いつもお世話になります。
週末の有料試飲です。(2月24日、25日)
Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2013 ¥7,776
試飲は50ミリで¥400です。多めに注いでおります(笑)・・・
お買上げの場合は試飲代金をお返し致します・・・
カリフォルニア唯一の日本人女性ワインメーカー、アキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。
アキコ・フリーマンさんは東京生まれの東京育ち。大学1年の時に交換留学生としてニューヨークへ渡ります。専攻は美術史で、イタリア・ルネッサンスを専門としていたアキコさんはさらなる学問習得のため西海岸の名門スタンフォード大学の大学院に進みました。夫であり、ワイナリーの共同経営者であるケン・フリーマンさんとはニューヨーク時代に出会いました。ケンさんと結婚後は、彼の転勤に連れ添い、香港、シンガポール、インドネシアなどアジア諸国で4年間生活しました。
アキコさんのお父様は大のブルゴーニュワイン好きだったようで、アキコさんも幼少の頃からワインを嗜んでいたとか。ケンさんもアキコさんとお付き合いを始めてからどんどんワインの世界に引き込まれていきました。帰国後2人は北カリフォルニアに住まいを構え、自分達のワイナリーを持ち、自分達でピノ・ノワールを造る決心をしました。
北はメンドシーノ近郊、南はサンタ・バーバラまで、ピノ・ノワールに適した土地を探し求めること数年。なかなか理想的な場所に出会えなかったのですが、最後に出会ったのがソノマ、セバストポールの4エーカーの畑と古い納屋でした。
「繊細なワインを好むワイン愛好家であったケンと私は、今から約20年前ワインと食との密接なつながりを持ち、エレガンスとバランスを備えたブルゴーニュのようなワインをアメリカで造りたいと考え、2001年にワイナリーを設立しました。(アキコ・フリーマン)」
2001年ケン&アキコ・フリーマン夫妻は「フリーマン」を設立。古い納屋はワイナリーに改装し、納屋のうしろの丘にカーヴを造りました。2002年ヴィンテージがファースト・ヴィンテージです(2004年リリース)。
フリーマンのワインを語る上で欠かせない人物がエド・カーツマン氏です。テスタロッサ時代から彼が造るピノ・ノワールに惹かれていたケン&アキコ夫妻。ちょうどエド・カーツマンがテスタロッサを去ったという情報を得た2人はすぐにエド・カーツマンにコンタクトを取りました。ピノ・ノワール生産者として高い信頼を集めるエド・カーツマンがフリーマンに来ました。(現在は、エド・カーツマンは醸造コンサルタントとしてフリーマンに残り、アキコさんが醸造責任者を務めています。)
フリーマンが造り出してきたのは、ソノマ・コーストとルシアン・リヴァー・ヴァーのピノ・ノワール。厳選された買い付け葡萄から、それぞれの地域性が出た、その土地らしいワインを造り上げてきました。立ち上げ数年で、”世界ベスト30ピノ(ワイン&フード誌)”、カリフォルニア優良ピノ30(ワイン・スペクテーター誌)、など高い評価も受けました。そして、2005年にはワイナリーに隣接する場所に待望の自社畑を購入。グロリア・エステートです。自社畑葡萄からのエステートワインも誕生し、今後ますます注目されるフリーマンです。
また、2015年4月には安倍晋三首相を招いて行われたバラク・オバマ大統領のホワイトハウス公式晩餐会でフリーマンのシャルドネ(2013年涼風)がサーブされ大きな話題となったのは記憶に新しいと思います。(残念ながら今回シャルドネのご紹介はございませんが・・・)
2014年ヴィンテージのフリーマンのピノ・ノワールが入荷です・・・
Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2014 ¥7,776 最新ヴィンテージ
Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2013 ¥7,776 残少
2014年は、ピノ・ノワールにとっては結果的に2013年に続き優良なヴィンテージ になりましたが、天候の移り変わりのある1年でした。冬の干ばつに始まり、1月と2月は暖かく乾燥しました。3月に待望の雨がありましたが、引き続き寒い4月となりました。5月の終わりにやっと安定した天候に。暖かい夏はかつてない早い収穫へとなりましたが、葡萄の品質は非常に高いものとなりました。
2014年のルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは、前年に続きフリーマンの自社畑グロリア・エステートの葡萄を主体とした3度目のヴィンテージです。畑に植えられている5つのクローン全て(Calera, Pommard, Martini, Swan, Dijon115)が使用されています。
エステートに続くのが次の2つの畑です。セバストポール・ヒルズの Thorn Ridge ソーンリッジの Swan クローンは素晴らしく、フリーマンでは2004年から葡萄を購入している他、自社畑のグロリア・エステートに Swanを植えるなど大きな影響となりました。同じセバストポール・ヒルズに位置する Sexton セクストンのクローン2A は2005年から購入しています。通常はソノマ・コーストにブレンドされますが、2014年もルシアン・リヴァー・ヴァレーのブレンドとして使用しました。通常 Keefer Ranch キーファー・ランチからはクローン23 と777 が使われ、エレガントなニュアンスと酸味をもたらしますが、2014年は春の霜により少量のブレンドとなりました。
2014年はかつて造られたルシアン・リヴァー・ヴァレーの中でも最もフルボディの力強い味わいの1つとなりました。色合いも通常よりやや濃く、ブラックチェリーやブラックラズベリーの赤黒系果実の風味と味わい。リッチな味わいですが、ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしい上品さも持ち合わせます。2017年から2024年まで熟成可能の予想。
100%ピノ・ノワール
(42% Gloria Estate, 23% Thorn Ridge, 23% Sexton, 12% Keefer Ranch)
