遂に入荷です・・・少々お高いですが、あっという間に無くなるような気がします・・・センシーズ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2023年12月5日配信

遂に入荷です・・・

少々お高いですが、あっという間に無くなるような気がします・・・

≪ SENSES WINES センシーズ ≫

遂に入荷です。ソノマ注目の生産者の「センシーズ・ワインズ」です。

ソノマの小さな町オクシデンタルで生まれ育った3人の幼馴染、クリストファー・ストライターマックス・ティエリオットマイルズ・ブリッグスが2011年に立ち上げた「センシーズ・ワインズ」です。幼稚園からの友人である3人はオクシデンタルの葡萄畑やレッドウッドの森で自然に触れながら遊び育ちました。やがてクリストファーとマイルズは大学へ、マックスは俳優の道へと進みました。大学時代にケンダル・ジャクソンで働いていたクリストファーはワインへの情熱が高まり、マックスとマイルズに、親の畑を受け継いでワインを造らないか、と持ちかけました。3人は貯金を持ち寄り、2011年に100ケースのワインを造り上げました。

  センシーズ

今年2月に開催されたカリフォルニアワイン協会のイベントにセンシーズのクリストファー・ストライター氏が来日参加しました・・・

ブログ【 California Wines ALIVE Tasting 2023】(2月28日)

Mr. Christopher Strieter 
Senses Wines
カルワイン23-12

クリストファー・ストライター Christopher Strieter は数理経済学や経済学の学位を取得し(物理学の理学士号も)、大学卒業後は金融コンサルタントのキャリアを積もうと考えていましたが、ワインへの情熱は強く、大学時代から働いていたジャクソン・ファミリー・ワインズに入り、その後ウイリアムズ・セリエムでビジネスマネージャーを務めました。ジェス・ジャクソンの言葉に触発され、ワイン造りを目指しました。ワイン・エンスージアスト誌で「注目の40歳以下の40人」に選ばれています。新 AVA のウエスト・ソノマ・コースト・ヴィントナーズの役員を務めます。現在は、ワインだけでなく、宇宙開発や人工知能など多方面に活動しています。

マックス・ティエリオット Max Thieriot は家族が経営する B.A. Thieriot Estate で生まれ育ち、いつも畑で遊んでいました。オクシデンタルの町の南西に位置するティエリオット・ヴィンヤードはマックスの両親が1988年に購入した畑です。葡萄はランドマーク、ウイリアムズ・セリエム、そしてリトライなどに供給されました。世界クラスのワインが造れることを確信し、センシーズに参加しました。センシーズの新自社畑ボデガ・ティエリオットのオーナーでもあります。またマックスは現役の熟練した俳優でもあります。俳優としてのキャリアは高校時代から始まりました。

マイルズ・ローレンス・ブリッグス Myles Lawrence Briggs も家族が所有する畑(ヒルクレスト)で遊び育ちました。ソノマ・コーストで最も古い畑の1つです。イギリス文学の学位を取得して大学を卒業しましたが、ワイン畑から離れることが出来ずソノマ・コーストに戻りました。レッド・カーやタンバー・ベイでインターンとして働き、トーマス・リヴァース・ブラウンのアシスタント・ワインメーカーであるアンディ・ジョーンズの下で経験を積みました。葡萄栽培、ワイン醸造、そしてボトリングまでセンシーズの生産の全てを管理しています。

そんな彼らとタッグを組むのがトーマス・リヴァース・ブラウンです。ナパのカルト・カベルネを牽引する4大ワインメーカーの1人である、ご存じトーマス・リヴァース・ブラウンです。現在ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を持つワインメーカーです。ヘレン・ターリーの下で修行し、「シュレイダー・セラーズ」に抜擢されました。シュレイダー・セラーズではシュレーダーのナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンの他に、アストンそしてボアズ・ヴューというソノマ・コーストのピノ・ノワールを造り出しました。また自身のブランドである「リヴァース・マリー」ではやはりソノマ・コースト特にオクシデンタルの畑からシャルドネやピノ・ノワールを造り出しています。オクシデンタルのテロワールに強い思いを持つトーマス・リヴァース・ブラウンはセンシーズの立ち上げを知り、ワイン造りを引き受けることを自ら提案しました。

