シャルドネは2023年7月にご紹介済みです・・・満を持してピノ・ノワールがリリースされました・・・シャローン・ヴィンヤード

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2025年4月8日配信

シャルドネは2023年7月にご紹介済みです・・・

満を持してピノ・ノワールがリリースされました・・・

《 CHALONE VINEYARD シャローン・ヴィンヤード 》

あの伝説の1976年パリ・テイスティング(パリスの審判)のメンバーの一員だった「シャローン・ヴィンヤード」です。

ちなみに白部門(シャルドネ)の1位はシャトー・モンテレーナの1973年シャルドネ、2位はドメーヌ・ルーロの1974年ムルソー・シャルム、3位はシャローン1974年シャルドネ、4位はスプリング・マウンテンの1973年シャルドネ、5位はジョセフ・ドルーアンの1973年ボーヌ・クロ・デ・ムーシュでした。

シャローン4

この地に最初に葡萄が植樹されたのは1919年。その歴史は19世紀終盤に遡るワイナリーですが、1965年に銀行員でそして音楽家でありワイン愛好家であったディック・グラフがワイナリーの所有権を手に入れ、自らワインを造り始めたのが現シャローン・ヴィンヤードの始まりです。初ヴィンテージは1969年です。(前所有者により1960年にシャローン・ヴィンヤードの名前とブランドは確立しました。その後ディック・グラフはアケイシア、エドナ・ヴァレーを傘下に入れ、シャローン・ワイン・グループを確立しましたが、1989年にシャトー・ラフィットを擁するドメーヌ・バロン・ロートシルトと提携しました。)

シャローン・ヴィンヤードは、ピューリッツァー賞を受賞したアメリカを代表する作家ジョン・スタインベックの名作「怒りの葡萄」の舞台となったモントレー・カウンティのサリナス・ヴァレーを見下ろすガヴィラン山脈の山腹に位置します。ラベルに描かれた黒いシルエットはワイナリーから望むピナクル山地の山並です。シャローンの名前はこの地で勢力を誇っていたインディアンの部族名に由来します。シャローンは独自の AVA であるシャローンを有します。

長い歴史を持つシャローンはカリフォルニアでは珍しい石灰岩土壌のエステートからシャルドネとピノ・ノワールを造り出してきました。また少量のシュナン・ブラン、ピノ・ブラン、シラーなども造り出してきました。特にシャルドネは多くのカリフォルニア・シャルドネのベンチマークとして君臨してきました。2016年にシャローンはフォーリー・ファミリー・ワインズの傘下に入り、モントレーのトップ・ワイナリーであるモーガン・ワイナリーで数々の賞を獲得した著名なワインメーカーのジアンニ・アバーテを新ワインメーカーに迎い入れました。また長きに亘りシャローンでアシスタント・ワインメーカーを務めた、シャローンを知り尽くすマイケル・ミシャードがコンサルタント・ワインメーカーとして再度醸造チームに復活し、新たなシャローンのワイン造りをスタートさせました。

(余談ですが、シャローンAVA の北に位置するのがカレラがあるマウント・ハーランAVA です。カレラのジョシュ・ジェンセンは自分の畑に植えた葡萄ピノ・ノワールが成長するまで、ガヴィラン山脈を挟んで反対側に位置するシャローンのワイナリーを借りてワイン造りを始めました。ちなみにその時に造ったワインはピノ・ノワールではなく、買い付けしたジンファンデルでした。カレラ最初のワインはジンファンデルで、1985年まで11年間生産されました。ジェンセン・ヴィンヤードの入植は1975年です。)

ラベルに描かれた
ピナクル山脈
シャローン5

2021年エステート・グロウン・ピノ・ノワールが入荷しました。同ヴィンテージの2021年エステート・グロウン・シャルドネは2023年7月にご紹介済みです。輸入元倉庫でゆっくりと寝かされていたピノ・ノワールが満を持してリリースとなりました。

 Chalone Vineyard Estate Grown Pinot Noir Chalone Monterey County 2021
★シャローン エステート・グロウン ピノ・ノワール シャローン モントレー・カウンティ 2021 ¥6,930
 Chalone Vineyard Estate Grown Chardonnay Chalone Monterey County 2021
★シャローン エステート・グロウン シャルドネ シャローン モントレー・カウンティ 2021 ¥6,930 2023年7月に紹介済み

