いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年12月25日配信)
日本初入荷です・・・
ジンファンデルのイメージが強い生産者ですが、実はいろいろなワインを生産しています・・・
《 BEDROCK WINE ベッドロック 》
偉大なるジンファンデルの造り手である、レイヴェンズウッド Ravenswood 、リッジ Ridge 、ローゼンブルム Rosenblum の3つの生産者は、その頭文字から「ジンファンデル3大R」と呼ばれます。
カリフォルニアの大物中の大物醸造家の1人であり、そのレイヴェンズウッドの創業者ジョエル・ピーターソンの息子モーガン・トウェイン・ピーターソンが2007年に立ち上げたのが「ベッドロック」。2014年3月衝撃の日本初入荷から当店では幾度とご紹介している「ベッドロック」です。
「ジョエル・ピーターソンの息子により造られた革新的なワイン」「高品質ワインを手掛ける父親をすでに凌駕していると思われる」「もしも手に入れるチャンスがあなたに訪れたらそれを決して見逃さぬように」(以上ロバート・パーカー)
5歳からブラインド・テイスティングでメルローとジンファンデルをききわけ、ドメーヌ・デュジャックの全房発酵に学び、サンジャコモの葡萄でピノ・ノワールを造り、なんと有名レストランにオンリストされるという天才ぶりを示した神童時代のモーガン・ピーターソン。ベッドロックでは、「夢は大きく、でも生産量は少なく」という、こだわりのワインを造り上げます。また、モーガン・ピーターソンは父のジョエル・ピーターソンを監修に迎え、若手ワインメーカーやオーナー達と非営利団体の “Historic Vineyard Society” を主催し、カリフォルニアの古樹を守り伝える活動もしています。
2015年1月2日付サンフランシスコ・クロニクル紙でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーが発表され、「ベッドロック」のモーガン・ピーターソンと、「ターリー・ワイン・セラーズ」の新ワインメーカー、ティーガン・パサラクアの2人が選出されました。立ち上げから各ワイン誌での評価は非常に高く、時間の問題と言われていたように、2016年10月ベッドロックは遂にパーカー100点を獲得しました。Weill Away Vineyard から造り出した3つの2013年シラーのうち2つが100点、1つが99点を獲得。ロバート・パーカーは「ギガル・コートロティの3兄弟、La Mouline、La Landonne、LaTurqee を比べるようだ」とコメントし、大絶賛しました。ベッドロックは、2017年のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインではオールド・ヴァイン・ジンファンデルが12位にランクイン。そして2018年の年間トップ100ワインではフラッグシップワインとも言えるザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインが10位にランクインし、遂にトップ10入りを果たしました。そして2017年にはカリフォルニアのワインメーカーで初めてマスター・オブ・ワインを取得しました。話題に事欠かないモーガン・ピーターソンは今最も注目されるワインメーカーです。
モーガン・ピーターソンの父親のことも少し。”The Godfather of ZIN” と言われ、カリフォルニアワインの大御所ワインメーカーの1人として知られるのがモーガンの父親のジョエル・ピーターソン氏です。ジョエル・ピーターソンは1976年ワイン仲間であったリード・フォスターと「レイヴェンズウッド」を設立。ファースト・クラッシュは僅か327ケース。もちろんジンファンデルでした。そのジョエル・ピーターソンが新たに立ち上げたのが「ワンス&フューチャー」です。2001年にコンステレーションにレイヴェンズウッドを売却した時は年産44万ケースでした。ジョエル・ピーターソンはワインメーカーとして残り、その後生産量は100万ケースを超えました。しかしながら、レイヴェンズウッドで初期に行っていた、信念と言える、オーガニックの古樹の畑、天然酵母、昔ながらの醸造方法への思いは消えることなく、コンステレーションを退職後に「ワンス&フューチャー」を立ち上げました。
ブログ【ジョエルさん、モーガンさん、クリスさん来日!(ベッドロック、ワンス&ヒューチャー)】(2019年2月13日)
そのベッドロックから日本初入荷となるカベルネ・ソーヴィニヨンが入荷しました。定番のオールド・ヴァイン・ジンファンデル、そしてフラッグシップワインのザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインやオールドヒル・ランチ・ヘリテージ・レッドワインも少しございます。日本入荷は極限られた数量です。売り切れ御免です。