センシーズの名は瞬く間に全米に知れ渡り、アメリカで最も予約の取れないレストランとして有名なフレンチ・ランドリーやル・ベルナルダンなどのミシュラン星付きレストランにオンリストされました。自社畑の B.A. ティエリオット、ボデガ・ティエリオットから、そして契約畑のチャールズ・ハインツ、ダトン・パームス、シルバー・イーグル、カンツラーなどから、畑や地域の個性を持った素晴らしいワインを造り出しています。現在生産量は4,000ケースほどです。今回の日本入荷はシャルドネが4アイテム、ピノ・ノワールが4アイテムですが、ご紹介はこちらの4アイテムになります。

 裏ラベル

 Senses Charles Heintz Vineyard Chardonnay Sonoma Coast 2021
★センシーズ チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード シャルドネ ソノマ・コースト 2021 ¥19,800 WA97 JD95 数量限定品

ソノマ注目の生産者の「センシーズ・ワインズ」です。

ソノマ・コーストにおける栽培のパイオニア的存在のチャールズ・ハインツが所有するチャールズ・ハインツ・ヴィンヤードです。one of the great GRAND CRU Chardonnay sites in California とロバート・パーカーがコメントしたように、カリフォルニア・シャルドネのグランクリュ畑として非常に高い評価を得ている畑です。ふかふかの白く輝くゴールドリッジ土壌で、シャルドネのクローンは1982年に入植されたクローン4です。その後ピノ・ノワールやシラーも植樹されました。サスティナブル農法で栽培されています。チャールズ・ハインツ・ヴィンヤードは話題のマイケル・クルーズのウルトラマリン(スパークリングワイン)で近年さらに注目度がアップしました。マイルズ・ブリッグスの家の南に位置します。

センシーズは詳しい醸造データを公表していませんが、基本、天然酵母で発酵で、フレンチオークで熟成。攪拌なし。清澄なし。濾過なしです。2021年チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード・シャルドネは樽発酵後フレンチオーク(30%新樽)で14ヶ月熟成です。ワイン・アドヴォケイト誌が97点を、ジェブ・ダナック.com が95点を付けました。

ALC14,4%
輸入元定価¥20,900(税抜¥19,000)

 Charles Heintz

 Senses B.A. Thieriot Vineyard Chardonnay West Sonoma Coast 2021
★センシーズ B.A. ティエリオット・ヴィンヤード シャルドネ ウエスト・ソノマ・コースト 2021 ¥29,150 WA97 JD98 数量限定品

ソノマ注目の生産者の「センシーズ・ワインズ」です。

オクシデンタル地区の西に位置する B.A. ティエリオット・ヴィンヤードです。マックス・ティエリオットの両親が1988年に購入した畑です。ルシアン・リヴァー・ヴァレーの栽培パイオニアの1人であるダトン・ランチのウォーレン・ダトンが植樹しました。シャルドネのクローンはロバート・ヤング、ウェンテ、ハイドなどです(ちなみにピノ・ノワールは Pommard、114、667、777などが入植されています)。葡萄はランドマークやウイリアムズ・セリエムなどのトップ生産者に供給されています。ビオデナミの大家として知られるリトライやトーマス・リヴァース・ブラウンのプライベートブランドのリヴァース・マリーが造るティエリオット・ヴィンヤードのシャルドネも高い評価を得ています。現在はセンシーズの自社畑となっています。現在トーマス・リヴァース・ブラウンの自社畑であるスーマ・ヴィンヤードが近くに位置します。

センシーズは詳しい醸造データを公表していませんが、基本、天然酵母で発酵で、フレンチオークで熟成。清澄なし。濾過なしです。2021年 B.A. ティエリオット・エステート・シャルドネは樽発酵後フレンチオーク(35%新樽)で14ヶ月熟成です。ワイン・アドヴォケイト誌が97点を、ジェブ・ダナック.com が98点を付けました。

ALC14,2%
輸入元定価¥30,800(税抜¥28,000)

 B.A. Thieriot

センシーズ白

 Senses Day One Pinot Noir Sonoma Coast 2021
★センシーズ デイ・ワン ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2021 ¥29,150 ¥29,150 WA97+ JD96 数量限定品

