いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません（２０１４年５月２２日配信）。
ナパ・メルローのパイオニア、ダックホーンがシャルドネをリリースしましたぁ・・・
日本への初回入荷は極少量です・・・売り切れ御免です・・・
《 ＤＵＣＫＨＯＲＮ ダックホーン 》
ナパのメルローと言えば「ダックホーン」。ラベルに鴨が描かれた「ダックホーン」です。１９７６年ダン（ダニエル）＆マーガレット・ダックホーン夫妻はナパ・ヴァレー北部に２０エーカーの畑と古いワイナリーを購入し、ダックホーンはスタートしました。
７８年に初めて葡萄を収穫し、最初のワインはカベルネとメルローをリリース（各８００ケース）しましたが、当時はブレンド用にしか使われていなかったメルローを単独で使用したワインを造ったことで注目を浴びました。当時メルローは北米で過小評価されていましたが、ボルドー右岸のメルローのエレガントさに魅了されていたダックホーン夫妻はナパ・ヴァレー・メルローの生産を決意しました。ダックホーンはナパにおけるメルロー造りのパイオニアです。
そのダックホーンから新アイテムが誕生しました！
Duckhorn Chardonnay Napa Valley
★ダックホーン シャルドネ ナパ・ヴァレー ２０１２ ￥４，７５２
ダックホーンの「白」と言えば、オバマ大統領の就任昼食会でサーブされたソーヴィニヨン・ブランが有名ですが、この度満を持してナパ・ヴァレー・シャルドネがリリースされました。
（ダックホーンは、ダックホーンのセカンド的存在のデコイ Decoy と、ゴールデンアイのセカンド的存在のマイグレーション Migratuion ではすでにシャルドネを生産していましたが、オリジナルのダックホーン・ラベルでは初めての生産になります。）
２０１２年は理想的な天候に恵まれた年と言えます。発芽は春の雨で遅くなりましたが、開花時期まで続いた暖かい気候により収量の多いヴィンテージとなりました。結果として果皮と果汁のバランスが理想的な高品質の葡萄を収穫することができました。ヴェレゾン（葡萄の色付き）後の気候は例年より涼しく、熱暑ではなかったことでハングタイムが長くなりました。収穫は平年より２～３週間遅く、葡萄は新鮮で綺麗な状態でワイナリーに運ばれました。
セラーでは伝統的な手法を用いて、９０％はフランス製オークにて樽発酵、バトナージュ（澱を攪拌）をしながら４ヶ月の樽熟成、１０％はステンレスタンクにて発酵＆熟成。これをブレンドすることで、複雑さとリッチさのバランスのとれたワインに仕上がりました。
「みずみずしく、複雑な味わいを持つシャルドネです。白桃、ネクタリン、オレンジの果皮にハネデュー・メロンなどの濃厚な魅力が満載。リッチで温かみのあるクリーム・ブリュレ、チャイの香りが続きます。口当たりはまろやかでシルキーですが、綺麗な酸がバランスを整えて、桃やベリー、オレンジの花やメロンの味わいを鮮明に浮き立たせ、長いフィニッシュを作り出します。（以上ワインメーカーのコメント）」
日本への初回入荷は極少量です・・・売り切れ御免です・・・
ナパ・ヴァレーの１１ヶ所の畑から １００％シャルドネ
９０％はフレンチオーク（２２５Ｌ）にて発酵後シュール・リー状態で４ヶ月熟成
１０％はステンレスタンクにて発酵＆熟成
ＡＬＣ１３，５％
輸入元定価￥５，４００（税抜￥５，０００）
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こちらもどうぞ・・・
Duckhorn Sauvignon Blanc Napa Valley
★ダックホーン ソーヴィニヨン・ブラン ナパ ２０１２ ￥４，５３６
オバマ大統領の就任昼食会でサーブされたソーヴィニヨン・ブランです。
１９８２年から生産された、フルーティーな果実味と樽の風味がマッチしたダックホーンのソーヴィニヨン・ブランも人気アイテムの１つで、現地レストランからもご指名の多いワインです（ソーヴィニヨン・ブランの３大生産者と言われたこともありました・・・）
２０１２年ソーヴィニヨン・ブランは、８３％ソーヴィニヨン・ブラン、１７％セミヨン。１５％をバレル発酵後フレンチオークにて５ヶ月熟成（シュール・リー状態）。ＡＬＣ１３，５％。輸入元定価￥５，０７６（税抜￥４，７００）です。２００９年ヴィンテージからラベルがマイナーチェンジしています。
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Duckhorn Merlot Napa Valley
★ダックホーン メルロー ナパ ２０１０ ￥６，６９６
Duckhorn Merlot Napa Valley
★ダックホーン メルロー ナパ ２００８ ハーフボトル ￥３，５６４ 残少
Duckhorn Cabernet Sauvignon Napa Valley
★ダックホーン カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ ２００７ ￥７，８８４ 残少
ダックホーンの柱となるナパ・メルローとナパ・カベルネです・・・
