いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2018年12月6日配信)
カリフォルニア?ブルゴーニュ? いや、これ両者のいいとこ取りでしょう・・・
ちょっと久しぶりのご紹介となります・・・以前のご紹介時よりもグーンとお安くなりました・・・
《 PAUL LATO ポール・ラトー 》
「ポール・ラトー」は、ロバート・パーカーが選ぶ最高峰エクストラ・オーディナリーの17のピノ・ノワール生産者の1人です。(マーカシン、キスラー、オベール、ロキオリ、ハートフォードコート、シャスール、モレ、ブリュワー・クリフトン、メルヴィル、シースモーク、フォクスン、ピゾーニ・エステート、ルシア、ロアー、カレラ、タリー、ポール・ラトー)
ポール・ラトーはポーランド生まれ。ヨーロッパからカナダへ移り住み、ソムリエとしてワイン業界に携わっていましたが、ある日飲んだオー・ボン・クリマのシャルドネに心惹かれ、自分の手でワインを造りたいという思いに駆られました。1996年オー・ボン・クリマのジム・クレンデネンの招きでカリフォルニア、セントラル・コーストを訪ねました。「君はソムリエとしてもうこれ以上本を読んだりする必要はない。収穫の時にワイン造りを手伝ってみなさい。そうしたら仕組みが理解できるから。」と言われました。
アメリカへの移住の許可を得たポール・ラトーはセントラル・コーストへ移住しました。オー・ボン・クリマ、キュぺ、そして「パリスの審判」30周年記念イベント(2006年開催)で総合評価第1位の米シャルドネとなったタリーでもワイン造りに携わりました。2002年に自身初めてのワインを6樽生産しました(ピノ・ノワール3樽、シラー3樽)。ポール・ラトーのもとへロバート・パーカーがやってきました。「ワインを造るソムリエというのは君か。自分はテイスターだからなんでも試飲する。君のワインを試飲してみたい。もし出来が良くなければ、そう言う。」ロバート・パーカーは試飲した後、「ワイナリーの名前はもう決めたのか?君は素晴らしい才能を持っている。もしまだなら早く決めなさい。私は君のワインを紹介する最初の人になりたい。」2005年のワインがパーカーから高得点(2アイテムがP94を獲得)を授与されポール・ラトーは一躍注目されました。
ポール・ラトーのワインは1種類のワインの生産量はせいぜい200ケースの少量生産ワイナリーです。大半はメーリングリストで販売されるか、フレンチランドリーなどの有名レストランに販売され、一般のワインショップにはほとんど流通しません。ちなみに、ミシュラン3星の全米№1レストラン、あのフレンチ・ランドリーの ”Highly Recommended” に幾度と選出されています。ポール・ラトー氏は日本文化への憧憬の念が深く、輸入元の熱意もあり、少ない生産量の中から僅かですが日本へ出荷してくれています。今やセントラル・コーストを代表する、いえいえカリフォルニアを代表するワインメーカーの1人となったポール・ラトーです。
そんなポール・ラトーのワインの中で、とてもユニークで、かつ比較的安価で楽しめるのがご紹介の「マチネ」です。以前のご紹介時よりもグーンとお安くなりました。
Paul Lato “Matinee” Chardonnay Santa Barbara County
★ポール・ラトー “マチネ” シャルドネ サンタ・バーバラ・カウンティ 2016 ¥7,776 数量限定品
ポール・ラトーの才能を早くから高く評価し、サポートしてきた人が2人います。1人はワイン・アドヴォケイト誌のご存じロバート・パーカー。「私は君のワインを紹介する最初の人になりたい」と語り、ポール・ラトーのワインを高く評価しました。もう1人は全米で最も予約が取れないと言われる、ミシュラン3つ星のフレンチレストラン The French Laundry のオーナーシェフのトーマス・ケラーです。マチネはフレンチ・ランドリーの提案から誕生したレストラン用ワインです(ファースト・ヴィンテージは2008年です)。ポール・ラトーの主となるワインがシングル・ヴィンヤードのワインで、ある程度熟成が必要なのに対して、このワインはレストランで早くから楽しめるようにブレンドのワインになっています
ポール・ラトーのワインにはニックネームが付いています。マチネはご存じの通り演劇や音楽会などの昼興業のこと。多くの場合昼のチケットは夜のチケットよりちょっとお得なお値段になっていることが多いです。そんな意味合いから名付けられました。マチネはレストランの要望でシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーなどが造られていますが、日本にはまずピノ・ノワールが入荷(2013年ヴィンテージから一般販売されました)となり、その後シャルドネも入荷となりました。
2016年のマチネ・シャルドネは、サンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑の Sierra Madre シエラ・マドレと、ロンポックの街の近くでバイオダイナミックを行っている Duvarita デュヴァリタの2つの畑のブレンドです。クローンはWente、Mount Eden、Calera です。樹齢は15年から22年。フレンチオーク(25%新樽)で15ヶ月熟成。綺麗な黄金色。シトラス、青リンゴのアロマ。ドライハーブの風味も。フレッシュな柑橘系の果実を感じさせながらも、オークの風味がそれに重なり、心地良い味わいを生み出しています。そして綺麗な酸味が全体を包み込み、長い余韻へと導きます。十分な旨味を感じる、トータルバランスに優れたシャルドネです。
ALC13,9%
生産量8樽
輸入元定価¥8,208(税抜¥7,600)
Paul Lato “Matinee” Pinot Noir Santa Barbara County
★ポール・ラトー ”マチネ” ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2016 ¥8,424 数量限定品
