いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2020年9月8日配信、14日追記)
9月中旬まではクール便をご利用ください。通常便配送によるワインの劣化は責任を負えません。クール便到着後ワインをすぐに低温の場所に置いてください。急激な温度変化を与えたことによる液漏れやラベルの不良化の返品や交換はお受けできませんのでお気をつけください。
リースリングは当店には2度目の入荷となります・・・(たしか日本入荷も2度目かと・・・)
隠れた?大物醸造家が造る興味深いワインです・・・
≪ COBB WINES コブ・ワインズ ≫
いわゆる「薄旨」な味わいのワインを、失礼、非常に「繊細そして優美」な味わいのワインを造り出しているロス・コブの「コブ・ワインズ」です。
ウイリアムズ・セリエムなどで修行したロス・コブは2000年に「フラワーズ」に参加。2004年にワインメーカーに昇格(2008年まで)。その後フラワーズは”全米ピノ・ノワール・オブ・ザ・イヤー”に輝き、一時期低迷?していたフラワーズを不動の位置に引き戻しました。ここでロス・コブの才能は一気に開花しました。そして2009年から「ハーシュ」でもワインメーカーを務めました(2015年まで)。
「コブ・ワインズ」はロス・コブのプライベート・レーベルです。1989年父親デヴィッド・コブがソノマ・コースト(オクシデンタル地区)にコーストランズ・ヴィンヤードを開きました。まだまだソノマ・コーストは未開の地に近い状況の時代です。この畑の葡萄はウイリアムズ・セリエムの全盛期に使用され、そのワインは高く評価されました。2001年ロス・コブはコーストランズから130ケースのワインを造り出し、「コブ・ワインズ」はスタートしました。
コブの評価は非常に高く・・・。ミシュラン3★で全米№1レストランのあのフレンチ・ランドリーの Highly Recommended に選出される。ブルゴーニュのグランクリュを含む中で最も優れたピノ・ノワールとして、イギリスの権威あるデキャンター誌から最高の★★★★★(5つ星)を授与される。フランスで最も質の高い樽メーカーであるフランソワ・フレール社主催の品評会で世界のピノ・ノワールのトップ32に選出される。ワインマニアに人気のサンフランシスコ・クロニクル紙の年間トップ100ワインに選出される。またすでに活動は終えましたが、IPOB (In Pursuit of Balance) では実はリトライやハーシュと共にまさに横綱格の存在でもありました。
コブは生産量が少なく(各アイテムは200~300ケース)、日本入荷も極々限られた数量です。日本ではまだまだ知名度が少ないので、隠れた?大物醸造家という感じでしょうか。久しぶりの入荷になります。ワインジャーナリストの山本昭彦氏はコブについて「白はルーロのようなフィネスがあり、赤はアンリ・ジャイエやドメーヌ・ド・ラルロを連想させるような透明感がある」とコメントしています。
COBB Vonarburg Vineyard Riesling Anderson Valley Mendocino County
★コブ ヴォナーバーグ・ヴィンヤード リースリング アンダーソン・ヴァレー 2019 ¥7,480 数量限定品
ピノ・ノワール造りの名手ロス・コブが造り出したリースリングです。2016年が初ヴィンテージです。
シャルドネも生産していますが、コブと言えばやはりピノ・ノワール。いわゆる過熟した葡萄を排除したピノ・ノワールはブルゴーニュファンをも唸らせる優美な味わいです。そのコブが2016年にリースリングを造りました。当店には2度目の入荷となります(たしか日本入荷も2度目かと)。
ロス・コブはワインメーカーとして25年の経験を重ねていますが、その間ドイツ、イタリア、ニュージーランドなどのリースリングにも強い興味を持っていたそうです。ピノ・ノワールと同様に、リースリングは畑の個性を表すものと考えていました。そんな時、アンダーソン・ヴァレーの最も冷涼な場所で45年に亘ってリースリングやゲヴュルツトラミネールを栽培している Vonarburg Vineyard のオーナーからリースリングを造ってみないかと声をかけられました。コブは2016年に初めてのリースリングに挑戦しました。
ヴォーナーバーグ・リースリングは葡萄は低い糖度で収穫され、ステンレスタンクで発酵。100%古樽で9ヶ月熟成。ドイツのトロッケン(辛口)スタイルに仕上げる。生産量は僅か120ケースです。
「明るくフローラルなアロマと、ネクタリン、フレッシュなバジル、砕いたセメント、乾燥したジャスミンの香りがあります。柑橘とトロピカルの中間の味わい。黄色いパイナップルやグレープフルーツのフレーバーがあります。クリーンでミネラル溢れるリースリングですが、これから数年に亘ってさらに広がりを見せるでしょう。(ロス・コブ)」
ALC12%
生産量120ケース
輸入元定価¥8,030(税抜¥7,300)
COBB Doc’s Ranch Chardonnay Sonoma Coast
★コブ ドックズ・ランチ シャルドネ ソノマ・コースト 2018 ¥11,330 数量限定品
コブと言えばやはりピノ・ノワール。いわゆる過熟した葡萄を排除したピノ・ノワールはブルゴーニュファンをも唸らせる優美な味わいです。現在シャルドネも生産していますが、極限られたアイテムです。
ドックズ・シャルドネはコブ家のご近所のシーツ家が所有する畑から。太平洋から3マイル、標高1,100フィートの急斜面にあります。9エーカーの敷地のうち、8エーカーにはピノ・ノワールが植えられ、1エーカーの JoAnn ブロックにのみクローン5のシャルドネが植えられています。フレンチオーク(25%新樽)にて17ヶ月熟成。
