いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2021年10月12日配信)
創業ファミリーでの醸造はこれが最後になります・・・カリフォルニア・カベルネの最高峰の1つです・・・
入荷は極々僅かです・・・売り切れ御免です・・・
《 DIAMOND CREEK ダイアモンド・クリーク 》
カリフォルニアワインは熟成しない、なんて言わせません。長期の熟成後にその真価を発揮する「ダイアモンド・クリーク・ヴィンヤーズ」です。
ダイヤモンド・クリークはアル&ブーツ・ブロウンスタイン夫妻によって1968年に創業されたワイナリーで、カリフォルニアにおける単一畑ワイン生産の先駆者的存在のワイナリーです。1972年にカリフォルニア初の、エステート・シングル・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンが誕生しました。
残念ながら創業者のアル・ブロウンスタイン氏は2006年6月にお亡くなりになりました。また彼の死後ダイアモンド・クリークを支えたブーツ夫人も2019年にお亡くなりになりました。昨年2020年3月ブロウンスタイン夫妻の息子フィルロスはダイアモンド・クリークをシャンパーニュのトップ・メゾンのルイ・ロデレールに売却しました。4つの畑を含む約80エーカーの敷地とワイナリー、そしてワイン在庫がその対象になります。ルイ・ロデレール側は「ダイヤモンド・クリークを今風の早飲みスタイルに劇的に変更するつもりはない」とコメントしていますが、栽培担当そして醸造担当が変わりますので今後なにかしら変化が起こることは間違いありません。ブーツ夫人主導のもとで造られたダイアモンド・クリークはご紹介の2018年ヴィンテージで最後となります。
ちなみにルイ・ロデレールは2019年5月には ”クイーン・オブ・ピノ・ノワール” と言われたメリー・エドワーズも買収しています。残り僅かです。
【残念ですがブランドを売却しました・・・最終在庫となります・・・売り切れ御免です・・・】(5月25日配信)
長きに亘りダイアモンド・クリークの主任醸造家を務めたフィル・シュタインシュリバーによると2018年(フィルにとって28回目の収穫)は「まさに桁外れに品質の良いヴィンテージ」とのこと。「春はかなり温暖で開花時期が長く、房の大きさの揃った均一で豊かな結実に繋がった。以後も非常に天候に恵まれ、収穫期間も長く(11月8日に終了)、醸造もゆとりを持って行うことができたため、質量共に必要なだけの香味成分を抽出することができた。」収量は1エーカー当たり約2トン。葡萄は丹念に選果し、4~5日間低温で果皮浸漬させた後7~9日間ステンレスタンクで発酵。そして圧搾。厳選されたフレンチオークの新樽で約20ヶ月の熟成。「前オーナーのブーツ夫人と創業者アルの魂は、ダイアモンド・クリークの畑に植樹された全ての葡萄の樹に、ダイアモンド・クリークがリリースした全てのワインボトルに今もなお、そしてこれからも永遠に息づいている。(フィル・シュタインシュリバー)」
「ダイアモンド・マウンテンの伝統的なグランクリュ。年号を問わず最低25~30年熟成することは疑う余地もない。(ロバート・パーカー)」「70年代から80年代初頭にかけて、ダイアモンド・クリークはカリフォルニアにおいて最も並外れて素晴らしいカベルネ・ソーヴィニヨンを造っていた。私は未だに、1974年、75年、76年、78年を飲んでいるが、どれもカリフォルニアで造られたカベルネの中で、最も偉大で、複雑で、クラシックなものの1つだと信じている。(ロバート・パーカー)」「ダイアモンド・クリークはカリフォルニアのカベルネ生産者のトップ10に簡単に入り、おそらくトップ5にも入るだろう。ワインが表現する個性豊かな魅力はカリフォルニアではダイアモンド・クリーク抜きでは語れない。(ジェームス・ローブ)」「もし誰かにテロワールを表現しているワインを聞かれたら、旧世界からドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティを、そして新世界からはダイアモンド・クリークを選ぶ。何度かこの3つのキュヴェ全てを並べて飲む機会があったが、外観、香り、味わいもそれぞれ個性が際立っていた。これらのワインに関して私が好きなところは、純粋さと誠実さである。(ニール・マーティン)」
ダイアモンド・クリークの詳しいお話はこちらからどうぞ・・・
【カリフォルニア・カベルネの最高峰の1つです・・・初のWA100点アイテムがございます・・・】(2019年10月8日配信)