Bedrock Cabernet Sauvignon Sonoma County 2022
★ベッドロック カベルネ・ソーヴィニヨン ソノマ・カウンティ 2022 ¥6,600 VI92 日本初入荷 数量限定品
注目のワインメーカーのモーガン・ピーターソンが造る「ベッドロック」です。そのベッドロックからカベルネ・ソーヴィニヨンが日本初入荷しました。
ジンファンデルのイメージが強いベッドロックですが、品種への拘りはなく、カリフォルニアに存在する古樹の品種や希少な品種を保護し、ユニークなテロワールの下で生き残るそれらの品種からいろいろなワインを生産しています。そのベッドロックからカベルネ・ソーヴィニヨンが日本初入荷しました。このソノマ・カウンティ・カベルネ・ソーヴィニヨンの葡萄は、Lazy Dog レイジー・ドッグ・ヴィンヤードを主体に、Montecillo モンテシーリョ・ヴィンヤード、Bedrock ベッドロック・ヴィンヤードをブレンドしました。レイジー・ドッグ・ヴィンヤードはソノマの南の、カーネロスとソノマ・コーストの境界線近くに位置する畑で、非常に涼しい場所にあり、このワインの特徴である酸味の強いベリーのニュアンスを作り出しました。モンテシーリョ・ヴィンヤードはソノマ・ヴァレーの東側の、マヤカマス山脈の西側斜面に位置する畑で、カリフォルニア州内で最も古いカベルネ・ソーヴィニヨンの一部が存在している畑です。ケンウッド・ワイナリーの創設者マイク・リー氏の未亡人であるカリン・リーさんが所有しており、カリフォルニアの宝と言える畑であり葡萄であります。このワインに驚くほどアロマティックで鮮やかな果実味を加えました。モーガン・ピーターソンはこの畑からシングル・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨンを生産しています。カルト・ジンのご存じ Turley ターリーのティーガン・バサラクア、ニュー・カリフォルニアワインを代表する Arnot-Roberts アルノー・ロバーツのネイサン・ロバ―ツ、そしてレアなカベルネ・ソーヴィニヨンも生産しているソノマの雄 DuMOL デュモルのアンディ・スミスらもこの畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを熱望しそして愛用しています。そして、ピーターソン・ファミリーが2005年に取得した、ソノマ・ヴァレーで150年以上も葡萄栽培が続けられている歴史的な畑であるベッドロック・ヴィンヤードです。20種類以上の品種が育つ畑からカベルネ・ソーヴィニヨンを選抜しました。このワインに強い芯を加えました。
2022年ソノマ・カウンティ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、83%カベルネ・ソーヴィニヨン、9%カベルネ・フラン、8%マルベックで、フレンチオークで熟成です。アントニオ・ガローニがエレガントなカベルネ・ソーヴィニヨンのお手本と高評価し、92点を付けました。「エレガントで洗練され、非常にピュアなワインに仕上がっている。芳醇なアロマが美しく、甘やかな花の香り、赤い果実、ミント、オレンジピール、スパイスが調和しながら華やかに広がる。非常に魅力的で美しいこのワインは、精密に作り込まれており、見事な味わいを備えている。カベルネ・フランとマルベックがブレンドに加わり、さらに完成度を高めている。(アントニオ・ガローニ)」華やかなアロマ、バランスの取れた果実と酸、芯に込められた力強さ。何も足さず、何も引かず、葡萄の個性そのままに畑を語るワイン。それがモーガンが造るカベルネ・ソーヴィニヨンです。
83%カベルネ・ソーヴィニヨン
ALC14,5%
輸入元定価¥7,150(税抜¥6,500)
定番ワインのオールド・ヴァイン・ジンファンデルです・・・
Bedrock Old Vine Zinfandel California 2022
★ベッドロック オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2022 ¥5,170 新ヴィンテージ
Bedrock Old Vine Zinfandel California 2021
★ベッドロック オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2021 ¥5,170 売り切れ
Bedrock Old Vine Zinfandel California 2020
★ベッドロック オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2020 ¥4,730 売り切れ
Bedrock Old Vine Zinfandel California 2015