デイ・ワンはセンシーズがこの畑から初めてワインを造ったことからセンシーズがスタートした日や場所を意味するようです。マイルズ・ローレンス・ブリッグスが両親から受け継いだ Hillcrest ヒルクレスト・ヴィンヤードからのピノ・ノワールです。2~3エーカーの小さな畑で、サスティナブル農法で栽培されています。畑の管理は、ソノマ・コーストを知り尽くすヴィンヤード・マネージャーと言われたウリセス・ヴァルデスの息子が経営するヴァルディス&サンズが担当しています。葡萄はリトライ、フラワーズ、ゲリー・ファレルなどに供給されています。クローンは Calera、Swan、115,828、の4つのクローンです。オクシデンタルの北の、チャールズ・ハインツ・ヴィンヤードの西隣に位置します。

センシーズは詳しい醸造データを公表していませんが、基本、天然酵母で発酵で、フレンチオークで熟成。清澄なし。濾過なしです。樽の影響を強く受け過ぎないようにしているとのことです。2021年デイ・ワン・ピノ・ノワール(ヒルクレスト・ヴィンヤード)はフレンチオーク(30%新樽)で10ヶ月熟成です。「とてもエレガントな香りがするこのワインは素晴らしいシャンボール・ミュジニーだと思わせるほどです」とリサ・ぺロティ・ブラウン(元WA誌編集長)がコメントしました。ワイン・アドヴォケイト誌が97+点を、ジェブ・ダナック.com が96点を付けました。

ALC13,6%
輸入元定価¥30,800(税抜¥28,000)

 Day One

 Senses Bodega Thieriot Vineyard Pinot Noir West Sonoma Coast 2021
★センシーズ ボデガ・ティエリオット・ヴィンヤード ピノ・ノワール ウエスト・ソノマ・コースト 2021 ¥29,150 WA96 JD98 数量限定品

オクシデンタルの町の南、フリーストーン・ベンチに位置するセンシーズの自社畑ボデガ・ティエリオット・ヴィンヤードです。マックスとレクシーのティエリオット夫妻が2013年に購入した約90エーカーの畑で、なだらかな丘陵地でオークとレッドウッドに囲まれ、境界線の柵を挟んでスティーブ・キスラーのオクシデンタル・ワイナリーが隣接します。やはりソノマ・コーストの銘醸畑であるプラット・ヴィンヤード(※ヴィノスで100点を獲得した畑)もご近所です。2016年にマックスはトーマス・リヴァース・ブラウンと一緒にカレラ・クローンだけを入植しました。そしてトーマス・リヴァース・ブラウンは畑の 2/3 を2050年までリリース契約しました。

センシーズは詳しい醸造データを公表していませんが、基本、天然酵母で発酵で、フレンチオークで熟成。清澄なし。濾過なしです。樽の影響を強く受け過ぎないようにしているとのことです。2021年ボデガ・ティエリオット・ヴィンヤード・ピノ・ノワールはフレンチオークで12ヶ月熟成です。このワインは樹齢は若いですが、ポテンシャルを感じる出来栄えであるとのことです。ワイン・アドヴォケイト誌が96点を、ジェブ・ダナック.com が98点を付けました。

※リヴァース・マリーの2018年プラット・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは、ブルゴーニュ以外のピノ・ノワールで初めてヴィノス(アントニオ・ガローニ)が100点を付けたピノ・ノワールです。。

ALC14,1%
輸入元定価¥30,800(税抜¥28,000)

 Bodega Thieriot

センシーズ赤

センシーズに葡萄を供給するダットン・ランチです・・・(今回センシーズが造るダットン・ランチのワインは入荷がありませんでした・・・)

 Dutton Estate Kyndall’s Reserve Chardonnay Dutton Ranch Russian River Valley 2021
★ダットン・エステート キンダルズ リザーブ シャルドネ ダットン・ランチ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥10,890 WE94 日本初入荷
 Dutton Estate Karmen Isabella Pinot Noir Dutton Ranch Russian River Valley 2021
★ダットン・エステート カーメン・イザベル ピノ・ノワール ダットン・ランチ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥11,880 日本初入荷

