ロバート・パーカーに”葡萄栽培の桃源郷”と言わしめた、ナパ・ヴァレー、プリチャード・ヒルにあるナンバー・ナイン・エステートから究極の優美さを持つワインを造り出している「コルギン」のオーナー、アン・コルギン女史が来日しました。
また、「ボンド」の前支配人で、昨年「コルギン」の社長に就任したポール・ロバーツ氏も来日しました。ポール・ロバーツ氏はアメリカ・ソムリエ業界の最高権威コート・オブ・マスター・ソムリエでもあります。
本日輸入元主催のセミナーに参加しました。「コルギン」のお話は下記ブログからどうぞ。
ブログ【ポール・ロバーツ氏来日!(コルギン)】(2013年10月8日)
テイスティングはこちらです・・・
Colgin Cellars Cariad Red Wine Napa Valley
★コルギン カリアド レッド ナパ 2011 WA93
Colgin Cellars Cariad Red Wine Napa Valley
★コルギン カリアド レッド ナパ 2005 WA100
Colgin Cellars IX Estate Red Wine Napa Valley
★コルギン ナンバー・ナイン・エステート レッド ナパ 2011 WA92
Colgin Cellars IX Estate Red Wine Napa Valley
★コルギン ナンバー・ナイン・エステート レッド ナパ 2009 WA97
アン・コルギン女史とポール・ロバーツ氏から「コルギン」についてのお話がありました。その後テイスティングです。カリアドはウェールズ語で「愛」を意味するとのことです。カリアド・レッドはセントヘレナ西のマドロナ・ランチ・ヴィンヤードを主体に、ハウエル・マウンテンのルチア・ヴィンヤードと同じくハウエル・マウンテン麓のソレヴィス・ヴィンヤードの葡萄をブレンド。カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルドのブレンドです。ポール・ロバーツ氏はカリアドをペサック・レオニャン(ボルドー)を思わせる風味とコメントしました。2011年(WA93)は冷涼な気候で、ドライハーブを思わせるクールな果実味です。2005年(WA100)は温暖な年で、ブルーベリーの風味を感じさせるリッチな味わいです。ちょうど2段階目の熟成を迎えたところです。グレートです。ナンバー・ナイン・エステートはコルギンの自社畑から。コルギンは50ヘクタールの土地を所有しますが、畑はわずか8haほどです。アン・コルギン女史は1998年にこの土地に出会った時非常に感銘を受けたとのことです。ナンバー・ナイン・エステート・レッドは、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルドのブレンドです。2011年(WA92)は冷涼な気候で、ラベンダーなどを思わせる赤系果実の風味で、フレッシュさを感じます。輸入元定価¥76,000(税別)です。2009年(WA97)はやや温暖な気候で、やはり赤系果実の風味を持ちながらも華やかでリッチな味わいです。余韻も非常に長いです。輸入元定価¥86,000(税別)です。
コルギンは過去9回のパーカー100点を有しますが、カルトワインにありがちなパワー一辺倒の味わいではなく、ピュアでエレガントでバランスのとれた味わいを目指しています。アン・コルギン女史は「ナパ・ヴァレーのパワーを持ちながらも、女性的なニュアンスを入れたい」とコメントしました。
会場に15分前に到着。席に着くとすでに会場にいたポールさんが私のことを気づいてくださいました。ポールさんとは5度目のご対面です。「やあ、また会えたね。」「はい、またお会いできて嬉しいです。」「ジャイアンツのジャージ持ってきた?」「はい、もちろん!」「じゃ、あとでオーナーに紹介するよ。」「あざーず。」みたいな(笑)。セミナー終了後アン・コルギンさんにご挨拶。「ジャイアンツのジャージ早く見せろよ。俺は2つもサインしてるんだぜ。」「はいはい、わかってますよ」みたいな(笑)。アン・コルギンさんは例のジャージをお見せすると大笑いでした。そして今回新着の2014年ワールドシリーズ・チャンピオンの新ジャージが初めてのお披露目です(笑)。。。
アンさん、ポールさんと一緒に・・・ | |
左わき腹あたりにアンさんのサイン頂戴しました・・・ | |
またまた偉大な方のサインが加わりました(喜)。。。ポールさん、またお会いしましょう(笑)。。。