いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年11月28日配信)
日本市場で見かけることは超希です・・・
セカンド的存在のワインですがどうぞお見逃しなく・・・
《 EVENING LAND VINEYARDS イヴニング・ランド 》
オレゴン注目のワイナリーです。「イヴニング・ランド・ヴィンヤーズ」です。
イヴニング・ランドは、元々はムルソーの偉大な造り手であり、世界の白ワイン生産者のトップ5の1つと言われる「コント・ラフォン」のドミニク・ラフォンが海外で初めて立ち上げたプロジェクトです。オレゴン州の銘醸地であるウィラメット・ヴァレーのエオラ・アミティ・ヒルズに位置する畑は、オレゴン州屈指の畑として知られ、Food & Wine 誌では ”アメリカを代表する畑のトップ10” に選ばれています。エステートのセブン・スプリングス・ヴィンヤードは1982年から植樹が始まり、現在80エーカーの畑ではシャルドネ、ピノ・ノワール、ガメイ・ノワールが栽培されています。土壌はオレゴンの典型的な火山性の赤土です。バイオダイナミック栽培が行われています。
(ちなみにオレゴン州に初めてピノ・ノワールが植えられたのは1965年と言われています。今日オレゴン州のワイナリー数は500以上に達し、葡萄畑は10,000haにも及びます。オレゴン州最上の葡萄栽培地は、ポートランドの南部に縦状に広がる Willamette Valley ウィラメット・ヴァレーです。この AVA の中に、Dundee Hills ダンディ・ヒルズ、Yamhill Carton District ヤムヒル・カールトン・ディストリクト、Eola Amity Hills エオラ・アミティ・ヒルズなどの小さな AVA が存在します。この地のポテンシャルにいち早く気づいた、ブルゴーニュの名門ジョセフ・ドルーアンが1980年代後半にオレゴンに進出してから一気にオレゴン州の知名度が上がりました。)
そのイヴニング・ランドはラジャ・パーとサシ・ムーアマンに受け継がれました。全米で最も秀逸なレストラン・グループであるマイケル・ミーナ・グループのワインディレクターを務めたラジャ・パー(あの IPOB の発起人の1人)、そしてサンタ・バーバラで長きに亘り栽培と醸造を続けているサシ・ムーアマンです。
イヴニング・ランドのワインを造るのはサシ・ムーアマン。サシ・ムーアマンはカリフォルニア生まれの日系2世で、本名は武蔵です。キャリアは料理人としてスタートしましたが、ワイン造りに興味を持ちカリフォルニアへ。サンタ・バーバラの「オハイ」のアダム・トルマック(オー・ボン・クリマの共同創業者)の元でワイン造りを学びました。現在ワインメーカーそしてコンサルタントとして、「Domaine de La Cote ドメーヌ・ド・ラ・コート」「Sandhi サンディ」「Stolpman ストルプマン」、そして「Evening Land イヴニング・ランド」に携わっています。また個人的にはシラーに特化した「Piedrasassi ピエドラサッシ」というブランドを持ちます。
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イヴニング・ランドはあまりご紹介しておりませんが、フランス・ブルゴーニュに近いスタイルを持つ素晴らしいワインです。そのイヴニング・ランドのセカンド的存在のワインである「セイレム」が入荷しました。毎年生産しているワインではありませんので日本市場で見かけることは超希です。セカンド的存在のワインですがどうぞお見逃しなく。数量限定入荷です。売り切れ御免です。
Salem Wine Chardonnay Eola-Amity Hills Willamette Valley Oregon 2021
★セイレム シャルドネ エオラ・アミティ・ヒルズ ウィラメット・ヴァレー 2021 ¥4,730 数量限定品
イヴニング・ランドのセカンド的存在のワインである「セイレム」です。
毎年生産しているワインではありませんのであまり詳しい情報は公開しておりません。葡萄は、自社畑セブン・スプリングス・ヴィンヤードの Block 9 から。優しくプレスし、500L のパンチョン(大樽)で土着酵母で樽発酵。100%マロラクティック発酵。約1年間の熟成後タンクに移し替え、重力による自然な濾過を行い、そしてボトリングしました。ラベルは畑を取り囲むブラックベリーの花です。
クリーンかつ鮮明で、シャルドネのミネラリティとフローラルな一面が楽しめるワインです。洋梨、濡れた岩、パルメジャーノの皮、白い花の香り。口に含むと控えめなテクスチャーがあり、クローバー、ハネデューメロン、梨、そしてグリーンなニュアンスがあります。親しみやすさの中にも酸由来の適度な緊張感があります。(以上輸入元のコメントです。)
100%シャルドネ
ALC13,1%
輸入元定価¥5,060(税抜¥4,600)
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Salem Wine Pinot Noir Eola-Amity Hills Willamette Valley Oregon 2023
★セイレム ピノ・ノワール エオラ・アミティ・ヒルズ ウィラメット・ヴァレー 2023 ¥4,730 数量限定品
イヴニング・ランドのセカンド的存在のワインである「セイレム」です。
毎年生産しているワインではありませんのであまり詳しい情報は公開しておりません。葡萄は、自社畑セブン・スプリングス・ヴィンヤードの若い樹齢の樹の葡萄を使用しました。92%ピノ・ノワール、8%ガメイ・ノワールです。ほぼほとんどを除梗。破砕の段階での SO2 は無添加。土着酵母で発酵。228L のフレンチオークの旧樽で熟成。ラベルは畑から見えるマウント・フッドの雪を頂いた絶景です。葛飾北斎の富嶽三十六景の版画からインスピレーションを得ました。今後もいろいろな版画が登場するようです。
