ピノ造りの名手エド・カーツマンのプライベート・ブランド「サンドラー」からシャルドネが日本初入荷です・・・

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2019年4月16日配信

この人が造るピノ・ノワールは間違いなく美味しいです・・・

いやいやピノ・ノワールだけでなく何を造っても美味しいです・・・ということで・・・

《 SANDLER WINES サンドラー 》

ピノ・ノワールの造り手として今最も注目されているのがエド・カーツマンです。

エド・カーツマンはアメリカ東部出身。マサチューセッツ州のワインショップで販売員をしていました。その後カリフォルニアに移住しましたが、カリフォルニアでもワインの販売を続けました。「売るよりも造りたい」という思いに駆られ、フレスノ大学で醸造を学びました。在学中にモントレーの老舗「シャローン」で働きだし、彼の才能は一気に開花しました。

エド・カーツマンの経歴はワイナリー名を見れば納得です。プレミアムワインの先駆者「シャローン」を経て、「テスタロッサ」ではワインメーカーとしてその実力を発揮し、多くの名誉に輝きました。その後も「フリーマン」「フォート・ロス」「オーガスト・ウエスト」に携わり、さらにはあのピゾーニ・エステートと並び賞される「ロアー」のワインメーカーをシドゥーリのアダム・リーから受け継ぎました。

エド・カーツマンはワイン評論家やワイン愛好家のエンドユーザーから絶大な人気と評価を受けているワインメーカーです。ロバート・パーカーのウェブサイトにある掲示板 Mark Squire’s Bulletin Boad で2008年に行われた「Best Current Pinot Noir Winemaker in CA?」と題した投票では、カルト請負人のマーク・オベール(2位)、ブルゴーニュ初エノロジストのテッド・レモン(3位)、ルシアン・リヴァー・ヴァレーの大御所のトム・ロキオリ、数々のカルトワインを生み出したヘレン・ターリーに大きく差をつけて見事第1位に選ばれました。今カリフォルニアで最も注目を集めるピノ・ノワール造りに秀でたワインメーカーです。

そのピノ造りの名手エド・カーツマンのプライベート・ブランドが「サンドラー」です。日本入荷はピノ・ノワールだけでしたが、この度シャルドネが正規入荷となりました。

 Sandler Heintz Ranch Chardonnay Russian River Valley
★サンドラー ハインツ・ランチ シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥7,020

エド・カーツマンのミドルネーム“サンドラー”の名を付けたプライベート・ブランドの「サンドラー」です。

サンドラーの日本入荷はピノ・ノワールだけでしたが、この度シャルドネが正規入荷となりました。

葡萄はルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑ハインツ・ランチから。ソノマのトップ・グロワーであるチャールズ・ハインツがオクシデンタル地区に所有する畑です。チャールズの祖父がこの地を開墾し、果物を育てました。1982年にチャールズが葡萄栽培を始めました。海から比較的近いため寒流の影響を受け、日中は温かいですが夜は涼しくなります。リトライ、ウイリアムズ・セリエム、フラワーズなどのトップ生産者に供給されています。エド・カーツマンはフリーマンでワインメーカーを務めていましたが、フリーマンでハインツの葡萄を使用していたためこの畑の葡萄には精通していました。

ハインツ・ランチ・シャルドネは2014年からの生産で、このヴィンテージで3度目のリリースとなります。クローンは Davis 4 です。ニュートラルのフレンチオークにて17ヶ月熟成。シトラス、ドライハーブのアロマ。そしては柑橘系果実のアロマ。僅かにオークに由来するバニラの風味も。凝縮した柑橘系果実はタイトでシャープな味わい。果実味とオークの風味が見事に溶け合い、エレガントなスタイルに仕上がりました。心地良い酸が全体をまとめます。ふくよかな味わいですが、いわゆるパワーを感じるような重みはありません。ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしい上品さを感じます。

The 2016 Heintz Ranch Chardonnay, Cuvee Ma Belle, is Sandler’s third release from this famed site in the Russian River Valley. Planted in 1982 to clone 4. Charlie Heintz has transformed his family’s land into one of the most ynique Chardonnay vineyards in California. Each year, Heintz produces fruit with incredible depth and acidity that ages several years in bottle. The 2016 should sit a year or two, and will show well between 2019 and 2014. – Ed Kurtzman –

ALC13,9%
輸入元定価¥7,560(税抜¥7,000)

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ピノ・ノワールはご紹介済みの2015年です・・・

 Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2015 ¥7,020

エド・カーツマンのミドルネーム“サンドラー”の名を付けたプライベート・ブランドの「サンドラー」です。

葡萄はルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑キーファー・ランチから。キーファー・ランチはサブ・アぺレーションの Green Valley of Russian River Valley に位置します。ルシアン・リヴァー・ヴァレーで一番涼しく、霧の多い場所と言われています。キーファー・ランチの葡萄は、コスタ・ブラウン、シドゥーリ、ローリング、フェイラ、フリーマンなどのトップ・ワイナリーのみに供給されています。オーナーは Marcy Keefer さん(残念ながら2017年秋にお亡くなりになりました・・・)。マーシーさんは、出来上がったワインが満足できるものでなければ葡萄の供給を止めるという厳しさをお持ちだったようです。そんなマーシーさんがお気に入りだったワインメーカーがエド・カーツマンでした。

キーファー・ランチ・ピノ・ノワールは、UCD23 あるいは Mariafild と呼ばれるスイス起源の単一クローンのピノ・ノワールです。100%徐梗。ニュートラルのフレンチオークにて11ヶ月熟成。艶のある濃厚なルビー色。バラの花びらや赤黒系果実の華やかな香り。このアロマからもう素晴らしいワインの味わいが想像できるような香りです。濃縮した果実味を綺麗な酸がまとめ上げています。心地良い思いに浸れるピノ・ノワールです。ブルゴーニュ・ファンをも唸らせるピノ・ノワールです。ご紹介の2015年はかつてないリッチさと深みを持つ仕上がりになりました。

The 2015 Keefer Ranch Pinot Noir is not the typical Keefer for Sandler. In most vintage, Keefer is among the more delicate wines of Sandler line up, always with intriguing aromas and high acidity. The aromas and acid are still there in 2015, but there’s an added richness and depth to this Keefer we’re never seen before. Expect the ’15 Keefer to evolve more slowly than usual. Give it a few years in the cellar before it opens up fully, probably from 2018 through 2026. – Ed Kurtzman –

ALC14,5%
輸入元定価¥7,560(税抜¥7,000)

【この人が造るピノ・ノワールは間違いなく美味しいです・・・】(2018年11月8日配信)

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こちらもどうぞ・・・エド・カーツマンがワインメーカーを務めたフリーマンです・・・

 Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥7,776 残少
 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast

★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2015 ¥11,772 数量限定品 残少

カリフォルニア唯一の日本人女性ワインメーカーであるアキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。

2016年ルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは、フリーマンの自社畑Gloria Estateグロリア・エステート・ヴィンヤードがこのワインのブレンドの大きな部分を占めます。そして、フリーマンのフラッグシップワインのアキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールです。2015年アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールは、数年続いた旱魃の影響と、全体的に涼しかった開花時期の気候のため、ここ数年で最も少ない収量となりました。しかし選ばれた畑の葡萄のクオリティはとても高く、出来上がったアキコズ・キュヴェはクオリティの高いヴィンテージになりました。

【ご存じカリフォルニア唯一の日本人女性醸造家アキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です・・・】(2018年11月15日配信)

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