いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。（２０２１年４月１５日配信）

番外編です（笑）・・・

ご存じ旧友の新井順子女史が今年も梅酒を造りました・・・

≪　順子　純米酒　≫

２００２年からフランス・ロワールでワイン造りをしている、当店ではボジョレー・ヌーボーでお馴染みの、ご存じ旧友の新井順子女史。２０１１年３月の東北大震災後、彼女は現地に赴き、その惨状を目の当たりにしました。彼女の人生観はそこで一気に変わったようです。日本への思いを、日本の将来への思いをさらに強くしたようです。

新井さんは震災後２年間福島のために自分のやり方でチャリティー活動を行いました。「私にできることはお酒を造ることだけ。」そしてさらに継続的な支援活動を行うために彼女が思いついたのは日本酒を造るということでした。やはり東北大震災で大きな被害を受けた北茨城の酒蔵を借りることができました。お米は彼女の活動に賛同した熊本の南阿蘇と八代の農家さんが譲ってくださいました。（熊本地震からちょうど５年ですね。初めての日本酒の仕込み時に熊本でも大地震が起きました。被災したにもかかわらず、熊本の方々は新井さんのために東北のために支援を続けました。）

【番外編！待望の正式リリースです！新井順子女史の「順子　純米　山田錦」です！】（２０１６年５月２４日配信）

以後新井さんは２０１６年、１７年、１８年と日本酒「順子」を造り続けてきましたが、新しいプロジェクトがスタートすることになり、一昨年１９年で非常に残念ですが日本酒「順子」の生産を一旦終了することにしました。ですが、理由わかりませんが（苦笑）、昨年は梅酒（完熟南高梅）と純米大吟醸（吟のさと）を造りました。相変わらずチャレンジ精神旺盛な順子ちゃんです（笑）。

そして今年も（苦笑）・・・少量生産のため売り切れ御免です・・・

★順子　完熟南高梅の無農薬梅酒　上澄　７２０ミリ　￥２，２００　数量限定品

今年もお知り合いの農家の完熟南高梅から無農薬梅酒を造りました。醸造は日本酒「順子」を造った茨城県の中山酒造にて。手造りのため少量の限定生産（７０５本）です。

「一度も混ぜないと本当に純粋な味わいになります。香りがまるで上質な白ワイン。甘さもしつこくなく、いつまでもぐいぐい飲めます。（新井順子）」

以下新井順子女史のコメントです。

「昨年初めて作った梅酒の２年目。最初にきっぱり言います。去年よりぐっとグレードアップしました。２０１９年も美味しかったのですが、何もかも初めてでしたので、去年の経験を元に２０２０年は作り方を研究させていただきました。梅酒というのは実にシンプルなお酒です。梅を糖分を入れたアルコールで漬けるだけなのですが、だから様々な個性があり味わいが違います。私の理論は、①良い完熟した梅と出会えること、➁添加するアルコールは梅酒のために丁寧に仕込んだもの、➂糖分は素朴な天然の甘みを選ぶこと。簡単なようで、世の中の梅酒はそれに準じたものが少ないと感じております。私はありがたいことに２０１１年に私のフランスのワイナリーで見習いとしてワイン造りをお手伝いしてくれた（和歌山県の梅農家の）啓太君が素晴らしい梅を毎年栽培してくれるので安心して仕込めます。梅は青い梅を選んだ方が仕込みは安全ですが、やはり可能な限り完熟のものにしたい。しかしこれは仕込みのリスクを伴います。漬け込むアルコール度数は高い方が安全です。しかし私は自ら仕込んだ日本酒を使いたいので、どうしてもアルコール度数は低くなり、もろみ管理が大変です。糖分は去年試して、有機のサトウキビが一番ナチュラルになったので、今年はそれを迷わずに選びました。２０２０年６月１９日に３００kgの完熟梅と私の日本酒ペティアンとサトウキビを１本のタンクに仕込みました。去年は普通の日本酒でしたが、今年はペティアンを選びました。泡があるので、アルコール度数が弱くても梅の抽出がフレッシュな味わいを維持できるとの判断です。去年は甘口辛口と２種類を作りましたが、今年は１本だけ。去年の辛口に近いレシピにしました。なのでラベルも去年と若干変えて、日本酒「順子」の書を手掛けた石川咲登子先生にまたお頼みしました。瓶詰めは今年の３月８日。まるまる９ヶ月間一度も混ぜないで自然の旨味だけを抽出しました。ワインで言えばバドナージュ作業をしないと同じです。今年の１０月に梅酒コンクールがあります。この２０２０年はそれに出品する予定です。もちろん上位入賞を狙います。是非結果を楽しみにしてください。（新井順子）」

原材料　清酒（国内製造）　完熟南高梅（オーガニック栽培）　サトウキビ
アルコール度数　５～６％ 　生産量　７０５本
小売価格　￥２，２００（税込）

★順子　完熟南高梅の無農薬梅酒　澱上　７２０ミリ　￥２，２００　希少限定品

今年もお知り合いの農家の完熟南高梅から無農薬梅酒を造りました。醸造は日本酒「順子」を造った茨城県の中山酒造にて。手造りのため少量の限定生産（１８４本）です。

「瓶詰め最中に色が濃くなってきたので、瓶詰めを分けることにしました。なので本数は少なく１８４本のみです。色も上澄より若干濃く、味わいも濃いです。いかにも梅酒という味わいです。同じタンクでもこんなに味わいが違うなんて本当に面白いです。（新井順子）」

※生産量が非常に少ないため割り当ての極々少量の入荷です。（あくまでも主販売品は上記の上澄ですので。）

原材料　清酒（国内製造）　完熟南高梅（オーガニック栽培）　サトウキビ
アルコール度数　６～７％ 　生産量　１８４本
小売価格　￥２，２００（税込）

【番外編！ご存じ旧友の新井順子女史が今度は梅酒（無農薬梅酒）を造りました・・・】（２０２０年４月１４日配信）

【番外編！これが本当に最後です・・・ご存じ旧友の新井順子女史の日本酒「順子」です・・・】（２０２０年６月９日配信）

【番外編！２０２０年ボジョレー・ヌーボー情報　その３】（２０２０年１０月１３日配信）

順子ちゃんについてはこちらからもどうぞ・・・（下記ページのワインは全て売り切れております・・・）

【新春第一弾はこれだぁ～！ボワ・ルカのソーヴィニヨン・ブランです！】（２０１３年１月１０日配信）

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