2016年に東京下町(江東区古石場)に誕生した小さなワイナリーの「深川ワイナリー東京」です。ニューヨークやサンフランシスコなど近年世界の大都市で見られるようになったアーバン・ワイナリー(都市型ワイナリー)です。飲食店と小売店向けの試飲会に参加してきました。
当店から一番近いワイナリーです(笑)。今までの既存のワイナリーのように遠方や郊外ではなく、大都市の街中に醸造所を構えるアーバン・ワイナリー。消費者が遠地に足を運ぶのではなく、葡萄に街中に来てもらうというシステム。深川ワイナリー東京では、全国の生産者から買い付けた葡萄のそれぞれの個性を活かし、東京で丁寧に造り上げます。醸造は、常に十分な観察を行い、最適のタイミングでその都度必要な作業を行います。
深川ワイナリー東京は、様々な地域の様々な葡萄品種から造られる多種多様なワインにチャレンジしています。また近隣の東京海洋大学と海中熟成ワインのメカニズムの研究を行っています。全国各地から人や食材や情報が集まる東京。その東京の新たなシンボルとなることを目指しています。工場見学できます。そして併設のレストランでワインを楽しめます。実は、我が家は木場そして門前仲町(深川ワイナリー東京の最寄り駅)とは深いご縁があり、個人的にも応援したいワイナリーであります。ご紹介はずいぶん遅くなりましたが(苦笑)。
【深川ワイナリー東京 山梨県産マスカット・ベーリーA 2019】(2020年1月17日、18日)