いつもお世話になります。
例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません（２００９年６月２５日配信）。

カリフォルニアのバック・ヴィンテージはなかなか出て来ないものです・・・

ワイナリーの貴重なバック・ヴィンテージを少しわけていただきました。もちろん、あのワイナリーのものです（喜）！

《　ＦＲＯＧ’Ｓ　ＬＥＡＰ　フロッグス・リープ　》

４月の初めにフロッグス・リープのゼネラル・マネージャー（副社長）、ジョーナ・ビアー氏が来日され、輸入元主催によるテイスティング・セミナーが行なわれたことはお話したと思います。

ジョーナ・ビアー氏 サンフランシスコ・ジャイアンツ背番号００　ジョン・ウイリアムズ ００の右がジョーナさんのサインです！

テイスティング・セミナーでは現行ヴィンテージの他に、１９８７年ジンファンデル、１９９０年メルロー、１９９１年カベルネ・ソーヴィニヨンが供され、フロッグス・リープのオールド・ヴィンテージを体験することができました。

１９８７年ジンファンデルはアーシーな香りを持ち、まるでボルドーのオールド・ヴィンテージのような風合いを見せました。１９９０年メルローは芳醇なドライチェリーやプラムの香りを持ち、ややスレンダーながら非常に心地良いタンニンを持っていました。１９９１年カベルネ・ソーヴィニヨンはリッチながらソフトな口当りで、まだまだ元気な姿を見せていました。参加したメンバー全員から歓声があがるほど素晴らしい味わいでした。

今回ワイナリーからわけていただいたワインはこちらです・・・

Frog’s Leap Zinfandel Napa 2001
★フロッグス・リープ　ジンファンデル　ナパ　２００１　￥５，７７５

このセミナーである資料を頂戴しました。それは２００９年２月ロンドンで行なわれたワイン・ディナーでのスティーブン・スパリエ氏のテスティング・ノートです。

スティーブン・スパリエ氏はパリ・アカデミー・デュ・ヴァンの創設者であり、カリフォルニアワインを世界に知らしめた１９７６年パリ・ブラインド・テイスティングの主催者です。

このディナーでは、ジョン・ウイリアムズ氏とジョーナ・ビアー氏のホストにより、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ジンファンデル、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンがサーブされました。

以下ジンファンデルに対するスティーブン・スパリエ氏のコメントです・・・

（１９８７年より５年おきにヴィンテージを選定）

フロッグス・リープ・ジンファンデルはカリニャン、プティ・シラー、のフィールド・ブレンド。他のナパ産の競合と比べてアルコール度数はかなり低い。

１９８７　：　１７pt
いまだに美しい色調。すばらしい芳香、立ち上がる果実味は少し色あせてきているものの透明感とバランスは保っている。

１９９２　：　１６，５pt
若々しい色調。濃厚で締まったジンファンデル。余韻に残る甘味がジンファンデルと気づかせるが、典型的なジンファンデルではない。果実味は落ち着いている。

１９９７　：　１７，５pt
若々しい色調。ほどよいグリップと野性的な飲み応えと上質な内に秘めた甘味が、わずかに北ローヌ・スタイルを思わせる。非常に良いワイン。現代的すぎない素晴らしいカリフォルニアワイン。

２００２　：　１６，５－１７，５pt
美しい深い色調。スムースで熟したプラム、ポートワインに似た印象。

２００７　：　１６，５pt
濃紫の色調。新鮮なジンファンデルのまさに特徴であるフルボディとスパイシーさを持っているが、まだ青味があるので、熟成が必要。

フロッグス・リープはラザフォード地区に位置します。ラザフォードと言えば、もちろんカベルネ・ソーヴィニヨンのメッカであり、フロッグス・リープのカベルネ・ソーヴィニヨンももちろん素晴らしいのですが・・・

フロッグス・リープのジンファンデルは本当に美味しいと思います！「チャーミング」という言葉がピッタリなんです！

甘味のある濃縮した果実味をキュッと引き締める酸はフロッグス・リープならではのもの。お肉との相性はもちろんです。焼肉カルビ（たれ）なんか最高でしょうね（涎）。また和食との相性も抜群です。秋刀魚の塩焼き、鰤の照り焼き、鶏肉の和風ズッパ、豚肉しょうが焼き、ラムチョップ香草焼・・・なんていかがでしょう（また涎）・・・

今飲んでもOK！さらに熟成させるのもOK！です。

ジンファンデルは１９８３年から生産されています。２００６年からラベルが少しイメチェンしました。私にとっては古いラベルのほうが見慣れて良い感じですが・・・私も個人的に購入する予定です（笑）。

ALC１４，０％　輸入元定価￥６，８２５

現行ヴィンテージはこちらです・・・

Frog’s Leap Zinfandel Napa 2006
★フロッグス・リープ　ジンファンデル　ナパ　２００６　￥４，７２５

ワイルドチェリー、ドライ・ハーブ、スパイスの香り。このＺIＮにはチャーミングという言葉が似合うんです！ただ甘いだけのそのへんのちゃちなＺＩＮとは違います！

ワイン＆スピリッツ誌にて９３ポイント獲得！

８７％ジンファンデル、１０％プティ・シラー、３％カリニャン
アメリカンオークで１２ヶ月熟成
ＡＬＣ１３，５％　生産量１１２５０ケース
輸入元定価￥５，６７０

その他有機栽培の葡萄を天然酵母で発酵させた、フロッグス・リープのエレガントで美味しいワインはこちらからどうぞ・・・

上記ページの↓こちらは売り切れました。ありがとうございました。

Aardvark Pinot Noir Carneros
★アードヴァーク　ピノ・ノワール　カーネロス　２００７　￥４，２００　売切れました・・・

「フロッグス･リープ」 ナパ･ヴァレー、ラザフォード地区

金額は全て税込価格です。
クール代は送料とは別途ご請求になります。

先日もお話しましたが・・・

日本では２００５年３月に公開された「SIDEWAYS サイドウェイ」という映画を憶えていらっしゃいますでしょうか（DVDも出ています）・・・

ワインオタクの中年男が親友（悪友？）とサンタ・バーバラのワイナリーをまわるというストーリーでした。実在のワイナリーがたくさん出てきました。

その日本版が今秋公開されます。鈴木京香、菊池凛子、小日向文世、生瀬勝久が出演。タイトルはまだ未定（サイドウェイズ？）のようです。

そして、今回その舞台となるのが「ナパ・ヴァレー」です（ひとり興奮）！しかも撮影の半分近くが当店おすすめの「フロッグス・リープ」で行なわれたとのことです（さらに興奮）。ワイナリーの屋根の上のあの「風見蛙」もきっと出てくることでしょうね（笑）・・・

そして、５月２１日発売の週刊モーニング「神の雫」には「フロッグス・リープ」のお話が出たこともお話したと思います。カリフォルニア・ワインがイラスト入りでこのように取り扱われたのは初めてのことだとか。

ミスター・ジョン･ウイリアムズ

この内容は、アドレスを頂戴した方にＨＰ公開前にメールでお送りしています。
ゆえにＨＰ公開時にはすでに売切れのワインもございます。