カリフォルニアワイン・ファンの方の中にはすでに昔から(苦笑)ご存じの方も多いと思いますが・・・アーサー・セラーズ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2021年3月23日配信

カリフォルニアワイン・ファンの方の中にはすでに昔から(苦笑)ご存じの方も多いと思いますが・・・

正式なご紹介は今回が初めてとなります・・・

《 ARTHUR CELLARS アーサー・セラーズ 》

桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「Arthur Cellars アーサー・セラーズ」です。

公私においてアメリカを訪問していた桃井隆宏さんですが、ある時ナパ・ヴァレーに立ち寄り、カリフォルニアワインを口にしました。「なかなか美味しいね」と(苦笑)。その後東京でのメーカーズ・ディナーで、ピノ・ノワール造りのスペシャリストであるエド・カーツマン氏と出会います。エド・カーツマンと出会い益々カリフォルニアワインに興味を持った桃井さんは「本で読んでも自分の目で実際に見て体験しないとわからないことが多いのでとりあえず行っちゃおう」ということで(苦笑)、エド・カーツマンに弟子入りしました。エド・カーツマンの下でいくつかのワイナリーでワイン造りを学び、2012年に2樽(50ケース)のピノ・ノワールを造り上げました。(ちなみに桃井さんは収穫から醸造まではカリフォルニア中心で過ごし、春からは日本でお仕事をしております。醸造所はサンフランシスコ市内にあります。)

日本で飲める全ての白赤ワインを対象とする品評会(専門家と愛好家による審査)である「日本で飲もう最高のワイン」では、アーサー・セラーズはデビュー間もなく高い評価を受けました。2013年ピノ・ノワールは愛好家からプラチナ(最高位)、専門家からゴールドを受賞(2015年開催)。2014年ピノ・ノワールは愛好家からプラチナ、専門家からプラチナを受賞(2016年開催)。2015年ピノ・ノワールは愛好家からゴールド、専門家からプラチナを受賞(2017年開催)。特に2014年ピノ・ノワールは各ジャンルで1本だけ選ばれる「ベストワイン(ミディアムボディ赤部門)」に選ばれています。その後も「日本で飲もう最高のワイン」では高い評価を得ています。

カリフォルニアワイン・ファンの方の中にはすでに昔から(苦笑)桃井さんのワインをご存じの方も多いと思います。一昨年酒類卸し免許を取得されたので、一般小売店でも販売できるようになりました。アーサー・セラーズの新ヴィンテージ発表の際はその都度試飲させていただいておりますし、先日行われたカリフォルニアワイン協会の試飲会でも試飲させていただきましたが、改めてめっちゃ美味しいなと思いましたので、この度正式にご紹介をさせていただきます。未体験のお客様是非是非お試しくださいませ。まさに手造りのクラフトワインは桃井さんの人柄そのもののような親しみやすいワインです。ワイン造りにはストイックな方ですから、出来上がったワインは本当に素晴らしいのですが、なぜか親しみのあるワインなのです(苦笑)。ほんと美味ですよ。。。

そろそろ2019年のピノ・ノワールがリリースされると思いますが、グッド・ヴィンテージで素晴らしい仕上がりとなった2018年のピノ・ノワールのご紹介です。ちなみにアーサーというブランド名は息子さんのニックネームに由来するようです(裏ラベルに素敵なイラストがあります)。

アーサー

 Arthur Cellars Chardonnay Russian River Valley
★アーサー・セラーズ シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥5,280

桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「Arthur Cellars アーサー・セラーズ」です。

アーサー・セラーズのルシアン・リヴァー・ヴァレー・シャルドネは2016年ヴィンテージが初リリースです。ファースト・ヴィンテージのシャルドネは「日本で飲もう最高のワイン」でプラチナ(最高位)を受賞しました。シャルドネはラベルにあえて葡萄の出所(畑名)は明記しておりませんが、葡萄はソノマ最高のシャルドネ畑と言っても過言ではない、トップ・グロワーのチャールズ・ハインツの畑から。“真のソノマ”と言われる、銘醸畑が軒を連ねるオクシデンタル地区に位置します。アーサー・セラーズはクローン4を使用。醸造は新樽は使用せず、旧樽にて樽発酵そして樽熟成です。カリフォルニアの素晴らしい果実味を持ちながらも、非常に繊細でシャープな味わいです。

