白も赤もどちらも素晴らしいのですが、スペシャルなあの白アイテムがまたまた入荷しました・・・レミー、ロキオリ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2022年4月5日配信

個人的に大好きな生産者です・・・

白も赤もどちらも素晴らしいのですが、スペシャルなあの白アイテムがまたまた入荷しました・・・

《 RAMEY WINE CELLARS レミー 》 

ナパのオークヴィル地区にラッド・エステートというワイナリーがあります。もう日本でもお馴染みの、ニューヨークを本店とする高級デリ、ディーン&デルーカの会長がオーナーを務めるワイナリーです。現在自社畑は、ナパのトップ・ヴィンヤード・マネージャー、デヴィッド・エイブリューがコンサルタントし、醸造は、ポール・ホッブスでワインメーカーを務めたパトリック・サリヴァンがミシェル・ロランのコンサルタントの下行っています。

このラッド・エステートをいちやくスターダムに押し上げたのがデヴィッド・レミーです。デヴィッド・レミーは、UCデイヴィスで栽培学を習得し、フランスへ渡ります。フランスではボルドー右岸の名門ムエックス(シャトー・ペトリュス)で伝統的なワイン造りを学びました。カリフォルニアではマタンザス・クリーク、チョーク・ヒルを経て、ドミナスそしてラッド・エステートでワインメークに携わりました。

1996年満を持して「レミー・ワイン・セラーズ」を立ち上げました。自らのブランドに専念するため2002年のクラッシュ終了後ラッド・エステートを去りました。デヴィッド・レミーは、ドミナスで一躍その名を高め、またラッドでは彼の代名詞になるほど有名になった “ジェリコ・キャニヨン(畑名)” という赤ワインでまたもやその名を轟かせましたが、シャルドネの評価も非常に高く、マーカシン、キスラー、コングスガードと共に北カリフォルニアの “シャルドネ四天王” と呼ばれることもあります。

1976年パリ・ブラインドテイスティング30周年を記念して、2006年5月24日3度目の米仏対決がロンドンとナパの2つの地で開催されました。赤の総合評価1位はリッジの1971年モンテベロで、三度カリフォルニアの勝利となりました。白(シャルドネ)はすでにピークを過ぎていると判断され、新たな異なる銘柄が選ばれ審査されました。ロンドンでのカリフォルニアの評価は1位がレミー2002年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネ、2位がパッツ&ホールの2004年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネ、3位がタリーの2002年ローズマリーズ・ヴィンヤード・シャルドネ。ナパでのカリフォルニアの評価は1位がタリーの2002年ローズマリー・ヴィンヤード・シャルドネ、2位がパッツ&ホールの2004年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネ、3位がレミーの2002年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネ。総合評価では、1位がタリー、2位がレミー、3位がパッツ&ホール、4位がシャトー・モンテレーナ(2003年)、5位がピーター・マイケル(2003年ポイント・ルージュ)、6位がマウント・エデン(2002年)でした。

(ちなみにフランスの総合評価は、1位がドメーヌ・ルフレーブの2002年ピュリニー・モンラッシェ・レ・ピュセル、2位がドメーヌ・ドルーアンの2002年ボーヌ・クロ・デ・ムーシュ、3位がルイ・ジャドの2002年シャサーニュ・モンラッシェ・レ・カイユレです。)

シャルドネ

20年以上に亘るワインメーク・キャリアを持つ、ナパでは大御所ワインメーカーの1人である、デヴィッド・レミー氏。カリフォルニアやフランスのワインメーカーの中にもレミーのシャルドネに惚れる方がいるほど・・・「コント・ラフォンが本当に造りたいのは、レミーのスタイルであるはず」とコメントした方もいるとか。ブルゴーニュのグランクリュをも驚愕する、レミーの極上のシャルドネはカルトワインとは一味違う、まさにトラディショナルで王道の味わいです。

白も赤もどちらも本当に素晴らしいレミーですが、スペシャルなあの白アイテムがまたまた入荷しました・・・希少入荷です・・・速攻での売り切れ御免です・・・

 Ramey Hyde Vineyard Chardonnay Carneros Napa Valley 2019
★レミー ハイド・ヴィンヤード シャルドネ カーネロス ナパ・ヴァレー 2019 ¥13,200 WS95 新ヴィンテージ 希少数量限定品
 Ramey Rochioli Vineyard Chardonnay Russian River Valley 2019
★レミー ロキオリ・ヴィンヤード シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥13,200 新ヴィンテージ 希少数量限定品

シャトー・ペトリュスで修行後、ドミナスそしてラッド・エステートでその手腕を発揮したデヴィッド・レミーは1996年に「レミー・ワイン・セラーズ」を立ち上げました。赤ワインはもちろん素晴らしいのですが、シャルドネも非常に評価が高いです。マーカッシン、キスラー、コングスガードと共に “シャルドネ四天王” と呼ばれることも。2006年「パリスの審判」30周年記念イベントでは、レミーのハイド・ヴィンヤード・シャルドネ(2002年ヴィンテージ)が総合評価で第2位に選ばれました。また2019年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインでは、2016年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネがトップテン入りの7位に選ばれました(白ワインとしては1位)。