ダックホーン夫妻は７８年に初めて葡萄を収穫し、最初のワインはカベルネとメルローをリリース（各８００ケース）しましたが、当時はブレンド用にしか使われていなかったメルローを単独で使用したワインを造ったことで注目を浴びました。
２０１０年メルローは、９０％メルロー、９％カベルネ、１％カベルネ・フランで、フレンチオーク（２５％新樽）にて１５ヶ月熟成。ＡＬＣ１４，５％。輸入元定価￥７，７７６（税抜￥７，２００）です。ハーフボトルの２００８年メルローは、８６％メルロー、９，５％カベルネ・ソーヴィニヨン、３，５％プティ・ヴェルド、１％カベルネ・フランで、フレンチオーク（２０％新樽）にて１６ヶ月熟成。プラムやラズベリーの心地良い香りとふくよかでなめらかな味わいは和食にも合います。２００７年ヴィンテージからラベルがマイナーチェンジしています。
２００７年カベルネ・ソーヴィニヨンは、７７％カベルネ・ソーヴィニヨン、２２％メルロー、１％カベルネ・フランで、フレンチオーク（２０％新樽、８０％１年使用樽）にて１６ヶ月熟成。ＡＬＣ１４，５％。輸入元定価￥９，２８８（税抜￥８，６００）です。凝縮した香ばしい果実味ですが、バランスが良くエレガントな味わいです。２００７年ヴィンテージからラベルがマイナーチェンジしています。
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ダックホーンは、ナパ・ヴァレーの各地区に自社畑を所有し、ナパ・ヴァレー全域の葡萄を使い、ナパ・ヴァレーというユニークで優れたテロワールの特徴を表すワイン、主にボルドー品種のカベルネとメルローを主体に生産していますが、ナパ・ヴァレーのジンファンデルを使用した「パラダックス」、アンダーソン・ヴァレーのピノ・ノワールを使用した「ゴールデンアイ」という別ブランドも所有しています。
ご紹介は、２羽の鴨がラベルに描かれた「パラダックス」です。
ダン・ダックホーン氏はイタリアのスーパー・タスカンを飲んでいたく感銘し、ナパでもナパ独自の赤ワインを作れないものかと考えました。ダックホーン氏は、カリフォルニア特有の品種であるジンファンデルを使用して、カリフォルニア特有の赤ワインを造り出すことを決めました。スーパー・タスカンならぬスーパー・カリフォルニア（笑）の誕生です。それが１９９４年がファースト・ヴィンテージになる「パラダックス」です。
パラダックスのワインのベースとなるのはジンファンデルとカベルネ・ソーヴィニヨンという、一見矛盾した、または不合理のようなブレンドで、実際は調和した美味なる味わいになるという「パラドクス（逆説）」と、ダックホーン・ファミリーの「ダック」を掛け合わせたことに由来しています。
今やフェイスブックでもお友達の副社長のピートさんは以前こんなことを言ってました・・・
「パラダックスの名前の由来はラベルに描かれた “a pair of ducks” 。ア・ペアー・オブ・ダックスを早口で何度でも言ってみてごらん・・・」
「ほら、パラダックスになるだろう（笑）！」
な～んて、これはピートさんのジョークなのですが（笑）・・・
ダン・ダックホーン氏は自らの名前にもあるように、水鳥をテーマにしたアートに非常に興味を持っています（ワイナリーにはたくさんの水鳥のアートが飾られています）。パラダックスのラベルを媒体としてアートとワインという２つの情熱を組み合わせようと考えました。「太平洋沿岸を渡りのルートとする２羽の鴨」をテーマに、毎年異なるアーティストがパラダックスのラベルを描いています。
ラベルの収集も非常に楽しいパラダックスです。切手を思わせる印象的なラベルはコレクターがいるほど。副社長ピートさんのお話では、狩猟の許可書に貼る印紙？をモデルにこのラベルをデザインしたとか。残念ですが、２００８年でこのシリーズのラベルは終了になりました・・・
（下記ページのワイン価格は、含消費税５％の価格です・・・）
【素敵なラベルだったのに・・・このヴィンテージで終了です（涙）・・・】（２０１２年１月２６日配信）
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そして２００９年ヴィンテージから新ラベルで登場した「パラダックス」です！
Paraduxx Z Blend Red Wine Napa Valley
★パラダックス ジー・ブレンド レッド ナパ ２０１０ ￥５，６１６
ファースト・ヴィンテージ１９９４年からカリフォルニア北部の水鳥を描くアーティストの作品がラベルを飾ってきましたが、残念ながら人気のラベルは２００８年で終了し、２００９年ヴィンテージからラベルが変わりました。
パラダックスの目標は現代的なナパ・ヴァレーのレッド・ブレンドです。“モダンであること”を掲げ、モノトーン調のラベルにリニューアルが行われました。そして、ラベルのリニューアルと共にパラダックスのアイテムが増えました。今回ご紹介のジー・ブレンド Z Blend は今までのパラダックスの進展ヴァージョンになりますが、他に C Blend（カベルネ）、 M Blend（メルロー）、 P Blend（プティ・ヴェルド）、そして V Blend（ヴィオニエ）などが誕生しました。（残念ながらまだ日本には入荷されておりませんが・・・）