ポール・ラトーの才能を早くから高く評価し、サポートしてきた人が2人います。1人はワイン・アドヴォケイト誌のご存じロバート・パーカー。「私は君のワインを紹介する最初の人になりたい」と語り、ポール・ラトーのワインを高く評価しました。もう1人は全米で最も予約が取れないと言われる、ミシュラン3つ星のフレンチレストラン The French Laundry のオーナーシェフのトーマス・ケラーです。マチネはフレンチ・ランドリーの提案から誕生したレストラン用ワインです(ファースト・ヴィンテージは2008年です)。ポール・ラトーの主となるワインがシングル・ヴィンヤードのワインで、ある程度熟成が必要なのに対して、このワインはレストランで早くから楽しめるようにブレンドのワインになっています
ポール・ラトーのワインにはニックネームが付いています。マチネはご存じの通り演劇や音楽会などの昼興業のこと。多くの場合昼のチケットは夜のチケットよりちょっとお得なお値段になっていることが多いです。そんな意味合いから名付けられました。マチネはレストランの要望でシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーなどが造られていますが、日本にはまずピノ・ノワールが入荷(2013年ヴィンテージから一般販売されました)となり、その後シャルドネも入荷となりました。
2016年マチネ・ピノ・ノワールは、サンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑 Sierra Madre シエラ・マドレと、冷涼地サンタ・リタ・ヒルズの Zotovich ゾトビッチと John Sebastiano ジョン・セバスチアーノの3つの畑のブレンドです。それぞれポール・ラトーの単一畑ワインで高い評価を得ている畑です。クローンは Swan、Dijon Clone 113、115、667 です。樹齢は10年から22年。フレンチオーク(25%新樽)にて15ヶ月熟成。濃厚な赤紫色。クランベリー、カシスのアロマ。ドライハーブの風味。スムースなアタック。濃縮した赤黒系果実を感じさせますが、非常に華やかでなめらかな果実味です。心地良い酸が全体を引き締めています。フレーバーを伴う長い余韻。フードフレンドリーでもある、トータルバランスに優れたピノ・ノワールです。
ALC13,9%
生産量8樽
輸入元定価¥8,856(税抜¥8,200)
2016年ポール・ラトーは相変わらず非常に高い評価を受けています。以下単一畑ワインの評価です。
Paul Lato “le Souvenir” Sierra Madre Vineyard Chardonnay 2016 WA95 JD94 AG94 ¥13,000
Paul Lato “East of Eden” Pisoni Vineyard Chardonnay 2016 WA92 JD97+ AG93 ¥15,000
Paul Lato “Atticus” John Sebastiano Vineyard Pinot Noir 2016 WA94 JD96 AG94 ¥13,000
Paul Lato “Seabiscuit” Zotovich Vineyard Pinot Noir 2016 WA94+ JD97 AG93 ¥14,000
Paul Lato “Suerte” Solomon Hills Vineyard Pinot Noir 2016 WA95 JD96+ AG95 ¥14,500
Paul Lato “Lancelot” Pisoni Vineyard Pinot Noir 2016 WA92 JD94+ AG92 ¥16,000
WA: Wine Advocate ワイン・アドヴォケイト誌
JD: Jeb Dunnuck 元WAのカリフォルニア担当
AG: Antonio Galloni 元WAのカリフォルニア担当 現Vinous
お取り寄せできますが、各アイテムの日本入荷は少量のため早期の売り切れが予想されます。お早めにどうぞ。価格は輸入元上代(税抜)です。
下記全て売り切れておりますが・・・
【号外 WA最新号 #220 で高得点を得ました・・・】(2015年8月31日公開)
ポール・ラトーが造ったこんなワインもございます・・・
Ch.igai Takaha “TOKIMEKI” Chardonnay Santa Barbara County
★シャトー・イガイ・タカハ ”トキメキ” シャルドネ サンタ・バーバラ・カウンティ 2015 ¥7,776 残少
Ch.igai Takaha “TOKIMEKI” Pinot Noir Santa Barbara County
★シャトー・イガイ・タカハ ”トキメキ” ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2015 ¥9,720 残少
カリフォルニアワイン業界で日本一有名な家紋を付けたワインがご存じ「シャトー・イガイ・タカハ」です。醸造はカリフォルニアの複数の生産者に依頼していますが、なんとシャトー・イガイ・タカハのワインメーカーにポール・ラトーが加わりました。シャトー・イガイ・タカハの家紋シリーズの中でも、オーナー夫妻が特別な思いを込めたのが黒家紋のワイン。その黒家紋のワインを造ったのがポール・ラトーです。
「黒いラベルの新作ワイン。シャトー・イガイ・タカハに新しいワインメーカーがジョインしてくれました。ポール・ラトー氏です。彼とは2008年3月の World of Pinot Noir で出会い、いつかはシャトー・イガイ・タカハのワインを造ってもらいたいなと直感した男です。(杉本隆英)」
【あの日本一有名な「家紋」から・・・2度目のリリースとなったあの「黒家紋」です・・・】(2017年7月6日配信)
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