いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。（２０２１年１１月２３日配信、１２月１６日追記）

ボジョレー・ヌーボーもひと段落したのでカリフォルニアへ戻ります（苦笑）・・・

全て稀少限定入荷品です・・・売り切れ御免です・・・

デビー・ルイスさんと・・・

ここのソーヴィニヨン・ブランはナパのトップ５の１つだと思います・・・

　Lewis Cellars Debbie’s Cuvee Sauvignon Blanc Napa Valley
★ルイス・セラーズ　デビーズ・キュヴェ　ソーヴィニヨン・ブラン　ナパ・ヴァレー　２０１９　￥９，９００　希少限定品

久しぶりのご紹介になります。ラベルには「L」のただ１文字だけ。「ルイス・セラーズ」です。

ルイス・セラーズのオーナーのランディ・ルイスはフォーミュラー３などのレーシング・ドライバーとして２３年間に亘りプロレーサーとして活躍した方です。彼はヨーロッパを転戦した時に各地で出会ったワインに魅了されました。ルイス・セラーズ設立に当たって、彼のパートナーであり妻でもあるデビー・ルイスの存在を抜きに語ることは出来ません。彼女は長きに亘りワインの流通やサンフランシスコの老舗ワインバーの経営に携わってきました。また彼女の実家はサクラメントで１００年の歴史を誇る農場を経営しており、幼い頃から果実栽培や農家としての生活に慣れ親しんでいました。彼女のアドバイスはランディの支えとなりました。

創業間もなくポール・ホッブスをワインメーカーに迎え、ルイス・セラーズは一気に頂点へと登り詰めました。２００１年のプルミエール・ナパ・ヴァレー・オークションでは並み居るカルトワインを押さえて最高落札額を記録しました。そして２０１６年にはワイン・スペクテーター年間トップ１００ワインにてナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンが栄えあるワイン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

残念ですがデビー夫人は２０１７年１月に他界されました。デビーズ・キュヴェ・ソーヴィニヨン・ブランは、ソーヴィニヨン・ブランを愛した故デビー・ルイスに捧げる特別なキュヴェです。デビー夫人が亡くなられた２０１７年に初めて醸造されました。デビーズ・キュヴェはボルドー・トップシャトーのボルドーブランのスタイルを追求していますが、セミヨンは使用せず、ソーヴィニヨン・ブランだけで造り上げています。また葡萄の力強さを最大限に引き出すため酸素との接触をほぼゼロにして醸造されました。全房プレス。フレンチオーク新樽で発酵そして熟成（１５ヶ月）。白い花、レモン、ライム、ライチのアロマ。自然の酸が溶け合い、ドライながらまろやかな旨味が感じられます。個人的にはルイスが造るソーヴィニヨン・ブランはナパのトップ５の１つだと思っております。

※２００９年１月ルイス夫妻来日。デビー夫人にもジャイアンツのジャージにサインを頂戴しました。改めて哀悼の意を表します。

１００％ソーヴィニヨン・ブラン
ＡＬＣ１４，９％
輸入元定価￥１０，４５０（税抜￥９，５００）

【今年のワイン・オブ・ザ・イヤーはこれです・・・２０１６年ワイン・スペクテーター年間トップ１００ワイン】（２０１６年１２月１５日配信）

【熱烈なコアファンを持つ「ルイス」です！最新ヴィンテージの稀少ソーヴィニヨン・ブラン他が入荷です！】（２０１４年１１月１３日配信）

良年の条件が整った年だけの生産です・・・初めてのご紹介になります・・・

　Kongsgaard Kings Farm Red Wine Napa Valley
★コングスガード　キングス・ファーム　レッドワイン　ナパ・ヴァレー　２０１８　￥１６，５００　希少限定品

マーカッシン、キスラーと共にカリフォルニア・シャルドネの３本指と言われるご存じ「コングスガード」です。

ニュートン、リビングストーン、アリエッタなどでワイン造りに携わったジョン・コングスガードはもちろんシラーやメルローやカベルネ・ソーヴィニヨンの醸造にも秀でた才能を持ちます。ニュートンではノンフィルターのワイン造りで注目を浴び、自身のシャルドネ造りのヒントを得ました。クームスヴィルの自社畑ザ・ジャッジ・ヴィンヤード（１９７５年入植）の他に、ジョン・コングスガードは２００４年にアトラス・ピークに６０ｈａの土地を購入しました。標高７６０ｍの２ｈａの畑に２００８年と０９年に植樹。現在シャルドネ、ヴィオニエ、ルーサンヌ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。この自社畑から造られるトップキュヴェのカベルネ・ソーヴィニヨンは僅か２００ケースです。（自社畑からのトップキュヴェのカベルネ・ソーヴィニヨンは２００９年からで、日本市場で約４万円です。こちらも日本入荷は極々少量です。）

