いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2022年11月4日配信)
こちらもセカンドワインが誕生しました・・・
希少入荷です・・・売り切れ御免です・・・
《 BOAR’S VIEW ボアズ・ビュー 》
パーカー100点満点を連発したシュレイダー・セラーズのソノマ・コースト・プロジェクトの第2弾としてスタートした「ボアズ・ビュー」です。
(ちなみに、ソノマ・コースト・プロジェクトの第1弾は8月にご案内した「アストン・エステート」というブランドです・・・)
「コルギン・シュレイダー」の元共同経営者フレッド・シュレイダーが1998年に立ち上げたのがご存じ「シュレイダー・セラーズ」。フラッグシップ的存在のオールド・スパーキー(マグナムのみ)と、トゥ・カロン・ヴィンヤードからの CCS カベルネ・ソーヴィニヨンは共に5度以上のパーカー100点を獲得しています。そのシュレイダー・セラーズのピノ・ノワールに特化したブランドが「アストン・エステート」です。フレッド・シュレイダーはソノマ・コースト最北の、”トゥルー・ソノマ・コースト” と言われるアナポリスに近い場所に未開墾の土地を購入。シュレイダー・セラーズでワインメーカーを務めるトーマス・リヴァース・ブラウンとヴァイン・クリフのチャールズ・スウィニーと共に3人で2001年に「アストン・エステート」を設立しました。
(今カリフォルニアのカルト・カベルネを牽引するワインメーカーと言えば・・・ハーラン、ボンドのボブ・レヴィ。スクリーミング・イーグル、ダラ・ヴァレ、オヴィッドのアンディ・エリクソン。ブライアント・ファミリー、ハンドレッド・エーカー、ダナのフィリップ・メルカ。そしてシュレイダー、アウトポスト、マイバックのトーマス・リヴァース・ブラウンの4人でしょうか。列記したワインはほぼ全てがパーカー100点を獲得していますが、トーマス・リヴァース・ブラウンはシュレイダー・セラーズで同一銘柄で3年連続パーカー100点を獲得するなど、ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を獲得しているワインメーカーです。1997年から2000年までヘレン・ターリーの下で修行し、2000年にシュレイダー・セラーズのワインメーカーに就任しました。)
そしてソノマ・コースト・プロジェクトの第2弾が「ボアズ・ビュー」です。
フレッド・シュレイダーは、デヴィッド&ジュディ・ステイナー夫妻そしてトーマス・リヴァース・ブラウンとアナポリスの南に16haの畑を購入。その畑は、あのマーカッシン・ヴィンヤードを上から望むような位置にあることから、ボアズ(猪)・ビューと名付けられました。この畑はやはりソノマ・コーストを知り尽くすヴィンヤード・マネージャー、故ウリセス・ヴァルデスが管理していました(オベールなどで有名な UV Vineyard、UV-SL Vineyard の所有者です)。現在はヴァルデス&サンズ・ヴィンヤードが家族経営でウリセスの意思を引き継いでいます。土壌はピノ・ノワールに最適と言われる細かい砂を含むゴールド・リッジ土壌で、小石が含まれ水はけが非常に良い土壌です。一部の土壌には粘土質が混じるため、そこには少量のシャルドネ(クローンはウェンテ)を植えています。ピノ・ノワールはクラシックなクローンのカレラ、マウント・エデン、スワンです。2017年にシュレイダー・セラーズはコンステレーション傘下となりましたが、ボアズ・ビューは単独ワイナリーとして独立しました。
(北のアナポリスから南のカーネロスまで、非常に広い地域で一言では語れないソノマ・コーストですが、中でもアナポリス、フォート・ロス・シーヴュー、オキシデンタル、フリーストーン、ぺタルマ・ギャップは ”トゥルー・ソノマ・コースト” と呼ばれ、特に優良な葡萄が造られる地区です。今年2022年の春に新 AVA のウエスト・ソノマ・コーストが認定され、ますます注目の生産地区です。)
トップ・キュヴェのピノ・ノワールのデビュー・ヴィンテージは2012年です。葡萄樹の樹齢が約15年となり、満を持してセカンドワインの誕生となりました。初リリースのセカンドワインが日本初入荷です。トップ・キュヴェよりインパクトのあるラベルですね。希少入荷です。売り切れ御免です。
Boar’s View B・D・R Pinot Noir Fort Ross-Seaview 2019
★ボアズ・ビュー B・D・R ピノ・ノワール フォート・ロス・シーヴュー 2019 ¥15,400 初リリース 日本初入荷
シュレイダー・セラーズのソノマ・コースト・プロジェクトの第2弾としてスタートした「ボアズ・ビュー」です。そのボアズ・ビューからセカンドワインが誕生しました。
フレッド&キャロル・シュレイダー夫妻、デヴィッド&ジュディ・ステイナー夫妻、そしてトーマス・リヴァース・ブラウンがボアズ・ビューの畑を取得したのが2007年です。あのマーカッシン・ヴィンヤードを上から望むような位置にあることから、ボアズ(猪)・ビューと名付けられました。トップ・キュヴェのピノ・ノワールのデビュー・ヴィンテージは2012年です。葡萄樹の樹齢が約15年となり、この畑の個性やこの畑のクローンをよりよく表すようになり、満を持してセカンドワインのリリースとなりました。
B・D・Rは Bohan Dillon Road の略です。ボアズ・ビューの畑を見つけた時は、畑まで舗装された道もなく、ジープで丘を越え、森林の中を走り抜けなければならなかった。当時畑の場所をボーハン・ディロン・ロードのはずれと呼んでいたことからこう命名されました。ファースト・リリースとなる2019年B・D・Rピノ・ノワールは、ボアズ・ビューのマウント・エデン・クローンとスワン・クローンのブロックから。79%マウント・エデン、21%スワンです。フレンチオークで10ヶ月熟成。ダイナミックな果実味に始まり、その後熟成を感じさせる複雑味が現われます。トップ・キュヴェよりインパクトのあるラベルですね(苦笑)。希少入荷です。売り切れ御免です。
