いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2020年12月8日配信)
あのトップ・ワイナリーが所有するもう1つのブランドです・・・
新ヴィンテージが入荷です・・・
《 PISONI VINEYRDS & WINERY ピゾーニ 》
“カリフォルニアのラ・ターシュ”と例えられる、ご存じ「ピゾーニ・エステート」が造るピノ・ノワール「ピゾーニ・ピゾーニ」です(業界用語的ですが・・・笑)。
サンフランシスコの南、モントレーの奥地に広がるサンタ・ルシア・ハイランズ。ゲーリー・ピゾーニは、この地に3代続く農家に生まれました。父親の代にはレタス、アスパラガス、ブロッコリーなどの栽培で成功を収めていましたが、ゲーリーはワイン用の葡萄栽培を始めたい思いに駆られ、1982年父親が牧畜用に購入していた山腹の土地に葡萄を植えました。
当初はその土地にどの品種が合うか判らず、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー等多くの品種を植えましたが、なかでもピノ・ノワールはDRCラ・ターシュのクローンが用いられました。6回に渡って井戸を掘り、灌漑が可能になるまでは毎日水を運ぶ苦労を重ねました。1990年代に入ると、ピーター・マイケル、シドゥーリなどの有名ワイナリーがピゾーニの葡萄を使うようになり、一気にピゾーニ・ヴィンヤードの名前は有名になりました。
1998年自らピノ・ノワールの醸造を手がけました。最初の2年間は多くのカルトワインに携わり自らもカルトワインを有するマーク・オベールがワインメーカーを務めましたが、以降はゲーリー自らが行い、現在は次男のジェフ・ピゾーニがワインメーカーを務めています(長男のマーク・ピゾーニはヴィンヤード・マネージャーを務めています)。DRCラ・ターシュのクローンから誕生したピゾーニ・エステート・ピノ・ノワールは2008年ヴィンテージがパーカー98点を得るなど、現代カリフォルニアを代表するトップ・ピノ・ノワールとなっています。
また、葡萄栽培で成功したゲーリー・ピゾーニは、親の代から親交のある竹馬の友、ゲーリー・フランシオーニにもピノ・ノワール栽培を勧め、フランシオーニはロゼラズ・ヴィンヤードを開きました。さらに2人はゲーリーズ・ヴィンヤード(2人のゲーリーで Garys’ )を共同で開きました。アメリカのワイン専門誌ワイン・エンスージアスト誌が、アメリカにグラン・クリュ畑があるとすればどの畑かという特集を組んだ際、ピゾーニとゲーリーズの2つの畑はともに5つのグラン・クリュ畑に選ばれました。
Pisoni Vineyard | |
そのピゾーニ・エステートのもう1つのブランドがご紹介の「ルシア」です。最新ヴィンテージの2018年が入荷です。
Lucia Chardonnay Santa Lucia Highlands
★ルシア シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥8,140 JD94 新ヴィンテージ
「ルシア」は、ピゾーニ・エステートのもう1つのブランドです。セカンドブランドではなく、1つの確立独立したブランドです(むしろルシアがメインワインで、ピゾーニ・ピノ・ノワールがプレミアムワインであるような)。葡萄はもちろん自社畑ピゾーニ・ヴィンヤード、ゲーリーズ・ヴィンヤード、そして新しい自社畑ソベラネス・ヴィンヤードから。ピゾーニ・エステート同様ゲーリー・ピゾーニの2人の息子、UCデイヴス出身の長男マーク(ヴィンヤード・マネージャー)と、UCフレスノ出身の次男ジェフ(ワインメーカー)によって造られます。
2018年サンタ・ルシア・ハイランズ・シャルドネは、例年通りピゾーニ・ヴィンヤードとソベラネス・ヴィンヤードから。なんとフラッグシップワインが生れるピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄が約半分を占めます。手摘みで収穫。優しく圧搾したジュースを野生酵母で発酵。100%フレンチオーク(32%新樽)にて11ヶ月熟成。アンフィルター&アンファインにて瓶詰め。ワイナリーはグラヴィティ・フロー(重力移動)にて醸造しています。伝統的なブルゴーニュの手法にて醸造したシャルドネはまさに正統派の王道の味わいです。
2018年は非常に素晴らしい年となりました。レモンなどの柑橘系果実のアロマ。ゴールデンデリシャスアップル。少しのスパイスなども。溌溂とした綺麗な果実味。上品さも兼ね備えたリッチな味わいです。ロバート・パーカーの後継者と言われた、元ワイン・アドヴォケイト誌のセントラル・コースト評価担当者のジェブ・ダナックが94点という高得点を付けました。
100%シャルドネ
ALC14,1%
生産量480ケース
輸入元定価¥8,800(税抜¥8,000)
