好な、世界級のメルローを造る(ロバート・パーカー)」と言われたピエール・セイヤンが造る「ヴェリテ」。ピエール・セイヤンが造り出した、ラ・ジョワ(ポイヤック・スタイル)、ラ・ミュゼ(ポムロール・スタイル)、ル・デジール(サンテミリオン・スタイル)の3つのワインはパーカー100点の数は15を超えます。
そのピエール・セイヤンの娘エレーヌ・セイヤンはボルドーで栽培と醸造を学びました。近年は高齢になった父ピエールの右腕としてヴェリテの醸造の一部をエレーヌが担当していました。自身のブランドである「セニス」は2009年にスタート。残念ですが、エレーヌはヴェリテの醸造を受け継ぐため、2016年でセニスの生産を止めました。2015年セニス・レッドワインは、61%カベルネ・フラン、22%メルロー、17%カベルネ・ソーヴィニヨンで、フレンチオーク(40%新樽)で10ヶ月熟成。サンテミリオンでの醸造体験を活かした、なめらかな質感のワインです。ちなみに現地でのセニス(レギュラーボトル)の価格は約60ドルです。
ALC14,2%
輸入元上代¥11,000(税抜¥10,000)
【号外です・・・数量限定入荷です・・・売り切れ御免です・・・】(7月29日配信)
こちらもどうぞ・・・
長期の熟成後にその真価を発揮する「ダイアモンド・クリーク」です・・・
【創業ファミリーでの醸造はこれが最後になります・・・カリフォルニア・カベルネの最高峰の1つです・・・】(10月12日配信)
ソノマから注目のワインが遂に日本入荷です・・・
Crescere Ritchie Vineyard Sauvignon Blanc Russian River Valley 2018
★クレッシェア リッチー・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2018 JD98 ¥16,170 日本初入荷 数量限定品
Crescere Estate Cabernet Sauvignon Alexander Valley 2017
★クレッシェア エステート カベルネ・ソーヴィニヨン アレキサンダー・ヴァレー 2017 ¥29,150 日本初入荷 数量限定品
2016年にスタートしたプレミアム・ブティックワイナリーの「クレッシェア」です。極少量での日本初入荷です。(今回は少し省略してのご説明です。)
創業者のジョー・レイノソはメキシコ系移民3世で、15人兄弟の長男としてカリフォルニアの農場で幼少期を過ごしました。19歳の時仕事で訪れたナパ・ヴァレーの葡萄畑を見て「これは今まで見た一番美しいものだ」と感動し葡萄畑を所有する夢を抱きました。15年後の1994年の誕生日の前日に自分の葡萄畑となる土地を購入しました。その土地は、アレキサンダー・ヴァレーを見下ろす山頂から、ルシアン・リヴァー・ベンチランドに隣接する南西向きの丘陵地です。200haのうち畑は60haで、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、プティ・ヴェルドが栽培されています。この畑の葡萄はソノマのプレミアムワイナリーに供給されています。ワインメーカーはカルト・カベルネ4大醸造家の1人であるご存じフィリップ・メルカ。ジョー・レイノソの畑仕事ファーストの理念に共感し、初めてソノマでのプロジェクトに参加しました。ちなみに2019年のソノマ・カウンティ・ヴィントナーズ主催のバレル・オークションで、この畑から造られたシラー Crescere 2016 Estate Syrah が1本当たりの価格としては市場最高の価格を記録しました。
ソーヴィニヨン・ブランは、ヒールスバーグとサンタローザの中央に位置する銘醸畑リッチー・ヴィンヤードから。オベールがシャルドネを調達していることで有名ですが、今話題のビビアナ&ジェフ・ピゾーニ夫妻が造るシェアード・ノーツがこの畑のソーヴィニヨン・ブランを使用しています。100%ソーヴィニヨン・ブランで、全房で優しくプレスし、フレンチオークとステンレス樽にて発酵そして熟成。新樽比率は32%です。一部をマロラクティック発酵。しっかりとしたテクスチャーですが、あまり樽風味を感じさせず(ほのかに感じるが強くは感じない)、華やかでまろやかでボリューム?のある果実味が口中に広がります。ジェブ・ダナックが98点を付け、「ルシアン・リヴァー・ヴァレーの最高峰のワインの1つ。オー・ブリオン・ブランを彷彿させる。蜂蜜漬けの花、レモン、カリンなどの香りが漂い、岩のようなミネラル感も併せ持つ。」とコメントしています。生産量は320ケースです。ちなみにフィリップ・メルカはレイル・ヴィンヤーズでもカリフォルニア最高峰のソーヴィニヨン・ブランを造り出していますし、自身のブランドの Melka Estates メルカ・エステーツでも素晴らしいソーヴィニヨン・ブラン(約3万円)を造り出していますので、ソーヴィニヨン・ブラン造りにも秀でた才能を持ちます(なんてったってオー・ブリオン出身者ですから・・・)。
100%ソーヴィニヨン・ブラン
ALC14,1%
輸入元定価¥17,600(税抜¥16,000)
カベルネ・ソーヴィニヨンは、ガイザーヴィル北部に位置するクレッシェアのエステート・ヴィンヤードから。64%カベルネ・ソーヴィニヨン(クローン7)、20%メルロー、14%シラー、2%プティ・ヴェルドです。光学式選果機で処理後、カベルネ・ソーヴィニヨンはコンクリートタンクで、シラーはオープントップのステンレスタンクで、メルローとプティ・ヴェルドは標準的なステンレスタンクで発酵。フレンチオーク(70%新樽)にて澱引きをせずに22ヶ月熟成。間違いなくフルボディですが、ダークフルーツの風味とスパイシーな風味がうまく溶け込み、ソフトで?華やかでバランスのとれた仕上がりになっています。寝かせてみたいカベルネ・ソーヴィニヨンです。生産量は202ケースです。ちなみにフィリップ・メルカはナイツ・ヴァレーに自社畑を持ちます。メルカ自身のブランドの Mekerra メケラのレッドワイン(メルローとカベルネ・フランからで約3万円)もフルボディながら華やかな旨味を持つワインです。
64%カベルネ・ソーヴィニヨン、20%メルロー、その他
ALC14,6%
輸入元定価¥31,900(税抜¥29,000)
※ちなみに今回クレッシェアのシャルドネとピノ・ノワールも日本入荷しました(共にソノマ・コーストで共に約2万円です)。メルカが造るシャルドネとピノ・ノワールも非常に興味深いのですが今回はお預けということで。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンの表ラベルは全て同じです(表ラベルに品種や年号や生産地の表示はありません・・・)。
【一昨年暮れに大騒動(笑)を引き起こしたあのワインです・・・その上級ワインが日本入荷しました・・・】(2019年9月19日配信)
ブログ【フィリップ・メルカ氏来日!(メルカ・ワインズ)】(2016年5月17日配信)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。