いつもお世話になります。
週末の有料試飲です!(10月18日、19日)
Au Bon Climat Tsubaki Label Pinot Noir Santa Barbara County
★オー・ボン・クリマ ツバキ・ラベル ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2012 ¥3,150
試飲は50ミリで¥300です。多めに注いでおります(笑)・・・
お買上げの場合は試飲代金をお返し致します・・・
アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを“カリフォルニアのコート・ドール”と言わしめた「オー・ボン・クリマ Au Bon Climat」のオーナー兼ワインメーカーのジム・クレンデネン。カリフォルニアでブルゴーニュ・スタイルのワインを造り上げた先駆者です。
彼のファミリー・ブランドが本日ご紹介の「クレンデネン・ファミリー」です。
ロサンゼルス北部に位置するサンタ・バーバラ・カウンティ。ここにはサンタ・マリア・ヴァレー、サンタ・イネズ・ヴァレー、サンタ・リタ・ヒルズという3つのAVA(栽培指定地域)があります。オー・ボン・クリマはサンタ・バーバラ・カウンティ北部に位置するサンタ・マリア・ヴァレーにあります。禁酒法廃止後に葡萄栽培が始まったのは1960年代とかなり遅く、この地域が注目されたのは70年代に入ってからです。海からの強い風を受け、年間平均気温も低めで、年間降雨量も少ない地域です。現在オー・ボン・クリマをはじめ、カンブリア、バイロン、フォクセンなどが良質のシャルドネやピノ・ノワールを造り出しています。そして、この地域を代表する畑の1つが「ビエン・ナシド・ヴィンヤード」です。
「ビエン・ナシド」はスペイン語で「GOOD BORN(良いものが生まれる)」を意味します。カリフォルニアで4代に亘り農業を営むミル・ファミリーが1970年代に葡萄を植えました。900エーカーという広大な土地にはシャルドネ(300エーカー)、ピノ・ノワール(200エーカー)、ピノ・ブラン、シラー、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンが植えられました。その後90年代にピノ・グリ、バルベラ、ネッビオーロ、ヴィオニエも植えられました。サンタ・マリア・ヴァレーでは最も大きな葡萄園で、クライアントは50にも及びます。
このビエン・ナシド・ヴィンヤードの標高900フィートの丘の上にジム・クレンデネンの自社畑「ル・ボン・クリマ」があります。1998年に植えられた約44エーカーの畑にはシャルドネ、ピノ・ノワール、ヴィオニエなどがオーガニック栽培で育てられています。2001年が最初のハーベストとなり、この葡萄から誕生したファミリー・ブランドが「クレンデネン・ファミリー」です。
クレンデネン・ファミリーは、サンタ・バーバラ・カウンティで育つおもしろい品種でこんなに素晴らしいワインが出来るのだ、ということをお見せする目的で造られたワインです。ジム・クレンデネンが一番表現したかったワインです。極小さなロットで、非常に高品質なワインです。
ラベルには「Produced and bottled by Jim, Isabelle and Knox Clendenen」と書かれています・・・
Clendenen Family Sauvignon Blanc Mesa Verde Vineyard Santa Ynez Valley
★クレンデネン・ファミリー ソーヴィニヨン・ブラン メサ・ヴェルデ・ヴィンヤード サンタ・イネズ・ヴァレー 2012 ¥2,730
自社畑「ル・ボン・クリマ」の葡萄を主体にするクレンデネン・ファミリーのワインですが、ソーヴィニヨン・ブランはメサ・ヴェルデ・ヴィンヤードから。メサ・ヴェルデはサンタ・イネズ・ヴァレーの南東の端に位置します。太平洋からわずか10マイルで、日中高温にならず、夜間涼しくなります。
手摘み、全房プレス、静置の通常過程後、ハンガリー製の500リットルの新樽で発酵。発酵後澱引きをすることで、澱の香りを減らし、フレッシュ感をワインに与えました。沈殿物は最小限に取り除きました。
収穫した葡萄は熟していましたが、過熟ではなく、また糖度(22,5)は低く抑えられていました。決して青っぽくなく、また過熟感もありません。フレッシュで、ワインが開いてくるとメロンや洋梨のフレーバーが広がります。樽発酵によるスモーキーさが厚みを加えますが、バランスの取れた飲み飽きない味わいに仕上がっています。