ルシアン・リヴァー・ヴァレーのトップ・グロワー(葡萄栽培家)の1つである「ダットン・エステート・ワイナリー」です。

6世代に亘りルシアン・リヴァー・ヴァレー(グリーン・ヴァレー)で葡萄栽培を続けるダットン・ファミリー。ルシアン・リヴァー・ヴァレーのポテンシャルを予見した4代目のウォーレン・ダットンは Graton の町の外れに葡萄(フレンチコロンバール)と林檎の樹を植樹し、この地をダットン・ランチと名付けました。ダットン・エステート・ワイナリーの現当主ジョー・ダットンは幼い頃から父親と一緒に畑で働くことをとても楽しく思い、やがて家業を受け継ぐことを決心しました。1955年ジョー&トレイシー・ダットン夫妻は20エーカーのシャルドネ畑と納屋を購入し、ダットン・エステート・ワイナリーをスタートさせました。ダットンの畑が風を引くと(災害などで良質な葡萄が収穫できない)ルシアン・リヴァー・ヴァレー全体のクオリティに影響すると言われるほど、今ではルシアン・リヴァー・ヴァレー最上の葡萄請負人として認可されています。

キスラーにその葡萄を供給したダットン・ランチですが、ダットンと言えば、日本ではやはりキスラーのダットン・ランチ・シャルドネを思い浮かべる方が多いと思います。本家本元のワインが遂に日本入荷となりました。濃縮した果実味とオークの風味が入り混じる、パワーとエレガンスを併せ持つ味わいです。これぞ慣れ親しんだルシアン・リヴァー・ヴァレーの味わいです(苦笑)。昔のキスラーを懐かしく思う方は是非ダットン・エステートのワインをお試しください(苦笑)。

【本家本元のワインが遂に日本上陸です・・・昔のキスラーを懐かしく思われる方は是非お買い求めください(苦笑)・・・】(8月8日配信)

 ダトン

センシーズの畑(ボデガ・ティエリオット)のお隣のオクシデンタル・ワイナリーは今年のWS誌年間トップ100ワインのトップ10にランクインしました・・・

 Occidental Pinot Noir Freestone-Occidental Sonoma Coast 2021
★オクシデンタル ピノ・ノワール フリーストーン・オクシデンタル ソノマ・コースト 2021 ¥14,190 2023年WS誌年間トップ100ワイン2位 数量限定品
 Raen Royal St. Robert Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2021
★レイン ロイヤル・セント・ロバート・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2021 ¥13,530 2023年WS誌年間トップ100ワイン4位 数量限定品

スティーブ・キスラーがキスラーのブランドを売却後、2011年に新たに立ち上げた「オクシデンタル」です。

キスラー・ヴィンヤーズは、1978年小説家を目指しスタンフォード大学に入学したスティーブ・キスラー(後にUCデイヴィスとUCフレズノで醸造学取得)とパートナーのマーク・ビクスラー(マサチューセッツ工科大学卒)によってソノマ・ヴァレーに設立されました。諸事情ありで、投資家ビル・プライスに株式を売却し、スティーブ・キスラーは2011年に新たにピノ・ノワール専門ワイナリー「オクシデンタル」を立ち上げました(2017年にキスラーから完全撤退)。今年のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで2位にランクインされたフリーストーン・オクシデンタル・ピノ・ノワールは、自社畑であるボデガ・ヘッドランズとオクシデンタル・ステーション、そしてボデガ・リッジの3つの畑のブレンドです。

そして故ロバート・モンダビ翁の次男ティム・モンダビの息子であるカルロ・モンダビダンテ・モンダビが2013年に立ち上げた「レイン」です。

モンダビ・ファミリー4世代目となるカルロ・モンダビダンテ・モンダビは幼い頃からロバート・モンダビ・ワイナリーやオパス・ワンでワインに触れ、コンティニュアムでは父ティムの下で設立当初から栽培や醸造に携わりました。カルロとダンテがピノ・ノワールに魅了されたのは祖父ロバートと父ティムの影響でした。祖父ロバート・モンダビに敬意を表して命名したロイヤル・セント・ロバート・キュヴェです。祖父が2人に教えてくれた“クオリティへの追及心“をモットーに醸造しています。ボデガ・ベイを見渡すソノマ・コーストの入り組んだ丘の畑から。クラシカルな雰囲気を持つピノ・ノワールです。

【年末恒例のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインが発表されました・・・】(11月17日配信)

 週末1029-1

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