創業ファミリーが造る最後のダイアモンド・クリークです・・・良年2018年のカベルネ・ソーヴィニヨンです・・・稀少限定入荷です・・・売り切れ御免です・・・
Diamond Creek Gravelly Meadow Cabernet Sauvignon Napa Valley 2018
★ダイアモンド・クリーク グラヴェリー・メドウ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2018 ¥38,500 WA97 希少数量限定品
グラヴェリー・メドウ・ヴィンヤードは西側に位置する畑で、ダイアモンド・クリークの畑の中で2番目に冷涼な場所にあります。有史以前は河床で、現在はほとんどが石と砂利です。最も低収量の畑です。5エーカー。特徴的な大地とヒマラヤ杉の豊かな香り。熟れたブラックベリーの果実味とスパイシーで余韻の長い後味が特徴です。イメージはシャトー・オーブリオンでしょうか。2018年グラヴェリー・メドウ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、78,5%カベルネ・ソーヴィニョン、8,4%メルロー、8%マルベック、5,1%プティ・ヴェルドで、100%新樽フレンチオークにて21ヶ月熟成。生産数は7,764本です。
「グラヴェリー・メドウは、一般的にダイアモンド・クリークのカベルネ・シリーズの中で一番最初にテイスティングされるべきワインだ。黒鉛の香りがセージや深く煎じた紅茶の香りと共に香る。アタックからして実に感動的で、くっきりとした輪郭を持つエレガントなタンニンが口中に感じられ、スグリの実やプラムの果皮、スパイス、ラベンダー、ミネラル、乾燥ハーブやナツメグ、カカオの風味が広がり、どこまでも続く余韻の長い後味を生む。(ワイナリー・コメント)」
ワイン・アドヴォケイト誌の近年の評価は、2012年94+点、2013年98点、2014年97+点、2015年97点です。そして前回ご紹介の2016年は初のWA100点を獲得しました。100点を付けたリサ・ペロッティ・ブラウンは2016年ヴィンテージの飲み頃を2022年~2060年と推測しています。またワイン・スペクテーター誌は2016年を過去最高評価の1978年と同等の評価をしており、95点を付けました。2016年は2010年代では2013年と共に最高のヴィンテージと言われています。2010年代もほぼ毎年高い評価ですが、今回ご紹介の2018年も高い評価です。そして2018年は創業ファミリーが造る最後のヴィンテージです。
78,5%カベルネ・ソーヴィニヨン
100%新樽フレンチオークにて21ヶ月熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥41,800(税抜¥38,000)
Diamond Creek Red Rock Terrace Cabernet Sauvignon Napa Valley 2018
★ダイアモンド・クリークレッド・ロック・テラス カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2018 ¥38,500 WA98 希少数量限定品
レッド・ロック・テラス・ヴィンヤードは東側の南に位置する北向きの畑で、ヴォルカニックと似た温かいミクロクリマです。薄い赤色の土壌で鉄分が多く含まれた土壌です。7エーカー。3つのキュヴェの中では最も早熟で飲みやすく、ヴェルヴェットのようななめらかなタンニンを備えた、芳醇でバランスの良い味わいを持ちます。イメージはシャトー・ラフィットでしょうか。2018年レッド・ロック・テラス・カベルネ・ソーヴィニヨンは、78%カベルネ・ソーヴィニヨン、13%メルロー、4,5%マルベック、4,5%プティ・ヴェルドで、100%新樽フレンチオークにて21ヶ月熟成。生産数は7,188本です。
「レッド・ロック・テラスは、一般的にダイアモンド・クリークのカベルネ・シリーズの中で2番目にテイスティングされるべきワイン。ベルガモットや黒いベリー系果実、カフェ・ブリュロ(シナモン、クローブ、オレンジピールなどのスパイスを入れ、コニャックでフランベしたコーヒー)やグラハム・クラッカーの甘美なアロマがグラスの中から浮き立つように香る。口当たりがなめらかで気品に満ちたアタックが感じられ、口中に染み渡るように広がる熟れたタンニンがブラックチェリーやルバーブのアロマと層を成す。アールグレイの紅茶や鉄、旨味のある乾燥ハーブのほのかな香りが溶け合い、余韻の長いリズミカルな後味を生む。(ワイナリー・コメント)」
