いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2016年10月13日配信)
番外編!ボジョレー・ヌーボー情報です・・・
順子ちゃんからレポート第2弾が届きました・・・
ル・ポント・ドゥ・ディア―ブル (ボジョレー・ヌーボー) |
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「2016年はフランスにとっては難しい年となりました。春は霜の被害、そして例年にない7月まで雨ばかりの天候で病気が酷く、結果収量もぐっと少なくなりました。本格的な夏に入ると全く雨のない暑い日差しが葡萄を焼き付け、ダブルパンチ・トリプルパンチです。秋にいよいよ収穫という時に待っても待ってもなかなか糖度が上がりません。おそらくいつも補糖しないワイナリーも補糖を選んだところもあるでしょう。もちろん私のヌーボーはどんなことがあっても絶対に補糖しませんが、去年よりもぐっとアルコール度数が下がるのは間違いありません。それでも可能なかぎり天然糖度が上がるまで収穫を待ちました。去年と比べ2週間も遅れた9月25日に収穫です。(新井順子)」
各ワインについては下記で・・・
Le Pont du Diable Beaujolais Villages Nouveau Vinifie au Domaine Joubert par Junko
★ル・ポント・ドゥ・ディアーブル ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー 2016 ¥3,132(予定)
8回目になります!毎年順子ちゃんのヌーボーはホントに好評です!
ワイン学校の同級生の新井順子女史。今や日本のワイン業界で彼女の名前を知らない人はいないほど。さらに日本人よりフランス人のほうが彼女のことを良く知っている(凄)。2009年に初めて1人でヌーボーに挑戦しました。
ル・ポント・ドゥ・ディアーブル(小悪魔の橋)は、AOCはボジョレー・ヴィラージュですが、すぐ隣がボジョレー・クリュの1つ、ブルイィ(Brouilly)です。畑の所有者はジョヴェール家。現当主マルセル氏は4代目です。樹齢60年の単一畑で、もちろん無農薬畑です。
輸入元定価¥3,672(税抜¥3,400)
「白(下記シャルドネ)が終わり、いつものル・ポント・ドゥ・ディア―ブルの収穫です。ここは坂の畑なので収穫は大変。いつもは1時間の休憩ですが、今年は後半戦の疲れが収穫者の中に感じられたので、1時間に1回休憩しながらの収穫です。収量は少ないですが、房から悪い部分を取り除く作業が少なくて良かったです。醸造方法は去年と全く同じカルボニック法、ガスを入れながら木の大きな開放桶に葡萄を入れ込みます。順調に発酵が進み、今のところ10月7日にデキュヴェの予定です。(新井順子)」
そして順子ちゃんからは今年もこちらが・・・
Domaine Joubert Coteaux Bourguignons Blanc Nouveau Vinifie par Junko
★ドメーヌ・ジョヴェール コトー・ブルギニョン ブラン ヌーボー 2016 ¥3,078(予定)
3回目になる白(シャルドネ)のヌーボーです!
一昨年、昨年とドメーヌ・デ・ムレットの畑から白のヌーボーを造りました。今年はル・ポント・ドゥ・ディアーブルを造り出す、ドメーヌ・ジョヴェールの畑から白のヌーボーを造ります。ご期待ください。
輸入元定価¥3,456(税抜¥3,200)
「シャルドネはおかげさまで収量が安定しました。1ha 弱の畑で24hl 、今までの中では最高の収量です。おかげさまでなんとかご注文頂いた本数が確保できました。朝の寒い時に収穫し、すぐにプレス。綺麗なリンゴのような香りが立ち込めます。それを16HL のマコンの生産者から譲ってもらった木のフードルで熟成。そして1樽228L の小新樽、残りは普通のタンクで別々に発酵、最後にブレンドする予定ですが、あまり樽薫が強ければ小樽は入れないかもしれません。発酵が落ち着いたら考えます。(新井順子)」
そして今年は新たにこちらが加わります・・・
Domaine Joubert Rose Petillant Nouveau Vinifie par Junko
★ドメーヌ・ジョヴェール ロゼ ペティアン ヌーボー 2016 ¥3,402(予定)
ロゼのペティアンを造ります!
ル・ポント・ドゥ・ディアーブルを造り出す、ドメーヌ・ジョヴェールの畑からロゼのペティアンを造るようです。楽しみです。ご期待ください。なお生産量はかなり少ないようです。(キュヴェ名は変更になる可能性があります・・・)
輸入元定価¥3,780(税別¥3,500)
「最後はいよいよ今年初めて挑戦するロゼ。ペティヤンナチュラルのように作りたいのですが、絶対に普通のペティヤンのようにはなりません。なぜならペティヤンは瓶の中でゆっくり半年は最低でも瓶熟させるからです。それをヌーボーの解禁日に間に合うように仕込みますので大変です。ですからあえてポテンシャルアルコール度数11度で収穫。酸味も必要だからです。しかし収穫は一番最後。それはボジョレー・クリュのブルイィの畑を Vin de Table に落として作るからです。丘の斜面にある標高が高い分、糖度はゆっくりと上がります。思った数値に狙い通りになったので収穫、そしてプレス。アルコール度数のわりに色がしっかりと付きました。これがロワールとボジョレーの違いなんだなぁ、と思いながらの醸造です。さぁ、今ゆっくり発酵が進んでおります。これからいつのタイミングで瓶詰めするか、それが今回の最大のポイントになります。赤のデキュヴェの後の予定です。
どうやらペティアンというより、ナチュラルワインによくあるスティルワインに若干ガスを残した、出来立てほやほやのワインになりそうです。美味しいことには違いないと思いますが。。。
それではレポート第3弾をお楽しみに・・・
【番外編!2016年ボジョレー・ヌーボー情報! その2】(8月30日配信)
【番外編!2016年ボジョレー・ヌーボー情報! その1】(8月23日配信)
下記は全て売り切れておりますが・・・
【番外編!新井順子女史の日本酒「順子」の第2弾がリリースです!今度は雄町です!】(6月23日配信)
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