★ベッドロック オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2015 ¥4,730 WA90 2017年WS年間トップ100ワイン12位 売り切れ
2017年のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで12位にランクインしたベッドロックのオールド・ヴァイン・ジンファンデルです。
オールド・ヴァイン・ジンファンデルは、約90%がジンファンデルで、残りはプティ・シラー、アリカンテ・ブーシュ、グルナッシュ、カリニャン、マタロなどを混醸。ソノマ・ヴァレーの自社畑のベッドロック・ヴィンヤードを中心に、アレキサンダー・ヴァレー、ドライ・クリーク・ヴァレー、ルシアン・リヴァー・ヴァレー、そしてアマドール・カウンティやコントラ・コスタ・カウンティなどの、毎年厳選した古樹の葡萄を使用します(平均樹齢80年)。
最新ヴィンテージの2022年オールド・ヴァイン・ジンファンデルは、76%ジンファンデル、11%カリニャン、5%プティ・シラー、その他グルナッシュ、サンソー、ムールヴェードルなど多数の品種の混醸(フィールドブレンド)です。12の畑のブレンドで、平均樹齢は80年です。2022年の主体となる畑はドライ・クリーク・ヴァレーのテルデスキ・ヴィンヤードです。父親ジョエル・ピーターソンがレイヴェンズウッドで1982年から使用した畑で、歴史的な無灌漑のオーガニック認定畑です。その他自社畑エヴァンジェーロ(コントラ・コスタ)、ベッドロック・ヴィンヤード(ソノマ・ヴァレー)など、シングルヴィンヤード・ワインとしても高い評価を得ている畑のブレンドです。フランス産そしてオーストリア産の樽を使用で、225リットルと500リットル(パンチョ)と大樽(フードル)を複合使用で熟成。新樽比率は約10%です。潰したばかりの黒胡椒、そしてブラックチェリー、ブラックベリーの風味。ベッドロックの中では比較的生産量の多い定番ワインですが、「見かけたら必ず入手しよう(ロバート・パーカー)」と言われるようにベッドロックの魅力を十分に味わえるワインです。
ALC14,5%
輸入元定価¥5,720(税抜¥5,200)
【あの人気ワインも日本市場に復活しました・・・】(5月23日配信)
【やはり美味いのです・・・ジンファンデルというより、1つの完成されたレッドブレンドワインと見ていただきたいワインです・・・】(2023年11月9日配信)
フロッグシップワインの1つであるザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインです・・・
Bedrock The Bedrock Heritage Red Wine Sonoma Valley 2021
★ベッドロック ザ・ベッドロック ヘリテージ・レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2021 ¥9,460 AT96 JD96 残少
Bedrock The Bedrock Heritage Red Wine Sonoma Valley 2019
★ベッドロック ザ・ベッドロック ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2019 ¥8,030 AG94 売り切れ
Bedrock The Bedrock Heritage Red Wine Sonoma Valley 2018
★ベッドロック ザ・ベッドロック ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2018 ¥8,030 WA95 売り切れ
Bedrock The Bedrock Heritage Red Wine Sonoma Valley 2016
★ベッドロック ザ・ベッドロック ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2016 ¥8,030 2018年WS年間トップ100ワイン10位 売り切れ
2018年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで10位にランクインし、トップ10ワインに仲間入りした、フラッグシップワインのザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインです。
ベッドロック・ヴィンヤードはピーターソン・ファミリーが2005年に取得した畑で、ソノマ・ヴァレーで150年以上も葡萄栽培が続けられている歴史的な畑です。ベッドロック・ヴィンヤードには、ジンファンデル、カリニャン、マタロ、プティ・シラー、シラー、アリカンテ・ブーシュ、トゥルソー・ノワール、グルナッシュなど25品種の葡萄が植樹(混栽)されています。ザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインは約半分がジンファンデルで、その他25品種がブレンド(混醸)されています。