ALC12,5% 輸入元定価¥3,360
Clendenen Family Le Bon Climat Gewurztraminer Santa Maria Valley
★クレンデネン・ファミリー ル・ボン・クリマ ゲヴュルツトラミネール サンタ・マリア・ヴァレー 2012 ¥2,940
自社畑ル・ボン・クリマから。ラベルには、ジム、イザベル(娘)、ノックス(息子)の名前が書かれています。クレンデネン・ファミリーのゲヴュルツトラミネールはアルザスのそれのように非常に辛口に造り上げ、葡萄の持つ本来の特徴を十分に生かしています。
ニュートラルの樽で発酵、シュール・リーで熟成。マロラクティック発酵を完全に終わらせ、樽の中で自然に熟成させました。ニュートラルの樽は過度に樽の香りを付けることなく、テクスチャーと深みを与えます。
口に含むとすぐ笑顔になれます。華やかなバラの花びらの香りやアジア系のフルーツの香りが感じられます。濃縮した果実味の中にフレッシュさとスパイシーさが共有しています、はつらつとしていてかつテクスチャーのある味わいで、フードフレンドリーなワインと言えそうです。
ALC12,0% ¥3,675
Clendenen Family Le Bon Climat Pinot Noir Santa Maria Valley
★クレンデネン・ファミリー ル・ボン・クリマ ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー 2008 ¥5,565
自社畑ル・ボン・クリマから。ラベルには、ジム、イザベル(娘)、ノックス(息子)の名前が書かれています。この畑はサンタ・マリア・ヴァレーを望む、サンタ・マリア・ヴァレーの南端にあります。毎日お昼頃まで冷涼な風が太平洋からこのヴァレーに吹き込みます。植えられているほとんどのピノ・ノワールは収量が少ないクローンのものです。667、777、115、2A、そして少量の Mt. Edenのクローンです。
100%フレンチオークにて24ヶ月熟成。樽はフランソワ・フレールです。熟成後フィルターをかけずにボトリング。
いろいろな香りが隠れています。緑茶、ブラックティー、コーラ、モカ、ブラックチェリー、クローブなど。しっかりとしたストラクチャーを持ち、熟したストロベリーの風味が広がります。フルーツの風味だけでなく、いろいろな香りに伴う複雑味があります。濃厚ですが、けっして重くない。まさにリッチという言葉がぴったりのピノ・ノワールです。やはりジム・クレンデネンのピノ・ノワールは美味しい!
ALC13,5% 輸入元定価¥6,300
Clendenen Family Le Bon Climat Pinot Noir Santa Maria Valley
★クレンデネン・ファミリー ル・ボン・クリマ ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー 2004 ¥9,975 1本
2001年から収穫された自社畑「ル・ボン・クリマ」。こちらの2004年ピノ・ノワールは、2005年秋にご紹介したものです。若干ラベル汚れあり。
この時のラベルには、ジム、モーガン(妻)、イザベル(娘)、ノックス(息子)の4人の名前が書かれているのですが(笑えない)・・・
ALC13,5% 生産量120ケース
輸入元定価¥11,550
ジム・クレンデネンは1970年代前半にサンタ・バーバラの「ザカ・メサ」でワインメーカーとしてスタート。1974年ジム・クレンデネンはボルドーを訪れました。広大な土地と巨大な建物(シャトー)にはあまり興味がありませんでした。77年にはブルゴーニュを訪れました。小さな家の地下30ほどの樽を見ると、自分にもワインビジネスのチャンスがあるのではないかと思いました。
ジム・クレンデネンはブルゴーニュに大きく影響を受けてカリフォルニアに戻りました。選んだその場所は古巣でもあり、また冷涼な気候でシャルドネやピノ・ノワールに向くとされるカリフォルニア南部のサンタ・バーバラでした。1982年「オー・ボン・クリマ」を設立。ジム・クレンデネンにとって素晴らしいワインとは、その土地ごとのテロワールが表現され、様々な要素がバランス良くまとまっているワインです。
そのオー・ボン・クリマから、新ラベルの新シリーズワインが誕生しました!