ラベルは変わりましたが、味わいはしっかり受け継がれています。濃厚なルビー色。プラム、ダークチェリー、スパイスの香り。ジンファンデルから来るブルーベリーやスパイスの風味と、カベルネが作るコクやボディが見事にマッチしています。濃厚ながら、エレガントでバランスの良さが素敵です。まさにカリフォルニアならではの味わいだと思います！
６３％ジンファンデル、
２９％カベルネ・ソーヴィニヨン、８％メルロー
７５％フレンチ、２５％アメリカンオーク（４０％新樽）で１６ヶ月熟成
ＡＬＣ１４，５％
輸入元定価￥６，４８０（税抜￥６，０００）
（下記ページのワイン価格は、含消費税５％の価格です・・・）
【新ラベルで登場です！リニューアルしたパラダックス（ダックホーン）です！】（２０１２年８月１４日配信）
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そして、ダックホーンのもう１つのブランド「ゴールデンアイ」です・・・
Goldeneye Pinot Noir Anderson Valley
★ゴールデンアイ ピノ・ノワール アンダーソン・ヴァレー ２００９ ￥７，１２８
ゴールデンアイもオバマ大統領の就任昼食会でサーブされました・・・
ダックホーン夫妻は、１９９６年ソノマの北に位置するメンドシーノ・カウンティー、アンダーソン・ヴァレーにピノ・ノワール造りのための畑を購入しました。翌９７年ファースト・リリースの３７５ケースのゴールデンアイ・ピノ・ノワールが誕生しました。ゴールデンアイのラベルには、黒いくちばしを持ち、黄金の目をした渡りをする鴨（ゴールデンアイ）が描かれています。
元々ゴールデンアイはアンダーソン・ヴァレーのピノ・ノワールとして高い評価（最高はパーカー９８点）を得ていましたが、２００９年１月オバマ大統領就任昼食会でゴールデンアイがサーブされ、さらに注目されるようになりました。冷涼なアンダーソン・ヴァレーで育った低収量の自社畑の葡萄を最良の樽（主にアリエ産）で熟成させたゴールデンアイは芳醇な香りと濃縮した綺麗な味わいを持ちます。
フレンチオーク（７０％新樽）にて１６ヶ月熟成
ＡＬＣ１４，５％
輸入元定価￥８，１００（税抜￥７，５００）
（下記ページのワイン価格は、含消費税５％の価格です・・・）
【オバマ大統領が選んだワインは・・・ ダックホーン】（２００９年２月３日配信）
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ダックホーンの希少ワインです・・・
Duckhorn The Discussion Estate Grown Red Wine Napa Valley
★ダックホーン ザ・ディスカッション エステート・グローン・レッド ナパ ２００６ ￥１１，６６４ ＷＥ９６ １本
ダックホーンの頂点に位置するワイン「ザ・ディスカッション」は、ダックホーンがナパ・ヴァレーに所有する６つの畑から。生産量は僅か４００ケース。ワイン・エンスージアスト誌にて９６点獲得。
Duckhorn Three Palms Vineyard Merlot Napa Valley
★ダックホーン スリー・パームス・ヴィンヤード メルロー ナパ ２００６ ￥１１，６６４ １本
ダックホーンを代表する、ナパのメルローを象徴するワイン「スリーパームス・メルロー」です。ダックホーンは１９７８年初ヴィンテージのワインからこの畑の葡萄を使用しています。メルロー主体にカベルネ、フランなどをブレンド。
Postmark Rector Creek Vineyard Red Wine Napa Valley
★ポストマーク レクター・クリーク・ヴィンヤード レッド ナパ ２００６ ￥７，４５２ １本
パラダックスの上級ワインで、限定生産の「ポストマーク」です。２００５年にオープンしたパラダックス専用のワイナリー周辺に広がるレクター・クリーク・ヴィンヤードから。１６樽のみの製造。
Canvasback Red Wine Napa Valley
★キャンバスバック レッド ナパ ２００６ ￥４，６４４ ２本
２００５年に誕生した南仏ブレンドタイプの「キャンバスバック」です。２００５年、そしてこの２００６年は日本だけへの出荷でした。シラー、グルナッシュ、カリニャン、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド。
詳しくはこちらからどうぞ・・・
（下記ページのワイン価格は、含消費税５％の価格です・・・）
【ピートさん来日！ダックホーンの希少品です！】（２０１１年２月１５日配信）
【今年も来ました！ダックホーンのキャンバスバック！】（２００９年７月９日配信）
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昨年１１月メル友（笑）のダックホーンの副社長ピートさんとチーフ・ワインメーカーのビル・ナンカロウさんが来日しました。輸入元主催のセミナーに参加してきました・・・
ブログ【ピートさん、そしてビル・ナンカロウ氏来日！（ダックホーン）】（２０１３年１１月１８日）
| メル友のピートさん（左）、ビルさん（右）と・・・ |  |
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