100%ピノ・ノワール
ALC14,1%
輸入元上代¥16,500(税抜¥15,000)
【全て希少限定品です・・・売り切れ御免です・・・】(2021年11月23日配信)
こちらもどうぞ・・・こちらも初リリースのセカンドワインが日本初入荷しました・・・
Aston Estate Pinot Noir Sonoma Coast 2018
★アストン エステート ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2018 ¥15,180 JD93 希少限定品 売り切れ
Aston Pinot Noir Sonoma Coast 2019
★アストン ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2019 ¥8,800 JD94 初リリース 日本初入荷 残少
シュレイダー・セラーズのソノマ・コースト・プロジェクトの第1弾としてスタートした「アストン・エステート」です。
アストン・エステート・ピノ・ノワールはソノマ・コースト最北のアナポリス地区に位置するアストン・エステート(自社畑)から。エステート・ピノ・ノワールは2004年がファースト・ヴィンテージです(日本初入荷は2010年ヴィンテージでした)。2018年は素晴らしいヴィンテージです。完璧に完熟した葡萄で、望む通りのワインに仕上がったようです。ジェブ・ダナックが93点を付けました。残念ですが売り切れました。
そのアストン・エステートからセカンドワインが誕生しました。トップ・キュヴェをセレクトした後のセカンドワインです。葡萄はトップ・キュヴェと同じく全てアストン・エステート(自社畑)から。この初リリースの2019年ピノ・ノワールは100%自社畑の葡萄を使用しましたが、今後はソノマ・コーストの他の畑の葡萄がブレンドされるようです。ということで、このワインはそういう意味でもちょっと貴重ワインですね。生産量は450ケースです。ジェブ・ダナックが94点を付けました。
【セカンドワインが日本初入荷です・・・そのトップ・キュヴェも久しぶりに入荷しました・・・】(8月4日配信)
【全て希少限定品です・・・売り切れ御免です・・・】(2021年11月23日配信)
トーマス・リヴァース・ブラウンのお話はこちらからどうぞ・・
【カルトのシュレイダーは6万円以上ですが、こちらはなんと1万円そこそこです・・・】(2016年12月8日配信)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
こちらも日本初入荷です・・・希少入荷です・・・
Vivier Van der Kamp Vineyard Pinot Noir Sonoma Mountain 2019
★ヴィヴィアー ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2019 ¥13,530 日本初入荷 数量限定品
仏米コラボの HdV で醸造責任者を務めるステファン・ヴィヴィアーが造る「ヴィヴィアー」です。
ナパ・カーネロスの2大グランクリュ畑の1つであるハイド・ヴィンヤードを所有するラリー・ハイドと、ブルゴーニュのトップ・ドメーヌのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの元当主オヴェール・ド・ヴィレーヌが2000年に立ち上げたのが「HdV ハイド・ド・ヴィレーヌ」。ここで醸造責任者を務めるフランス人ステファン・ヴィヴィアーが造り出すワインが「ヴィヴィアー」です。ステファン・ヴィヴィアーはディジョンの大学で栽培と醸造の学位を取得。スイス、ニュージーランドなどでワイン造りに携わり、2002年ハイド・ド・ヴィレーヌに参加しました。ピノ・ノワール造りには絶対の自信があるようで、ハイド・ド・ヴィレーヌでもオベールから全般の信頼を寄せられています。
ヴィヴィアーから日本初入荷となったヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールです。ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードは1952年に植樹された畑で、ソノマ・マウンテンの頂上付近(標高500m)に位置する、ソノマでは最も古いピノ・ノワール畑として知られています。フラワーズ、シドゥーリ、ラ・フォレなどが使用したことで有名になりました。2019年ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは、30%を全房発酵で、フレンチオーク(30%新樽)で30ケ月熟成。アンフィルター&アンファインです。完熟した赤黒果実のアロマ。リコリスなどのハーブやスパイス系のアロマが印象的です。
ヴィヴィアーは2014年から日本正規入荷となり、シングル・ヴィンヤードはワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたあのコスタ・ブラウンが使用したことで有名なギャップス・クラウンのピノ・ノワールが日本入荷しておりましたが、このヴァン・デル・カンプのピノ・ノワールは日本割り当て無しでした。今回特別に60本だけの日本入荷です。次回入荷は未定のようです。
(ちなみに、ハイド・ド・ヴィレーヌはロマネ・コンティとの関連付けを嫌ってピノ・ノワールを生産しませんでしたが、2012年に遂にピノ・ノワールを造り上げました。葡萄はハイド・ヴィンヤードからではなく、本日ご紹介のヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードの葡萄を使用しました。)
ALC13,9%
輸入元定価¥14,520(税抜¥13,200)
【世界が賞賛するあの畑から、新しい伝説が始まっています・・・】(2015年1月20日配信)
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。