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
1日1~3回の手によるパンチダウン
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで11ヶ月熟成
(25%新樽、13%1年、28%2年、22%3年、12%4年)
ALC13,8% レギュラーボトル(750ml)は1,008ケース
輸入元定価¥8,316(税抜¥7,700)
Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2013 ¥11,772 最新ヴィンテージ
フリーマンのフラッグシップ・ピノ・ノワールの”アキコズ・キュヴェ”です。
アキコズ・キュヴェは、フリーマンのファースト・ヴィンテージである2002年から毎年リリースされている特別なキュヴェです。このワインは、ワインメーカーのアキコ・フリーマンとコンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ熟成中の樽を試飲し、良いと思うブレンドを造り上げ、その後スタッフを交えてブラインドテイスティングをし評価します。(そしてなぜか)毎年のようにアキコが造るブレンドがスタッフの好みであることから、この名前が定着しました。(2013年からアシスタント・ワインメーカーのギャヴィン・シャロックスがこのブラインドテイスティングに加わり、セラーの中のベストブレンドを決定する大切な一票を投じます。)
2014年のアキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールは初めてフリーマンが所有する2つのエステート、Gloria グロリアと Yu-ki ユウキの葡萄が主体となりました。グロリアからは5つのクローンのうちの4つ、ユウキからは5つのクローン全てが使われました。共に 1/3 を占めます。
残りの 1/3 を占めるのが次の4つの畑です。ソノマ・コーストの北西に位置する Campbell Ranch キャンベル・ランチは3年連続でアキコズ・キュヴェに選ばれました。そして Sexton セクストン、Thorn Ridge ソーン・リッジ。以上3つは共に10%を占めます。最後にアキコさんが選んだ1樽が Rayhill レイヒルからのもの。レイヒルは過去11ヴィンテージのアキコズ・キュヴェで信頼できる重要な位置づけになっている畑です。
2014年はソノマ・コーストの雰囲気を漂わせながらも非常に複雑味を持ち合わせたピノ・ノワールとなりました。シナモンやバラの花びら、その後ブラックベリーの凝縮した風味が広がります。オークの風味も。しかし心地良い酸が全体をまとめ上げ、華やかさも感じられます。熟成ポテンシャルも十分で、もう少し寝かせておいたほうがよいかもしれません。2026年まで熟成可能の予想。
100%ピノ・ノワール
(33% Gloria Estate, 33% Yu-KI Estate, 10% Campbell, 10% Sexton,
10% Thorn Ridge, 4% Rayhill)
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
1日1~3回の手によるパンチダウン
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで11ヶ月熟成
(29%新樽、57%1年、14%2年)
ALC14,1% レギュラーボトル(750ml)は420ケース
輸入元定価¥12,636(税抜¥11,700)
【遂に販売開始です!カリフォルニア唯一の日本人女性ワインメーカーのアキコさんが造る「フリーマン」です!】(2016年3月15日配信)
現在もフリーマンのコンサルを務めるエド・カーツマンのワインです・・・
August West Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★オーガスト・ウエスト ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2014 ¥5,724
August West Rosella’s Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★オーガスト・ウエスト ロセラズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2013 ¥7,560 2本
Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2013 ¥6,696 2本
ピノ・ノワールの造り手として最も注目されているワインメーカーの1人、エド・カーツマン。2012年までピゾーニ・エステートと並び賞されるロアーのワインメーカーを務めました。2002年にゲーリー・フランシオーニ、ハワード・グラハム、エド・カーツマンのパートナーシップによりスタートした「オーガスト・ウエスト」です。
サンタ・ルシア・ハイランズ・ピノ・ノワールは3つの偉大な畑のブレンド。ロゼラズ・ピノ・ノワールはロアーのオーナー、ゲーリー・フランシオーニの最初の畑ロゼラズ・ヴィンヤードから。残念ながら、ロゼラズからの葡萄の供給は次ヴィンテージ2014年を持って終了となります。
エド・カーツマンのミドルネーム”サンドラー”の名を付けたプライベート・ブランドの「サンドラー」です。ルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑キーファー・ランチから。上質のブルゴーニュを彷彿させる味わいです。
【この人が造るピノ・ノワールは間違いなく美味しいです・・・】(2016年9月27日配信)
【2度目のご紹介になります・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・】(2月21日配信)
金額は税込価格(含消費税8%)です。
【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。