詳しい醸造データは公表していませんが、ザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインはフランス産そしてオーストリア産の樽で約1年間の熟成(新樽は20~30%ほど)。228リットルから600リットルの樽を使い分けます。ジンファンデルというより、1つの完成されたレッドブレンドワインとして見ていただきたいワインです。ちなみにザ・ベッドロック・ヘリテージ・レッドワインは山火事被害が大きかった2020年も生産されましたが、日本へはマグナムボトルだけの入荷で、レギュラーボトル(750ml)の入荷はありませんでした。前々回入荷の2019年はアントニオ・ガローニが94点を付けました。2021年はアントニオ・ガローニが96点、ジェブ・ダナックも96点の高得点を付けました。
ALC14,5%
輸入元定価¥10,450(税抜¥9,500)
【やはり美味いのです・・・ジンファンデルというより、1つの完成されたレッドブレンドワインと見ていただきたいワインです・・・】(2023年11月9日配信)
こちらもフラッグシップワインと言えるオールド・ヒル・ランチ・ヘリテージ・レッドワインです・・・
Bedrock Old Hill Ranch Heritage Red Wine Sonoma Valley 2022
★ベッドロック オールド・ヒル・ランチ ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2022 ¥12,540 数量限定品 残少
Bedrock Old Hill Ranch Heritage Red Wine Sonoma Valley 2020
★ベッドロック オールド・ヒル・ランチ ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2020 ¥9,680 AG95 残少
Bedrock Old Hill Ranch Heritage Red Wine Sonoma Valley 2019
★ベッドロック オールド・ヒル・ランチ ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2019 ¥9,240 AG94 売り切れ
Bedrock Old Hill Ranch Heritage Red Wine Sonoma Valley 2018
★ベッドロック オールド・ヒル・ランチ ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2018 ¥9,240 AG96 WA94 ファースト・ヴィンテージ 売り切れ
こちらもベッドロックのフラッグシップワインと言えるオールド・ヒル・ランチ・ヘリテージ・レッドワインです。
モーガンの父親ジョエル・ピーターソンが創業した「レイヴェンズウッド」でもやはりフラッグシップワインのジンファンデルだったのがオールド・ヒル・ヴィンヤード・ジンファンデルでした。そのワインを生み出した畑がオールド・ヒル・ランチです。その歴史は19世紀中期に遡ります。最初の植樹は1851年で、以後53種類の品種が栽培されていたとのことです。その中で、当時ブラック・セント・ピーターと呼ばれていたのがジンファンデルでした。1880年代にフィロキセラのため植え替えを余儀なくされましたが、耐性のあるセント・ジョージの台木にジンファンデルや他の品種を接つ木したため、現在でもその当時の品種が少なくても16品種以上残されています。
そしてモーガンも父親と同じくオールド・ヒル・ランチからワインを造り上げました。親子2代でこの歴史的な畑の葡萄からワインを造り上げました。1880年前後に入植されたと言われるオーガニック畑(ドライ・ファーミング)からのオールド・ヒル・ランチ・ヘリテージ・レッドワインは、ジンファンデル、グルナッシュ、アリカンテ・ブーシュ、ムールヴェードル、プティ・シラー、カリニャン、シラー、タナ、トゥルソー、グラン・ノワール、レノワール、フレンチ・コロンバール、モア―ド、エトレール・ド・ラ・デュイ、ペルサンなど、そしてDNA検査をしても解らない品種も含め合計30品種以上の葡萄から造られます。天然酵母で発酵し、フレンチオークで熟成。こちらも詳しい醸造データは公開していません。プラムやブルーベリーの赤黒系果実のアロマ。杉そしてミントやアニスなどのドライハーブ。スパイスも。赤黒系果実の果実味はふくよかで凝縮感に溢れます。
ALC14,8%
輸入元定価¥13,750(税抜¥12,500)
【やはり美味いのです・・・ジンファンデルというより、1つの完成されたレッドブレンドワインと見ていただきたいワインです・・・】(2023年11月9日配信)
モーガンの父親ジョエル・ピーターソンが新たに立ち上げたワイン&ヒューチャーはこちらからどうぞ・・・