「明るくリッチでバランスのとれたトースト、ポップコーン、アーモンド菓子のアロマ。赤いリンゴや桃の種、フレッシュなパンのフレーバーから、塩味の効いたフィニッシュへとうまく導かれます。(ロス・コブ)」山本昭彦氏は「シャサーニュ・モンラッシェの斜面上部を思わせる」とコメントしています。
ALC12,6%
生産量235ケース
輸入元定価¥12,100(税抜¥11,000)
COBB Emmaline Ann Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★コブ エマリン・アン・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2017 ¥12,430 AG96 数量限定品
コブと言えばやはりピノ・ノワール。いわゆる過熟した葡萄を排除したピノ・ノワールはブルゴーニュファンをも唸らせる優美な味わいです。
エマリン・アン・ピノ・ノワールはロス・コブのお気に入りのワインです。ソノマ・コースト(フリーストーン)の南西向きで、土壌に恵まれた3エーカーの畑は小さな宝石の様です。最も霧に覆われるこの畑は、ロス・コブが愛する繊細さや精緻さを持っているからです。50%全房発酵。フレンチオーク(30%新樽)にて22ヶ月熟成。
「明るく2017年のエマリン・アンはピュアで、ラベンダーやバラや針葉樹の生き生きと香りが感じられます。熟した赤いチェリーやクランベリーが味わいの中にあります。森林のようで、干したキノコの香りがこのヴィンテージに感じられ、いつもゴージャスなエマリン・アンをより美しくさせています。(ロス・コブ)」山本昭彦氏は「水のように流れるテクスチャー。繊細でなおかつ深みがある」とコメントしています。アントニオ・ガローニ(Vinous)が96点を付けました。
ALC12,4%
生産量225ケース
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)
おすすめは上記3アイテムですが、こちらも日本入荷しております・・・(お取り寄せになります・・・)
COBB H.Klopp Vineyard Chardonnay Sonoma Coast
★コブ H.クロップ・ヴィンヤード シャルドネ ソノマ・コースト 2018 ¥8,800 数量限定品
COBB Rice-Spivak Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★コブ ライス・スピヴァック・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2017 ¥12,430 AG96 数量限定品
H.クロップ・ヴィンヤード・シャルドネは100%マウント・エデン・クローンで。100%MLF発酵。フレンチオーク(25%)にて17ヶ月。典型的なカリフォルニア・シャルドネをより抑制させた味わい。生産量は202ケース。山本氏は「ムルソーを思わせる」とコメントしています。
ライス・スピヴァック・ヴィンヤード・ピノ・ノワールはコブの中では最も深いアロマティックさを持つワインとして知られています。50%全房発酵。フレンチオーク(30%新樽)にて22ヶ月熟成。生産量は200ケース。こちらもアントニオ・ガローニが96点を付けました。
【非常に興味深いワインが到着しました・・・あの大物醸造家の初醸造ワインです・・・】(2017年8月24日配信)
こちらも興味深いワインです・・・
Lost and Found Sonoma Mountain Pinot Noir The Nines Vineyard
★ロスト・アンド・ファウンド ソノマ・マウンテン ピノ・ノワール ザ・ナインズ・ヴィンヤード 2018 ¥6,270
天才マスターソムリエのジェフ・クルスが造る「ロスト・アンド・ファウンド」から興味深いワインがまたまた入荷です。
ソムリエ最高位のコート・オブ・マスターソムリエ。現在世界に269名だけです。そのマスターソムリエの中でも、博識、別格、天才と言われるのがジェフ・クルスです。ワインに関わるプロフェッショナルの教育普及にも努めています。2017年10月過去最大最悪のカリフォルニア山火事の中での彼の日本初来日は大きな話題を呼びました。そのジェフ・クルス自身のブランドが「ロスト・アンド・ファウンド」。忘れ物預り所(笑)という、そのユニークなネーミングとラベルデザインの美しいワインは全米のトップ・レストランで引っ張りだこです。ワインショップなどではほとんど見かけることのないワインです。
ロスト・アンド・ファウンドのピノ・ノワール(バルトロミー。ヴィンヤード)は何度かご紹介済みですが、この度同ブランドから非常に興味深いワインが2度目の日本入荷です。ソノマ・マウンテン・ピノ・ノワールです。前ヴィンテージの2017年が初ヴィンテージとなります。残念ながら詳しい情報はほとんど公表しておりませんが、葡萄はソノマ・マウンテンの西側の畑、例えばフラワーズなどで有名な Van der Kamp Vineyard や Nines Vineyard から。ご紹介の2018年は Nines Vineyard から(この畑からシャルドネやシラーも生産しています)。天然酵母で発酵。全房発酵。ニュートラルのフレンチオークで熟成。ジェフ・クルスはこのワインについて No need to cellar this easy-to-drink とコメントしています。そうなんです。今もうとても美味しいんです。口に含むと生き生きとしたクランベリーやラズベリーの風味が広がります。心地良いジャミーさも持ち合わせながらジャミージャミーではないエレガントな味わいです。フードフレンドリーでもあり、楽しくてすいすい飲めます。
ALC13,5%
輸入元定価¥6,820(税抜¥6,200)
【マスターソムリエのジェフ・クルス氏来日!】(2017年10月11日配信)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。