桃井さんのコメントです・・・

「銘醸畑が集まるソノマのオクシデンタル地区。ロシアン・リヴァーとソノマ・コーストの境目に位置するハインツ・ランチの葡萄を使用しています。私達は早摘みをしてフレッシュで飲みやすいワインを造ることに興味はございません。シャルドネをしっかり熟成させる冷涼な環境と時間がここにはあります。収穫は10月2日の早朝。ワイナリーでは除梗破砕後まずフリーランジュースを樽に移し、プレスを時間をかけてゆっくり行いました。ステンレスタンクは一切使用せず、フレンチオークの旧樽でアルコール発酵から12ヶ月間熟成させました。上質な葡萄本来のポテンシャルを活かし、エレガントな柑橘系の香りと複雑な旨味を引き出すためにフィルターもかけておりません。クラフトワインならではのカリフォルニアの自然の恵みをそのままボトルに詰めました。(桃井隆宏)」

100%シャルドネ
フレンチオーク旧樽で1年熟成
ALC13,4%
輸入元定価¥5,280(税抜¥4,800)

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 Arthur Cellars KR Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★アーサー・セラーズ ケーアール・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2018 ¥6,380

桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「Arthur Cellars アーサー・セラーズ」です。

葡萄はルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑ケーアール・ランチ(旧名キーファー・ランチ)から。ピノ・ノワール生産者なら誰もが憧れる、その葡萄を欲しがる畑です。その葡萄はコスタ・ブラウン、シドゥーリ、フェイラ、フリーマンなどの限られた生産者のみに供給されています。桃井さんがワインに求めるものはこの畑にあるのでは。アーサー・セラーズのケーアール・ランチ・ピノ・ノワールは2013年がファースト・ヴィンテージ。2014年ヴィンテージは「日本で飲もう最高のワイン」で愛好家と専門家の両方からプラチナ(最高位)を受賞。そして各ジャンルで1本だけ選ばれるベストワイン賞(ミディアムボディ赤部門)を受賞しています。アーサー・セラーズは114クローンを100%使用しています。フレンチオーク旧樽で熟成。実に華やかなアロマ、実に美しい果実味、実に心地良い酸。是非是非お飲みいただきたいピノ・ノワールです。

桃井さんのコメントです・・・

「2018年の収穫は9月29日の深夜からスタートしました。ケーアール・ランチ(キーファー・ランチ)には様々なクローンのピノ・ノワールが栽培されています。そのため収穫時期はまちまちです。ただしその味わいには大きな特徴があります。それは独特の美しい酸。この畑はロシアン・リヴァーでも最も冷涼なグリーン・ヴァレーに位置していますが、それだけでは説明しきれない独特のテロワールがあります。ワインメーカーの役割はこの秀でた畑の美しい酸をどう引き出すか。18年は素晴らしいヴィンテージですが、アーサー・セラーズには13年からこの畑に寄り添い蓄積してきた技があります。1年間のフレンチオークによる樽熟成。今年も可憐な少女のような美しい仕上がりです。(桃井隆宏)」

100%ピノ・ノワール
フレンチオーク旧樽で1年熟成
ALC14,3%
輸入元定価¥6,380(税抜¥5,800)

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 Arthur Cellars Gloria Vineyard Pinot Noir Russian River Valley
★アーサー・セラーズ グロリア・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2018 ¥7,920

桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「Arthur Cellars アーサー・セラーズ」です。

葡萄はルシアン・リヴァー・ヴァレーのサブ・アぺレーションであるグリーン・ヴァレーに位置するグロリア・ヴィンヤードから。この名前を聞いてピ~ンとくる方も多いと思います。フリーマン・ワイナリーが2005年に取得した畑です。ワイナリーに隣接する畑で、Swan、Calera、Pommard 5、Dijon 115 などが植えられた8エーカーの自社畑です。フリーマンのオーナー兼ワインメーカーであるアキコ・フリーマンさんの師匠はやはりエド・カーツマンです。ということで、アキコさんと桃井さんは兄弟弟子なのですね。アーサー・セラーズのグロリア・ヴィンヤード・ピノ・ノワールはこの2018年がファースト・ヴィンテージです。クローンは115とポマールを使用。フレンチオーク旧樽で1年間の樽熟成。その後半年間の瓶熟成をしました。上品で複雑味のあるアロマと果実味を持つゴージャスな味わいです。アーサー・セラーズのフラッグシップワインと言ってもよいワインだと思います。(フリーマンとサイドバイサイドで飲めたら幸せですね・・・)