ワイン・アドヴォケイト誌の近年の評価は、2012年96点、2013年99点、2014年96+点、2015年99点です。そして前回ご紹介の2016年は98+点でした。またワイン・スペクテーター誌は2016年を過去最高評価の1978年と同等の評価をしており、95点を付けました。2016年は2010年代では2013年と共に最高のヴィンテージと言われています。2010年代もほぼ毎年高い評価ですが、今回ご紹介の2018年も高い評価です。そして2018年は創業ファミリーが造る最後のヴィンテージです。
78%カベルネ・ソーヴィニヨン
100%新樽フレンチオークにて21ヶ月熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥41,800(税抜¥38,000)
Diamond Creek Volcanic Hill Cabernet Sauvignon Napa Valley 2018
★ダイアモンド・クリーク ヴォルカニック・ヒル カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2018 ¥38,500 WA98+ 希少数量限定品
ヴォルカニック・ヒル・ヴィンヤードは東側の北に位置する南向きの丘にあり、ダイアモンド・クリークのミクロクリマの中で最も温かい畑です。土壌は灰色で軽い火山灰からなり、800万年前に噴火した火山のものです。8エーカー。3つのキュヴェの中では最も寿命の長いワインと言われています。フィニッシュで感じられる硬質なタンニンとどこまでも広がる余韻の長い後味が特徴です。イメージはシャトー・ラトゥールでしょうか。2018年ヴォルカニック・ヒル・カベルネ・ソーヴィニヨンは、76%カベルネ・ソーヴィニョン、12,5%メルロー、8,7%マルベック、2,8%プティ・ヴェルドで、100%新樽フレンチオークにて21ヶ月熟成。生産数は9,492本です。
「ヴォルカニック・ヒルは、一般的にダイアモンド・クリークの3つのカベルネ・シリーズの中で最後にテイスティングされるべきワインと言える。カシスやブラック・リコリス、ローリエの葉、熟れたブラックチェリーのアロマがグラスから浮き立つように香る。リッチでエレガントなタンニンと迷宮のような奥深い複雑味を持つブラックベリーの風味が飲み初めに感じられ、次第にプラムやカルダモン、エスプレッソ、香り豊かな大地のニュアンスが発展してゆく。酒齢の若いうちから魅惑的な味わいが楽しめるが、かなりの長期熟成ポテンシャルを備えている。(ワイナリー・コメント)」
ワイン・アドヴォケイト誌の近年の評価は、2012年95点、2013年100点、2014年96+点、2015年96+点です。そして前回ご紹介の2016年は99点でした。ワイン・スペクテーター誌は2016年を過去最高評価の1978年と同等の評価をしており、96点を付けました。2016年は2010年代では2013年と共に最高のヴィンテージと言われています。2010年代もほぼ毎年高い評価ですが、今回ご紹介の2018年も高い評価です。そして2018年は創業ファミリーが造る最後のヴィンテージです。
76%カベルネ・ソーヴィニヨン
100%新樽フレンチオークにて21ヶ月熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥41,800(税抜¥38,000)
こちらもどうぞ・・・
Diamond Creek 72-02 30th Anniversary Gravelly Meadow Cabernet Sauvignon Napa Valley
★ダイアモンド・クリーク 30周年記念ラベル グラヴェリー・メドウ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2002 ¥30,800 1本
2002年グラヴェリー・メドウは30周年記念ラベルです。ラベルはアル・ブロウンスタイン氏が描かれた絵画です。生産量は466ケースです。(このワインは現地からの購入品です。)
【カリフォルニア・カベルネの最高峰の1つです・・・初のWA100点アイテムがございます・・・】(2019年10月8日配信)
こちらも山カベです・・・日本へはやはり希少限定入荷です・・・
Pilcrow Cabernet Sauvignon Hillwalker Vineyard Mt. Veeder Napa Valley
★ピルクロウ カベルネ・ソーヴィニヨン ヒルウォーカー・ヴィンヤード マウント・ヴィーダー ナパ・ヴァレー 2018 ¥18,370 数量限定品
Pilcrow Cabernet Sauvignon Granite Lake Howell Mountain Napa Valley
