いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2019年2月7日配信)
”クノールの申し子” ”真のリースリング王子”と言われる「タトマー」です・・・
そのタトマーからまたまた新アイテムが入荷しました・・・
≪ TATOMER WINES タトマー ≫
オーナー兼ワインメーカーのグラハム・タトマーは、16才から地元サンタ・バーバラのワイナリーでアルバイトを始めました。UCサンタ・バーバラに進学後もワイナリーでアルバイトを続けました。そして出会ったのがリースリングでした。カリフォルニアで最も古いとされるサンタ・リタ・ヒルズのラフォン・ヴィンヤードのリースリングの古樹に魅了されました。
(1962年ピエール・ラフォンによって禁酒法廃止後最初にサンタ・バーバラに設立されたワイナリーがサンタ・バーバラ・ワイナリーです。1971年ピエール・ラフォンはサンタ・リタ・ヒルズに土地を購入し、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、リースリングなどを植えました。ここがラフォン・ヴィンヤードです。)
グラハムは大学卒業時にワインメーカーを目指すことを決め、本格的なワイン造りを学ぶためオーストリアへ行くことを決めました。リースリングに魅了されたグラハムは当時カリフォルニアではあまり造られていなかった超ドライ系のリースリングを造りたいと思いました。オーストリアに渡ったグラハムは、オーストリアでも指折りのドライ・リースリングの造り手 Emmerich Knoll に師事しました。4度の収穫を経験をし、アロマティック品種のノウハウを培いました。オーストリアの土着品種であるグリュナー・フェルトリーナーの魅力も学びました。
帰国後グラハムは2つの単一畑のリースリング、そしてグリュナー・フェルトリーナーの栽培を始め、2008年「タトマー」を立ち上げました。タトマーが造るのは、市場に出回っている「やや辛口」のスタイルではなく、「超辛口」のスタイルのワインです。近年ではピノ・ノワールの生産も始めました。生産量は全体でも1,100ケースほどです。2014年サンフランシスコ・クロニクル紙で「今最も注目すべき生産者」として取り上げられるなど、カリフォルニアにおけるアロマティックワイン品種の先駆者的存在として注目されています。
”Tatomer is nothing if not bullish on California Wine having a more diverse future”
( San Francisco Chronicle, “Winemaker to Watch” January 2014 )
”クノールの申し子” ”真のリースリング王子”と言われるグラハム・タトマーが造る「タトマー」です。そのタトマーからまたまた新アイテムが入荷しました。
Tatomer Pinot Noir Santa Barbara County
★タトマー ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2016 ¥4,536
”クノールの申し子” ”真のリースリング王子”と言われるグラハム・タトマーが造る「タトマー」からピノ・ノワールが入荷しました。日本初入荷です。
欧州白品種のスペシャリストで有名なタトマーですが、少量のピノ・ノワールを生産しています。葡萄はAVAサンタ・リタ・ヒルズ周辺の厳選された畑から。様々なクローンが植樹されたこれらの畑はサスティナブル(環境保全)農法を行っています。特に単一畑ワインを生産している Duvarita デュヴァリタ・ヴィンヤードはビオデナミの認証を得ています。収穫と醸造はクローンごとに行います。全体の50%は全房で発酵しました。そうすることでグラスから飛び出てくるようなアロマをワインに与える効果があります。醸造は抽出過ぎないように丁寧に。パンチダウンは一次発酵中に一日に一度だけ行い、軽く優しくプレスしました。全てのロットはフレンチオークの旧樽で熟成し、無濾過無清澄で瓶詰めしました。
赤系果実の華やかな果実味。強くはありませんが、したたかにしっかりとした綺麗な旨味を持ちます。心地良い酸が全体をまとめ上げています。いわゆる自然派ワインとは違いますが、どこか自然派ワインのニュアンスを感じるさせるような味わいです。カリフォルニアらしい旨味を前面に出しながらも、オールドワールドの美しさも感じられるワインです。ゆえにフードフレンドリーでもあります。和食との相性も良いと思います。
ALC13,5%
輸入元定価¥4,968(税抜¥4,600)
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Tatomer Vandenberg Riesling Santa Barbara County
★タトマー ヴァンデンバーク リースリング サンタ・バーバラ・カウンティ 2015 ¥4,320 残少
ヴァンデンバークは、上級キュヴェのキック・オン・ランチの区画のセレクションです。ワインに複雑味を出すために、少量の貴腐葡萄もブレンドされます。ちなみワイン名は、畑の近くにある米空軍のヴァンデンバーグ空軍基地に由来します。
2015年も天候に恵まれ、リースリング特有のストーンフルーツのアロマが特徴的です。キック・オン・ランチより少し華やかさを持った味わいです。ステンレスタンクで熟成。2014年は残糖は6g/L で、生産量は375ケースでした。
Tatomer Meeresborden Gruner Vertliner Santa Barbara County
★タトマー ミーレスボーデン グリュナー・フェルトリーナー サンタ・バーバラ・カウンティ 2015 ¥4,320 残少
ミーレスボーデンは、タトマーが管理するジョン・セバスティアーノとキック・オン・ランチの2つの畑のブレンドです。2つの畑が共に砂丘土壌であることから、ミーレスボーデンと名付けられました(ドイツ語で海底土を意味します)。
アプリコットの華やかな香り。カリフォルニアらしい果実味を持ちますが、香り、味わい、全てがバランスのとれた美味なスタイルに仕上がっています。85%ステンレスタンク、15%アカシア製大樽にて熟成。残糖は1g/L です。
【リースリングはお好きですか?リースリングのスペシャリスト「タトマー」から新アイテムが入荷しました・・・】(2017年11月14日配信)
ブログ【「カリフォルニアの新潮流」を牽引するジャーナリスト、ジョン・ボネ氏来日!】(2016年10月12日)
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