キングスファームはメーリングリストの顧客のみにリリースされていたコングスガードのセカンド・セレクションです。コングスガード家はノルウェーからの移民です。エチケットは、ノルウェー東部の渓谷ハリンダルにある木造のトルポ・スターヴ教会内の壁に１２２５年に描かれた「王が騎乗する姿（壁画）」がモチーフになっています（キングスファーム＝王の土地/農場）。このキングスファーム・レッドワインはアトラス・ピークの自社畑及び近隣の契約農家の畑から。トップキュヴェと全く同じ醸造で造られます（最後の樽セレクションでコングスガードにならなかったものも使用）。ヴィンテージによって造らない年もあります。カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、ヴィンテージによりシラーやカベルネ・フランがブレンドされます（セパージュは未公開）。トップキュヴェのカベルネ・ソーヴィニヨン同様パワフルではありますが、決して甘々にだれない、しっかりとした酒質を持つカベルネ・ソーヴィニヨンです。数年前から日本入荷しておりましたが、極々少量で、この度やっと当店でもご紹介できることになりました。

カベルネ・ソーヴィニヨン主体
輸入元定価￥１７，６００（税抜￥１６，０００）

こちらもどうぞ・・・

　Kongsgaard Chardonnay Napa Valley
★コングスガード　シャルドネ　ナパ・ヴァレー　２０１９　￥１９，２５０　新ヴィンテージ　最後の１本

２０１３年ザ・ジャッジ・シャルドネでコングスガード初のパーカー１００点を獲得した「コングスガード」です。

ナパ・ヴァレー・シャルドネは、カーネロスのグランクリュ畑の、ハドソン・ヴィンヤードとハイド・ヴィンヤードのブレンドです（通常ハドソンが2/3、ハイドが1/3）。天然酵母のみで、区画毎に樽発酵。非常に涼しいセラーでは、発酵が止まってしまうこともあるが、無理をさせずゆっくりと発酵を待ちます（１年かかることもあるとか）。SO2 は極力使わない。１年目は１年使いの樽を使い、２年目は２年使いの樽に移す。ノンフィルター。人工的な清澄は行わず瓶詰め。祖先の国ノルウェーの神話をモチーフにしたラベルです。まだ２０１９年の評価は出ておりませんが、２０１８年（WA93-95）に続き素晴らしい優雅な出来栄えになったようです。

【稀少限定入荷品です・・・ということで売り切れ御免です・・・】（６月１１日配信）

【カリフォルニア・シャルドネ３本指と言われるご存じコングスガードです・・・】（２０２０年７月１６日配信）

通常のアイテムではありません・・・特別に造られたワインです・・・

　By Amuse Bouche “LeRoy Neiman” Red Wine Napa Valley
★バイ・アミューズ・ブーシュ　”リロイ・ニーマン”　レッドワイン　ナパ・ヴァレー　２０１９　￥２９，７００　希少限定品

ムートンのように毎年変わるエチケットにコレクターが殺到する「アミューズ・ブーシュ」が造った限定ワインです。

パーカー１００点を獲得したスクリーミング・イーグルやダラ・ヴァレ・マヤを生み出した“ナパ・ヴァレーの女神”と称されるハイジ・バレットと、レストラン事業展開会社のオーナーのジョン・シュワルツのジョイント・ヴェンチャーとして誕生した「アミューズ・ブーシュ」です。カリフォルニアでは珍しいメルローとカベルネ・フランからなるポムロール・スタイルのワインは、ポムロールの巨頭シャトー・ペトリュスやシャトー・ルパンをライバルと見なし、品質へのあくなき追求を続けています。２００２年の初プロデュース以来、ラベルの美しさとハイジが造り出すエレガントな味わいはアートコレクターにとっても垂涎のワインになりました。

このワインはアメリカの印象派リロイ・ニーマンの生誕１００年を記念して、アミューズ・ブーシュ・ワイナリーと財団法人リロイ・ニーマンが一緒に造り上げたワインです。アミューズ・ブーシュの２００７年（当店でも販売で完売）と２０１３年ヴィンテージにも作品を提供した２０世紀現代アートのアイコンであるリロイ・ニーマン（１９２１年～２０１２年）。アメリカの印象派と称され、彼の作品はスミソニアン協会の博物館をはじめ多くの美術館に所蔵されています。エチケットは「シナトラの歌に合わせて踊る」と題された版画で、２０世紀アメリカを代表するエンターテイナーのフランク・シナトラとの生涯にわたる友情を称えたものです。限定ワインのエチケットになったこの版画は初出で過去に市場に出ていないオリジナル版画です。