Lucia Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ルシア ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥8,745 JD94 新ヴィンテージ
「ルシア」は、ピゾーニ・エステートのもう1つのブランドです。セカンドブランドではなく、1つの確立独立したブランドです(むしろルシアがメインワインで、ピゾーニ・ピノ・ノワールがプレミアムワインであるような)。葡萄はもちろん自社畑ピゾーニ・ヴィンヤード、ゲーリーズ・ヴィンヤード、そして新しい自社畑ソベラネス・ヴィンヤードから。ピゾーニ・エステート同様ゲーリー・ピゾーニの2人の息子、UCデイヴス出身の長男マーク(ヴィンヤード・マネージャー)と、UCフレスノ出身の次男ジェフ(ワインメーカー)によって造られます。
2018年サンタ・ルシア・ハイランズ・ピノ・ノワールは、32%ピゾーニ・ヴィンヤード、41%ゲイリーズ・ヴィンヤード、27%ソベラネス・ヴィンヤードから。なんとフラッグシップワインが生れるピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄が約3分の1を占めます。そしてサンタ・ルシア・ハイランズのもう1つのグランクリュ畑ゲーリーズの葡萄も。野生酵母で発酵。19%全房発酵。100%フレンチオーク(40%新樽)にて11ヶ月熟成。アンフィルター&アンファインにて瓶詰め。ワイナリーはグラヴィティ・フロー(重力移動)にて醸造しています。伝統的なブルゴーニュの手法にて醸造したピノ・ノワールはまさに正統派の王道の味わいです。
2018年は非常に素晴らしい年となりました。ヴァイオレット、ラズベリー、ブラックチェリーのアロマ。少しのドライハーブも。華やかなフレーバーを伴う赤黒の果実味。心地良い酸味がエレガントさを加えます。ロバート・パーカーの後継者と言われた、元ワイン・アドヴォケイト誌のセントラル・コースト評価担当者のジェブ・ダナックが94点という高得点を付けました。
100%ピノ・ノワール
ALC14,1%
生産量1,460ケース
輸入元定価¥9,460(税抜¥8,600)
Lucia Garys’ Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ルシア ゲーリーズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2017 ¥11,440 WA95 数量限定品
「ルシア」は、ピゾーニ・エステートのもう1つのブランドです。葡萄はもちろん自社畑ピゾーニ・ヴィンヤード、ゲーリーズ・ヴィンヤード、そして新しい自社畑ソベラネス・ヴィンヤードから。ピゾーニ・エステート同様ゲーリー・ピゾーニの2人の息子、UCデイヴス出身の長男マーク(ヴィンヤード・マネージャー)と、UCフレスノ出身の次男ジェフ(ワインメーカー)によって造られます。
ルシアのゲーリーズ・ピノ・ノワールは久しぶりの日本入荷です。ゲーリーズ・ヴィンヤードは、ゲーリー・ピゾーニ(ピゾーニ)とゲーリー・フランシオーニ(ロアー)が共同で所有そして栽培管理する畑です。ワイン・エンスージアスト誌が「アメリカにグランクリュ畑があるとすればどの畑か」という特集では5つの畑が選ばれ、ピゾーニ・ヴィンヤードとゲーリーズ・ヴィンヤードが選ばれました。2017年ゲーリーズ・ピノ・ノワールは天然酵母で発酵し、100%フレンチオーク(52%新樽)で11ヶ月熟成。生産量は724ケースです。複雑味のあるふくよかなフルーツとしっかりとしたストラクチャー。単一畑の個性を持った、スケールの大きいピノ・ノワールです。ワイン・アドヴォケイト誌にて95点獲得。
輸入元定価¥12,100(税抜¥11,000)
A deep and rich color, the 2017 Garys’ Vineyard Pinot Noir impresses from the moment it’s poured. Notes of Bing cherry, violets, and blackberry crisp shine within this purity, and aromas of orange blossom and cedar add enticing complexity. The ample rainfall of the 2017 season energized the vine at Garys’ Vineyard, resulting in a wine of incredible concentration and freshness from the start. Bright, juicy flavors of black cherry, plum, and baking spice add impressive volume on the palate, while soft, supple tannin gives the vine awell-rounded structure. Lively acidity swirls amongst the fruit flavors, adding brightness that bursts from start to finish while hinting at a graceful, long life in bottle. (Jeff Pisoni )
