★ニコラ・テスタール ”ルージュ・ラビット” ボジョレー ルージュ 2011(9月12日、13日)

いつもお世話になります。

週末の有料試飲です!(9月12日、13日)

先週に続き番外編です(笑)・・・

 Nicolas Testard “ Rouge Rabbit” Beaujolais Rouge
★ニコラ・テスタール ”ルージュ・ラビット” ボジョレー ルージュ 2011 ¥1,836

試飲は50ミリで¥100です。多めに注いでおります(笑)・・・
お買上げの場合は試飲代金をお返し致します・・・

ブルゴーニュ出身のニコラ・テスタールは1979年生まれの若手生産者ですが、経験はとても豊富です。幼い頃から葡萄畑で遊んでいたニコラは、学校卒業後ティエリー・ヴィオロー=ギィマールの元で修業を開始しました。その後、3年間はジャイエ・ジルと働き、2000年から2005年までプリューレ・ロックワイン造りを学びました。

最初の1年間は当時プリューレ・ロックを手掛けていたフィリップ・パカレと共にワインを造り上げ、2001年からは自らの手でプリューレ・ロックを造り上げました。シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、クロ・ド・ヴージョなどの特級畑を手掛けた経験は彼にとってとても大きなものとなりました。

プリューレ・ロックの当主であり、ロマネ・コンティのオーナーでもあるアンリー・フレデリック・ロックと共に試飲した年代物のブルゴーニュワイン(まだ化学物資が栽培や醸造に使われていなかった時代のワイン)の味覚は体の芯まで覚えているとのこと。アンリーは大切な顧客が来ると惜しみなく年代物のブルゴーニュを開けました。そんな時はいつもニコラは呼ばれてソムリエ係を担当しました。当然パカレの造ったワインもよく飲んだようです。体全体でピノの真髄を覚えていきました。

そのニコラは今フルーリーを本拠地としボジョレーでガメイを醸しています。ニコラのワイン造りへの情熱と繊細さに魅力を感じたシャトー・デュ・モンソーとドメーヌ・デ・ラジャのオーナーは、是非ワイン造りを任せたい!とニコラにオファーをしました。しかし、任された各畑の土壌はまだ科学物資や殺虫剤を使用していたため、彼の最初の仕事は畑の浄化でした。ニコラは少しづつビオデナミでの栽培に変更しました。(シャトー・デュ・モンソーはボジョレー・ヌーボーでお馴染みのラパン畑の所有者です。)

2008年ニコラは自分の畑を借り、自分のワインを造り出しました。ボジョレーでは様々な土壌が存在し、それぞれの生産者が異なる土壌でワイン造りをしています。ニコラが手掛ける畑も区画により土壌質は全く違います。ニコラが造るワインは、テロワールの特徴と自然が生み出すアロマを尊重しています。

ニコラは言います。土のやわらかさがガメイに上品さとなめらかさを与えています。それぞれの土壌をうまく生かせるかが大切なのです。ボジョレー地区は大陸性気候で、これはガメイの品種には抜群の気候だ。」

パカレの後継者としてプリューレ・ロックで醸造指揮を執った若きヴィニュロン、ニコラ・テスタールが自らのワイン造りに選んだボジョレーです。

 Nicolas Testard “ Rouge Rabbit” Beaujolais Rouge
★ニコラ・テスタール ”ルージュ・ラビット” ボジョレー ルージュ 2011 ¥1,836

栽培では化学物資はなるべく使用しない。収穫は全て手摘みで、その後厳しい選別を行います。醸造中は亜硫酸いっさい添加しません。天然酵母で発酵。熟成は2~3年の古い木樽とステンレスタンクを使用。フィルターは極軽く、もしくは行わない。キュヴェにより瓶詰めの際に亜硫酸の添加を行うが、ワインの香りと風味はテロワールの特徴と自然から生まれるアロマを尊重しながら行います。

2011年ルージュ・ラビットはもちろん100%ガメイ。天然酵母で発酵。亜硫酸は添加しない。マセラシオン・セミ・カルボニック。ステンレスタンクにて8ヶ熟成。濾過、清澄はせず、わずかの亜硫酸を添加。

ラベル右上に赤いウサギがいます(笑)・・・

輸入元定価¥2,052(税抜¥1,900)

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今年のボジョレー・ヌーボーのお話に変わりますが・・・

2004年から10年続いたご存じフレデリック・コサールのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーラパン」ですが、昨年の2013年で終了となりまた(涙)。

2014年は・・・

以前メルマガでお話しましたが、フレデリック・コサールはニコラ・テスタールと共にラパンを醸造してきました。フレデリックは、近年の質の高さにニコラが1人立ちするタイミング来たと判断しました。2014年よりラパンはニコラ・テスタールの単独プロジェクトへ移行します。

ラパンはフレデリック・コサールとニコラ・テスタールの共作ではありましたが、ニコラがプリューレ・ロックを辞めてからは実質的にはニコラ・テスタールの作品と言えます。畑の管理はニコラが担当していましたし、フレデリックが現場を離れている間ワインを見守り続けたのもニコラです。

また、ニコラのワイン造りへの情熱と繊細さに惚れ込んだシャトー・デュ・モンソー(ラパン畑の所有者)は是非ワイン造りを任せたいとニコラにオファーしました。そしてニコラは自身のワインを造り出しました。ラパンと同じウサギのラベルです。上記でご紹介したルージュ・ラビットもニコラのラインナップの1つです。

ということでラパンの味わいが大きく変わることはありません。エチケットももちろんあの今までのスタイルが継承されます。収穫は全て手摘みで厳しい選別をします。醸造中は亜硫酸は一切添加しません。天然酵母で発酵。清澄、濾過は行いません。

 Nicolas Testard Beaujolais Villages Primeur “Les Lapins”
★ニコラ・テスタール ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール “ラパン”  2014 ¥3,456(予定)

11回目になります!飛び跳ねる美味しさ、ラパンです!(ウサギだけに・・・)

樹齢100年の無農薬のモノポール(単一畑)「ラパン」はわずか1,3haです。このラパンの区画だけなぜかウサギがたくさん集まるとか・・・(それはもちろん葡萄が美味しいからです・・・笑)。

この2014年から、フィリップ・パカレ、フレデリック・コサールのヴァンナチュールの巨人と経験を積んだニコラ・テスタールがラパンを単独で造り上げます

詳しくはこちらからどうぞ・・・

【番外編!2014年ボジョレー情報! and ピュズラ・ボノームとパタポン・シャペルが来たぁ~!】(8月7日配信)

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金額は税込価格(含消費税8%)です。

【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。