★ピルクロウ カベルネ・ソーヴィニヨン グラニット・レイク ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2018 ¥18,370 数量限定品
Pilcrow Cabernet Sauvignon Ghost Block Vineyard Yountville Napa Valley
★ピルクロウ カベルネ・ソーヴィニヨン ゴースト・ブロック・ヴィンヤード ヨントヴィル ナパ・ヴァレー 2018 ¥18,370 数量限定品
フロッグス・リープの社長ジョナ・ビアー氏の奥様のサラ・ビアー女史が造り出す「ピルクロウ」です。
ナパ・ヴァレーのヒルサイドに点在するトップワイナリー、例えばマヤカマス、ダイアモンド・クリーク、ダンなどを目標に、60年代に始まり70~80年代の先駆者達が造り上げてきた、(カルトではない伝統的な)ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンを造り上げています。5度目のリリースとなる2018年は3アイテムの生産です。マウント・ヴィーダーのオーガニック&ドライファームのヒルウォーカー・ヴィンヤード。ハウエル・マウンテンの古典的な山カベ(山のカベルネ・ソーヴィニヨン)を表現するグラニット・レイク。そして3度目のリリースとなるヨントヴィルの注目の畑ゴースト・ブロック・ヴィンヤードから。
【5度目のリリースです・・・なんと2018年は3アイテムの生産です・・・】(5月7日配信)
さらにこちらもどうぞ・・・
Napa Merryvale Vineyards Cabernet Sauvignon Napa Valley
★メリーヴェール カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2016 ¥9.900
Plumpjack Estate Cabernet Sauvignon Napa Valley
★プランプジャック エステート カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2014 ¥18,150
日本市場に正式に復活しました。その歴史は禁酒法廃止後ナパ・ヴァレーに最初に建設されたワイナリーである「メリーヴェール」です。極上のカベルネの「プランプジャック」もどうぞ。
メリーヴェール【数年前に日本市場に姿を見せたのですが・・・この度また輸入元が移行しました・・・】(6月4日配信)
プランプジャック【過去に幾度か入荷がありましたが・・・正式なご紹介はしておりませんでした・・・】(3月9日配信)
Ramey Cabernet Sauvignon Napa Valley
★レミー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2015 ¥11,000 WS93
Shafer One Point Five Cabernet Sauvignon Stag’s Leap District Napa Valley 2018
★シェイファー ワン・ポイント・ファイブ カベルネソーヴィニヨン スタッグス・リープ・ディストリクト ナパ・ヴァレー 2018 ¥16,280 WA93 WS94 AG93 JD94 JS95
大御所ワインメーカーの1人であるデヴィッド・レミーが造る「レミー」。そしてパーカー100点生産者の「シェイファー」もどうぞ。
新着の2018年ワン・ポイント・ファイブ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、98%カベルネ・ソーヴィニヨン、2%マルベックで、アリエ産とトロンセ産の100%フレンチオーク(100%新樽)で20ヶ月熟成。凝縮した深い赤黒系の果実味とふくよかでなめらかなタンニン。熟成能力も十分に持つカベルネ・ソーヴィニヨンです。2015年ヴィンテージが歴代最高のWA95点を獲得しています。2018年はワイン・アドヴォケイト誌が93点、ワイン・スペクテーター誌が94点、アントニオ・ガローニが93点、ジェブ・ダナックが94点、ジェームス・サックリングが95点を付けました。
レミー【号外です・・・数量限定入荷です・・・売り切れ御免です・・・】(7月29日配信)
シェイファー【久しぶりのご紹介になります・・・通算7度目のパーカー100点獲得です・・・】(2020年12月15日配信)
【ナパから新着ワインがいろいろです・・・ and 年間トップ100ワイン(WS誌)が発表されました・・・】(2020年12月18日配信)
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