【あのトップ・ワイナリーが造るもう1つのブランドです・・・】(2019年12月13日配信)
こちらもどうぞ・・・ピゾーニと言えばロアーの名前も・・・
Roar Chardonnay Santa Lucia Highlands
★ロアー シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥7,040 売り切れ
Roar Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ロアー ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥8,140 JD94
Roar Rosella’s Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ロアー ロゼラズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥11,220 JD96 数量限定品
Roar Garys’ Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ロアー ゲーリーズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2018 ¥11,220 JD95 数量限定品
あのピゾーニ・ワイナリーと並び賞される「ロアー Roar Wines 」です。
ロアーのオーナーのゲーリー・フランシオーニとピゾーニのオーナーのゲーリー・ピゾーニは竹馬の友。ピゾーニにすすめられてフランシオーニはロゼラズ・ヴィンヤードを開拓。そして2人のゲーリーはゲーリーズ・ヴィンヤードを開拓しました。ワイン・エンスージアスト誌の「アメリカにグランクリュ格付があればどの畑が選ばれるか」という特集で選ばれた5つの畑は「Allen」「Hirsh」「Garys’」「Pisoni」「Shea」でした。自社畑ロゼラズのピノ・ノワールが今年も入荷です。そしてもう1つの自社畑ゲーリーズのピノ・ノワールが久しぶりの(8年ぶりの)入荷です。希少入荷です。
【あのピゾーニ・エステートと並び賞される「ロアー」です・・・】(8月4日配信)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
ナパ・ヴァレーのワイン生産者団体 NVV ( Napa Valley Vintners ) の在日代表の1人である小枝絵麻さんがナパ火災復興支援のためのチャリティーレシピ集を作りました。
小枝絵麻さんはテヘラン生まれのニューヨーク育ち。大学は日本の大学に入学し、卒業後は飲食店のコンサルタント会社に入社しました。キャリアアップのため、2004年にアメリカの CIA グレイストーン校(大学資格を持つ世界的に有名な料理学校)に入学。料理とワインのペアリングの経験を深めました。2008年からアメリカ大使館農産物貿易事務所選任シェフを務め、2013年から NVV の在日代表を務めます。
レシピ集はナパ・ヴァレーのワインに合う30種類ほどのオリジナルレシピを掲載しています。お料理に少しの食材やスパイスを加えることで、よりワインに寄り添えるマリアージュが完成するヒントがいっぱいです。1冊1,000円以上でお買い上げ(寄付)いただきます。売上金は日本国内でのナパ普及活動に使われます。(現地に寄付する予定でしたが、日本でもナパワインを取り扱う関係者は苦労しているだろうから日本で使って欲しいとの現地からの希望依頼です)。是非お買い上げ(寄付)お待ちしております。そしてナパのワインを飲んでナパのみなさんを応援しましょう。
ちなみに在日代表のもう1人が若下静さん。若下さんは日本の食材を海外に紹介するコーディネーターをしています。日本酒の紹介もされてます。先日当店にご来店いただきました。当店が危なくない店かどうか偵察にいらっしゃったようです(大苦笑)。。。
※レシピ集は当店にも数冊ございますが、下記リンクから直接ご注文できます。
#ナパワイン飲んで応援
#カリフォルニアワインを応援しよう
https://www.facebook.com/napavintnersjapan/
https://forms.gle/bxN9wA9eSFe99FGRA
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。