Au Bon Climat Tsubaki Label Chardonnay Santa Barbara County
★オー・ボン・クリマ ツバキ・ラベル シャルドネ サンタ・バーバラ・カウンティ 2012 ¥2,730
Au Bon Climat Tsubaki Label Pinot Noir Santa Barbara County
★オー・ボン・クリマ ツバキ・ラベル ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2012 ¥3,150
このツバキ・ラベル・シリーズは、京都造形芸術大学の教授であり、コンテンポラリー・アーティストとして日本の第一人者である椿昇(ツバキノボル)氏のデザインと、ジム・クレンデネンの素晴らしいワインメーキングが融合して生まれた、日本限定リリースのシリーズです。ジム・クレンデネンは大の日本びいきで、今まで来日は20回以上。ワインを通じて様々な日本を経験、理解してきたジム・クレンデネンがブレンドした、日本人のために造ったワインです。
「ラベルに描かれているキャラクターは、ワインを造る過程で欠かせない酵母から着想した“酵母の精霊”です。私達に豊かな恵みをもたらす酵母の詩学を、みなさまとご一緒に堪能できますことを光栄に思います。(椿昇氏)」
シャルドネ、ピノ・ノワール共にアぺレーションはサンタ・バーバラ・カウンティ。カウンティ内の素晴らしい畑の中でも、ジム・クレンデネンが特別に厳選したもののみをブレンドしています。シャルドネ、ピノ・ノワール共に、非常に魅力的で、エレガントな仕上がりになっています。共にALC13,5%で、輸入元定価はシャルドネが¥3,150、ピノ・ノワールが¥3,570です。
その他オー・ボン・クリマは・・・
Au Bon Climat Mission Label Chardonnay Santa Ynez Valley
★オー・ボン・クリマ ミッション・ラベル シャルドネ サンタ・イネズ・ヴァレー 2010 ¥3,675
Au Bon Climat Mission Label Pinot Noir Santa Maria Valley
★オー・ボン・クリマ ミッション・ラベル ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー 2010 ¥3,675
日系墨絵画家ドリュー・カタオカ女史によるサンタ・バーバラ・ミッションのオリジナルラベル。シャルドネはサンタ・イネズ・ヴァレーで、サンタ・バーバラを代表する銘醸畑サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードから。ピノ・ノワールはサンタ・マリア・ヴァレーのビエン・ナシド・ヴィンヤードと自社畑ル・ボン・クリマから。オー・ボン・クリマの基本となるワイン。十分に楽しめる味わいです。
Au Bon Climat Sanford & Benedict Chardonnay Santa Ynez Valley
★オー・ボン・クリマ サンフォード&ベネディクト シャルドネ サンタ・イネズ・ヴァレー 2008 ハーフボトル ¥2,730
Au Bon Climat La Bauge au-’dessus Pinot Noir Santa Maria Valley
★オー・ボン・クリマ ラ・ヴォージュ・オー・ドゥスゥ ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー 2008 ハーフボトル ¥2,835
375mlのハーフボトルです・・・
オー・ボン・クリマのオリジナル・ラベルです。シャルドネはサンタ・イネズ・ヴァレーで、サンタ・バーバラを代表する銘醸畑サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードから。ピノ・ノワールはサンタ・マリア・ヴァレーで、ビエン・ナシド・ヴィンヤードのブロック2と自社畑ル・ボン・クリマから。サンタ・バーバラの極上の畑の味わいをハーフボトルでお楽しみください。
Au Bon Climat Nuits-Blanches Chardonnay “XXX Aniversary” Santa Maria Valley
★オー・ボン・クリマ ニュイ・ブランシュ シャルドネ 30周年アニバーサリー サンタ・マリア・ヴァレー 2010 ¥5,145 WA90
「ニュイ・ブランシュ」はシャルドネのトップ・キュヴェです。毎年ワインにニックネームが付けられています。某評論家に挑戦するため、あえて自分のスタイルを壊して造り出したワインですが、2000年以降は自分のスタイルに戻しています。
2010年はオー・ボン・クリマ創業30周年を記念するスペシャル・キュヴェとなりました。自社畑ル・ボン・クリマの葡萄を約半分使用し、フランソワ・フレールで樽発酵、樽熟成(60%新樽)を行ないました。18ヶ月熟成。非常に力強く、ですが上品な味わいです。
ALC14,0% 輸入元定価¥5,775
Au Bon Climat Isabelle Pinot Noir California
★オー・ボン・クリマ イザベル ピノ・ノワール 2009 ¥6,300
愛娘イザベルの名前を冠した、オー・ボン・クリマのフラッグシップ、ご存じ「イザベル」です。アンリ・ジャイエの教えを破り、オレゴンとカリフォルニアのピノ・ノワールをブレンドしたことで有名になりました。現在はル・ボン・クリマをはじめとする厳選したカリフォルニアのピノ・ノワールをブレンドしています。コート・ドールのグランクリュを思わせる、リッチで綺麗な味わいです。
余談ですが、イザベルちゃんはめっちゃかわいい娘でした~!(あやうくロリコンおじさんになるところでした・・・笑えない)
ALC13,5% 輸入元定価¥7,350
Au Bon Climat “Larmes de Grappe” Pinot Noir Santa Rita Hills
★オー・ボン・クリマ ラーム・ド・グラップ ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2005 ¥22,050 1本
オー・ボン・クリマは、アンリ・ジャイエの醸造方法を周到するため、全除梗するのが常ですが、これは除梗せず全房発酵したワインです。梗が木質化(非常に固くなる特別な現象)した特異なヴィンテージにだけ造られ、現時点では2001年とこの2005年の2ヴィンテージのみしか造られていません。
ワインの意味は“葡萄の房の涙”。全房発酵に泣かされる=梗のタンニンの収斂性が強く手ごわい、ことから命名されました。非常に複雑味のある味わいで、長期熟成が期待されます。葡萄はサンタ・バーバラを代表する歴史ある銘醸畑サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードから。日本入荷120本のみ。
ALC13,5% 輸入元定価¥24,150
お時間あればこちらどうぞ・・・
ブログ【ジムさんと久しぶりのご対面!アダムさんと初のご対面!】(2月21日)
ジム(右)さん、アダムさんと・・・ |
金額は全て税込価格です。
【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。