まずはレミーが創業時から造るハイド・ヴィンヤード・シャルドネです・・・

ナパ・カーネロスの2大グランクリュ畑の1つであるご存じハイド・ヴィンヤード。2019年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネは、80% Old Wente、20% Calera です。オールド・ウエンテは1997年と99年に植えられたレミー用の特別ブロックから。カレラは2014年に植えられたクローンです。野生酵母で全房発酵。自然の乳酸菌によるマロラクティック発酵。フランソワ・フレール、タランソーの最高級フレンチオークで熟成。アンフィルターにて瓶詰め。ハイドの特徴でもある豊かな酸を持ちます。カルト・シャルドネとは真逆の、まさに王道の味わいです。前年の2018年ヴィンテージにワイン・エンスージアスト誌が100点を付けました。この2019年ヴィンテージにワイン・スペクテーター誌が95点を付けました。WS誌でトップ10入り受賞後さらに入手困難なアイテムとなってしまいました。今回も希少入荷です。(ちなみに、レミーがカーネロス2大グランクリュ畑のもう1つのハドソン・ヴィンヤードのシャルドネの生産を止めたことがとても悲しいです。)

100%シャルドネ(ハイド・ヴィンヤード)
フレンチオーク(20%新樽)にて20ヶ月熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥14,080(税抜¥12,800)

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そしてレミーが2015年から造るロキオリ・ヴィンヤード・シャルドネです・・・

レミーはロキオリ・ヴィンヤーズとは2005年からお付き合いが始まりましたが、遂にロキオリの名前を記したワインを生産することが出来ました。ロキオリ・ヴィンヤード・シャルドネは2015年がファースト・リリースです。2019年ロキオリ・ヴィンヤード・シャルドネは、82% Mid-40 block、18% River BlocK  から。1989年以降に植えられた葡萄です。野生酵母で全房発酵。自然の乳酸菌によるマロラクティック発酵。フランソワ・フレール、タランソーの最高級フレンチオークで熟成。アンフィルターにて瓶詰め。香り高いブリオッシュのアロマ。心地良いオークやバニラも。凝縮した果実味が口中に広がります。力強さと優美さを持つ、クラシカルな造りの素晴らしいシャルドネです。まだレヴューは出ておりませんが、前年の2018年ヴィンテージにワイン・エンスージアスト誌が100点を付けました。ロキオリ・ヴィンヤード・シャルドネは久しぶりの入荷となります。希少入荷です。

100%シャルドネ(ロキオリ・ヴィンヤード)
フレンチオーク(20%新樽)にて20ヶ月熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥14,080(税抜¥12,800)

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 Ramey Chardonnay Russian River Valley 2018
★レミー シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2018 ¥6,820 残少

シャトー・ペトリュスで修行後、ドミナスそしてラッド・エステートでその手腕を発揮したデヴィッド・レミーは1996年に「レミー・ワイン・セラーズ」を立ち上げました。赤ワインはもちろん素晴らしいのですが、シャルドネも非常に評価が高いです。マーカッシン、キスラー、コングスガードと共に ”シャルドネ四天王” と呼ばれることも。2006年「パリスの審判」30周年記念イベントでは、レミーのハイド・ヴィンヤード・シャルドネ(2002年ヴィンテージ)が総合評価で第2位に選ばれました。また2019年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインでは、2016年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネがトップテン入りの7位に選ばれました(白ワインとしては1位)。

ルシアン・リヴァー・ヴァレー・シャルドネは、契約畑のブレンドで、この地域最良のダトン・ランチの葡萄が主力(50%強)となり、あのロキオリ・ヴィンヤーズからも供給を受けます。ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしい洗練された凝縮した旨味を持ちます。ピュリニー・モンラッシェを彷彿させる王道の味わいです。

100%シャルドネ
フレンチオーク(15%新樽)にて12ヶ月熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥7,480(税抜¥6,800)

【号外です・・・数量限定入荷です・・・売り切れ御免です・・・】(2021年7月29日配信)

【白も赤もどちらも素晴らしいのですが、白にスペシャルな新アイテムが加わりました・・・】(2018年6月12日配信)

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こちらもどうぞ・・・

 Ramey Syrah Sonoma Coast 2017
★レミー シラー ソノマ・コースト 2017 ¥6,930 WE95 残少
 Ramey Cabernet Sauvignon Napa Valley
★レミー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2015 ¥11,000 WS93 残少