あの伝説の1976年パリ・テイスティング(パリスの審判)のメンバーの一員だった「シャローン・ヴィンヤード」です。

2021年エステート・グロウン・ピノ・ノワールが満を持してリリースとなりました。2021年は暑い日も少なく、雨が降ることもなく、冷涼な生育期間が続きました。ゆえに葡萄に適度なストレスがかかり、酸は例年より低めで、熟した葡萄となりました。収穫は8月の終わりに始まり10月の初めに終了しました。収量は少なめですが、熟した凝縮感を持つ葡萄となりました。クローンは、667、777、113、114、115、ポマール、スワン、そしてマクウッドです。1972年から使用している伝統的な旧世界のクローンであるマクウッド・クローンはワインに土っぽさとエレガントなストラクチャーを与えています。

2021年エステート・グロウン・ピノ・ノワールは、100%フレンチオーク(35%新樽)にて9ヶ月熟成です。摘みたてのフレッシュなチェリーのアロマ。微かにシナモンやナツメグなどのスパイスのニュアンス。オークに由来するバニラの風味も。ラズベリーやプラムの赤いフルーツのフレーバーを伴う、濃縮した心地良い果実味です。心地良い酸とミネラル感が果実味にふくらみを持たせます。心地良い余韻へと続きます。バランスの取れた、美味なピノ・ノワールだと思います。価格も素晴らしいですしね(苦笑)。

100%ピノ・ノワール
生産量3、112ケース
ALC14,8%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)

シャローン3

2021年エステート・グロウン・シャルドネは、1971年から73年に植えたシャローンの最も良い畑の葡萄を主体に、シャローンの低地のブロックにある1946年に植えられたシャルドネを1985年にリチャード・ボアが接ぎ木した葡萄をブレンドしています。なかでも1972年に植えられたマックウッド・ヴィンヤードのヘリテージセレクションの葡萄は独特の凝縮感と骨格を持ち、その濃厚な味わいは長期熟成が期待されます。最終的にブレンドされた葡萄のクローンは、76、95、マウント・エデン、そしてシャローン・クローンです。100%フレンチオーク(40%新樽)にて12ヶ月熟成。心地良いオークの風味を感じながら、綺麗な柑橘系果実の味わいを十分に楽しめます。

このシャルドネは2023年7月にご紹介しております。詳しくは下記 URL からご覧ください。

100%シャルドネ
生産量2,942ケース
ALC14,8%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)

シャローン2

2021年エステート・グロウン・シャルドネはこちらからどうぞ・・・

【蒸し暑い日が続きますね・・・ということで白ワインがとても美味しく感じられます・・・】(2023年7月11日配信)

【1位はご存じモンテレーナ!そして3位はシャローン!パリスの審判40周年記念ラベルのシャローン・シャルドネです!】(2017年12月14日配信)

シャローン1

シャローンで修行したエドさんです・・・

 August West Pinot Noir Russian River Valley 2023
★オーガスト・ウエスト ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2023 ¥7,920 新ヴィンテージ 値上げ(涙)
 August West Pinot Noir Russian River Valley 2021
★オーガスト・ウエスト ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥7,040 残少

 Sandler Cuvee Marcy Pinot Noir Russian River Valley 2020
★サンドラー キュヴェ・マーシー ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2020 ¥9,240 残少

ピノ・ノワール造りのスペシャリストとして知られるエド・カーツマンです。

エド・カーツマンは、パリスの審判でも高い評価を得た、プレミアムワインの先駆者である「シャローン」を経て、「テスタロッサ」ではワインメーカーとしてその実力を発揮し、多くの名誉に輝きました。その後も「フリーマン」「フォート・ロス」「オーガスト・ウエスト」に携わり、さらにはあのピゾーニ・ワイナリーと並び賞される「ロアー・ワインズ」のワインメーカーをシドゥーリのアダム・リーから受け継ぎました。ロバート・パーカーのウェブサイトにある掲示板 Mark Squire’s Bulletin Boad で2008年に行われた「Best Current Pinot Noir Winemaker in CA?」と題した投票では、カルト請負人のマーク・オベール(2位)、ブルゴーニュ初のエノロジストのテッド・レモン(3位)、ルシアン・リヴァー・ヴァレーの大御所のトム・ロキオリ、数々のカルトワインを生み出したヘレン・ターリーに大きく差をつけて見事第1位に選ばれました。カリフォルニアで最も注目を集める、特にピノ・ノワール造りに秀でたワインメーカーです。