【息子(ベッドロック)に続き、父親(ワンス&ヒューチャー)のワインが到着しました・・・】(2023年1月27日配信)
オールドヒル・ランチについてはこちらからどうぞ・・・
【遂に誕生しました・・・絶対的に親子揃ってのサイドバイサイドが理想です・・・】(2020年10月15日配信)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
この時期になると、なぜかクラシカルな王道の味わいのワインが飲みたくなります(苦笑)・・・
Rochioli Estate Sauvignon Blanc Russian River Valley 2023
★ロキオリ エステート ソーヴィニヨン・ブラン ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2023 JD96 ¥8,800
これを飲まずしてルシアン・リヴァー・ヴァレーを語ることなかれ。「ロキオリ・ヴィンヤーズ」です。
ルシアン・リヴァー・ヴァレーのパイオニアであり、カリフォルニアを代表する超一流のグロワーであり、ワイン・プロデューサーであるご存じロキオリ・ヴィンヤーズ&ワイナリーです。イタリアからの移民であったロキオリ・ファミリーがルシアン・リヴァー・ヴァレーに移住し土地を購入したのが1938年。1959年に最初のワイン用葡萄(ソーヴィニヨン・ブラン)を植え、その後ピノ・ノワールの栽培を始め、限られた生産者だけに葡萄を供給しました。1968年に有名なイースト・ブロック、翌69年にウエスト・ブロックが誕生。そして1982年から自らワインを生産し始めました。現在でもロキオリ・ヴィンヤードの葡萄を使えるのは、ウイリアムズ・セリエム、ゲリー・ファレル、レイミーなどのトップ生産者だけです。
ロバート・パーカーからシャルドネとピノ・ノワールの両方で5★生産者として高い評価を得ているロキオリですが、実はこのエステート・ソーヴィニヨン・ブランも人気アイテムで、高い評価を得ています。ソーヴィニヨン・ブランの約半分は1959年に最初に植えたオリジナルのオールド・ヴァインの区画から。そして樹齢30年以上のヒルサイドの区画や特別なクローン 376 の区画から。新着の2023年は、64%オリジナルの区画、23%クローン 376 の区画、13%ヒルサイドの区画で、低温でステンレスタンクにて発酵そして熟成です。リリース後でも飲めますが、長期熟成させたくもあります。長期熟成も楽しめる、まさに質実剛健な味わいです。ジェブ・ダナックが96点という高い評価点を付けました。
ALC14,5%
輸入元定価¥9,570(税抜¥8,700)
【白も赤もどちらも素晴らしいのですが、スペシャルなあの白アイテムがまたまた入荷しました・・・】(2022年4月5日)
Chateau Montelena Chardonnay Napa Valley 2022
★シャトー・モンテレーナ シャルドネ ナパ・ヴァレー 2022 ¥16,280
ご存じ1976年パリスの審判の白部門で優勝した「シャトー・モンテレーナ」です。
1969年ジム・バレットは、その起源は1880年代に遡るというシャトーを購入しワイン造りを始めました。パリ・ブラインドテイスティングの白部門で優勝したシャトー・モンテレーナのシャルドネは1973年ヴィンテージ。2度目のリリースのシャルドネで、ナパとソノマの畑のブレンドでした。ラモネのバタール・モンラッシェ、ルフレーブのピュリニー・モンラッシェ、ドルーアンのボーヌ・クロ・デ・ムーシュ、ルーロのムルソー・シャルムを打ち破りました。このシャルドネを造り上げたのは、後にガーギッチ・ヒルズを立ち上げたご存じマイク・ガーギッチです。マイク・ガーギッチ氏は昨年享年100歳を迎えられ、元気なお姿が SNS で伝えられていましたが、昨年12月13日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈り致します。
シャトー・モンテレーナのシャルドネは現在もそのスタイルは変わりません。変えていません。ステンレスタンクで発酵。マロラクティック発酵は行わず、熟成では新樽は15%以下に抑えています。フレンチオークで熟成。なんと ALC13,8% です。綺麗な柑橘系の果実味をほどよいオークの風味が包み込みます。冷涼な気候地の葡萄を映すエレガントなスタイルに仕上がっています。少し前にご紹介した、レイミーのシャルドネがカリフォルニアのピュリニー・モンラッシェならば、このシャトー・モンテレーナのシャルドネはカリフォルニアのシャブリ・プルミエクリュという感じでしょうか。なぜかこの時期になるとクラシカル?なワインが飲みたくなります(苦笑)。
ALC13,8%
輸入元定価¥17,600(税抜¥16,000)
ブログ【ボー・バレット氏と再々会!(シャトー・モンテレーナ)】(2016年4月15日)
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。