桃井さんのコメントです・・・

「2018年のグロリア・ヴィンヤードの収穫は9月16日の夜9時から夜通し続きました。ロシアン・リヴァーでも最も冷涼なグリーン・ヴァレーに位置するため、カリフォルニアとはいえ、まるで冬のような寒さの中での収穫です。ワイナリーに運んだ葡萄はひんやりとして最高の状態。一滴の旨みも逃さぬようすぐさま破砕し、自然酵母によるアルコール発酵でこの秀でた畑のテロワールの味わいを最大限に引き出すことが出来ました。カリフォルニアの最高ランクの味わいをお楽しみください。(桃井隆宏)」

100%ピノ・ノワール
フレンチオーク旧樽で1年熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥7,920(税抜¥7,200)

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アーサー・セラーズのワインはそれぞれ100ケース前後の生産です。売り切れ御免での販売となります。また、上記のピノ・ノワール以外に、ソノマ・コーストのスプリング・ヒル・ヴィンヤードという畑からもピノ・ノワールを造り出しています。非常に、というか異常に(笑えない)寒い場所にある畑とのことで、この畑の葡萄は誰も使わないんじゃないの?と思うような、冷涼感のある引き締まった味わいのピノ・ノワールです。そしてなぜかブルゴーニュのように熟成させてみたくなるピノ・ノワールです。ご興味のある方はお問い合わせください。状況によってはお取り寄せできるかもしれません。2018年スプリング・ヒル・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは¥5,720(税込)です。

ブログ【2018年アーサー・セラーズ 見参!】(2020年8月1日配信)

ケーアール

兄弟弟子であるアキコ・フリーマンさんの「フリーマン」もどうぞ・・・

 Freeman Ryo-fu Chardonnay Green Valley of Russian River Valley
★フリーマン 涼風 シャルドネ グリーン・ヴァレー・オブ・ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2017 ¥7,480 売り切れ (まもなく2018年入荷の予定です)
 Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2017 ¥7,920
 Freeman Gloria Estate Pinot Noir Russian River Valley

★フリーマン 輝 グロリア・エステート ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥9,240 残少
 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2016 ¥11,990 残少

カリフォルニアにおける日本人女性醸造家のパイオニアであるアキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。

2015年安倍首相を招いて行われたオバマ大統領主催のホワイトハウス公式晩餐会でサーブ(2013年ヴィンテージ)された涼風シャルドネです。2017年はハインツ・ランチとケーアール・ランチ(旧名キーファー・ランチ)が主体で、樽発酵後フレンチオーク(10%新樽)にて10ヶ月熟成。740ケース。まさに涼風の味わいです。現在ワイナリーに隣接する自社畑グロリア・エステートは2005年に購入。グロリア・エステート・ピノ・ノワールは2012年ヴィンテージが初リリースです。クローンは Calera、Swan、Pommard など。2016年はフリーランジュースとプレスジュースを分けて発酵。フレンチオーク(35%新樽)にて11ヶ月熟成。フリーマンの中ではやや力強い味わいです。そしてフリーマンのフラッグシップワインであるアキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールです。2002年から毎年生産されています。現在はもう1つの自社畑 Yu-ki Estate ユーキ・エステートとグロリア・エステートの葡萄が主体となります。2016年はフレンチオーク(45%新樽)にて11ヶ月熟成。僅か420ケースの生産です。

【3度目のリリースです・・・日本人女性のような力強さと繊細さを持ち合わせたワインです・・・】(2020年9月29日配信)

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そしてお2人の師匠であるエド・カーツマンのワインもどうぞ・・・

 Sandler Cuvee Ma Belle Heintz Ranch Chardonnay Russian River Valley
★サンドラー キュヴェ・マ・ベル ハインツ・ランチ シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥7,150 残少
 Sandler Cuvee Marcy Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キュヴェ・マーシー ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥7,150 残少
 Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2015 ¥7,150 売り切れ

ピノ・ノワール造りのスペシャリストとして知られるエド・カーツマン自身のブランド「サンドラー」です。

エド・カーツマンのミドルネームである“サンドラー”から命名されました。シャルドネはこの2016年が日本初入荷です。ソノマのトップ・グロワーであるチャールズ・ハインツが所有する畑から。ピノ・ノワールは銘醸畑キーファー・ランチから。ピノ・ノワール生産者なら誰もが望む畑です。コスタ・ブラウン、シドゥーリ、フェイラ、フリーマンなどのトップ生産者のみに供給されます。オーナーのマーシー・キーファーさんがお亡くなりになり、キーファーの名前が使用できなくなり、キュヴェ・マーシーと名前を変更しました。(ちなみにマーシーさんはエド・カーツマンのワインをいたくお気に入りだったとか・・・)

【あのトップ・ワイナリーが造るもう1つのブランドです・・・】(2019年12月14日配信)

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