ゲーリー・フランシオーニ、ハワード・グラハム、エド・カーツマンのパートナーシップにより2002年にスタートした「オーガスト・ウエスト」です。

ゲーリー・フランシオーニはサンタ・ルシア・ハイランズのロアーのオーナー。ハワード・グラハムはルシアン・リヴァー・ヴァレーの一等地で葡萄葡萄を行うグロワー。そしてピノ・ノワール造りのスペシャリストとして知られるエド・カーツマンの3人によるコラボです。エド・カーツマンがワインメーカーを務めます。

オーガスト・ウエストルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは、AVA ルシアン・リヴァー・ヴァレーですが、ハワード・グラハムのグラハム・ファミリー・ヴィンヤードが主体になります。新着の2023年ヴィンテージは、85%グラハム・ファミリー・ヴィンヤード、15%モリス・ランチです。2023年は例年より2週間遅い収穫となりました。2023年は寒くて雨の多い冬だったため、育成は非常に遅いスタートとなり、さらに春と夏の天候は平均的、つまり涼しく霧が多かったため葡萄はなかなか完熟しませんでした。過去ルシアン・リヴァー・ヴァレーの収穫が最も遅かったのが2012年の10月5日でした。グラハムとモリスの前半は10月13日に収穫され、グラハムの後半は10月19日に収穫されました。2023年ルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは、100%徐梗で発酵し、フレンチオーク(20%新樽)で10ヶ月熟成です。野生のベリー系果実のアロマ。ほのかなミント。アーシーな風味もあり。ふくよかなテクスチャーと心地良いタンニン。ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしい旨味のある味わいです。残念ですがまたまた値上がりです(涙)。

ALC14,4%
輸入元定価¥8,690(税抜¥7,900)

オーガスト・ウエスト

エド・カーツマンのミドルネームである “サンドラー” から命名された「サンドラー」です。

以前はキーファー・ランチ・ピノ・ノワールと名乗っていたキュヴェ・マーシー・ピノ・ノワールです。キュヴェ・マーシー・ピノ・ノワールの葡萄はルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑キーファー・ランチから。2015年にキーファー・ランチは売却されました。そして2017年にはオーナーだったマーシー・キーファーさんが他界されました。ゆえに、キーファーの名前を使わず(使えず)、マーシーさんを偲び、2016年ヴィンテージからキュヴェ・マーシー・ピノ・ノワールと改名しました。2020年キュヴェ・マーシー・ピノ・ノワールは、クローンは UCD23 で、100%除梗で発酵。ニュートラルのフレンチオークで熟成。王道で美味なるその味わいはブルゴーニュファンをも唸らせるピノ・ノワールです。

ALC14,5%
輸入元定価¥10,230(税抜¥9,300)

【あのピゾーニ・ワイナリーと並び賞されるご存じロアー・ワインズです・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・】(2024年9月27日配信)

【訳ありでちょっと中断しておりましたが、こちらも日本市場に復活です・・・】(2024年2月13日配信)

【久しぶりにカリフォルニアからたくさんの生産者が来日されました・・・「California Wines ALIVE Tasting 2023」】(2023年3月3日配信)

 サンドラー

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

calwines

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カリフォルニアワイン協会主催のカリフォルニアワイン・プロモーションが開催されます。4月1日から5月31日まで、関東および近畿ブロックで実施です。カリフォルニアワイン協会のインスタグラムをフォローして、楽しいカリフォルニアワインの写真をアップすると、カリフォルニアワインが当たるかも。。。calwinesjp をタグ付けしてくださいね。。。

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詳しくはこちらからどうぞ・・・

https://calwines.jp/cwp25/

 Diatom 2023 Chardonnay 水曜日25-218

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