モレロチェリー、ブラッドオレンジ、ハイビスカス、フレッシュなラズベリー。フレッシュでライトボディ。口に含むとスパイスの閃光があり、洗練されたフィニッシュへとつながります。非常に飲みやすいワインです。冷涼な気候のエオラ・アミティ・ヒルズのエネルギーをそのまま感じられるワインです。(以上輸入元のコメントです。)
92%ピノ・ノワール、8%ガメイ・ノワール
ALC13,5%
輸入元定価¥5,060(税抜¥4,600)
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※ちなみに、イヴニング・ランドのトップ・キュヴェであるセブン・スプリングス・ヴィンヤード・シャルドネは1万7千円ほど(上代税抜き価格)、同じくピノ・ノワールは1万8千円ほど(上代税抜き価格)です。お取り寄せ可能です。お問い合わせください。
ブログ【サシ・ムーアマン氏が緊急来日しました!(サンディ、イヴニング・ランド)】(2023年5月23日)
こちらはサンタ・バーバラから・・・こちらも新着です・・・
Sandhi Sanford & Benedict Vineyard Chardonnay Sta. Rita Hills 2022
★サンディ サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2022 ¥10,670 新ヴィンテージ 数量限定品
Sandhi Sanford & Benedict Vineyard Chardonnay Sta. Rita Hills 2018
★サンディ サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2018 ¥7,040 残少
Sandhi Chardonnay Sta. Rita Hills 2021
★サンディ シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2021 ¥6,270 残少
Sandhi Chardonnay Central Coast 2021
★サンディ シャルドネ セントラル・コースト 2021 ¥4,950 残少
サンタ・リタ・ヒルズ注目のワイナリーの「サンディ」です。
マイケル・ミーナ・グループのワイン・ディレクターを務めたラジャ・パー(IPOBの発起人)と、サンタ・バーバラで長きに亘り栽培と醸造を続けていたサシ・ムーアマンは、サンタ・バーバラ注目の産地サンタ・リタ・ヒルズで「Sandhi サンディ」「Domaine de la Cote ドメーヌ・ド・ラ・コート」を立ち上げました。サンディはラジャ・パーの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味します。サンディは2017年ヴィンテージでラベルが変わりましたが、この度またラベルを変えたようです。
サンディはいわゆる自然派ワインとは違いますが、艶のある明確な果実味を持ちながらも、どこか抑制された秘めた美しさを醸し出します(自然派ワインより全然美味しいと思います。すみません。苦笑)。サンディのフラッグシップワインとも言えるサンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード・シャルドネです。サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードは、1971年にリチャード・サンフォード氏が植樹したサンタ・バーバラ・カウンティ最古の畑で、サンタ・リタ・ヒルズを語る上で欠かすことのできない伝説的かつ歴史的な畑です。自根の葡萄で、シャルドネのクローンは Mt. Eden マウント・エデンです。土壌はこの地特有のシレックス土壌(白亜の土壌)です。
新着の2022年サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード・シャルドネは、土着酵母で発酵。500L のパンチョン(大樽)で10ヶ月熟成後ステンレスタンクで6ヶ月熟成しました。ライムの葉、塩漬けのグレープフルーツ、砕いた貝殻などの特徴的なアロマ。口に含むとより重厚感と果実味が感じられ、アプリコットや明るく塩味のある風味と、よく溶け込んだオークの優しいタッチが感じられます。樽の風味は味わいというより質感に近いです。(以上輸入元のコメントです。)
100%シャルドネ
ALC12,4%
輸入元定価¥11,550(税抜¥10,500)
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※サンディは下記 URL からご覧ください。サンディのセカンド?サード?的ワインになる、セントラル・コースト・シャルドネも日本入荷しております。自社畑を含む、セントラル・コーストの厳選した畑のブレンドです。
サンディはこちらからどうぞ・・・
【まさかまさかの入荷です・・・希少限定品です・・・売り切れ御免です・・・】(2023年9月5日配信)
【これぞニュー・カリフォルニアワインといったお味でしょう・・・】(2022年5月24日配信)
ドメーヌ・ラ・コートはこちらからどうぞ・・・
【北と南から素敵なワインが到着しました・・・希少限定品です・・・売り切れ御免です・・・】(8月6日配信)
11月上旬に「サンディ」「イヴニング・ランド」のプロモーションのためにサシ・ムーアマンさんが来日されました。残念ですが私は参加できませんでした(涙)。ところが。。。11月8日スポッツウッドのセミナーに参加するため東京ミッドタウンへ。少し早く着いたので、お知り合いが勤務しているディーン&デルーカへ行きました。チーズを見つめている方がいらして。なんか雰囲気のある方だな。ちらりとお顔を見ると。なんとサシ・ムーアマンさんでした。「あのう、サシさんですよね。」「イエス。」「私のこと分かりますか?」「(笑顔で)イエス。」 セミナーに参加したかったです、と涙を流してお伝えしました。そしてせっかくなので店内で記念撮影しました(苦笑)。ということで、今回ご紹介のワインはテイスティングしておりません。サシさんが造るワインですから美味しいに決まってますが(苦笑)。
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