ボルドー右岸の名門ムエックス(シャトー・ペトリュス)で伝統的なワイン造りを学んだデヴィッド・レミーは、その後カリフォルニアではマタンザス・クリーク、チョーク・ヒルを経て、ドミナスそしてラッド・エステートでワインメークに携わりました。

レミーはシラーでも高い評価を得ています。ソノマ・コースト・シラーはシングル・ヴィンヤードで高い評価を得ているワインのブレンドで、北ローヌを思わせる味わいです。若干のヴィオニエをブレンドしています。クラレットスタイルを得意とするレミーの赤ワインは複雑味を持ちながらも華やかでバランスの取れた味わいです。ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンは、78%カベルネ・ソーヴィニヨン、12%メルロー、7%マルベック、3%プティ・ヴェルドで、フレンチオークとアメリカンオークで熟成です。

2001年にラッド・エステートを訪問しました。当時ラッド・エステートでワインメーカーを務めていたデヴィッド・レミー氏がお相手をしてくださいました。樽出しのジェリコ・キャニオン・レッドワインは素晴らしかったです。この赤ワインはデヴィッド・レミーの代名詞のようなワインでした。赤ワインも本当に素晴らしいレミーです。是非もう一度お会いしたいです。

【号外です・・・数量限定入荷です・・・売り切れ御免です・・・】(2021年7月29日配信)

【白も赤もどちらも素晴らしいのですが、白にスペシャルな新アイテムが加わりました・・・】(2018年6月12日配信)

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ブログ【レミー・ワイン・セラーズ シャルドネ・セミナー】(2018年5月22日)

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 Rochioli Estate Sauvignon Blanc Russian River Valley 2020
★ロキオリ エステート ソーヴィニヨン・ブラン ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2020 ¥6,270 残少
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 Gary Farrell Russian River Selection Pinot Noir Russian River Valley 2018
★ゲリー・ファレル ルシアン・リヴァー・セレクション ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2018 ¥7,370 残少
 
Gary Farrell Russian River Selection Pinot Noir Russian River Valley 2019
★ゲリー・ファレル ルシアン・リヴァー・セレクション ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥7,920

ルシアン・リヴァー・ヴァレーのパイオニアのご存じ「ロキオリ」です。

ロバート・パーカーからシャルドネとピノ・ノワールの両方で5★生産者として高い評価を得ているロキオリですが、ソーヴィニヨン・ブランも人気アイテムでやはり高い評価を得ています。エステート・ソーヴィニヨン・ブランは約半分は1959年に植えたオリジナルのオールド・ヴァインの区画から。そして樹齢35年の区画や特別なクローンの区画から。畑の個性と豊かな酸を保つため、低温でステンレスタンクで発酵そして熟成です。複雑味を持つ味わいはリリース後すぐ飲めますが、熟成させたくもあります。輸入元定価は¥6,820です。

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2019年エステート・シャルドネは、56% River block、37% Mid-40、7% Little Hill のブレンドです。シュール・リー状態でフレンチオークにて熟成。クラシカルなスタイルの、旨い美味いシャルドネです。アントニオ・ガローニが92点、ジェブ・ダナックが92点、ワイン・アドヴォケイト誌が92点、ワイン・エンスージアスト誌が95点を付けました。輸入元定価は¥10,340です。2019年エステート・ピノ・ノワールは、53% Little Hill、15% Big Hill、そして残りが例年エステート・ピノ・ノワールの主体となる Sweetwater、そしてあのトップキュヴェを生み出す East Block や West Block の葡萄もブレンドされました(イーストとウエストは新しく植えた葡萄です)。ステンレスタンクで発酵。フレンチオークで熟成。ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしい、そしてクラシカルなスタイルです。アントニオ・ガローニが91点、ジェブ・ダナックが93点、ワイン・アドヴォケイト誌が93点、ワイン・エンスージアスト誌が96点を付けました。輸入元定価は¥11,770です。(残念ながら2018年エステート・ピノ・ノワールは入荷なしでした。)ロキオリを飲まずしてルシアン・リヴァー・ヴァレーを語ることなかれ。。。

新しいスタイルで復活した「ゲリー・ファレル」もどうぞ。

ロキオリでワインメーカーを務めた、ソノマ伝説の醸造家ゲリー・ファレル氏。2004年にブランドを売却し、残念ですが2012年に醸造界から引退されました。ゲリー・ファレル・ワイナリーは現在キスラーなどのいくつかのトップ・ワイナリーのオーナーであるビル・プライスが所有します。ルシアン・リヴァー・セレクション・ピノ・ノワールはロキオリ・ヴィンヤードやバチガルピ・ヴィンヤードなどのソノマのトップ・ヴィンヤードのブレンドです。元祖ゲリー・ファレルのリッチなスタイルとは異なり、冷涼地のエレガントさを最大限に表現したモダンなスタイルです。

【これを飲まずしてルシアン・リヴァー・ヴァレーを語ることなかれ・・・】(2019年8月22日配信)

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