葡萄は、Au Sommet オー・ソメ（アトラス・ピーク）、Amuse Bouche アミューズ・ブーシェ（セントヘレナ東斜面）、La Sirena ラ・シレナ（カリストガ）から。６３，８％カベルネ・ソーヴィニヨン、１５，６％シラー、１０，１％プティ・シラー、８，４％プティ・ヴェルド、２，１％カベルネ・フランです。アミューズ・ブ―シュのいつものセパージュ（メルロー主体）とは違う、カベルネ・ソーヴィニヨン主体のセパージュで造り上げた限定ワインです。ハイジ・バレットが携わるブランドのナパの３つの偉大な畑のブレンド。これ見逃すことはできませんよね。深みのある味わいながらエレガントさを持ち合わせるのはハイジ・バレットならでは。（アミューズ・ブ―シュの２０１９年は通常セパージュで存在します。）

カベルネ・ソーヴィニヨン主体
ＡＬＣ１４，６％
輸入元定価￥３３，０００（税抜￥３０，０００）

【ＷＡ高得点です！久しぶりにあの美味なるエステートのカベルネが入荷しました！】（２０１５年２月３日配信）

【恒例の年末スペシャルです！】（２０１４年１２月１８日配信）

待ってました・・・遂に日本入荷しました・・・

　Boars’ View The Coast Chardonnay Sonoma Coast
★ボアズ・ヴュー　ザ・コースト　シャルドネ　ソノマ・コースト　２０１８　￥３６，３００　ＪＤ９５　希少限定品

あのマーカッシン・ヴィンヤードを見下ろす畑から。「ボアズ（猪）・ヴュー」です。

パーカー１００点連発のご存じ「シュレイダー・セラーズ」のソノマ・コースト・プロジェクトの第２弾としてスタートした「ボアズ・ヴュー」です（第１弾は「アストン」というピノ・ノワールです）。フレッド・シュレイダーは２００７年にソノマ・コースト北端（フォート・ロス・シーヴュー）に１６ｈａの畑を購入。北西にはハ―シュ・ヴィンヤード、南西にはフラワーズのキャンプ・ミーティング・リッジ、ピーター・マイケルのシーヴュー・ヴィンヤード、そしてマルティネリのスリー・シスターズとブルー・スライド・リッジの畑が。ボアズ・ヴュー・ヴィンヤードはあのマーカッシン・ヴィンヤードを上から望むような位置にあります。ボアズ・ヴューのピノ・ノワールは２０１２年ヴィンテージで公式デビュー（２０１１年も生産していますが）。ヴィンヤード・マネージャーはソノマ・コーストを知り尽くす故ユリウス・ヴァルデス（２０１８年に他界。オベールが造る UV、UV-SL はユリウスの畑です。）で、ワインメーカーはシュレイダーでパーカー１００点を連発させた世界最高峰のカベルネ・プロデューサーのトーマス・ブラウンです。

そのボアズ・ヴューからシャルドネが遂に日本入荷しました。初リリースはピノ・ノワールと同じく２０１２年ヴィンテージです。クローンは Wente ウェンテ。天然酵母使用。フランソワ・フレール（１００％新樽）で発酵そして熟成（１６ヶ月）。人工的な清澄はなし。ノンフィルター。重厚な果実味のビッグなワインですが、酸やミネラル感がバランスを整えています。そして今時珍しいどでかい重いボトルです（苦笑）。ジェブ・ダナックが９５点を付けました。「新樽のニュアンスが上手く溶け込んだ“ビッグワイン“。長い瓶熟成が楽しみ。（ジェブ・ダナック）」

※ピノ・ノワールもぐんとお安くなり、現在シャルドネと同じ価格になっています。やはりピノ・ノワールも稀少限定入荷です。

１００％シャルドネ（ウェンテクローン）
ＡＬＣ１４，５％
輸入元定価￥３８，５００（税抜￥３５，０００）

こちらもどうぞ・・・

　Rivers-Marie Cabernet Sauvignon Napa Valley
★リヴァース・マリー　カベルネ・ソーヴィニヨン　ナパ・ヴァレー　２０１８　￥１２，１００　新ヴィンテージ

トーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造るのが「リヴァース・マリー」です。

リヴァース・マリーはトゥルー・ソノマ（真のソノマ）の１つであるオキシデンタル地区のシャルドネとピノ・ノワールに特化したブランドです。またナパ・ヴァレーからはお得意のカベルネ・ソーヴィニヨンを造り出しています。２０１８年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーの３つの畑から。先ずはなんとあの著名なハーブ・ラムです。アン・コルギンが見つけたその畑からヘレン・ターリー（その後マーク・オベール）が造り上げたカルトワインのコルギン。ハーブ・ラムのオーナーが引退したためトーマス・ブラウンが単独リース契約を結びました。この畑の葡萄が加わったことで品質が格段にアップしました。そしてトーマス・ブラウンが好むパネク（セントヘレナ）とロア（オークヴィル）の葡萄です。１００％カベルネ・ソーヴィニヨンで、フレンチオーク（５０％新樽）にて１５ヶ月熟成。シュレイダーは日本市場で約８万円。トーマス・ブラウンが造るカベルネ・ソーヴィニヨンが安価で入手できるリヴァース・マリーはマストバイのワインだと思います。お見逃しなく。

【ここの畑を見てみたいです・・・久しぶりにワクワクさせられるワインです・・・】（２０１５年６月９日配信）

【カルトのシュレイダーは６万円以上ですが、こちらはなんと１万円そこそこです・・・】（２０１６年１２月８日配信）

【稀少限定入荷品です・・・ということで売り切れ御免です・・・】（６月１１日配信）

超久しぶりのご紹介です・・・新スタイルで再登場です・・・（１２月１６日追記）

　CIRQ Pinot Noir Russian River Valley
★サーク　ピノ・ノワール　ルシアン・リヴァー・ヴァレー　２０１８　￥３３，０００　ＪＤ９７　ＷＡ９４＋　ＷＳ９３　新ヴィンテージ　数量限定品　

２０１１年ヴィンテージでスタートした「サーク」です。新スタイルで再登場です。

カルト・ピノ・ノワールとしてスタートから注目されたご存じ「コスタ・ブラウン」。ダン・コスタとマイケル・ブラウンが僅か０，５トンのピノ・ノワールからスタートしたガレージ・ワイナリーでした。２０１１年にはワイン・スペクテーター誌の年間トップ１００ワインにて栄えあるワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得しました（２００９年ソノマ・コースト・ピノ・ノワール）。

多くの名誉と賞賛を受けたコスタ・ブラウンですが、マイケル・ブラウンは “自社畑から世界最高クラスのワインを造る” という長年の夢を叶えるためにコスタ・ブラウンの権利を売却し、他のパートナーと共に自社畑を購入し、「サーク CIRQ 」を立ち上げました。印象的なエチケットで、表ラベルの文字は昔の土地権利書の手書きをフォント化して使用し、裏ラベルはサーカスのチケットを模しています（マイケルは子供時代にサーカス団に参加していたことから）。２つの異なる地質の自社畑、トゥリーハウス・ヴィンヤード Treehouse Vineyard と、ブートレッカーズ・ヒル・ヴィンヤード Bootlegger’s Hill Vineyard から印象的なピノ・ノワールを造り上げました。初ヴィンテージの２０１１年は僅か１５０ケースほどでした。

マイケル・ブラウンは２０１７年に自社畑にこだわらず、愛するルシアン・リヴァー・ヴァレーの最高の畑そして区画から葡萄を調達し、最高のキュヴェをブレンドした、１つの最高のワインをサークとして造り上げました。葡萄は、トゥリーハウス・ヴィンヤード、ブートレッカー・ヒルズ・ヴィンヤードを含む厳選された畑から。区画ごとに収穫そして醸造。そのピノ・ノワールはワイン・アドヴォケイト誌で９３点を獲得しました。そしてマイケル・ブラウンは２０１８年に完全独立。サークの新しい旅立ちが始まりました。２０１８年ルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは新生サークのファースト・ヴィンテージと言えます。クローンは、667、777、23、32、Mt Eden、Pommard 4 です。約１０％を全房発酵。フレンチオーク（４７％新樽）にて１４ヶ月熟成で、うち１０％はコンクリートエッグで熟成。この２０１８年にジェブ・ダナックが９７点、ワイン・アドヴォケイト誌が９４＋点、ワイン・スペクテーター誌が９３点を付けています。

１００％ピノ・ノワール
ＡＬＣ１４，６％
輸入元定価￥３５，２００（税抜￥３２，０００）

【ここの畑を見てみたいです・・・久しぶりにワクワクさせられるワインです・・・】（２０１５年６月９日配信）

こちらもどうぞ・・・ルシアン・リヴァー・ヴァレーの美味なピノ・ノワールです・・・

【ピノ・ノワール・ファンが喜ぶピノ・ノワールです・・・なぜかご紹介のヴィンテージは特別価格なのです・・・】（１１月２日配信）

 

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この内容は、アドレスを頂戴した方にＨＰ公開前にメールでお送りしています。ゆえにＨＰ公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ！カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。